因みに檜山達のグループが一番厳しめになります。
それと愛子先生が今作品でハジメハーレムの要員から外れる理由をだします
俺は今日の訓練の後に、メルド団長に話があるとして、今日一日の訓練等が終わった後にメルド団長達がいる部屋に来ていた。
メルド団長と副長さんの二人がいて、同時に女性の団員が2名ほどいるのだが、これに関しては俺が今回の話し合いのために来てもらえるように事前にメルド団長に話をしていたのだ。
「すみません、メルド団長。色々とお時間を頂き、ありがとうございます」
「まぁ構わねぇが、一体何なんだ、改まって俺に話って。しかも、口のかたいやつを呼ぶように指示までして」
流石にメルド団長も俺のやろうとしている事に不思議そうにしていたが、俺はこれから先の俺達の扱いに関してだとした。
序に戦いに関しての部分も含めていると話すと、メルド団長の顔や雰囲気が変わった。
「まず最初に女性の方を呼んでもらったのは、魔物の習性の一部を聞きたかったからなんです。これは俺達の世界にある物語に書かれているもので、今から話すこの内容が最悪が起きたら、人間にとっては最低最悪ですので」
流石のメルド団長達もおかしいと思い、俺も念の為の事案としてだが、自分達の世界にはこのトータスのような世界観で書かれた物語が多数存在し、その物語の話の中には魔物が女性を襲い、自分達の種族を繁栄させるための繁殖行動や、自分達の種族が人間に勝つための手段として使う話をした。
流石のメルド団長達も話の内容を聞いて唖然とし、話を聞いた後で物凄く嫌そうな顔をされ、特に女性からはゾッとする話なので顔を青くしていたが、こればかりは仕方無いと俺自身も諦めた。
(和真が話した内容はゴブリンスレイヤーの話でゴブリン達がしていた内容です)
だがしかし、現状では俺の話したような事案はこれまで一度も無いらしいが、魔人族が魔物の一部に対して戦闘訓練を行う可能性は考えられるとし、メルド団長達もこれから先の訓練を考えるとした。
そして俺はメルド団長達にこれから話すのが今回の本題だとした。
メルド団長達もこんな話をされた後に話すのが本題だと言われたので、怪訝な顔をされた。
「これは俺の予想なのですみませんが、メルド団長達は恐らくなのですが、俺達の中で勇者の天職をもつ天之河光輝を魔人族との戦いにおける最重要人物だと考えているかも知れませんが、天之河光輝はエヒト様に呼ばれた他の使徒である俺達も、そしてトータスにいる全ての人々に希望へと導く存在にはなれません。彼は希望ではなく、俺達もトータスの人々にとって絶望へと導くのような存在です。まぁ魔人族からすれば自分達に味方する面白い存在でしょうね」
流石の内容にメルド団長達もあ然とし、勇者の天職をもつ天之河光輝をそこまで断言されるほどの存在だとは思わなかったからだ。
何しろメルド団長達は天之河光輝に関して、天職に初期のステータスも素晴らしい存在だと思っていたのであろが、ここまで非難されるとは思わなかったらしい。
流石にメルド団長達も、元々俺達は同じ場所からエヒト様に選ばれた同士のはずなのに、ここまで非難されるのはおかしいと思って理由を聞いてきたので、俺は先に【話を聞いた一人の人】として答えを聞かせてほしいとした。
「一人の人として?どういう意味だ?」
「俺が天之河光輝をここまで非難する理由を今から言いますが、それを一人の人として答えを聞かせてほしいだけです。役職や宗教観だと我々の世界と違うかも知れませんので」
そして俺は天之河光輝が起こした事件を話した。
メルド団長達にも分かるように、移動や連絡手段等はこの世界で利用されている物なども使って理解できる内容にして事件を話したのだ。
そしてその後の天之河光輝の性格と、そして事件後における彼の周囲の状態等と、今の学校内での天之河光輝に関しての扱いなどを話し終えると、この場にいた俺を除いた全員が頭を抱えていた。
「それにメルド団長達には悪いですが、天之河光輝のご都合主義的な性格による最悪の事案は、このトータスに来て速攻でしてますからね」
俺がそう言うと、メルド団長達は不思議そうにしていたが、俺が『俺達全員が元の世界に戻れる』とした部分だとした。
「はっ?それは確かお前達が魔人族を対処したら、元の世界に帰れるんじゃないのか?」
「いいえ。教王であるイシュタルさんは、俺達が元の世界に帰れないと話した後、元の世界に帰るにしても『我々人間に異世界に干渉するような魔法は使えません。あなた方が帰還できるかどうかもエヒト様の御意思次第』と言ったんです」
「それなら、問題はないんじゃ無いか?」
