艦隊これくしょんの世界にトイレのアイツらが攻めてきた   作:フェイさん

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救出作戦

タイタンスピーカーマンがスキビディトイレに奪われてから2週間が経ったある日、基地内に警報音が響き渡る。

 

「な、何だ...!?」

 

初めて警報音を聞いた提督は何が起きたのか一瞬分からなかった。するとそこに1体のカメラマンが提督の元に駆け寄る。そして着いてくるようにジェスチャーをして、提督はカメラマンに着いていく。

 

着いた場所は監視室であり、24時間体制でカメラマン達が基地に異常がないかを監視している。そして提督を案内したカメラマンが1つのモニターに指を指す。

 

「これは...!?」

 

そこに写っていたのはタイタンスピーカーマンがスキビディトイレと深海棲艦を引き連れている姿であった。しかもそこには洗脳されているカメラマンとスピーカーマンも大勢いた。

 

「まさかこっちに向かって来ているのか!?」

 

カメラマンは頷く。これには提督は今まで以上に焦りを隠すことができなかった。

 

「とにかく、奴らを止めなければこの基地が破壊されてしまう...。急いで迎撃艦隊を出撃させなければ...」

 

そうして艦娘、カメラマン、スピーカーマンが急いで出撃準備をして洗脳されたタイタンスピーカーマン達を迎撃に向かった。

 

......

 

「大丈夫かな...向こうには洗脳されたタイタンスピーカーマンがいるっていう話だったけど...」

 

迎撃する為に出撃した艦娘の1人である時雨が不安の言葉を漏らす。

 

「とにかく敵の侵攻を止めなければカメラマンの基地が壊滅してしまいます。ここは全力で挑みましょう」

 

旗艦の扶桑が全員を鼓舞しようとするが、タイタンスピーカーマンが敵側にいるせいで食い止められるかが全員不安で仕方なかった。

 

(まずいわね...圧倒的な戦力差のせいで全員の士気が落ちてるわ...)

 

この状況を打開しようとする扶桑。すると空からスピーカーマンキャリアがEverybody Wants to Rule the Worldを大音量で流しながら飛んでいた。

 

「この歌って...」

 

何度も聞き覚えのある歌に吹雪は耳を傾ける。

 

Welcome to your life.There’s no turning back.Even while we sleep.We will find you,Acting on your best behaviour,Turn your back on mother nature,Everybody wants to rule the world.

 

「なんかこの歌を聴くと気分が上がるね〜」

 

北上が耳を澄ましながら聞いていた。そして他の艦娘達も耳を澄ましながら聞いていると不思議と気分が高揚し始めた。

 

「なんか行けそうな感じがするわ!!」

 

「そうね。早く向かって彼らを洗脳から解放してあげましょう!」

 

暁と雷がそんな風に話していると、奥の方から気配が強くなってきた。

 

「皆さんそろそろ接敵します!全艦、砲撃準備!」

 

サイエンティストカメラマンによって作られた新型の主砲で砲撃準備に入る。カメラマンやスピーカーマン達も大軍で、少しずつ敵との距離を縮めていく。

 

「見えた...!」

 

扶桑が遂に敵を発見する。ザッと数えただけでもスキビディトイレが合計30体、洗脳されているカメラマンとスピーカーマンが20人、そして深海棲艦は駆逐イ級が5隻、軽巡ホ級3隻、軽母ヌ級が2隻であった。

 

「数が多い...だけどタイタンスピーカーマンの姿がない...?」

 

タイタンスピーカーマンがいない事に違和感を覚える扶桑。しかしとにかく基地を壊滅させるわけにはいかない。全員主砲をスキビディトイレに向けて、カメラマンとスピーカーマンは洗脳解除をする為の銃で洗脳されているカメラマンとスピーカーマンを解放し始める。

 

「向こうは彼らがやってくれてる。私達はスキビディトイレと深海棲艦を撃滅しましょう。全艦、砲撃用意!撃てぇ!」

 

扶桑の合図によって対ST用砲弾がスキビディトイレに目掛けて飛んでいく。

 

「!?」

 

スキビディトイレ達は砲弾を直で受けて爆発四散する。今までの主砲より遥かに威力が上がっていることを実感した艦娘達は驚く。しかも威力が上がっているだけでなく命中精度も格段に上がっており、狙った所に砲弾が飛んでいったのだ。

 

「こんなに性能が上がっているなんて...。見た目は全然変わっていないのに...」

 

不知火は主砲をジッと見る。すると深海棲艦達が艦娘に向かって砲撃を始める。

 

「撃ってきたわね!」

 

陽炎が駆逐艦イ級に53cm酸素魚雷を2発放つ。魚雷は全て命中し、イ級は大きな断末魔を上げながら沈んでいく。

 

「よし!この調子で他も倒して...」

 

しかし、空から何かが飛んでくる音が聞こえる。

 

「あれって...!?」

 

初雪が上を見上げるとそこには...タイタンスピーカーマンが空から飛んできていた。しかも隣には...G-Manもいた。

 

「Skibidi ! Skibidi !」

 

「よりにもよってG-Manもいるの...!?」

 

曙がG-Manを見るとG-Manは曙を見て不敵に笑う。

 

「ヒッ...!?」

 

恐怖心を覚えた曙は急いでその場を離れる。タイタンスピーカーマンのキャノン砲とG-Manのレーザー攻撃で多くのカメラマンやスピーカーマンがやられていく。

 

「このままじゃ...!」

 

このままだと全滅してしまう可能性が大きいと考えた扶桑は一度退却する事を考える...が、突然波が大きく揺れだす。

 

「え...!?」

 

扶桑が後ろを振り向くと、大きな船体に某怪獣映画に出てきそうなメー◯ー戦車の砲塔を載せた船が現れた。

 

「大きい...」

 

とにかく大きいその船は全長200m以上はあった。そして、砲塔はタイタンスピーカーマンの方へ向けられて洗脳解除をするレーザーを発射する。

 

「もしかしてあれでタイタンスピーカーマンを解放するつもりなの!?」

 

綾波が驚愕するとレーザーはタイタンスピーカーマンに向かって行く...が、G-Manが盾となって、洗脳解除を防いでしまった。そしてお返しと言わんばかりに、側面についているレーザーと目からのレーザーの一斉攻撃で船体を攻撃する。船体は激しい爆発を起こして真っ二つに割れて沈没してしまった。

 

「...ッ!全艦退却!!」

 

扶桑が大声で海域を離れるように指示する。艦娘と残ったカメラマンとスピーカーマンは急いで現海域を離脱するのであった。

 

こうしてタイタンスピーカーマン救出作戦は失敗に終わるのだった...。

 




予想が着く人もいると思いますが次回は“あの”キャラが登場します!
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