閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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今だ月閃と蛇女以外目立った動きがないままいたずらに時間が経過する


そんな中、各チームのメンバーたちが春花に呼び出された


呼び出された皆に春花は忍の盆踊りの名前を別の名前とルールを変えようという提案をする


春花はルールを運動会形式にしようと提案をし


忍の盆踊りに難色を示していた数名がそれを聞いてやる気を示しだす


このルール改変は皆に効果を与えた半面


元の世界に戻ることの話しも加わった際には帰りたい派と帰りたくない派の派閥が起こったりもしていた


いろいろな意見や案が飛び交う中で一先ずはそのことは保留とし


場の空気を変えるために春花は水上運動会の開催を宣言するのだった



欲望入り乱れるパンツ食い競争

 

 

 

 

 

第一の種目として春花が皆に告げたのは「パンチ食い競争」というなんともふざけたような種目名であった

 

 

当然、皆はそれに関して難色を示していた

 

 

「何が悲しくてパンツを口に含まねばならないんだ?旗から見たらただの変体行為にしか見えんぞこれは?」

 

 

叢が種目名についてそう感想を述べる

 

 

「考えるんじゃないわ、感じるのよ!そうすれば気持ちよくなってくるから♪」

 

 

「べ、別に気持ちよくなんてなりたくありません!そもそもパンツとは履くものであって口に含むものではないはずです!」

 

 

「あら、そんなこと誰が決めたのかしら?パンツを口に含んでも頭にかぶってもいいじゃない?そういう柔軟な発想が輝く明日を作っていくのよ?」

 

 

「ならそんな明日など壊れてしまえばいい」

 

 

異議申し立てしても自身のペースを崩さない春花に手を焼いているとそこに横槍の声が入る

 

 

視線を向けるとそこには光牙がむすっとした目を向けながら春花を見ていた

 

 

「あら効果が切れたみたいね?」

 

 

「おかげさまでな…だから言っただろう、こんな変な企画を出したところでこうなることは目に見えていると」

 

 

光牙は呆れた様子で春花に突きつける

 

 

「ふふん、残念だけど「ドキッ!忍だらけの水上運動会」は始まっちゃったのよ。もうあなたが何を言おうとも止まらないわ。決まったものに難癖するなんて男としてみっともないわよ?」

 

 

「ほざけ、はぁ…まぁいい。そういうことならもう知らん、あとは適当にやってくれ」

 

 

そういうと光牙は回れ右で背を向けて歩き出す

 

 

「あら、どこに行くのかしら?」

 

 

「付き合う義理もないからな。お前らがそのふざけた名前の競技をしている間に俺は戻って寝るとする」

 

 

「ちょっと光牙くんまってよ。もう、いけずなんだから?」

 

 

何を言っても無駄と悟った光牙は丸投げする形でその場から去ろうとした

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

「ん?」

 

 

しかし進もうとした瞬間、腕をつかまれた感覚に襲われ、振り返る

 

 

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」フンフン!

 

 

「んん?…む、紫?」

 

 

そこには光牙の手を離すまいとして同時に鼻息を荒くしている紫の姿があった

 

 

「…どうした紫、なぜそんな息を荒くしているんだ?」

 

 

意図が全くつかめないがひとまず光牙は紫に尋ねてみる

 

 

「…やろ」

 

 

「えっ?」

 

 

「…一緒に、やろう。光くん…」キラン

 

 

「はっ?……はぁっ!?」アセアセ

 

 

まさかの一言に光牙はキャラがぶれるんじゃないかというほど驚いた顔を浮かべる

 

 

パンツ食い競争なんてふざけた行事などやる価値を見いだすことすら難しいというのに

 

 

そんな競争に幼なじみである紫に誘われるだなどと夢にも思っていなかったからだ

 

 

「な、何を言い出すんだ紫、自分が何を言っているのか理解してるのか!?」アセアセ

 

 

「…私、競技の内容は、どうでもいいの…光くんと、思い出が作りたいだけ…だから、ね。一緒にやろう、光くん?」

 

