閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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第二十九章 僕たちの生き様

怨櫓血(オロチ)によって飛鳥のあとを追うように次々と仲間たちが倒されていった

 

「みなさん…!?」

 

「そんな…」

 

あたりを見回すと立ち上がろうともがくもダメージによってそれも困難な4人の姿が

 

「は~っはっはっはっは~!」

 

「っ!?」

 

「fantastic♪…実に見事ですね。最初は未完成だったからどうなるかと思っていましたが、未完成とはいえ素晴らしいパワーだ。さすがは怨櫓血(オロチ)というべきでしょうね」

 

「道元…!」

 

先ほどまで佐介たちの戦いを遠くから見ていた道元が今、佐介たちの前に姿を現した

 

「君たちには驚かされたよ。怨櫓血(オロチ)を相手にここまであがくとは」

 

「どうして…こんなことを?」

 

「ん?」

 

怨櫓血(オロチ)なんて化け物を蘇らせてあなたは何をしようとしてるんですか!?」

 

怒りを孕みながらも佐介は道元にその真意を問うた

 

「…ふっ、いいでしょう。君たちの奮闘に敬意を称し、めいどの土産に教えてあげましょう。私のなそうとしていいるものを、それは、怨櫓血(オロチ)たち妖魔の力を兵器として利用し世界各国の軍や組織などに売ることなのです」

 

「っ!?」

 

「妖魔を兵器として!?」

 

その道元が語る野望の内容に佐介と飛鳥は驚く

 

怨櫓血(オロチ)たち妖魔の力は絶大、これらを兵器として使えば多いに活躍してくれることでしょう。そして私はこれらを提供する見返りに巨万の富を手にする。おぉ~なんと素晴らしい~」

 

道元は最高の喜びを感じるかのような顔でそう言った

 

「…なこと」

 

「ん?」

 

「そんなことさせない!妖魔を兵器として売るなんて間違ってます!もしそうなれば今以上に戦争は激化し、それによってさらに多くの犠牲者が増える。それだけは僕が絶対に、死んでもさせない!!」

 

「それだけのために…たったそれだけのために焔ちゃん達を利用するなんて許せない!」

 

互いに支え合いながら立ち上がる佐介と飛鳥は心のそこから怒りとともにそう叫んだ

 

彼らは確かに悪忍であり、自分たちの敵だった。しかしそれ以上に彼らもまた自分たちのように夢や思いを胸に強くなろうと日々努力してきたのだ

 

しかし道元はそんな彼らの思いを踏みにじり、挙句の果てに彼らを怨櫓血(オロチ)復活のために贄として利用したのだ

 

彼らの無念を思うと2人は腹わたが煮えくり返る思いだった

 

「ふふふふ、いくらあがこうとも所詮君たちは烏合の衆にしかすぎません。君たちに残されたもの。それはこのままなすすべもなく怨櫓血(オロチ)に殺されるという運命だけなのですよ」

 

佐介達をあざ笑うように道元はそう吐き捨てた

 

「なら、そんな運命を僕たちが変えてみせる!」

 

「焔ちゃん達の無念をはらすためにも私達は!」

 

「「絶対に負けない!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その2人の思いが奇跡を起こした

 

 

 

 

 

 

ピカァァァァァァン!

 

 

 

 

 

「なっ、なんだこの眩しい光は!?」

 

その光は怨櫓血(オロチ)の出現によって闇に染まりきった世界を照らし、同時に怨櫓血(オロチ)を苦しめるほどのまばゆき光だった

 

そしてその光を放つものの正体、それは……

 

「あれは…」

 

「超秘伝忍法書!」

 

先ほどの飛鳥の攻撃で怨櫓血(オロチ)の体内から落ちてきた超秘伝忍法書だった

 

「バカな!?復活のさいに怨櫓血(オロチ)にエネルギーを吸収され力など残っているはずがない!?」

 

この現象には佐介達だけでなく道元も驚きを隠せない

 

「どうして超秘伝忍法書が?」

 

疑問を浮かべる2人だったが、次の瞬間

 

 

 

ピィィィィィィィィィィィィ!

 

 

 

超秘伝忍法書から1つの光が飛鳥に向かって放たれた

 

そして光が飛鳥を包む

 

「なんなの…これ?」

 

「飛鳥ちゃん?」

 

「なんだか、とても優しくって温かい…」

 

自分たちを包む光の不思議な感覚を全身で感じていると飛鳥は徐々に体の底から力が湧き上がっていくのを感じる

 

「なんか、身体中に力が溜まってくる!」

 

超秘伝忍法書が飛鳥に宿る潜在能力を解放していく。その際、リボンが解けて髪型がポニーテールからストレートになった

 

「飛鳥ちゃん…すごい気だ」

 

「これが超秘伝忍法書の力なんだね!」

 

佐介が飛鳥の変化に驚いていた時だった

 

超秘伝忍法書が今度は佐介に向かって飛んでくると佐介の前で止まる

 

「これは……?」

 

佐介が超秘伝忍法書を手にすると

 

 

 

 

ピカァァァァァァン!

