閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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戦姫編 第八章 激闘、武闘大会パート2 

主催者の号令によってついに武闘大会が開始された

 

 

これにより選手たち全員が一斉に戦いを始めていく

 

 

そんな試合の中で佐介たちの前には敵チームにの各リーダーたちが立ちふさがり

 

 

同じような形で飛鳥たちもチームの腹心を務めている者たちが立ちはだかっていた

 

 

さすがに大会に招かれるだけあって皆相応の実力、さらにはチームメイトの連携を駆使して佐介たちを追い詰めていく

 

 

不運急を告げる今大会、その火花はさらに加速を増していった

 

 

 

 

 

 

 

今も尚コロシアム内で激しい戦いが繰り広げられていく

 

 

「はあっ!」

 

 

激戦続くその場内を斑鳩が駆け抜ける

 

 

「っ!」ザザァァ!

 

 

「待たれよ。そこの方」

 

 

だが、そんな彼女の前に競技チームのメンバーが立ちはだかる

 

 

「どちら様でしょうか?」

 

 

「先ほどのあなたの県議見せていただきました。よければぜひお相手してはくださいませんか?」

 

 

そう言って脇に刺した真剣を抜刀する

 

 

斑鳩はその者の太刀筋を見て一目で強敵だと察した

 

 

「もしや剣道をやられておられるのですか?」

 

 

「左様です。故にあなたの県議を見てからというもの気持が疼いて仕方ないのです」

 

 

同じく剣を学ぶものとして目の前の相手と戦いたい、そんな思いがひしひしと感じられた

 

 

「わかりました。ならばその申し出に全力で答えましょう!」

 

 

その思いに撃たれて斑鳩と剣道の競技チームメイトは刃と刃をぶつけ合った

 

 

 

 

 

 

「「「「やああっ!」」」」

 

 

「しつこいわねっ!」バババババ!

 

 

「「「「うわっ!?」」」」

 

 

「まったく、きりがないわ!」

 

 

距離を取ろうとする未来が銃を乱射し、目くらましで動きを封じながら手はず通りに距離を取る

 

 

「ここまでくれば…ってうわっ!?」

 

 

後ろ歩きで進んだ未来が不意に何かにぶつかった

 

 

「いてて…いったい何が?」

 

 

「ちょっとどこに目つけてんのよ!?」

 

 

「って両備じゃない?」

 

 

「そういうあんたは未來!」

 

 

未来がぶつかったのはどうやら両備だった

 

 

「なんでこんなところに?」

 

 

「それは両備の台詞よ、まったく、少し形成がやばくなったと思って距離を取ったらあんたとぶつかるなんてついてないわ」

 

 

「そのいいかたなくない?」

 

 

何となく自分だけが悪いかのような両備の主張に思わずツッコミをいれる未来だった

 

 

 

「ほっほっほ、これはまた随分と仲のよろしいことでごじゃりまするな?」

 

 

「「だ、誰!?」」

 

 

最中、未来と両備の会話に割って入るように向けられ声が聞こえた

 

 

その声を聴いて慌てて未来と両備が振り返った先には陰陽師のような格好をした常に目を閉じた仏教チームの一員とみられる麻呂顔の男が立っていた

 

 

「ま~たおかし気な奴が来たわね?」

 

 

「もう、次から次へと!」

 

 

休む暇もないほどに敵が非っきりなしに現れる現状に若干嫌気を感じる未来と両備だった

 

 

「よろしければ次の相手はこのマロが務めて差し上げるでおじゃりまする」

 

 

麻呂顔の仏教チームメンバーが未来と両備の2人を相手に一人で戦うというように宣言をしてくる

 

 

「目を閉じながら両備たちと戦う気?」

 

 

「勘違いしないでいただきたい、某は目を閉じてるわけではごじゃりません、目が見えないだけでごじゃります」

 

 

「「っ!」」

 

 

相手が自ら自身が盲目なのだということを明かす

 

 

「驚かれなくても結構、別にあんさんらなど目が見えずとも平気でおじゃはりますから」

 

 

「「っ!」」

 

 

そしてすかさず目が見えなくても2人を相手にするなど余裕だと宣告する

 

 

「ふ~ん、上等じゃないだったら見せてもらおうじゃないのあんたの力を!」パキュン!

 

 

両備がライフルを構えて相手に向けて弾丸を放つ

 

 

「ふふっ♪」

 

 

弾丸が麻呂顔男の方に向かって飛んでいく

 

 

だがその刹那

 

 

「バンバンば~ん♪」

 

 

「っ!」

 

 

別の場所で戦っていた両奈が弾丸を連射する

 

 

その一つがたまたま両備の撃った弾にぶつかって相殺されてしまった

 

 

「なっ!?」

 

 

「きゃわ~ん、ごめんね両備ちゃん!」

 

 

「何やってんのよこのバカ犬!?」

 

 

両奈のせいだとカンカンに起こる両備だった

 

 

「だったら、はっ!これならどうだ!」

 

 

今度は未來が傘から連射で弾丸を連射する

 

 

だが、その時

 

 

ヒュウゥゥン!ドゴン!キンキンキンキン!

