それを知るべく小百合の元を訪れた佐介たちは懇願の末に真実への手がかりを得る条件として力を示すこととなり
小百合によって口寄せされ、この世界にやってきた大導寺と戦うことになった
大導寺との戦闘は白熱の一歩を辿り、最終的には極限魂への転身を果たした佐介との一騎打ちとなった
互いに一歩も譲らぬ攻防を繰り広げていった両者だったが
頃合いを見計らったように小百合が戦いの中断を宣言し、佐介たちの奮闘に敬意を賞して
戦いの寸前にかわした約束である質問することを許可した
佐介たちは早速自分たちが知りたいと思っていた真実に関する情報を尋ねると
これに対し、千年祭についての謎かけを残す言葉を告げて小百合はその場から去っていってしまった
千年祭とはなにかそれが意味するものとは、佐介たちは新たなる課題に直面することになったのだった
半蔵学院が小百合たちと一騒動に追われている中、これまで数多の敵に襲撃を受けてしまっていた蛇女子学園はというと…
「みなさん、いらっしゃい」
「おぉ、うまそうなおむすびだな!」
「ほんと、ちょ〜うめぇよこれ」
「って、なんで我先に食べてるんだお前は!」
砂浜のとある一角にて相馬たちは両備と両奈の姉である両姫からピクニックの誘いを受けていた
ここ最近は戦い詰めなこともあってたまの一息とその誘いを受けてここにやってきていた
到着を待っていた両姫は持参したお弁当を皆に振る舞った
「うふふ、いつも妹たちがお世話に今日は感謝の気持ちも込めてみなさんをピクニックにお誘いしようと思ったんです。そのために腕によりをかけて作ったんですけどみなさんの口にあったようでよかったです」
日頃、両備と両奈が世話になっている感謝の気持ちとしてピクニックを計画した
結果的に皆が喜んでいる様子に両姫は満足げに笑みを浮かべていた
「…おにぎり…ありがとうございます…」
「どうしたんですか?そんなオドオドして」
「あ~、両姫さん、こいつ人見知りなんですわ、だから緊張してるんじゃねぇっすかね?」
お礼をいう紫だが、どこか様子がおかしいことに気づいた両姫に同じくそれに気づいた相馬がフォローを入れた
「あら、そうなんんですか?でも緊張しなくていいのよ。私、全然、怖い人じゃないですから」
「ほんと…ですか?」
「はい、本当に本当です♪」
相馬から紫がオドオドしている理由を聞いた両姫は彼女に自分は無害だと安心していいと語りかける
「こら紫、疑いぶかいのもいい加減にしろ、せっかく両姫がピクニックに招待してくれたってのに」
「でも…少しだけ、怖い匂いがするから…」
疑りぶかそうに両姫に問いかけをする紫を忌夢が嗜める
しかしながら紫は両姫に何か怖い匂いがすると言って結局オドオドしているばかりだった
「まったく、心配性も困ったもんだな?疑ってばかりじゃ人生楽しめねぇぞ〜?なっ、両姫さん」
「うふふ、ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです」
相馬からのフォローもあって一先ず場の空気が戻る
「ねぇねぇ相馬く~ん」
「ん?どした両奈?」
「ここにタコさんウィンナーがあります。これを…こうして~…ふぁい、そうふぁく~ん♪」
そんな中、両奈が唐突に声をかけてきたと思ったらいきなりタコさんウィンナーを口にくわえてそれを相馬に近づける
「あら、あらあら、まぁまぁ~♪」
「って、ちょ、おい両奈、何やってんだよ、みんなが見てる前で///!?ていうかお姉ちゃんの前でこんなところ見せていいのか?」
「むふふ~、だからよ~♪それにね。実は両姫お姉ちゃんにピクニックを提案したのは両奈ちゃんなんだ~。お姉ちゃんに両奈ちゃんたちの仲を知ってもらいたくて」
「な、なんだって///?」
急に過度なスキンシップを取ってきたからおかしいと思っていたが両姫に自分たちのことを教えるのも目的だったのだと知らされる