 

 

 

 

超秘伝忍法書からまばゆき光を放つ

 

「もしやこれは?」

 

佐介はゆっくりと目を閉じると目の前に自分の秘伝忍法動物のライガーが現れた

 

「ライガー……」

 

 

ガォォォォォォォ!!!!!

 

 

ライガーは王者の如き遠吠えをあげると

 

佐介の脳裏にイメージが浮かび上がる

 

しかし、それは今までのものとは少し異なっていた

 

それは先ほどの飛鳥同様、自分の中にある潜在能力が解放されていくような、そんな感じだった

 

「ライガー…」

 

目を向けるとライガーもまた自分を信じ、力を託してくれたのだと感じた

 

「……ありがとう。ライガー」

 

ライガーにお礼を述べると意識を戻し、目を開き巻物を突き出し、みんなの笑顔と命を救わんと佐介は高らかに叫ぶ

 

 

「忍……超・(ソウル)転身!!!!!」

 

そう叫んだ瞬間、蒼き炎が佐介の周りに出現し、さらに佐介の最後からは獅子の姿をかたどったエネルギーの塊が現れた

 

 

ガォォォォォォォ!!!!!

 

 

灼熱の獅子は咆哮をあげると佐介をまるで飲み込んでしまったかのように覆い被さる

 

「ハアァァァァァァァァァ!!!!」

 

高らかに叫ぶとともに

 

「ハァァァ!!」

 

蒼炎を振り払い現れたのは髪が首元まで伸びており瞳の色が通常時の茶色から青い色に変わり

 

体型が通常時よりも細くなっており、さらに耳が尖り、尻からは尻尾が生えていた

 

「揺るぎない仲間との絆、佐介・極限魂(オーバーソウル)!!」

 

「なんだその姿は!?そんな姿、前回の報告にも今回の戦っていた時にもなかったぞ!?」

 

「なくて当然です。この力は今生み出されたものなのですから」

 

「なん…だと!?」

 

「これは超秘伝忍法書が私達に託してくれた力、この力で絶対に怨櫓血(オロチ)を倒してみせる!」

 

2人の目には先ほどまでの絶望感はなかった

 

今の2人に見えているのは怨櫓血(オロチ)を倒してみんなや光牙や焔たちを救うという未来が見えていた

 

「なにを小癪な〜!たかが少々パワーアップしたくらいで粋がるな〜!怨櫓血(オロチ)よ、やってしまえ!!」

 

道元に従っているのかは定かではないが怨櫓血(オロチ)は2人を倒そうと襲いかかってきた

 

「飛鳥ちゃん…怖くはない?」

 

「大丈夫だよ。佐介くんがそばに居てくれる。それだけで私は安心できるから」

 

「そっか……じゃあ行こうか飛鳥ちゃん!」

 

「うん!…(今私、佐介くんと同じ場所に立ってる。佐介くんと一緒に戦える。もう、背中を追うだけの私じゃない、これからもずっと佐介くんと一緒に歩んでいくためにももっと強くなる!)」

 

意を決し2人は怨櫓血(オロチ)に向かっていく

 

【グエィィウォォォォォォォ!!!!】

 

怨櫓血(オロチ)はそれをさせじと攻撃をするも

 

それを回避する二人

 

「いやぁぁぁぁ!!!」

 

ザシュン!ザシュン!

 

飛鳥が怨櫓血(オロチ)の体を切り裂いた

 

しかもそれは先ほどとは比べられないほどのダメージを怨櫓血(オロチ)に与えた

 

「なに!?」

 

これに道元はさらに驚きの声をあげる

 

「はぁぁぁぁ!!」

 

そして佐介も飛鳥に続き、怯む怨櫓血(オロチ)にパンチをかます

 

拳が怨櫓血(オロチ)にヒットする

 

「っ!?」

 

しかし、ここで佐介はあることに気づいた

 

「(パンチの威力が弱い…?)」

 

そう、通常よりも威力がないことに気づいた

 

「(どういうことなんだろう?…確かに力がました気がしたのに?)」

 

佐介が不思議がっていると

 

「佐介くん!」

 

「っ!?」

 

【ウガァァァァァァ!!!!】

 