 

「うっ、ぅぅ…」

 

 

上目遣いにおねだり、さすがの光牙もたじたじにされてしまいそうな気がした

 

 

「待ってください!紫さん!独り占めはさせませんよ!」

 

 

「っ?」

 

 

光牙がうろたえていると唐突な一声に加えて今度は背中に違和感を覚え、見てみるとそこには愛花がいた

 

 

「私だってししょーと思いで作りたいです!」

 

 

「あ、愛花。お前まで何を言っているんだ?他の奴らならともかくお前までこんなくだらないことに付き合う必要はないんだぞ?」

 

 

まだ幼く純粋な愛花に大人が考えたこんな馬鹿げた遊びに付き合う必要はないんだと光牙は諭そうとする

 

 

「いいんです。私、師匠たちと一緒に楽しい思い出が作れるならそれだけでうれしいんです!」

 

 

内容に関してはやはり他の者たち同様に少々恥ずかしそうにしてはいたが

 

 

紅蓮竜隊の、家族の思い出をたくさん作りたいと願う愛花はそれでもいいと強く返答する

 

 

何より一番尊敬している光牙と楽しい思い出が作れるならばという思いもあったからだ

 

 

「…また、あなたなの?…光くんから離れて」ギロリ

 

 

「い〜やで〜す〜!そっちこそ離れたらどうですか〜?」

 

 

「「〜〜っ!!」」ジジジジジジジ!

 

 

互いに離れろと言い合い、同時に激しい睨み合いを始める

 

 

「お、おいお前たち少し落ち着け」

 

 

「光くんは黙ってて!」

 

 

「ししょーは黙っててください!」

 

 

「っ!?」

 

 

止めに入ろうとするも紫と愛花の気迫にさしもの光牙もたじろぐほどだった

 

 

「あらあら、光牙くんったらモテモテね〜♪」

 

 

「…誰のせいでこんなことになってると思ってる?」ギロッ

 

 

「はてさて、なんのことやら〜♪」

 

 

他人事のような物言いをする春花を光牙が睨みつけていた

 

 

ギロリと睨まれながらも春花は素知らぬ顔で返す

 

 

「あ、あの春花さん、一つよろしいですか?」

 

 

「斑鳩ちゃん?なにかしら?」

 

 

「そ、その…パ、パンツ食い競争のことなのですが」アセアセ

 

 

斑鳩が自分に質問をしてくるなんて珍しいなと春花は思った

 

 

しかも普段なら猛反対しそうな陣営に入るであろう人物だからこそ余計にそう感じたのだ

 

 

「口に含むパンツは女性は女性ものを、男性は男性ものをとみていいのですか?」

 

 

「別にパンツであればどれでも構わないわよ?」

 

 

「ダメです!男性の方には男性用のものを含ませるべきです!」

 

 

「えっ…えぇ、べ、別にそれでいいなら構わないわよ?」アセアセ

 

 

なぜか男性には男性ものという提案をし、そこは断じて変えるべきではないとものすごい勢いで主張してくるのでさしもの春花も押されてしまった

 

 

「そうですよ。ええそうですとも!そうすべきですわ!」

 

 

了解を勝ち取り斑鳩は満足そうにしていた

 

 

「ふふ、ふふふふふふ…」じゅるり

 

 

さらには何かを想像しているのかよだれが垂れていた

 

 

「…斑鳩ちゃんってあんなキャラだったかしら?」

 

 

普段の彼女からはあまり想像できないなと思っていた

 

 

「さーて、思わぬ展開があったけどいい加減そろそろ始めるとしましょうか♪」

 

 

光牙とのやりとりにだいぶ時間を使ってしまったので春花は仕切り直しとして改めてパンツ食い競争を始めることを宣言する

 

 

「さぁ、みんなパンツを加えて!さぁ競技開始よ!」

 

 

春花の号令の元、パンツ食い競争が始まるのだった

 

 

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