すまんかった。
先生「じゃあ今日の当番よろしくね、レイヤ」
レイヤ「ほーい。任せんしゃい」
先生「あれレイヤってそんなキャラだっけ?」
レイヤ「そんなこと言ったら終わりだよ」
この日、レイヤは当番(頻繁に来てはいるが当番は未経験だった)としてシャーレに訪れていた。
彼の周りには丸っこい小型のロボットとシャチのロボットが資料を持ってせわしなく動いてる。
気になった先生は作業している手を止めレイヤに聞いた。
先生「ねぇレイヤ、その周りで動いているロボットたちは一体...?」
レイヤ「ん〜? あぁウェイボールとアアルカイトの事?」
先生「そうそう。今までレイヤがそういうの使ってるの見たことなかったからさ」
レイヤ「昨日徹夜して2機とも完成させたからね」
一昨日辺りに前まで使ってた小型ドローンが壊れてねぇ、と話すレイヤに対してちゃんと寝てほしいんだけどなぁ、と苦笑いの先生。
自分そっちのけで生徒たちを大事に思っている先生からしたら出会いは最悪だったかもしれないが、彼も大事な生徒の一人なのだ。
その時、テーブルに置かれていた携帯が鳴り始めた。
先生は宛先に書かれた「仲正 イチカ」という名前を見てすぐ電話に出た。
先生「もしもし、どしたのイチカ?」
イチカ『あ、先生。ご無沙汰っす。さっきまでトリニティに乱入してきたゲヘナの温泉開発
部の生徒たちがいて、それの処理をやってたんすけど、先生に会いたいと言ってる
人がいたんでトリニティまで来てくれません?』
先生「おっけ〜! じゃあ今から行くから」
イチカ『ありがとうございますっす。では』
先生は電話を切ってレイヤの方を向いた後、どっかで聞いたことがあるような声で叫んだ。
先生「トリニティへ向かって天国行こうぜ!」
レイヤ「俺のネタをパクりやがった!?」
―――元々君のネタでもないよねそれ by水文明のマスター―――
数十分後、先生とレイヤはトリニティに来ていた。数時間はかかると思ったのに予想よりも早かった事にイチカは普通に驚いていた。
まぁそれはさておき。
先生とレイヤはイチカに連れられて「先生に会いたい」という生徒たちのところに来た。
そこにいたのはメグと青髪の少年だった。
メグ「あ! 先生だ〜!久しぶり〜!」
イチカ「じゃあ私は用事があるんで」
先生「はーい、じゃね〜。って待ってメグ力強すぎぃ!!」
レイヤ「圧倒的カオスで草」
ヒイロ「いや〜久しぶりだね、レイヤ?」
レイヤ「...」
ヒイロ「無視は酷くない? 俺ら中等部からの仲だろ?」
レイヤ「知らんがな、バイバイお前にあげる彼岸花ァ!!」
ヒイロ「俺がMCバトルを知っててよかったなこの野郎」
レイヤはこの2年で一番会いたくない奴に会ってしまったことを後悔していた。
元はと言えば自分が先生に「俺が送っていこうか?」とアアルカイトとウェイボールを自作したときに一緒に作った時に作業用として流していたとある映画に出てきたバイクを完全再現した物の試験走行をしたのだ。そこからは成り行きで先生に着いてきてしまった。因みに試験走行は見事成功。
ヒイロは目の前のレイヤを見てめっちゃニヤニヤしていた。
久しぶりに会えた、と。
レイヤが作ったのはAKIRAに登場する金田のバイク(ステッカーなどは映画版仕様)
また次回!