飛鳥の声を聞いた佐介は攻撃をかわす

 

「(あれ?でもなんだか体がすっごい軽い!)」

 

攻撃をかわすとともに自分の体がいつも以上に軽くなっていることに気づく

 

「やあぁぁぁぁぁ!!!」

 

そしてすかさず連続蹴りをかます

 

怨櫓血(オロチ)は蹴りをくらい怯む

 

その時、これにより佐介はさらに何かに気づいた

 

「(さっきの蹴り、いつもよりもヒットした数が多い…もしかしてこれって)」

 

そう、先ほどの連続蹴りはいつもなら10回もの蹴りを与えられる技だったが

 

さっきの蹴りは1秒でその5倍の50回もヒットさせることができた

 

まるで自分が5人いて、その5人が一斉に蹴りを食らわしたみたいな感じだった

 

つまりここから導き出される答え

 

それはこの姿になると攻撃力こそ半減するもその代わり、それを埋める程の身軽さとそれによって生み出すことができる超速度の連続攻撃を可能としたものだということだ

 

「…そうとわかれば問題ない。いける!」

 

この姿の能力をある程度理解した佐介は飛鳥と対峙する怨櫓血(オロチ)に目を向ける

 

「行きますよ!!」

 

そう意気込んだ瞬間、佐介は加速すると

 

「はぁぁぁぁ!!!」

 

怨櫓血(オロチ)の顔面に向けて高速の連続パンチを叩きつけた

 

怒った怨櫓血(オロチ)が佐介を狙う

 

すると佐介は両手を突き出し広げると炎とともに獅子の顔を象ったヌンチャクを手にする

 

「ほぅ~おっ!ふぇい!わちゃー!!」

 

ヌンチャクを巧みに使い、防ぐだけにとどまらず、隙を突き攻撃をかえす

 

「佐介くん。すごい!」

 

「飛鳥ちゃんもね!」

 

佐介と飛鳥はその調子のままたたみかける

 

「秘伝忍法・一刀繚斬!!」

 

岩を足場に水平に往復しながら連続で斬撃を繰り出していき、最後に上から二刀流を振り下ろして怨櫓血(オロチ)を切り裂いた

 

「…獅子の爪!」

 

さらに追撃をなさんとする佐介は両手からエネルギー状の爪を展開する

 

「たりゃあぁぁぁ!!」

 

高速移動とともに爪で怨櫓血(オロチ)の体を次々と切り裂いていく

 

断末魔をあげる怨櫓血(オロチ)

 

「決めるよ飛鳥ちゃん!」

 

「うん!」

 

「「秘伝忍法!!」」

 

2人は力を高めると飛鳥が先に仕掛ける

 

「えい!やっ!とぉぉぉ!!!佐介くん!」

 

「任せて飛鳥ちゃん!たぁ!そい!せいやぁぁぁ!!!!」

 

さらに佐介が追撃する

 

そしてトドメの攻撃を2人同時に放つ

 

「「乱れ咲き・刀拳乱舞!!」」

 

 

佐介と飛鳥の技が怨櫓血(オロチ)にトドメの一撃を放った瞬間

 

 

【ウガァァァァァァ!!!!】

 

 

断末魔の叫びと共に怨櫓血(オロチ)の体が崩れさっていく

 

「そ、そんな怨櫓血《オロチ》が倒されるなど!?これは何かの間違いだぁ!!?」

 

道元が事態を理解できずその場に倒れこんでにいると怨櫓血《オロチ》の巨体が自分の方に向かって倒れこんできた

 

「なっ!?やっ、やめろ!こっちに来るな!?…oh…Noooooooo!!!!??」

 

ドスンという音とともに道元は怨櫓血《オロチ》の下敷きになってしまった

 

そして怨櫓血(オロチ)が倒され完全に息絶えると、体が消滅していき空を多うどす黒い怨念が消え、朝日の光が蛇女子学園を照らす

 

「…っ」

 

佐介は怨櫓血(オロチ)が消滅し崩れた瓦礫の山の中からもう1本の超秘伝忍法書を取り出した

 

「佐介くん…」

 

飛鳥が駆け寄ってきた

 

「…終わったね。何もかも…」

 

「うん…」

 

飛鳥の体から力が抜け、佐介も転身を解除すると

 

力尽き倒れそうになったが、2人を温かい手が支えてくれた

 

それは斑鳩や葛城、柳生や、雲雀達だった

 

「やったな、佐介、飛鳥!」

 

「すごいよ2人とも!」

 

「お見事でしたわ!」

 

「さすがだな」

 

怨櫓血(オロチ)にやられていた斑鳩達が佐介たちを支えてくれたのだ

 