「いいえ。イシュタルさんは『エヒト様の御意志次第』と言っただけで、元の世界に帰れるなんて一言も言っていません。つまり、エヒト様の神様としての力でしか俺達は元の世界に帰れないんですが、絶対に俺達が元の世界に帰れるという保証は無いんです」
メルド団長達も俺の言った言葉の意味が分からない様子だったので、エヒト様が俺達に魔人族をどうしてほしいのかが分からず、もしも魔人族を一人も残らず絶滅させる為に召喚したとしたら、俺達は魔人族を絶滅させるまで帰る事はできない。
例え魔人族を絶滅させるか、人間達との和平を結んだとしても、エヒト様が俺達をこの世界に呼ぶのに力を使い過ぎていて、元の世界に帰すだけの力が回復していなければ、元の世界に帰ることもできない。
「つまり、最初から俺達が元の世界に帰れる保証はどこにも無いんです。オマケに悪ければなのですが、このトータスを救った後に、俺達はエヒト様に選ばれた神の使徒として、このトータス以外でエヒト様を信奉している人達のいる世界で、このトータスと同じように戦っている存在等と戦わなければいけないかも事態になるかも知れません。エヒト様の御意志次第と言うのは、こういう可能性もあるんです」
メルド団長達も話を聞いて、何故召喚された当初にこの話を言わなかったのかと言われたら、召喚された当初はこちらも困惑している状態で、しかもその時に話をしていたイシュタルさんの目が恐ろしく、下手にあの場でこのような話を言えば、クラスメイト達は悲観するだけでなく、このトータスで生きていくのが無理かも知れないのと、最悪の場合、イシュタルさんの命でエヒト様の御意志に反する逆賊扱いで殺されていた可能性もあると話した。
そのため天之河光輝のカリスマとも言える能力の高さと、ご都合主義の思想にかけるしか無かったのだが、まさか天之河によって全員参加にさせられるとは思わなかった事と、当時が混乱している状態だったのも理由にした。
話を聞いて天之河光輝を一番信用していたに近いメルド団長に至っては、俺の話を聞いた後に頭を抱えていた。
メルド団長に明日にでも彼の元幼馴染である香織や雫に話を聞いたら良いとしたが、恐らく自分と同じような内容になるかもと話すと、完全に放心状態になっていた。
そしてこの場で話した天之河光輝の内容に関しては、この場にいる面々のみの最重要機密扱いの秘密にもしてもらった。
流石に俺も話した内容が内容なだけに、下手にこの話がトータス側の人間達に広まれば、俺達はこの世界の神であるエヒト様に呼ばれた神の使徒としての扱いが揺らぐだけでなく、この国以外との周りの国々との上下関係が変化し、最悪の場合、俺達側の男子は戦闘においても退却は一切許されず、鍛冶職であるハジメですら前線に駆り出される。
その中でも女子が一番予想した中では酷く、最悪の場合は情婦や娼婦の扱いにされ、悪ければ交友関係を強化するために他国への貢ぎ物のような扱いにされる可能性があるからだ。
女子達からすれば、元神の使徒としての認識があるので、裏で人身売買のような事案になり、その身体を弄ばれるのが確実なのだ。
例えそれが四肢を失ったり、精神崩壊になろうとだ。
「あぁ~、確かにその可能性はあるな。我々としても魔人族打倒の為に必要な国同士の関係を今以上に強く結ぶための条件内容次第だが、お前の言うように女子をそういう扱いにする可能性が高い。序にその最悪の考えの方面もだが、俺個人としては否定したいが、国としてならする可能性もあるな」
「はい。なのですみませんが、現状ではこの場にいる面々のみの秘密とし、後々で天之河の態度等次第で他の隊員達にも通達して下さい。恐らく天之河は、いえ、絶対にあいつは『魔人族を殺せない』はずですからね」
天之河がこのトータスにおける最大の敵である【魔人族】を『殺せない』と俺が宣言したので、メルド団長達も色々と思うこともあるだろうが、俺から言われた天之河の性格等を知った事で大きなため息をつきながらも納得しようとしている様子であった。
因みに俺は『今は殺せない』と宣言し、他の面々も『今は無理だろう』としておいたが、後々の自分達が今いる状況を理解すれば『魔人族を殺す』事はするだろうとした。
だがしかし、元々俺達の世界における法律や道徳的な問題もあるので、殺しを慣れろと言われてもすぐには無理だろうし、殺しをした後で色々と大変かも知れないともした。
この点に関してはトータスでも兵士達が一番最初になる事案も多いらしいので、しっかりとした対処をすると言われた。
話を終え、天之河光輝のあまりの酷さにメルド団長達も嘆いている様子であり、エヒト様も呼び出す相手を間違えたのかという風になったが、俺はそれは違うかも知れないとした。
