inと言ってもArgonavisはガルパの面子とCiRCLE Thanks musicを歌いません。というか歌う絵面は色んな意味でアウトなので笑。
あのお話特別編だからかいつくらいに起こった出来事なのか曖昧なので都合よく2月あたりにしました!
それから,Alecto@kocya砲さん高評価ありがとうございます!!これからもよろしくお願いいたします!
では!
蓮とましろがお付き合いを始め,1度目の2月の上旬のある日,2人の姿は偶々……本当に偶々CiRCLEにあった。蓮達ArgonavisがCiRCLEでの練習を終えてラウンジスペースに向かうと,なにやらCiRCLEを代表するガールズバンドの6バンドが集まっていたらしく彼女達の視線がArgonavisに向けられて……ましろも彼氏の存在に気が付いて驚いたように声をあげた。
「蓮君?!」
普段Argonavisは違う所で練習しているし,Morfonicaも七深のアトリエで練習する事が多い為CiRCLEで会うこと自体は結構珍しかった。
蓮もましろも練習する事は互いに教えあうが場所を教える事もない為ここで会ったのは本当に偶々で……不意に自分の恋人に会う事が出来てましろのテンションは爆上がりでルンルンと蓮に近づいた。
蓮もましろを見た瞬間にパーッと顔を明るくしてましろに駆け寄った
「しろちゃん! どうしてCiRCLEに?」
「私はまりなさんに呼ばれて……」
そう言いながらましろはラウンジの所を見ると……今回まりなに呼ばれたガールズバンドの代表者たちが生暖かい眼でましろの事を見ていてましろの顔はボンっと赤く染まった。
つい蓮が着た事に気持ちが高揚しまくって先輩達の前で恥ずかしいほど女の顔をしてしまった。
「ましろちゃん可愛い~!!」
などと香澄が言ってしまったから余計に恥ずかしくなってしまう始末。そんなましろの事をArgonavisの面々は苦笑しながら見ていた。
2人が付き合い始めて少し経ったが前よりもましろも蓮もお互いの事を大事に,互いを高めあっている関係と言う事を知っている。前よりもましろは蓮の事を貪欲に求めるようになったし,蓮もましろへの恋を自覚する前よりもずっとましろの事を求めるようになって……正直航海はましろをシェアハウスに呼んでの家デートを禁止した方が良いのではないかと思う位にはイチャイチャしてる。
だけども,2人が落ち合う場所がシェアハウス以外の場所になってしまったら蓮と付き合うようになって暴走しやすくなったましろが何をするのか分からなくなってしまうのでしていない。
「うぅ……れ,蓮君ちょっと」
「え,し……しろちゃん?!」
ましろはその恥ずかしい雰囲気に耐えられなくなり,蓮の手を握り強引に一旦外に向かった。CiRCLEの建物の裏手に連れ出してましろはようやく一息ついた。……まあ結局様々な人に見られていたから関係ないのだが。
だけどもましろはそれでも蓮にある日の予定を聞きたかった。
「しろちゃん,どうして裏手に……?」
ましろのいきなりの行動に蓮は戸惑いつつも,恋人である彼女に聞くとましろは恥ずかしそうにしながらも聞きたかったことを聞いた。
「蓮君,1週間後の日曜日……空いてるかな?」
「来週の日曜日? ……確か午前中は打ち合わせだけど午後は何もないよ?」
「そっか……良かった」
心底安心したようにほっと一息ついたましろは,微笑みながら蓮の手を握りながら言って
「デート……しよ?」
その今までの彼女にはなかった色気を纏いながら言った。そんなましろのデートの誘いを蓮が断れるはずもなく
「うん!」
と即答した。因みに……一週間後の日曜日は2月の14日,ましろがその日に拘った理由を世間のイベントに少し疎い蓮はまだこの時には気が付かなった。
「じゃあ戻ろうしろちゃん」
ましろがデートの約束の為に裏手に連れて来たと思った蓮は,手を繋いだままましろと一緒にラウンジに戻ろうとしたのだがましろはまだ何かあるのか少し踏ん張って蓮を止めた。
「しろちゃん……?」
「え……えっとね,その……」
言葉にするのは恥ずかしいのか,ましろは上目遣いで蓮を見つめて自分の唇を指す。最初は何でそんな事をするのか分からなかった蓮だったけれど痺れを切らしたましろは答え合わせするように言った。