「お二人ともお怪我はありませんか?」

 

「はい、大丈夫です。ご心配をおかけしました」

 

「私たちならこの通りだよ」

 

まだまだ大丈夫と言わんばかりいきいきしてるようにみせる飛鳥を見た葛城が意地悪そうな顔をする

 

「いやいや〜、嘘はいけないよ飛鳥ちゅぁ〜ん?心配だから、おじさんが本当に大丈夫かどうか調べてあげよう♪」

 

「か、かつ姉、やめてよ〜!?」

 

葛城がセクハラし始め飛鳥は嫌がる

 

「かつ姉、やめてあげてください」

 

「そうだよ。2人とも疲れてるんだから、セクハラは後にしてあげてよ」

 

「先でも後でもセクハラお断り!」

 

さっきまでのシリアスっぽい空気は見事に葛城に壊され

 

みんなおかしくなってきて笑いあう

 

その時、瓦礫の山の向こうに複数の人影が見えた

 

日差しのせいではっきりとは見えないが

 

佐介たちにはわかった。あれは光牙たちだと

 

「光牙くん!みなさん。無事だったんですね!!」

 

光牙たちが生きていたことに安堵する佐介たち

 

そして光牙たちは飛鳥達を見つめるとそのまま何も言わず背を向けて歩き出した

 

「春花さん!」

 

雲雀が春花を追いかけようとする

 

「待ってひばりちゃん」

 

「佐介くん…」

 

だが、そんな彼女を佐介が手を掴んで止めた

 

「行かせてあげよう、大丈夫。信じていればいつかきっと会えるから」

 

「……そうだね」

 

納得したように言うも目には涙が溜まっていた

 

「いいのですか?彼らを行かせてしまって?」

 

「いいんです。彼らは敵ではありません。次に会うときは..同じ忍を目指すライバルとして…」

 

佐介の言葉に、斑鳩も同意するように頷いた

 

「(またいつか会えると僕はそう信じてる。あなたも同じだよね?光牙くん)」

 

内心でつぶやきながらいつかまた会えると信じる佐介だった

 

「さぁ、帰りましょうみなさん。半蔵学院に…」

 

「うん」

 

「えぇ」

 

「そうだな!」

 

「ああ…」

 

「帰ろう!」

 

佐介達は微笑み会うと、ゆっくりと帰りの道を歩みを進めた

 

歩くたびに体が鉛のように重かった

 

しかし彼ら心はそれとは真逆に羽のように軽かった

 

眩しい朝日に背中を温かく照らす

 

そしてそんな彼らの勇姿を後から追いついた霧夜たちが温かく見守っていると

 

 

しゃり〜ん♪

 

 

どこからか鈴の音が聞こえた

 

霧夜たちはそれに驚くも

 

その意味を察したように笑みを浮かべた

 

 

 

 

 

そしてそんな2人を瓦礫の片隅から見て笑みを浮かべる影が1つ、そこにはあった

 

 

 

 

6つの少年と少女たちの影は、自分たちの居場所の方に向かって、真っ直ぐ歩んで行った

 

これからも続く彼らの生き様という名の未来の道を

 

 

 

 

 

 

 

「これが僕たち忍の生き様です!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして蛇女子学園との戦いを終えた佐介たちは平和な日々へと戻っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

学院での学生生活…

 

 

 

 

 

仲間との楽しい日々にへと…

 

 

 

 

 

忍の一字を胸に刻みながら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平和な日々の元、佐介はいつもどおり修行の一環であるランニングを行っていた

 

「はっ、はっ、はっ、はっ」タタタタタタ

 

ランニングをしている途中でのことだった

 

前方に1人の長い髪の人が歩いているのが見えた

 

そして佐介と髪の長い人がすれ違った。その刹那

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「御機嫌よう…」ボソッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ?」

 

 

 

いきなり声をかけられ驚いた佐介が振り向くといつのまにか髪の長い人は消えていた

 

「……?」

 

不思議な顔を浮かべ、その場に立ち尽くすのだった

 

 

 

 

 

しかし、この出会いが佐介たちにとって新たな戦いの幕開けとなることをこの時の佐介はまだ知る由もなかった




告知 新章スタート!


「私たちは今ここに…学炎祭の開催を宣言します!」


「違うよ!そんなの間違ってるよ!!」


「私はあくまで副リーダーです」


「あなたは…?」


「最強の忍にして神の力を持つ私たちのリーダー、その名を…」


「君たちはここで終わるんだよ半蔵学院のみなさん…」


半蔵学院 月閃編&月閃女学館ノ巻 完成次第投稿

⁇?「カミングスーン♪神だけにw」

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