閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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自分で書いててなんですが……


最近佐介くんってば初期段階の頃よりも食事に貪欲になってしまった気がしますw


まさに植えた獣のごとく食欲が旺盛な感じでキャラ崩壊待ったなし状態に 汗


とりあえず本編どぞ


第九章 僕の胃袋が食物を求めている!

重傷をおったみんなのために佐介は

 

 

単身で月閃に乗り込むも、重傷の体で無理をしたため、奮闘も虚しく破れ

 

 

危ういところで飛鳥たちが助けに来て一命を取り留めた

 

 

佐介はみなの介護もあってなんとか完治することができた

 

 

今、佐介は飛鳥たちに連れられ完治祝いとして

 

 

夕食は半蔵が営む寿司屋に行こうということになった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうもー♪じっちゃん来たよ~」

 

 

店の扉を開け、のれんをくぐると

 

 

お酢のいい匂いが漂ってきた

 

 

「お~よく来たの。さぁ座れ、座れ。今夜は佐介の退院祝いじゃ、おまえさんたちのために貸し切にしたぞい」

 

 

半蔵は佐介が完治したことを祝いたいという飛鳥から事情を聞いていたので今日は店を早くに閉め、佐介たちが来るのをまっていたのだ

 

 

そうして言われるままに全員がカウンターの椅子に座った

 

 

「さ~て。では佐介、お主はなにから食いたいんじゃ?なんでもあるぞい、タラ、寒ブリ、金目鯛、ヒラメ。どれもぴっちぴちの新鮮じゃぞ~」

 

 

「なんでも!…では間をとって全部でお願いします!」ジュルリ

 

 

「佐介くんヨダレ出てるよw」

 

 

「ふぇ?…はわっ!?…うむ~」フキフキ

 

 

新鮮なネタの数々を聞いた佐介はたまらず口からヨダレを垂らし

 

 

それを飛鳥にツッコまれ、恥ずかしそうにヨダレを拭き取った

 

 

その仕草を見た葛城たちも微笑ましそうに見ていた

 

 

「とりあえずじっちゃん。私太巻きがいい」

 

 

「旬のネタといっちょるのに…お前はそればっかじゃな、少しは佐介みたいに他のネタを頼んでみんのか」ズコ

 

 

半蔵は少しがっかりした表情でそうつぶやいた

 

 

「だって、じっちゃんの太巻きの味は格別なんだもん♪」

 

 

「僕もそう思います!旬のネタとともに太巻き追加で!」キラキラ

 

 

「佐介ってば食いもののことになるとキャラ変わるよな」苦笑い

 

 

普段から真面目で誠実であるが

 

 

食べ物に関してはそれらの印象が崩れさるほどギャップの差が激しかった

 

 

例えて言うならどこぞのひと狩り行こうぜの世界に出てくるゴーヤのような感じであった

 

 

「まぁとりあえず、まずは太巻きから、そのあとは半蔵さまにお任せということでいいでしょう」

 

 

「賛成です!」キラキラ

 

 

「もう食べられればなんでもいいんだなお前は」

 

 

佐介の反応に柳生は少し引いたような感じだった

 

 

ということで半蔵は慣れた手つきで太巻きを作っていく

 

 

その見事なまでの手つきはみなを釘付けにするほどだった

 

 

「ほい、お待ち♪」

 

 

そして完成した太巻きを佐介たちの前に出された

 

 

「「「「「「いっただきまーす!!」」」」」」

 

 

飛鳥たちは出された太巻きにかぶりつた

 

 

「う~ん、美味しい~♪やっぱりじっちゃんの太巻きは最高だよ~♪」

 

 

一口かじると飛鳥は嬉しそうな顔でつぶやいた

 

 

「そうかそうか、それはよかった。…お前さんはどうじゃ佐介?」

 

 

「半蔵さま、おかわりお願いします!」キラキラ

 

 

「…はっ?」

 

 

見てみると先ほど、それもほんの数秒前に出したはずの太巻きがなくなっていた

 

 

その光景を見ていた半蔵ほか飛鳥たちも呆気に取られていた

 

 

そして佐介は目をキラキラさせながらおかわりを要求していた

 

 

「半蔵さま?」

 

 

「あっ、いや。すまんすまん、すぐつくるから待っとれ」アセアセ

 

 

急ぎ半蔵は旬のネタの寿司を握った

 

 

「ほっ、ほいおまち」

 

 

「うわ~」キラキラ

 

 

佐介は前に出された旬のネタを見た瞬間、佐介はぱぁっと笑顔を浮かべた

 

 

「いただきます!」パチ

 

 

合唱し、タラの寿司を手に取る

 

 

その時だった

 

 

シュッ

 

 

「「「「「「?」」」」」」

 

 

口をぱくっとあけた瞬間、寿司が一瞬にして跡形もなく消えた

 

 

「おいひ~♪」ポワワ~ン

 

 

喜びの顔を浮かべるとともに他の寿司を手に取り、口を開いた瞬間

 

 

シュッ

 

 

 

「「「「「「!?」」」」」」アセアセ

 

 

またも一瞬にして寿司が跡形もなく消え去った

 

 

そしていち早く飛鳥と半蔵は気づいた

 

 

「(さ、佐介くん)」

 

 

「(佐介のやつ)」

 

 

「「(以前よりも食べる速度が速くなってる(っとる))!?」」アセアセ

 

 

「うむむ~♪」ポワワ~ン

 

 

呆気にとられるみなをよそにとうの佐介はまるで無邪気な子供のように満遍な笑みを浮かべているのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして数分後~♪

 

 

 

 

 

 

 

「にゃぷ~…ご馳走様ですぅ~♪」ペロリ

 

 

「おっ、お粗末さん」チ~ン

 

 