「も,もう! ……キス……したい」
「え……?! い,今……?」
「だって……もう2週間もしてない」
2週間前のデートの時に,こっそり2人でキスしたのが最近した最後のキスで……ぶっちゃけそれほど時が経っていないにもかかわらず蓮に会った時からましろは最近のご褒美として絶対にキスしてもらおうと思っていた。
それが裏手に連れてきた理由だ。誰にも見られたくないから人げない裏手に連れて来たのだ。
「で……でも……ここで?」
「……だめ?」
「うぅ……」
「ちょっとだけ,ねっ?」
言葉ではましろの意志を確かめた蓮だが,本音は彼もしたかったのか周りに誰もいないのを確認した後少しだけ彼女の身体と重なって……離れた時には蓮は顔を真っ赤にして,ましろは幸せそうに自分の唇に触れて微笑んだ。
そうして2人はラウンジへと戻りながら会話を続けた。
「そう言えば……しろちゃんまりなさんに呼ばれたって言ってたけれど」
「あ,うん。実はね」
ましろが……というよりもガールズバンドのメンバーが今日集められた理由,それはまりなが普段CiRCLEが地域の人達に愛されてここまで来たことの感謝を伝える──CiRCLE Thanks Party!! の出演をして欲しいというまりなの頼みを受けた所で蓮達がスタジオから出てきた頃には既に全バンドが承諾していた所だった。
そして,ましろ達のその感謝祭でのイベントの集大成として
「35人ライブ!?」
Poppin'Party,Afterglow,Pastel*Palettes,Roselia,ハロー、ハッピーワールド! ,RAISE A SUILEN,そしてMorfonicaの全7バンドがその日の為だけに35人でライブをするというのだ。
その規模のでかさに蓮は驚愕して,次にワクワクを抑えられない表情を見せた
「わぁあ! 凄い!! 凄いねしろちゃん!」
「う,うん。でも……その,先輩達の足引っ張ちゃわないか……ちょっと不安」
「しろちゃんなら大丈夫だよ! とっても上手だもん!」
「えへへ……蓮君がそう言ってくれるなら……頑張る」
「うん!」
そんな会話をしながらラウンジに戻ると,RAISE A SUILENのプロデューサーであるチュチュとそのメイドであるパレオ,Roseliaの有希那とリサは先に帰ってしまっていたが,残りの残っていたメンバーはそれぞれ他のArgonavisと談笑していた。
戻って来た蓮とましろの姿を見つけた香澄がいつもの様にましろへと向かってきた
「お帰りましろちゃん!」
「え……た,ただいま……です」
ましろは今更ながら……自分が先輩たちの前で彼氏に会えたことにテンションを爆上がりして周りの視線を忘れて彼氏の手を握って裏手に連れて行ったという……めちゃくちゃ恥ずかしい事をしていたと気が付いた。
だけども時は既に遅し……というよりもましろは自分でも驚くほどそれほどの羞恥心が湧かなかった。
「えっと……戸山さん久しぶり」
そこであのデュエット大会以来に香澄に会った蓮はましろの手を離すことなく挨拶すると,香澄の方も蓮へと眩しい笑顔で向いた。
「お久しぶりです蓮さん! それから……2人とも遅くなっちゃったけどおめでとう!」
「……っ! あ……ありがとう」
蓮は照れたようにましろを見ると,ましろは既にこの祝福を受けていたのかにっこり微笑んで蓮の反応を楽しんでいた。その事に羞恥心が加速して更に顔を紅くなっていく蓮。そんな彼氏が可愛くて仕方がないましろは……透子から直伝してもらった超高速で写真を撮る方法を実践しその蓮を激写した。
「し,しろちゃん今な……なにとったの?」
片手は手を握っているのにもかかわらずましろは器用に片手でスマホを取り出してそれをして見せたことに驚きながら今撮った写真の事を聞いたが,ましろは恍惚とした笑みを見せながら言った
「内緒♪」
撮られる事に慣れていない蓮は,ましろのそれがカメラを起動させたのだとは露知らず疑問符を頭に浮かべまくっていた。
そんな色々な意味で大胆になったましろを香澄は見て優しく微笑んだ。蓮とましろの初デートの時に会った時は蓮が誰かと話しているだけで不安そうにして……それでも止めてと言えなかったましろが今は彼の事を逃がさないと愛情表現をするようになった。