「話自体は両奈ちゃんから聞いてましたけど、本当に仲がよろしいんですね♪妹の幸せそうな顔を見れて私としても喜ばしいことです」
「そ、そうってもらえるのは嬉しいんすけど、こいつが真に仲がいいのは俺じゃないんっすわ」
「どういうことですか?」
「正確には俺の中のもう一人の俺と仲がいいんすよ。両奈が俺に抗してるのも間接的にアプローチしてるっていうか~…説明すんのも面倒なんで替わりますわ」
相馬の話しの意味が理解できてない様子の両姫のために相馬がすかさず蒼馬に交代する
「はう~ん、蒼馬く~ん♪」
「こらこらくっつくな。まったく困ったダメ犬め」
「はう~ん♪」
意識が蒼馬に移るや両奈が抱き着き、それに対してダメ犬と軽く罵りをいうとうれしそうな声を上げていた
「あらあら、様子が変わったわ?」
「あれがさっき言ってたもう一人のあいつ、名前は蒼馬っていうのよ。でもって両奈ったら世間知らずの蒼馬にあれやこれや教えて自分好みの男に染め上げたってわけ」
「そうなの…へぇ~」
変化に驚いている両姫に両備が説明をする
説明を受けた両姫は自分の前でイチャイチャ(ほっぺをぺちぺち)している蒼馬と両奈を微笑ましそうに見ていた
「じゃあ、両備はもう行くからあとはみんなで楽しんで」
「あら両備ちゃん、どこ行くんですか?」
「別にどこでもいいでしょ?両備はお腹空いてないの」
どこか不満気な顔を浮かべながら両備がそう言った
「両備ちゃん、ダメだよ~。みんなで仲良く食べようよ~?」
「うるさいわね!ぐだぐだ言うとおにぎりをあんたの×××に突っ込むわよ!!」
「…両備ちゃん、だんだん両奈ちゃんよりピー音の数多くなってない?」
さしもの両奈ですら引くほどのものであった
「ふん、いいたいことはそれだけ?じゃあ、両備はもう行くから」
「お、おい両備。何かよくわからんがせっかく両奈と両姫の行為を無碍にするのか?」
「うっさいわね。外野は黙っててよ、これは両備たち姉妹の問題なんだから」
そそくさとどこかへ行こうとする両備を引き留めようとする相馬だったが
痛いところを突く両備の言葉に何も言えなくなってしまう
「よ~し、こうなったら…両姫お姉ちゃん、両備ちゃんを引き留めて。輪っかにタッチ!」
「っ!?」
反論できないことに乗じて去ろうとする両備を引き留めようと両奈が両姫の輪っかにタッチした
輪っかにタッチされた瞬間、両姫の意識がなくなり俯いた
「どうした両姫?両奈、何をしたんだ?」
俯いたまま無反応な両姫に皆が注目していた時だった
動かずにいた両姫の身体がぴくッとする
「…おい、ボケカス両備ぃぃぃ!どこ行くんじゃ!このドアホが!一緒に食うつって握り飯作ったんじゃろがぁぁぁぁぁ!!」
「「「「っ!?」」」」
その瞬間、両備と両奈以外の全員が驚く、意識を取り戻した両姫は今までとはまるで別人のようにドスの聞いた言葉で両備を 咤し始めた
「あんたの××××ひん剝いて、××××を盛大にぶちまけたろかぁぁ!!!」
「ひぃぃっ!?」ガクガクブルブル
「な、なんなんだあれは?」
『えっ?ちょっとなにこれ?なんなんこれ!?』
さっきまでのおしとやかな雰囲気とは打って変わり地上波で放送できなさそうな言葉をまき散らす暴君がごとき変貌だった
「ともかく、そんな勝手は許さんぞいや!その性根、今ここで粛清してるわぁぁぁぁ!!」
「あ~もう!厄介なことをしてくれたわねバカ両奈ってば!?ちょっとみんな手を貸して、お姉ちゃんを止めるから!」
「「「「えっ?」」」」
「なんじゃいおどれらも両備に味方するんかぁ?だったら全員まとめてぶちまけたるわぁぁぁぁぁ!!」
両備の言葉を聞いた豹変した両姫がそれに乗せられてしまい、蒼馬たちも攻撃対象に加えてしまった
「かくごしいやぁぁぁぁぁぁ!!!」
「「「なんでこうなるんだぁぁぁぁぁ!?」」」
「ひぃぃぃぃっ!?」
この後、激闘の末、どうにか両姫を正気に戻すことができたが、散々なピクニックになってしまう相馬たちだった