ソードアート・オンライン〜キルバスの軌跡〜   作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ

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黒の少年とエボルトとSAO

「どうしたんだい?」

 

俺は2人の方へ歩いていく。

 

「聞いてよ兄さん!この人せっかく悩んだそうだったから私が入れたのに吐いたんだよ!」

 

「それはこの珈琲が不味いからだろ!」

 

、、案の定、、

 

「ごめんね少年。全く、だから瑠兎は珈琲を淹れないようにって言ったのに、、」

 

そこまでいうと、瑠兎は顔をプクーッと膨らませて厨房に戻っていく。

 

そこでもう一度少年の顔を見てみると、

 

「、、驚いた」

 

「、、どうしました?」

 

そう、彼の顔を見てみると、その顔に見覚えがあった。

 

そう、それは、

 

主人公、桐ヶ谷和人その人であった。

 

「いや何、知り合いに似ていたんだ」

「気にしなくていい」

 

「そうですか、、」

 

和人少年はまた顔を少し下に向け、暗い表情をする。

 

「、、よし!」

 

俺は入り口に歩いて行く。

 

「何をするんですか?」

 

「いや?今日は閉店にでもしようかと」

 

「閉店って!」

 

和人少年の言葉を無視し、俺は入り口の看板を裏返す。

 

するとそこで瑠兎がこちらに戻ってくる。

 

「はーい!私特製ペペロンチーノでーす!」

 

瑠兎はパスタの皿を持って上の階の厨房から飛び降りてくる。

 

「おまバッカ!中見えるだろはしたない、、」

 

「はいはーいって兄さん⁉︎今日もう閉めるの⁉︎」

 

俺が注意しても全く応えた様子もなく、適当な返事が返ってくる。

 

「兄さん!テレビつけて良い?」

 

「ああ良いぞ」

 

「イェーイ!」

 

瑠兎はウキウキでテレビを付ける。

 

そこで流れていたのは、

 

『それじゃあ最後に、茅場さん!ゲームについて一言!』

 

『分かりました。えー、、よし。これは、ゲームであっても遊びではない』

 

『はいっ!ありがとうございましたー!』

 

茅場が少し威圧感のある声でその言葉を言う。

そこで画面が切り替わる。

 

『いやー、有意義なインタビューでしたねー』

 

『そうですね。さて!ついにSAOの発売日が三日後に迫った今日!この番組では、限定!一本だけを視聴者プレゼントにすることになりました!』

 

『おおー!』

 

『では、応募はこちらまで!0120ー×××ー××××まで!』

 

そして、番組はジャパネッ◯たかた。から変わってニュースが始まる。

 

そして俺は和人少年の方を向く。

 

「どうしたんだい?食い入るように見ていたけど」

 

「え?あ、いや、、これを見てるとβ版参加者になれた俺は運が良かったんだな、と」

 

「ほんと⁉︎本当にβ版参加者なの⁉︎すごーい!」

 

全く、、瑠兎はゲームに目がないな。

 

おっと、そう言えば、

 

「聞き忘れていたけど君はなんでここに?」

 

「、、別に。友達からすごいオススメされてうるさかったから一回くらい言っておこうと思っただけ」

 

そう言いながら和人少年はペペロンチーノをフォークで巻いて持ち上げる。

 

そして口に入れると、

 

「美味っ」

 

その一言を呟いた




瑠兎のキルバスへの呼び方を変えました。
分かりにくいもんでね。リーファからキリトへのと被るから。
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