◆A案(未完)
赤い霧が空を覆いつくし日の光を閉ざし、木々が生い茂る森の中、ゆっくりと歩を進める。
ここは【幻想郷】と呼ばれる忘れ去られた者たちの最後の楽園。【東方Project】と言うゲームを中心としたシリーズの舞台で、妖怪・妖精・神が実在する、現代社会とは結界で切り離された場所に存在する土地。
どうしてそんな場所に僕が立っているのかと言うと、数分前にまで
強烈な衝撃を受けて意識が朦朧とする中、威厳のある声が頭に響き渡り、気が付いたら見覚えのある手のひらサイズのガジェット数個が周囲に落ちてる森の中、これまた見覚えのあるベルトを腰に巻いた状態で倒れていた。
多分、今人気の転生作品みたいなことが起きたんだと思う。何とか起き上がり、ガジェットを回収。ひとまず森の外に出る為に歩き始めた。
何故ここが幻想郷だと分かったのには理由があり、たまにすれ違う毛玉。
毛玉は東方シリーズに登場する雑魚敵で、白いポンポンみたいな姿をしていて個体差は無い。これで一種の精霊らしい。
さて現状、いろんな事が一気に起こりすぎて、逆に冷静になっているわけなんですが、一向に森の出口が見えてこない。これはしくじったパターンか?
◆B案
「‥‥‥て‥‥‥」
僕はいったい?
「‥‥‥お‥‥‥」
なに、してたんだっけ?
「‥‥‥こ‥‥‥か‥‥‥」
ダメだ、何も思い出せない。
「‥‥おき‥‥‥」
僕は誰だっけ?
「‥‥‥きて‥‥‥さい‥‥‥」
名前も思え出せないや…
「お‥‥‥くだ‥‥‥」
さっきから聞こえる声は?
「おきて‥‥‥かぜひ‥‥‥」
起きて?
◆◇◆◇
「起きてください、風邪ひきますよ!」
金髪のショートカットに紅白の和服を着ている少女が、服が汚れる事を気にせず、意識がない黒髪に白いパーカにジーンズ姿の少年の体を揺さ声をかける。
周囲は木々に囲まれ、地面には雑草が生い茂っている事から人の手が入っていない森の中なのが
本来ならこの森に住まう動物や虫の姿や鳴き声は一切聞こえず、風すら吹かない。
その事に気づいていないのか、それとも気づいて居ながら気にして無いのか。少女はひたすら少年に声をかけ続ける。
「っう!」
「気が付きましたか?」
少年が目を覚まし、少女が少年の顔を覗き込む。
状況が理解できずにいる少年の黒い瞳と、様子を窺う少女の黄色の瞳が見つめ合う。
「‥‥‥きみは?」
「そうですね…
今だ覚醒しきっていない少年の問いに、少し困った顔をしながら答えた沙月は立ち上がり少年に手を伸ばす。
「今はゆっくり話している時間はないので、取り合えずこの森を出ましょうか。」
「うん。」
指し伸ばされた沙月の手を取り、ゆっくり立ち上がる少年。自分の足で立てることを確認した沙月は近くに置いていた【六角
◆◇◆◇
赤い霧が空を覆う中、二つの影が突き進む。
一つは肩だしの巫女服に身を包みむ少女、一つは箒にまたがり魔女の服に無を包む少女。
空を飛ぶ少女達の視線の先には湖があり、更にその向こう側には目が居たくなるほど赤一色の館。
まるで少女達の行く道を遮るかのように、半透明の羽を生やした10代にも満たない容姿、まるで物語ん出てくる妖精のような姿を者達が、巫女と魔女に色とりどりの弾幕を放つ。
巫女と魔女の少女はすぐさま反応、次々と迫りくる弾幕を回避し反撃していく。
彼女達と少年たちの物語が交差するに時間はそうかからない‥‥
B案製作日メモミスにより不明