衝撃の告白の中、光牙がジャスミンの狙いが自分たちを強くさせることであることを突き止める
真相が明らかになった直後、話し合いから光牙、紫苑、相馬とジャスミンとの勝負へと発展する
こうしてジャスミンとの戦い始まった
彼女に挑む3人だったが、伝説級の忍であるジャスミンの実力によって劣勢に追い込まれていく
今のままでは勝ち目はない、そう感じ取った光牙たちは修業の成果を試すためにも力を解放する
強化形態へと転身した光牙たちは全力の力を持ちてジャスミンに挑む意を示すのだった
力を解放し、絶・忍転身した光牙たちがジャスミンと対峙する
「ほう、これはまた全員すごい力を感じる。これがお前さんたちの言う修行の成果というやつなんじゃな?」
「そうだ。この力でお前を倒すぞジャスミン」
「大きくでたね、だったら……かかってきな!」
光牙とジャスミンが言葉を交わしたと同時に3人が行動を開始する
先んじて光牙が矢を構え、引き絞ったトリガーから手を離す
すると矢じりから放たれた光が拡散し、ジャスミン目がけて飛んでいく
ジャスミンはすかさず距離をとるべく後退するも
追尾能力を兼ね備えた光牙の矢が簡単に彼女を逃がすわけはなかった
「(素早いうえに誘導系の忍術とは厄介だね!?)」
自信を追いかける光にジャスミンは手を焼きつつも対処していった
「次は僕が生きますよ!」
今度は紫苑が前に出ると共に身構える
片方の手のひらに炎を、もう片方に黒いオーラを携えながら紫苑が行動に出る
「闇よ!炎に纏いて其の者を焼き尽くせ!ダークフレア!」
紫苑から放たれたのは黒い炎だった
「…――はぁっ!」
迫りくる黒い炎を前にジャスミンは地面にキセルを勢いよく叩きつける
その衝撃によって盛り上がった岩盤がジャスミンの楯となる
直後、黒い炎が岩盤に直撃するごおごおと燃えさかる黒炎がジャスミンを守る岩を焼く
勢いが収まった頃には岩盤は完全に溶解し、跡形もなくドロドロと溶けてしまった
「(…なんという高熱の炎じゃ?まともに食らっていたらたとえあたしだとしても五体満足ではいられなかったろうな?)」
炎の勢いを目の当たりにしたジャスミンはいかにこれが危険だったかを痛感する
「よっしゃ、次は俺たちの番だ。行くぜ!」
勢いにのるように今度は相馬が行動にでる
デュアルガンフレードを片手にジャスミンに向かって駆け出す
「おりゃあぁぁぁぁぁ!」
「はああっ!!」
間合いに入るや相馬とジャスミンの得物がぶつかり合う
そこから数度にわたりぶつかり合いが続く
「せぇい!」
「おっと!!」
ここでジャスミンが繰り出した一撃を蒼馬が後退する形でかわす
すると相馬はデュアルガンフレードをスライドさせる
「はあっ!!」
「――っ!?」
刹那、銃口から炎の光弾が発射されジャスミンに襲い掛かる
「ぐぅっ!?」
さしものジャスミンもこの攻撃はかわすこともままならず光弾の雨に撃たれる
「ばっちゃん!?」
戦いの様子を見ていた飛鳥が慌てた様子を見せていた
「どうだ。少しは効いたんじゃねぇの?」
着地するなり相馬は先程の手応えの感じからしてジャスミンに相応の手傷を負わせられたと確信していた
やがて煙が風にあおられ、消えていく
そうしてその中から現れたのは衣服が傷ついたジャスミンの姿だった
「…ふぅ、やるじゃないかあんたたち」
様子からして当初のような余裕綽々な感じはなく、笑みを見せるもそれがやせ我慢だろうことは容易に察しがつい
ていた
ジャスミンは自分をこんな状態に追い込んだ光牙たちに敬意の言葉を送る
「あなたほどの方に褒められるとは光栄ですね」
「まぁ、それほどでもあるんだがよ♪」
紫苑と相馬はジャスミンからのその言葉に各々の言葉で返す
「す、すごい…なんなのあれ」アセアセ
