艦隊これくしょんの世界にトイレのアイツらが攻めてきた 作:フェイさん
タイタンスピーカーマン達が中部海域に向かって2時間が経った時、提督は椅子に深く座っていた。
「あれから2時間...。彼らは無事に殲滅できたのか...」
彼らの心配をする提督。すると扉がノックも無く突然開き大淀が入ってくる。
「提督!緊急事態です!」
「今度は何だ...?」
流石にこの状況に慣れてきた提督。そっとやちょっとの事では動じなくなっていた。しかし次の報告を聞いて提督は衝撃を受ける。
「中部海域に出撃していたタイタンスピーカーマン達が...G-Manと共に中部海域の鎮守府に侵攻して壊滅させました...!!」
「何だと...!?」
タイタンスピーカーマン達が急にG-Manと手を組んだとは考えられない提督。
「ちなみに人的被害は...?」
「中部海域の鎮守府の提督は殉職。鎮守府にいた艦娘達も全員跡形もなく...」
「何て事だ...!」
歯を強く食い縛る提督。実は提督は中部海域の鎮守府の提督と縁がありプライベートでもよく会っており、戦友とも呼べる人物を失ってしまった提督の喪失感は計り知れない程に大きかった。
「タイタンスピーカーマン達がこんな短時間でG-Manと手を組んだとは考えにくい...。まさか、奴らは彼らに何かをしたのか...?」
「と、言いますと...?」
「一種の洗脳か、或いは寄生かの可能性が高い」
衝撃の言葉に大淀は驚きを隠せない。
「そんな!じゃあ彼らは奴らに支配されているんですか!?」
「あぁ、彼らはトイレを倒すことに対しては一切の容赦はしない。そんな彼らがG-Manと手を組んでいるのは必然的に支配されていると考えるのが妥当だろう...」
提督の推察は納得できるもので大淀は黙っていた。
「とにかくまずは情報収集だ。偵察艦隊を急いで組んで現地の状況を確認するんだ」
「了解しました!」
そうして大淀は急いで偵察艦隊を編成し、出撃させる。alliance側もカメラマン4人とスピーカーマン4人。そしてストライダースピーカーが出撃することになった。因みに編成は北上、矢矧、夕立、雪風となっている。そうして現場である中部海域に彼女達は向かう...。
〜30分後〜
中部海域に着いた偵察艦隊は早速捜索を始める。カメラマンとスピーカーマン達もあちこちを見て回っていく。
「誰もいないね〜」
北上が辺りを見回すが、本当に誰もいない。むしろ静かすぎて不安を感じる。
「そうね。もう鎮守府を壊滅させたって言う話だったけど、それでもこの静けさは妙ね...」
すると1人のカメラマンが何かを見つける。全員に知らせる様に指を指しており、全員指を指した方を見るとSkibidi toiletの軍団がやってきていた。
「数が多いっぽい...」
とにかく数が多く、偵察艦隊ではまともに太刀打ちできない状況であった...が、ストライダースピーカーが3本の足でフラフラとした様子で前に出る。
「何をする気なんですか?」
雪風がスピーカーマンに尋ねると、スピーカーマンがイヤーマフをつける様に促す。
「これを耳に当てればいいの?」
そうして全員耳にイヤーマフをつけ終えると、ストライダースピーカーから大音量の音楽が流れる。
「凄い音だね....」
北上はイヤーマフを付けていても若干聞こえていた。音圧によってスキビディトイレの軍団は後ろに吹っ飛び、味方同士とぶつかり合った影響で爆発四散する。
「凄い...」
矢矧はその光景に圧巻されており、少し横を見るとカメラマンが勢いよく踊っていた。そして音は止み、矢矧達はイヤーマフを外す。
「このまま進んだら嫌な予感がする...」
このまま進んだら何か恐ろしい事が起きると感じた矢矧は全員にカメラマンの基地に戻る様に指示する。
「全艦、帰投する」
帰投しようとした瞬間1人のカメラマンが矢矧達の前に現れた。すると突然勢いよく、矢矧達の方へ向かってきた。
「なっ...!?」
反応が一瞬遅れた矢矧。しかし間にカメラマンが入り、取っ組みあって何とか抑える。その隙にもう1人のカメラマンが背後に回り、首に付いていた“謎の物”を引き離す。引き離した謎に物の正体は、とても小さいトイレであった。カメラマンが小さいトイレを掴んで取り押さえる。
「まさかコイツがカメラマンを操っていたのかしら...?」
じっくりと小さいトイレを見る矢矧。いかにも襲いかかってきそうな雰囲気で正直気持ち悪かった。しかし、これは重要な物だと思い矢矧はこの小さなトイレを持って帰ることにする。
これにより、事態は大きく急変することとなる...。
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