艦隊これくしょんの世界にトイレのアイツらが攻めてきた 作:フェイさん
鎮守府を放棄して1時間経つ。提督と艦娘達は遂にカメラマン達の基地を見つける。
「あれか...。外見は本当に軍事基地のようだ。門の前には砲の様なものがある...」
提督と艦娘達は陸地に付き、カメラマン達の基地に足を踏み入れる。出迎えに来たカメラマン達が提督と艦娘達を案内する。
「これは凄い...」
中は工廠に似ても似つかない雰囲気でとても広かった。高度な科学技術を発達させているカメラマン達はここでスキビディトイレに対抗する為の兵器開発をしている。
「こんなに広いと迷子になりそうっぽい」
「そうだね。鎮守府とはまた違う雰囲気を感じるね」
夕立と吹雪がキョロキョロ見ている。そして全員カメラマン達に付いていき、とある部屋に案内される。
「ここは?」
長門がそう尋ねるとカメラマン達は部屋の扉を開ける。そこには兵器開発をしているサイエンティストカメラマン達の姿があった。
「ここは鎮守府で言うところの工廠の様なものか。こう見ると本当に科学技術が発達しているんだな」
まじまじと提督は開発しているサイエンティストカメラ達を観察する。それに気づいたサイエンティストカメラマン達は提督に向かってサムズアップをする。提督もそれに応えるようにサムズアップする。
少し進むとサイエンティストカメラマンが机の上にある物を手に取って見せる。
「これは...砲弾...?」
見た目は砲弾の様だが側面にはanti skibidi toiletと書かれていた。つまり対スキビディトイレ用の砲弾であった。
「これは凄い...。これがあればアイツらを倒す事も容易になるのか?」
それを聞いたサイエンティストカメラマンは首を縦に振る。艦娘達は砲弾を手に取りまじまじと見つめる。
「見た目は普通の砲弾っぽいけど...」
「そうね...これでアイツらに対抗できるのかというのが本心なのだけど、彼らの技術力は本物よ。信じましょう」
時雨と扶桑がそう言うとカメラマン達が手招きする。全員付いていき、開発室から部屋を出て更に奥の方へと進んで行った。今度は個室の部屋であった。どうやら艦娘達と提督の部屋を用意してくれた様だった。
「本当にありがとう。感謝する」
そのままカメラマン達がサムズアップする。艦娘達はそれぞれの部屋に入っていき、今までの疲れを癒し始めた。提督も重なる疲労によって体が重い為、休む事にした。
〜6時間後〜
眠りに付いていた提督。ベッドから起き上がり、軽く身だしなみを整えて個室から出る。すると目の前にいたのは秘書官の長門であった。
「どうだ提督。眠れたか?」
「あぁ、いい感じに眠れた」
背伸びをする提督。するとそこに1人のカメラマンが提督に寄ってきた。手をクイクイ動かしている為、着いてきて欲しいという意味と受け取った2人はカメラマンに着いていく。
暫く歩いているとある部屋に連れて行かれる。入ってみると広大な空間が広がっており、そこにはジャイアントロケット・スキビディトイレの攻撃によって負傷したタイタンカメラマンが修理を受けていた。
「凄い傷だな...我々の為に戦ってくれたのか...」
敬意を表すために海軍式敬礼をする提督と長門。それに応える様にタイタンカメラマンもサムズアップで返した。
〜1ヶ月後〜
カメラマン達の基地に着いて1ヶ月経ったある日、スキビディトイレ達が南西諸島海域に現れたという情報が入る。
「今度は南西諸島海域か...各地で現れているが目的がよく分からないな...」
「そうだな、だが野放しにしてはおけん。速やかに撃滅しなければ」
「そうだな。長門、主力艦隊を編成する。戦艦2隻、空母3隻、重巡5隻、駆逐艦10隻で行く」
「了解した」
そうして主力艦隊に選ばれたのは、比叡、榛名、瑞鶴、翔鶴、飛龍、足柄、羽黒、摩耶、鳥海、利根、島風、皐月、弥生、初雪、叢雲、天霧、朧、若葉、初霜、夕暮となった。そして全員サイエンティストカメラマン達が開発した対スキビディトイレ用砲弾も装備している。
「作戦を説明する。南西諸島海域にジャイアント型が5体、ラージ型7体、ノーマル型が10体。そして、新たなトイレも確認された。これらを全て撃滅する。戦艦の主砲、空母の爆撃、駆逐艦の雷撃による一斉攻撃で一気に攻めるんだ」
「なんか数が増えたわね...」
「その新たなトイレって一体何でしょうか?」
瑞鶴は前回のトイレの数より増えていることに驚き、榛名は新しいスキビディトイレについて聞くと提督は答える。
「大きさはジャイアント型だが、覆面を被った黒いトイレらしい。戦闘力も未知数だから全員油断せずに戦って欲しい。では、全艦出撃!」
そうして主力艦隊の艦娘達は出撃準備を急いで始める。カメラマン達も急いで出撃する準備を整えて、艦娘達と一緒に出撃する。こうして、南西諸島海域に向けて両軍が出撃し始めたのであった。
次回は“あの人達”が登場します!