「恐らくなのですが、エヒト様もこのトータスの人々にとって希望の象徴になるだろう【勇者】の天職をもつ存在を上位世界にいる無数の人間達から探したのでしょうが、その天職をもつ人間の性格等に関しては捜索する術式等の関係で分からなかったのかも知れない。俺自身も天之河光輝の性格等に関して正しく知ったのは、この事件が原因でした。そうでなければ、同世代でもカッコよくて、正義感が高いのが傷をだけど、良い奴といった認識だったかも知れません」
俺がそう言うとメルド団長達も納得し、俺は話を続けさせてもらい、明日から檜山達のグループを監視するように頼んだ。
天之河光輝の後で檜山達のグループを監視するように頼んだので、メルド団長達も不思議そうにしていたが、俺からすれば、後々で俺達同郷の人間達だけめなく、このトータスを裏切り、魔人族側に寝返る可能性が一番高いグループだとした。
流石に魔人族側に寝返る可能性が一番高いと言われ、メルド団長達も天之河光輝の話の時よりも驚いていたが、俺はそう思う理由を話した。
檜山達のグループに関しては、学校内で相手が自分達よりも上だと思う存在には媚を売り、自分達より下の存在にはイジメをしたりしており、下としてみて俺とハジメに対しての馬鹿にしたような発言等をしている。
学校外では遊び半分なのか分からないが、よく行く書店で出会った際に色々と人を馬鹿にして出て行ったが、その際に書店の店員から檜山達のグループに関しては万引きをしている可能性があると言われたのだ。
しかもこの店だけでなく、他の店でも万引きをしている可能性があると言われたのだが、決定的な証拠がなく、店の人達も檜山達の態度の悪さには相当怒っていた。
そしてこの話を千束にラインで話をしたら、知り合いの子に調べてもらうとなり、実はこのトータスに召喚される1分前に連絡があり、檜山達の万引きの証拠を入手したと連絡があったのだ。
まぁこのトータスに来てしまった事で価値が無くなってしまったに近い案件であるが、彼等を監視するには十分な証拠だとした。
「あいつ等の事ですから、何かで魔人族と接触した際、自分達の命惜しさに懇願し、その際に魔人族から仲間になるための取り引きを持ちかけられたら、自分達の命を助ける際の条件として、クラスの女子達と、この国のリリアーナ王女と王妃様の身柄を取引材料にするでしょうからね」
流石のメルド団長達も取引材料にしている存在により、取引材料にしている理由をすぐさま理解していた。
序にだが、あいつ等に関しては魔人族と接触するような事案になる前に、神の使徒としての権力で問題行動を起こす可能性が高いと話をし、メルド団長達もハジメのステータスプレートを掲示した際の事案もあるので納得し、檜山達のグループの監視を明日からする事になった。
因みにこの時の話による監視をされるようになったのが原因で、檜山達のグループが後々で大変な目にあう事になるとは誰も知らなかった。
俺はメルド団長達と別れ、ハジメの部屋に預けていた物を返して貰い来たのと、同時にハジメの部屋に来てもらっていた香織・雫・恵里・クスハ・清水に、何時も何故か滅茶苦茶に影が薄いみたいになったいる遠藤とこれからの話をした。
ステータスプレートの一件の後、俺達は国が保管する国宝級アーティファクトを俺達個人の装備として貰った事になった俺達なのだが、実は俺はその中でも異質な物を選んでいたからだ。
俺が選んだアーティファクトはボロボロで破損している銀色のブレスレットで、菱形が3つあるのがポイントなのだが、それ以外は酷いとしか言いようがないほどに壊れたアーティファクトを選んだからだ。
因みにこのアーティファクトに関しては、何時から有るかは誰も知らず、こんな見た目なのだが調べたら国宝級のアーティファクトだった為に、国で保管することになったらしい。
国宝を保管している場所からこんなボロボロの品物を選んだので、周りからも俺を見る目は冷ややかなものになったのだが、何故か俺はこのボロボロのアーティファクトであるブレスレットに惹かれたのだ。
そしてこのボロボロのブレスレットを貰ってからずっと右手に装備していた。
ただメルド団長達との会談の間だけは、やはり見た目の関係もあり、一番信用できるハジメに預けていたのだ。
俺はこの場にいる皆に天之河光輝の危険性の周知と、檜山達のグループの監視をメルド団長達に頼んだことを報告した。
「あと要注意なのは愛子先生なんだが、こっちはなぁ」
「あぁ~、確かにね。僕達でも、トータスの人達にも頼みにくいもんね」
「???何で愛子先生が要注意なんだ?」
ハジメは俺が愛子先生が要注意扱いにしているのに理解している感じであるが、遠藤が理解して無く、他の面々も愛子先生を要注意にする理由が分かっていない様子であった。