 

 

「ええっ!?」

 

 

何処からともなく落下してきた障害物が盾になって攻撃を防いでしまった

 

 

「いかかでおじゃる?マロには神より授かった絶対幸運があるでおじゃりまする故、何人たりとも神に愛されしマロに傷一つ負わすことはできないでおじゃりまする」

 

 

「「っ!」」

 

 

「…ではわかっていただいたところで次はこちらの番でおじゃりまするぞ!」

 

 

どこからともなく蹴鞠を出現させ、それを蹴り飛ばすのだった

 

 

 

 

 

 

「ありゃりゃ、これはちょっとまずったかも?」

 

 

困った顔の四季を取り囲むは不良チームの兄弟

 

 

「ひひひ、兄ちゃんこの子中々可愛くねえか?」

 

 

「確かにな。…どうだいお姉ちゃん、この大会終わったら俺らと一緒にお茶でもしないかい?もしOKしてくれるんなら悪いようにはしないぜ~?」

 

 

兄弟は四季に対してナンパを仕掛け、自分たちと仲良くするなら多少程度の痛い目で済ませると提案してきた

 

 

「ふ~ん、悪くはないかもだけど、でも残念だけど無理っしょ…だって勝つのはあたしたちなんだから」

 

 

「はっ、随分と威勢がいいね~…でもまぁ断られちまったらしょうがないか?」

 

 

「だな。…だったらかわりあんたを捕まえてその柔肌を存分に堪能してやるよ」

 

 

断られるや気持ちを切り替えて今度はこの戦闘にかこつけて四季を拘束してセクハラをしてやると宣言する

 

 

「ちょっとまったぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

「「「っ?」」」

 

 

「よっと!」

 

 

上空から声が聞こえるや否や四季と不良チーム兄弟組の前に降り立つ影が

 

 

「葛城ちん?」

 

 

「よっ、随分と盛り上がってるみたいだな?」

 

 

「あはは、まぁね~」

 

 

自分たちの前に降り立つやいつものノリで葛城が四季に語りかけ、そしてすぐに不良兄弟に目を向ける

 

 

「やいやいやいあんたらさっきの会話全部聞いたぜ!四季をセクハラしようとしてやがるな!」

 

 

「だったらどうだってんだよ?」

 

 

「どうせセクハラは犯罪だぞとか御託並べるんだろ?生憎俺らにそんな理屈は通じねぇ」

 

 

葛城が言おうとしていることを先読みした兄弟がそう告げる

 

 

「ちっがーうそうじゃねぇ!お前らなんかに揉ませるくらいならアタイがもみもみするってことだよ~ん♪」

 

 

「ってちょ、葛城ちん!?」

 

 

「ほれほれここがええんか~?」

 

 

「あぁん、ちょ、そこはらめぇ」

 

 

胸を葛城に鷲掴みされ思わず四季が喘ぎ声をあげる

 

 

「お、おお!見たか兄ちゃん!」

 

 

「あぁ!弟よ!これはまさかの夢にまで見た!」

 

 

「「生百合キタ――(゚∀゚)――!!!」」

 

 

「ちょっとあんたらうるさいよ!?」

 

 

セクハラを受ける四季を見て兄弟は思わず発狂し、それを四季に突っ込まれるのだった

 

 

 

 

 

 

「っ…っ…」アセアセ

 

 

「「「ふっふっふっふ」」」

 

 

紫を取り囲むように知性チームのメンバーが立ちふさがる

 

 

「い、いや、来ないで」アタフタ

 

 

「おいおいなんだこいつ?」

 

 

「勝ちでビビってますね?」

 

 

「こんなのが大会参加者とはいやはや片腹痛いものだ」

 

 

反応を見るなり紫を小馬鹿にしだす知性チームの面々

 

 

「ここはなお前みたいな弱虫が来ていいような場所じゃないんだ。てなわけで目障りだからさっさと倒させてもらうぞ」

 

 

「っ!?」

 

 

そう言いながら少しずつ歩み寄りだす3人が度に紫は恐怖に駆られる

 

 

「(た、助けて!?)」

 

 

心の底で助けを求める

 

 

するとその時だった

 

 

 

パシュゥゥゥン!

 

 

 

「なにっ!?うわっと!?」

 

 

「「っ!?」」

 

 

「…っ?」

 

 

突如飛んできた一本の矢が敵たちの動きを止めた

 

 

その先にはこちらに向かって矢を放ったと思われる光牙が立っていた

 

 

「光…くん?」

 

 

紫は自分を助けた光牙に目を奪われた

 

 

「よそ見すんじゃねぇ!」

 

 

「っ!」

 

 

だがすぐさま、自分の相手との戦闘に戻った

 

 

これらによって紫たちは呆気にとられる

 

 

「紫!」

 

 

「お姉ちゃん!」

 

 

「大丈夫か?」

 

 

「う、うん」

 

 

するとその場に妹の危機を察知した忌夢がやってきた

 

 

「紫、ここは一旦退くぞ!」

 

 

「う、うん」

 

 

「はああぁぁぁぁ!!」

 

 

「「「っ!?」」」

 

 

そういうと忌夢は愛用の如意棒で旋風を巻き起こし、敵たちがひるんでいる隙に離脱するのだった

 

 

 

 

 

各選手たちが熾烈を極める武闘大会は以前として拮抗するばかりだった

 

 

 

 

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