親を失い病んでしまった男は呪霊を創り人を守るために使う事を決断した   作:ブラックマッハ

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第2話

 そして5日が過ぎた。俺に呪力を流すと術式が発動して呪力が吸い込まれる。その呪力が呪霊の栄養素になって呪霊が出来てしまうのだ。

 

 それを何年の前の俺は弱いまんまでダメじゃんと思いながら考える。呪力で体を強化したり出来るらしいが俺は呪力が空になるから出来ないらしい。つまり課題はどうやって呪力を流しながら術式を発動しないかが鍵となる。

 

「あゴリラ、何とか出来ないか?僕のために助けてくれ」

「戦えば分かる。いや分かるだろう。やっぱり分からない。どっちなんだい?パワー」

 

 あダメだと俺は絶望しながらどうしようと困った。コイツ脳筋だったわ。ならあれだな。

 

「おいカワちゃん助けてくれよ。どうしようかな」

 

 俺は最初に呼び出した可愛い顔をした呪霊にカワちゃんと名付けた。カワちゃんと言われるたびに顔を赤くしていて可愛い。まぁ呪霊だから少し不気味ではあるけど可愛いからどっちでもいい。

 

「そうですね。今やっと整理が出来ました。まずは術式を使う必要があるから新しい呪霊が必要ですね」

「新しい呪霊ね。どいつがいいんだよ」

「術式を乱す奴がいいですね」

 

 そういえば好きな奴を召喚していた。

最初に召喚するなら可愛い奴。次は脳筋のゴリラだよな。なら俺には出来るんじゃないのか。今は俺が召喚したい奴はいない。いやいるとはいるが、二級じゃダメだろう。

 

「じゃあいくぜ。5日ぶりの呪力を込めるぜ」

 

 じわじわと伝わってくるこの呪力。この呪力をコントロール出来る訳ない。召喚セリフをしっかり考えておいた。

 

「現れろ。俺だけの術式を乱す呪霊。アンバラを召喚」

 

 名前の通り大きくなった動ける花のバラだ。喋れない。それに俺だけ術式を乱す効果を持っているから二級でも問題はないはずだ。

 

「なるほど考えましたね。考えてみたら呪力を乱す効果が発動するのは特級になります。だが発動条件に縛りを入れたなら2級問題はない」

 

 ほぉそれは中々いいアイディアだなと思ったんだ。ってか今の行為を縛りっていうんだ。

 

「結局パワーだ。呪力を込めるのにも呪力ってパワーが必要。パワー(呪力)を込めると術式が発動する。これもパワー。パワー(術式)を抑える術式もこれも又パワー。結局何でもパワーが解決するんだな」

 

 分かりにくいが理屈はしっかり通っている。ゴリラ、脳筋なのだが案外賢かったりする。いやパワー限定だろうからな。

 

「次は呪力を上昇して1級になってドラゴンを召喚させる必要がありますね。ここからご主人様の故郷を目指しましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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