(良かったね,ましろちゃん)
香澄は心の中でそう言っておいた。デュエット大会の後にも既に何度かましろとは会っておりその時に蓮と交際を始めたことを報告されていたが,こうして目の前でイチャイチャしている2人を見ると心が不安定だったましろを知っている分もはや母親気分で嬉しく思った。
「あ,そう言えばしろちゃんから聞いたんだけど35人ライブをするんだよね!」
そこで蓮は思い出したように言うと,そこは歌が好きなもの同士波長が合うのか香澄もすぐさま笑顔になって頷いた
「そうなんですよ!」
香澄がそう言うと,蓮が戻ってきた事で他の子との会話を終わらせた結人が会話に参加した。その表情はなにやらイタズラを思いついた少年のようだった。
しかし,次に結人が言った事はある意味イタズラの類だった
「蓮,その事なんだけどな,さっきまりなさんに言って俺達も参加することになったぜ」
「「えっ?!」」
カップルは全く同じ反応を見せて受付にいるまりなを見ると,彼女もそんな全く同じ反応の2人を見て微笑んでいた。どういうことかと思いながら結人を見ると
「俺達も普段CiRCLEにはお世話になってるだろ? だから俺達も何かやらないかって話になったんだ」
「まあ流石にガールズバンドに混ざってじゃなくてあくまでもArgonavisだけって感じだけどね」
「航海!」
結人の後ろから航海も,そして万里も凛生もそれぞれの会話を終えたのか集まって来ていた。彼らも普段からお世話になってるライブハウスに何かしらでお返しをしたいと考えていたらしく,蓮は万里も今回の事に参加したのを意外に思った。
彼は自分が儲けを出さないと基本的に動かない人間だ。もう直ぐ正式にメジャーデビューをする以上アポロレコードの許可なしにそんな事は出来ないのであれば万里が動く理由もそれほどない筈だからだ。
「何をやって良いのかはレコード会社に聞くしかないけど,普段お世話になってる身としては参加するしかないよね」
……意外にも乗り気であるが,彼が何を企んでいるのかは後々分かる事になるだろう。どの道お金が設けられるということなら万里が参加しないという選択肢もないからである。
「しろちゃん,どうしたの?」
そこで蓮は隣でへにゃりと顔を歪ませて嬉しそうにしている彼女に声をかけると,ましろは蓮に素敵な笑みを向けて
「だって……また蓮君と楽しい事出来るんだって思えたら嬉しくて」
倉田ましろ……蓮と付き合い始めてからその愛の重さに偶に周囲の人々は引いているが,当人の蓮はそれを重いと思っておらず,というよりも気が付いていないだけだがましろにそんな事を言われるのが嬉しくてつい微笑んで
「ぼ……僕も嬉しい」
そう言って2人は見つめあってしまう始末。ふとした瞬間に出る桃色空間はArgonavisの面子は既に慣れてしまったから良いのだが,他の面子は2人を少し恥ずかしそうに見ていた。あの香澄ですら少し照れたように眼を逸らしてしまった。因みに唯一ハロハピのこころだけは楽しそうに見ていた。
「ま,ましろちゃん先輩達もいるから少しは自重して!」
そこで我に返ったつくしが言うとましろはとっても不思議そうにリーダーを見る
「え……なにを……?」
心底不思議に思っているような声で逆に問いかけられるつくし,彼女はあわあわと顔を真っ赤にして
「な,なにをってそれは……それは」
端的に言えば”イチャイチャ”,だけどもそれは曖昧過ぎてやめてとも言えない事でましろのカウンターアタックが見事につくしにぶっ刺さっていた。
そんなつくしを結人達は哀れに想いながら見ていた。
これにて,何だかんだでArgonavisもCiRCLE Thanks Party!! に参加する事になったのだった。
お疲れさまでした!
ましろ,押しが強くなってます。恐れるものがないからね,仕方がないね。次の話辺りは蓮が攻め攻めになる…かもしれない。
そうして最終的にイチャイチャしまくる2人の絵面になる…はず!本当は初詣辺り書こうかな思ったら先にこっちが浮かんでしまったのでこっちからで。
では!
恋人になった2人の関係性どんなのが良い?
-
今まで通りましろから蓮に激攻め
-
逆に蓮がましろに激攻め
-
寧ろお互いがお互いに激攻め
-
というか全部やれ