「じっちゃん。気をしっかり!?」アタフタ

 

 

あれからも佐介のおかわりという名のもっとくれコールは続き、食べ終わるころには店内のネタは全て食べ尽くされていた

 

 

「相変らず食うなお前は」アセアセ

 

 

「ふ~。でもまだ食べたかったです」ショボーン

 

 

「「「「「あれだけ食べたのに!?」」」」」アセアセ

 

 

店のネタはそれなりの料はあり、結構な人数の人に振舞えるほどの料だった

 

 

しかし佐介はそれらを一人でたいらげたうえに

 

 

これでもまだ腹が満たされなかったらしい

 

 

「はっ…はわ~」ポワワーン

 

 

「きゃあぁぁぁぁ!!大変!?じっちゃんの口からなんか魂みたいなのがでてきちゃった~!?まってじっちゃん気をしっかりぃぃぃ!!!」

 

 

「はっ!?わしはなにを?」キョロキョロ

 

 

佐介の言葉を聞いた瞬間、半蔵の口から魂が抜け出そうになっており

 

 

飛鳥は慌ててその魂を半蔵の口に押し込んだ

 

 

なんとか魂を戻すと半蔵はわれにかえり何事かと周りをキョロキョロするのだった

 

 

 

 

 

 

それからまた少しして…

 

 

 

 

 

「そういえばじっちゃん覚えてる?半年くらい前、ここに焔ちゃんが来たことを」

 

 

「おお、覚えとるぞ、あの黒髪ボインの子じゃな」

 

 

「それってちょうど僕が凛さんと会ってた時だね」

 

 

そう、忘れもしない蛇女子学園との決戦に向かう前のできごとのことだ

 

 

あの時、佐介は1人、トレーニングに励み

 

 

飛鳥のほうは焔と会っていたのだ

 

 

「どうしてあの時、じっちゃんは焔ちゃんにも優しくしてあげたの?一応、悪忍だったわけだし」

 

 

気になった飛鳥は半蔵に問いかける

 

 

「善忍も悪忍も表一体。突き詰めれば同じもの。何も違わん」

 

 

そう言いながらガリを配り、続けた

 

 

「飛鳥、そして佐介よ。おぬしらはわしが前に言ったことを覚えておるか?」

 

 

「それって」

 

 

「力は刀と盾でならければならない…ですよね?」

 

 

「そうじゃ」

 

 

半蔵の問いに佐介が答えると半蔵は頷いた

 

 

「いいかおまえさんたち、忍として真に必要力とは刀と盾であること、ただ刀を振り回すだけでは真の意味で強くなることはできん」

 

 

その言葉を聞いた時、佐介は盾の意味とはなにかを思っていた

 

 

そして盾が意味するものとは、例えどんなことがあっても、好みに変えても仲間たちを守ろうとする者のことを指すのだとそう思っていた

 

 

しかし、月閃に乗り込んだ時、自分はみんなを守りたいという意志が強すぎたせいで無茶をし

 

 

みなを悲しませてしまった。あれでは到底、盾といえない

 

 

もちろん刀でもない、あの時の自分は中途半端とういう感じだった

 

 

「少し、昔話しを聞かせてやろう」

 

 

すると不意に半蔵が昔の事を佐介たちに語り始めた

 

 

「かつてわしにも親友と言える忍がいた。優秀で純粋で誰よりも平和を愛した善忍がいた。しかし平和を愛するが故にあやつは徐々に偏った道へと歩み始めていった」

 

 

「偏った道?」

 

 

半蔵は語るとともにどこか寂しそうな顔を浮かべていた

 

 

「光と影があるからこそ世界は成り立っている。わしはそう考えておる。ところがあやつは世の中から一切の影を駆逐しようとした。影も悪も存在すべきではないと、偏った袋小路に迷い込んでいったのじゃ」

 

 

「っ…」ハッ

 

 

佐介は半蔵の話しを聞いた瞬間、紫苑との戦いのことを思い返していた

 

 

『我々善忍は悪忍からこの世を、人々を守るために存在する。そして悪忍は私たちの最大の敵であり、この世界にのさばらせるべきではない』

 

 

紫苑は根本から悪を否定し、この世に不必要なものと言った

 

 

今まさに半蔵が語っていた話しにでてきた人物と同じような考えを持っていた

 

 

「わしにはそんなあやつが時折、悪にさえおもうことがあった。すぎたるは及ばざるがごとし、いき過ぎた正義は時として悪にもなる。笑えぬ話よ」

 

 

「その人と半蔵さまはどうなったのですか?」

 

 

斑鳩が半蔵に問うた

 

 

「…袂を分かつ以外なかった」

 

 

半蔵はしょんぼりとした悲し気な顔でそうつぶやいた

 

 

「じっちゃんは世の中には悪も必要だと思うの?」

 

 

「お前はどうなんじゃ?」

 

 

「う~ん…」

 

 

逆に問われ飛鳥は頭を悩ます

 

 

「僕は」

 

 

「っ?」

 

 

「僕はこの世界には影もまた必要だと思います。影がなければそもそも僕たちの存在すら必要ないものとなります。それに悪忍の中にだっていい人はたくさんいました」

 

 

光牙たちはまさにそうだった

 

 

彼らは悪であっても、皆それぞれ自分の目標を叶えようと一生懸命だったことをこの場にいる誰もが知っていた

 

 

「善と悪は表一体。僕は半蔵さまの言うとおりだと思います」

 

 

そう断言すると半蔵は嬉しそうな顔をしていた

 

 

「でもどうしたの?いきなり昔の事を話すなんて?」

 

 

「それはおいおいわかることじゃ」

 

 

半蔵の答えに飛鳥は小首をかしげる

 

 

そしてそれ以降、半蔵は一言も口を開くことはなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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