「あの凄まじさ、以前とは比べ物にならないぞ?」アセアセ
「あれがあいつらが言っていた修行の成果なのか」アセアセ
飛鳥たちは光牙たちを見るなり驚愕する
姿に変化はないが以前からは比べ物にならないほどの力の高まりを感じさせる
「おい飛鳥、何をしているんだ?驚くにはまだ早いぞ、これからなんだからな、なんたって光牙はこの私が最強と認める程の奴だ。今の光牙ならジャスミンも目じゃないぜ」
驚愕の表情を浮かべる飛鳥たちに本当に驚くのはこれからなのだと告げる
「聞き捨てなりませんね焔さん、紫苑も負けてはおりませんよ?紫苑のあの力、焔さんも目の当たりにしたでしょう?紫苑だってすごいんですから」
光牙のことを賞賛する焔に対し雪泉が紫苑も負けず劣らずジャスミンを追い込んでいると指摘してきた
「ふん、雪泉。お前こそ寝言は寝ていえ、光牙は私の弟だ。お前らのところの紫苑がいかに強くても光牙には敵わんよ」
「何ですって!」
紫苑も負けてはいないと反論する雪泉だったが、さらにそこに雅緋が横やりを入れてきた
「ていうかお前、相馬のことはいいのか?チームメンバーだろ?」
「まぁ、確かに強くはなったと思うが光牙に比べればそこまで言うほどでもないしな」
「ちょっと、俺だけ扱いひどくありません!?」
弟のことは自慢げに語るが、チームメンバーに対しては何も言わないので焔が恐る恐る尋ねると雅緋は特にないとキッパリ言い放つ
それを聞いた瞬間、戦闘中にも関わらず相馬からのツッコミが炸裂する
「よそ見をしているな相馬、集中しろ」
「お、おう」アセアセ
光牙の 咤によって3人は再びジャスミンのほうに集中する
「…あんたたちの強さはよくわかった。大したものと認めよう、あんたたちに敬意を表して全力の一発を食らわせてやるよ!」
「来るぞ!」
「「――っ!」」
ジャスミンが3人に向かって突進する
「でぇい!」
「はあっ!」
「やぁぁ!」
「どりゃぁぁぁ!」
刹那、ジャスミンと3人のぶつかり合いが繰り広げられる
ディスアドバンテージがあるにも関わらずジャスミンが互角の戦闘を繰り広げる
最中、3人がジャスミンを囲み一斉に繰り出す
「危ないばっちゃん!」
飛鳥が思わず声を荒げる
「すぅ~…ぷぅぅぅぅぅぅ~~!!」
「「「――っ!?」」」
しかしその直前、ジャスミンが口から大量の煙を吐き出す
勢いもすさまじく、攻め込もうとした3人は攻撃を止められてしまった
「決めるよ!」
動きが止まった隙を突いてジャスミンが自身の身に張り付いている小象「半象」を天へと投げる
「パオパパオ、パオオォォォォ!!」
すると半象が煙に包まれたと思いきや一瞬にして巨大な象へと変身した
「なにっ!?」
「まさか!?」
「なんじゃこりゃっ!?」
半象の出現に3人が驚く
「パオオォォォォ!!」
「ぐっ!?ぬああぁぁ!?」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「あにゃぁぁぁぁ!?」
咆哮を上げながら半象は光牙たちを長い鼻で力いっぱい空へと投げ飛ばした
直後、半象が消滅するとともにジャスミンが拳に気を溜め込む
3人が一列に並ぶかのように落下する
「終わりだよ!【ゴーリー・マール・ドゥーンガー】!!」
次の瞬間、ジャスミンの拳が3人を貫く
ドゴゴゴゴゴゴゴン!!
「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」
拳の一撃が放たれた直後、爆発のごとき衝撃波が3人を襲う
ジャスミン必殺の一撃によって光牙たちは再起不能となった
「…ふぅ、これがカグラの実力さ」
キセルを吹かしながら倒れる光牙たちにジャスミンはそう告げるのだった