ソードアート・オンライン〜キルバスの軌跡〜   作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ

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仮面ライダークローズ!

「仮面…ライダー?」

 

面食らったような顔で聞いてくるキリトに俺は丁寧に説明を始める。

 

「ああ。仮面ライダーとは端的に言えば正義のヒーロー。もっと細かく言えば系統ごとに分かれ、今回君に渡すのは【ビルド系列二号ライダー【仮面ライダークローズ】】だ」

 

「ちなみに私たちが一層のボス戦で変身したのは【ビルド系列ダークライダー【仮面ライダーエボル】】と【ビルド系列ダークライダー【仮面ライダーキルバス】】だ。よーーく覚えておけ」

 

ぴょいっとエボルトが間に飛び込んできて、いきなり近づいたからか…あー…うん。まぁ、エボルトの胸がキリトの手に当たった。

 

「ちょぉぉぉぉーーーー!?!?」

 

「ン?どうし…そういうことか」

 

エボルトは一瞬わからなかったらしいがすぐに納得してうなずく。

 

「キリト君。俺たちは別に人間の姿の真似をしているだけであって胸に特別な意味があるとかでも何でもない。だからこそエボルトは羞恥というのが足りないんだが…まぁ納得しておいてくれ」

 

「あ、ハイ」

 

返事をしたキリトはブンブンと首を振ってから俺を見て、

 

「と、ところでこのベルトで変身ってのはどうやるんだ?」

 

「ああ。説明をしてなかったね。変身に使うのはこのドラゴンフルボトル。そして…」

 

〈グルラァゥ!〉

 

ポケットから取り出した途端クローズドラゴンが動き出す。

 

「こいつだ」

 

「へぇー。で、この二つをどうするんだ?」

 

「実演で説明しよう。じゃ、こっち来てくれ」

 

そういって俺は根城の一角に作った戦闘実験施設にキリトを連れて行くのだった…

 

<><><><><><>

 

「じゃ、まずはフルボトルを振ってドラゴンに挿す!」

 

「ああ」

 

言ったとおりにドラゴンフルボトルをクローズドラゴンに挿し込み、

 

「次に両辺を上に閉じる!」

 

ガチャン!と頭としっぽがしまわれ、

 

「最後にビルドドライバーに挿して回す!」

 

ウェイクアップ!

クローズドラゴン!

 

持ち手を回したら、

 

Are you ready?

 

「そこで変身と叫ぶんだ!」

 

俺の言葉を聞いてキリトは言う。

 

ようやっと、本物の正義の誕生だ…

 

「変身!!」

 

Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!

 

キリトの姿が青色主体の鎧に覆われる。

 

「これが…仮面ライダー…すげぇ。今なら何でもできそうなくらい力が湧いてくる感じがする」

 

「それはあくまでも感じるだけだ。それに身を任せたら…滅びるよ。ライダーってのはそういうものだ」

 

「お、おう…」

 

少し、沈んだような仕草をするキリト。

 

多分内心では、今までのすべての動きがこれをつければ遅く見えるだろうことに気づいてるんだろうな。

 

ま、この状態で元の速さを放てば話は別だが。

 

その後は、キリトに緊急時以外は基本使用しないようにってのを言い含めてから町に帰すのであった。

 


 

言い訳

 

あの…ホント…スイマセン…今回の【ビルド系列】たとかいうのに関しては、同作品で一話で言ってた別ライダーとか出す予定だからキリトたちに説明しやすいようこういうのにしたほうがいいかなってのと…あと…文字数稼ぎです…スンマセン…

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