蓮ハピバのお話です!ですけど時間が無かったので超短いです!前回の続きではないです。というか過去に行ってます。
では!
倉田ましろにとって,3月31日とは去年まではなんの変哲もない一日に過ぎなかった。寧ろ次の日から新しい学年か学校という事で人間関係大丈夫かなとか,今年こそ輝くモノを見つける事が出来るかなとか思っている日だった。
もちろん,その日が大切な日なんだとは分かっていた。
それでも10年以上会って来なかった人の誕生日というのは記憶に薄れて行ってしまう物で,自分が直接祝えるものでもないと思えばそれはただの1日と何も変わらなかった。
だけど……
「♪♪」
ましろは下北沢駅の改札口で上機嫌に待ち人を待っていた。
青色を基調とした服装に,その上には白の上着を羽織りレースをあしらえたスカート。そして頭には蝶の形をしたブローチという大人らしい様相である。その首元には想い人から授けられたネックレスもかかっている。
彼女の顔を見ていると,よほど鈍くない限りは気づかれるくらいには薄っすらとお化粧も施されていてまさに万全の状態とも言えた。
「しろちゃん,お待たせ」
そんなましろにかけられる声の主を見た瞬間,ましろの口元が更に緩み彼を見た。少し走って来たのか頬は紅潮し,ましろに眼が合わせられないのか少し目線を右往左往している愛しの人がそこにはいた。
「ううん,全然待ってないよ……蓮君」
名前を呼ばれると蓮はましろを眼に収め,更に顔を紅くしてしまった。蓮とて,ましろ限定ならましろが化粧している事にも気がつくし,相当熱心に服を選んできたのだと今なら想像出来る。
ぶっちゃけ,幼馴染ではなく完全に”女性”として見て凄く……蓮に刺さってくる。そんなましろは当然と言っても変な話だが,蓮の考えていることなど分かっているのでどこかニンマリとしながら,腕を背中に回し,少し屈んで蓮の事を上目遣いで見てみる。そうすると蓮が余計に顔を紅くするのが面白くてつい意地悪する。
「ふふっ……蓮君,どうしたの?」
完全に反応を楽しんでいる行動だが,別にそれがましろの色んな意味での耐性が強くなった訳ではないので……
「しろちゃんが……凄く綺麗で可愛いから……見惚れちゃった」
「~~ッ??!」
顔を紅くしたまま,ましろに対しての恥ずかしい言葉を惜しげもなく言ってくることを完全に忘れていたので,ましろは見事なカウンターを食らい蓮と同じ位顔を紅くした。
なんならカウンターの分ましろにダメージが行きまくってしまった。
「そ……そっか,えへへ。ありがとう……蓮君」
胸の鼓動はあの日と変わらずに動き続け,これでもかと溢れ出す想いは日に日に強くなっていくのをましろは感じていた。そして蓮の手をナチュラルに握り言った。
「お誕生日,おめでとう……蓮君」
3月31日の今日は,七星蓮の誕生日である。
今日ましろは結人達Argonavisから直々に誕生日パーティーの準備がある為連れまわしてくれという公認デートの約束があり,それにかこつけて気合を入れまくっているのである。
だけどもその言葉はましろにとって蓮に対して10年以上ぶりに言う言葉で……嬉しかった。
「ありがとう……しろちゃん」
蓮の笑顔がましろには嬉しくて,つい微笑みを抑えきれず蓮を引っ張る。
「行こ?」
「うん!」
因みに,こんな昼間からこんな甘々な光景を見せつけられた一般通行人は胸やけが酷くてお昼ご飯を食べられなくなる人か,逆に微笑ましくてこの光景をおかずに美味しくお昼を食べる人が沢山いた……らしい。
お疲れさまです。
蓮ハピバです。
本当はこの後スターファイブのコラボカフェに行って遥に会って誕プレ貰ったり,大門のカフェで誕生日パーティーが開かれたり,唐突に賢太に呼び出されて那由多から宣戦布告のバースデーライブが開かれたりする予定でしたが書いてたら多分間に合わないなという事で冒頭だけにしました。
時間があったら加筆しようと思います!
では!
恋人になった2人の関係性どんなのが良い?
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今まで通りましろから蓮に激攻め
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逆に蓮がましろに激攻め
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寧ろお互いがお互いに激攻め
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というか全部やれ