「それじゃあ皆に質問。俺達の中で魔人族と戦闘になったとしたら、誰が一番多く魔人族を殺せると思う?」
俺がそう言うと、皆は勇者の天職をもつ天之河光輝だと答えたが、俺とハジメは条件さえ整えば愛子先生が最強だと答えた。
流石に皆が不思議に驚いていたが、実は理由がある。
「愛子先生って、発酵操作ってスキルがあるだろ?つまり場所によっては事前準備さえしっかりとすれば、メタンガスとかの可燃性ガスを生み出すことができる」
「後はこの世界の風魔法とかでメタンガスを一定の場所に貯めておいて、相手が炎魔法を使った瞬間・・・」
「可燃性ガスに引火して大爆発を引き起こし、地形を変化させるほどの威力だけでなく、一度に大量の魔人族や魔物達を殺せる事もできる。それだけでなく、先生は黒色火薬に必要な【硝石】を造ることもできる。これも事前準備さえしっかりとすれば、魔法の力で数分か数十分、悪くても数日で完成する可能性が高い。そして火薬が造れるなら、この世界でどんな風に使えるか、皆も歴史の授業で理解してるだろ?」
そう言われると皆もあっさりと納得した。だがしかし、愛子先生の危険性はまだ残っている。
「そしてこれが愛子先生の一番の問題なんだけど、このトータスがどういう場所か【理解していない】のが一番の問題なんだよ」
俺がそう言うと、ハジメも理解していない様子で、俺は愛子先生の一番の問題を話した。
「愛子先生は俺達の先生であり続けようとしてる。それは愛子先生が大人として、教師としても正しいと思ってるんだろうけど、このトータスの文化レベルに関しては中世のヨーロッパとかに近いんだぞ?俺達のいた現代の日本のように、何処に行っても一人で旅ができるほど安全だって言えるか?」
俺がそう言うと、現状のトータスの実情を座学で聞いているのもあり、皆が無理と判断した。
何しろ旅をするにも魔物を警戒して大人数の護衛の冒険者等が必要だとも言われているからだ。
日本でも場所次第では危険なところもあるが、大半はそんな危険な場所に行く事はないし、悪ければ周りの人達が色々と助けてもくれる。
「悪かったら移動してる時に魔物だけでなく、盗賊とかに襲われての命の危険に晒される可能性もあるのがこのトータスだぞ?そんな危険人物的な奴等が愛子先生みたいな『私が生徒達を守るんです!』みたいな女性に対し、どんな風に思うか理解できるだろう?」
俺がそう言うと皆も予想ができたのか、愛子先生がその手の奴等の楽しみだけに性的暴行を受けるのが理解でき、悪かったら守ろうとした生徒も同じようにされる可能性もあるとなった。
まぁ最悪の場合は、盗賊等の存在達との子供を妊娠するか、裏の人身売買事案で買われるかのどちらかだが、このトータスでは普通にあるだろう事実である。
「それだけでなく、このトータスでは宗教が一番の権力を有してる世界だ。つまり、教王であるイシュタルさんに逆らう真似をすれば、いくら愛子先生の天職が《作農師》だろうと、いつか反逆者として処罰される可能性が高い。愛子先生はイシュタルさんに何度か教師として俺達を守ろうと逆らってるが、これから先の情勢次第じゃ愛子先生は『彼女は魔人族と通じていた!』なんて感じの魔女裁判事案で処刑されるのが確定してるからな」
俺がそう言うと皆もあり得るかもとなり、愛子先生の危険性を皆で周知したのだが、それを愛子先生に教えても、愛子先生が認識する可能性が低すぎるのだ。
何しろ愛子先生、俺達生徒を第一に考える良い先生なのだが、その思いが空回りすることも多々あり、ハジメにトドメをさした案件も、当初は何でハジメが沈黙したのかも理解しておらず、俺が愛子先生のステータスプレートを見て技能等の面を説明して理解したほどである。
つまり、愛子先生にとって俺達は《教師として守らなければいけない大切な生徒》扱いなのだが、地球なら問題は無かったかも知れないが、ここは異世界であり、オマケに考え方やルールすら今の日本とは全く違うのだ。
「このトータスのルールに完全に慣れろとは言わないけど、一部はトータスのルールを受け入れないと駄目だけど、愛子先生は色々と文句を言って無理かも知れないからな」
このトータスで元の世界に帰るまでという期間限定かも知れないが、それが何時かも分からない上に、確実に帰れる保証が無い世界でもあるため、俺達はこのトータスで永住する事も考えなければいけないのだ。
そんな話をしつつ、俺達は話し合いを終えた後、各自自分の部屋として扱われている部屋に帰るのであった。
愛子先生の部分に関しては、原作(WEB版)を読んで作者が個人的に思っている部分なので、愛子先生ファンの方はすみません