閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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蛇女の拠点に乗り込んだ光牙たちはそこで忌夢と紫と遭遇する


それによっ日影対忌夢、紆余曲折あって愛花と紫との戦いに発展する


結果は愛花と紫が痛み分けの常態になり、これ以上の戦闘継続を断念した忌夢の撤退によって光牙たちはヤグラを壊すことに成功した


ヤグラを破壊し、拠点に戻った光牙たちはひと時の休息を楽しんでいたが


拠点に巫神楽三姉妹が現れたことでそれも長くは続かなかった


巫神楽三姉妹は当初、唐突にやってきたことによって接客スイッチが入ってしまった未来と詠に驚きを隠せずにいたがすぐに調子を戻し、光牙たちを倒してここの拠点のヤグラを全部壊そうとする


思い通りにさせまいと華風流には未来が、残る2人は焔が相手をすることになり、紅蓮竜隊の拠点防衛戦が始まるのだった



ハプニングと光牙の逆鱗

紅蓮竜隊の拠点付近のビーチをフィールドとし、未来と華風流、焔と蓮華、華毘の戦闘は続く

 

 

「これでも喰らえ!!」

 

 

未来が術によって左右に二問の機関砲を展開する

 

 

機関砲は未来の意思によって華風流目掛けて放たれる

 

 

乱射される弾丸の嵐が迫る

 

 

「オット!」

 

 

「っ?」

 

 

すると突然地面から何物かの影が現れたと思う暇も与えず、それは華風流を背中に乗せて攻撃を回避したのだ

 

 

「大丈夫カイ?」

 

 

「問題ないわ。でもありがとう」

 

 

「オーライ!イイッテコトヨ♪」

 

 

華風流とそれは親し気に話しをしていた

 

 

「な、なんなのよそいつは?」

 

 

「この子はルカって言って私の秘伝忍法動物よ」

 

 

突如として現れ華風流を助けたのはのはルカという彼女の秘伝忍法動物であることが語られた

 

 

「ご苦労様、一先ず戻ってて」

 

 

「OK、イツデモ読ンデクレヨ。チャオ♪」

 

 

妖気にサヨナラの言葉の意味を持つ言葉を発するとルカは再び自身の能力で地面の中に沈んでいった

 

 

「さてと、さっきは危なかったけど次はこうは行かないんだからね!」

 

 

「確かにいい相棒がいるみたいだけどそれでも勝つのはあたしよ!」

 

 

思いを吐くと共に再び互いに手にしている武器の銃口を互いに向けあうのだった

 

 

 

一方、未来が華風流と交戦している中

 

 

他の2人を相手にしている焔と詠もまた交戦していた

 

 

「おらおらおら!盛り上げていくぜ!」

 

 

「私だって負けてられるか!」

 

 

蓮華と対峙する焔は互いに暑苦しいくらいに燃えたぎっていた

 

 

「どっせーいっす!」

 

 

「こちらも参ります!たぁぁぁっ!」

 

 

華毘と詠、双方の巨大な得物がぶつかり合う

 

 

「ふむ、今のところは五部といったところか?」

 

 

「そうね。なかなか見応えがある試合になってるわね」ゴクッ

 

 

「お姉ちゃんたち張り切ってますね」ズズズ

 

 

「せやな」

 

 

光牙たちが焔たちの様子を見て思い思いの感想を述べる

 

 

「っておい!何お前ら呑気に寛いでんだ!」

 

 

ゆっくりお茶しながらの光牙たちの態度に焔がツッコミを入れてきた

 

 

「何って言われても今回も私の出番はなさそうだったから」

 

 

「私たちに至っては既に”前回の回あたり!で戦ってますから、ねっ日影お姉ちゃん」

 

 

「そやね。わしらは前回働いたんで今回は高みの見物としゃれこませてもらうわ」

 

 

そういいながら3人は各々ジュースを飲んだりお菓子を食べながらこの戦いを見物していた

 

 

「…まったく、あいつらときたら」

 

 

「てやんでい!私を無視するとはいい度胸じゃねぇか!その余裕すぐにへし折ってやるぜ!」

 

 

「っ、誰が!!」

 

 

たるたるな3人の姿に焔は不甲斐なさを感じていたがそこに戦っているにも拘わらず長々と自分をほっぽり出されていることにしびれを切らした蓮華が襲い掛かる

 

 

「蜂の巣にしてやるわ!!」

 

 

未来の方も機関砲の数を倍増させ、四問の一斉掃射を繰り出す

 

 

「そんなもの!やぁぁぁっ!」

 

 

負けじと華風流も水の弾丸を乱射する

 

 

銃と水の射撃合戦はますます激しさを増していった

 

 

「【シグムンド!】」

 

 

「【特選!大玉ロケット華毘】!」

 

 

詠と華毘はパワーとパワーの激突が繰り広げられていた

 

 

焔たちと蓮華たちの戦いは拮抗を続ける

 

 

「「「「「「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」」」」」」

 

 

しかし当然長引けばそれだけ消耗もする

 

 

徐々に互いに疲れが見え始める

 

 

「思ったよりやるっすね」

 

 

「蓮華お姉ちゃん、華毘お姉ちゃん。いい加減そろそろ決着をつけようよ?」

 

 

「そうだな。ここらで一気に決めてやるか!」

 

 

巫神楽三姉妹が意見を一致させる

 

 

「二人とも、あいつら決めに来るつもりみたいだよ」

 

 

「だったらこっちも受けて立つぜ!」

 

 

「そうですわね!」

 

 

敵の動きを見て仕掛けると察した焔たちも受けて立つ構えをとる

 

 

「行くぞ!」

 

 

「全速前進っす!」

 

 

「来たぞ、詠!」

 

 

「はい!」

 

 

こっちに向かって来ると知るや迎撃に出る焔と詠が駆け出す

 

 

「「はあぁぁぁぁぁ!!」」

 

 

徐々に間合いを引き詰め、焔と詠が先んじて仕掛ける

 

 

「かかったな!」

 

 

「それをまってたっす!」

 

 

「なにっ?」

 

 

「えっ?」

 

 

攻撃を繰り出そうとした瞬間、蓮華と華毘の意味深なセリフを聞いて焔と詠は理解できなかった

 

 

その隙に蓮華と華毘がそれぞれ左右に後退する

 

 

すると2人が分かれた隙間の向こうからこちらに飛んでくる影を視界にとらえる

 

 

影の招待、それはルカの背に乗って体当たりを仕掛ける華風流だった

 

 

「「っ!?」」

 

 

「いっけぇぇぇぇ!!」

 

 

2人はまんまと巫神楽三姉妹の仕掛けた罠にハマってしまったのだ

 

 

さらに突然の事態だったがゆえに回避もできない

 

 

絶体絶命のピンチに陥った2人

 

 

「焔、詠お姉ちゃん!!」

 

 

「「っ!?」」

 

 

「どりゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

「なっ!?きゃあっ!?」

 

 

しかしその時、焔と詠を助けるべく未来がスカートから召喚したジェット機に跨り、飛んでくるとともに華風流に特攻を仕掛けこれを阻止した

 

 

「大丈夫!?」

 

 

「あぁっ、助かったぞ未来!」

 

 

「ありがとうございました!」

 

 

未来が助けてくれたことで難を逃れた2人は彼女に感謝する

 

 

「大丈夫か華風流!?」

 

 

「う、うん。なんとか」

 

 

一方攻撃を阻止され、吹き飛ばされた華風流の身を蓮華と華毘が案じる

 

 

「よくも華風流ちゃんをやったっすね!これでもくらえっすぅぅぅう!!」

 

 

「「「っ!?」」」

 

 

報復といわんばかりに華毘が花火玉を焔たち目がけて打ってきた

 

 

「やばい!?」

 

 

「わたくしにお任せください!ていやぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

カキーン!

 

 

 

「なっ!?」

 

 

「やった!詠お姉ちゃんナイス!」

 

 

「うふふ、どういたしまし…て?」

 

 

詠が花火玉を撃ち返したことで危機は免れたと思っていたが3人はすぐに言葉を失う

 

 

なぜなら撃ち返した花火玉が飛んでいった先は光牙たちのいるほうに向かっていたのだ

 

 

しかも話しに夢中になっているのかそのことに気づいてない

 

 

「えぇぇぇぇぇぇ!?」

 

 

「どどどどど、どうしよう!?」

 

 

「あえっ、えっと、み、皆さん逃げて!?」

 

 

慌てふためきながらも必死に危険を呼びかけようとした

 

 

「ん?何かしら?」

 

 

「「「っ?」」」

 

 

3人の声に気づいた光牙たちが視線を向ける

 

 

だがその時にはすでに花火玉がすぐ目の前だった

 

 

「「「「えっ?」」」」

 

 

 

ボァァァァァァァァアン!!

 

 

 

「「「ああああああああ!?」」」

 

 

呼びかけも空しく花火玉は光牙たちに直撃し爆発した

 

 

爆煙が空に向かって浮かび上がっている様子を眺めながら数秒間の沈黙が訪れる

 

 

息をのみつつ様子を見る

 

 

すると煙の中からこちらに向かってやってくる人影が

 

 

煙の中から現れたのは光牙だった

 

 

俯いたまま数歩歩いた先で佇む

 

 

「あ、あの…光牙さん?」

 

 

「…さん」

 

 

「「「「「「えっ?」」」」」」

 

 

「許さん!!秘伝忍法【光波刃】!!」

 

 

怒りを孕んだ台詞とともに光牙が光の斬撃波を飛ばす

 

 

その先にいた一同の世界が真っ白に染まる

 

 

 

ボァァァァァァァァアン!!!

 

 

 

「「「「「「きゃああぁぁぁぁ!?!?」」」」」」

 

 

「…ふん」

 

 

斬撃波の衝撃で6人の少女たちは彼意に宙を舞った

 

 

「だ、大丈夫でしょうか皆さん?」

 

 

「大丈夫だとは思うけど…まぁこれに関しては焔ちゃんたちのせいでもあるからなんともいえないわね」

 

 

「ご愁傷さまってことやな」

 

 

紆余曲折を経て拠点のヤグラの防衛戦は光牙の一発によって焔たちを巻き込む形で終わりを迎えたのだった

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