閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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第十五章 海上に浮かぶ学園都市

自分の在り方に悩む佐介や飛鳥たちの前に死んだと思っていた道元が現れた

 

 

佐介たちは道元と戦い

 

 

激しい激戦の末、極限魂へと転身した佐介の一撃により倒れたかと思ったが

 

 

予想を裏切り道元は倒せず、さらに隙をついた道元はあらゆる手を使い、佐介から血を抜きとった

 

 

そして血を手に入れた道元は装置を使い次元の扉を発生させ、別次元の佐介と言える存在からDNAを奪うことを告げ

 

 

ワームホールを通って別次元に飛んで行ってしまった

 

 

佐介は道元の野望を阻止すべく単身ワームホールに飛び込んで道元とともに別次元へと飛んで行くのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは次元と次元を繋ぐワームホールのトンネル『ラノベース』

 

 

「うわぁぁぁぁ〜!?」

 

 

佐介はラノベースの中をひたすら飛ばされていた

 

 

「こ、これが本当に別次元に繋がっているということはこの先には別次元の僕がいるんだよね?…とにかく、僕のやるべきことは別次元の僕に危険を知らせること、道元を倒して元の次元に戻ること。待っててくださいみなさん、必ず戻ってまいります!」

 

 

目標を確認し、飛鳥たちの元に戻るという決意を肝に命じた

 

 

すると落ちている最中、向こう側が次第に光始める

 

 

どうやら出口が見えてきたようだ

 

 

「いよいよか…別次元、いったいどんな感じなんだろう?」

 

 

佐介は小さく呟く

 

 

そして出口に到達し、眩さで佐介は目を瞑る

 

 

 

 

 

 

 

 

ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーン!

 

 

 

 

 

 

 

「わわわ~!?」

 

 

ゲートを抜けた瞬間、地面に落下してしまった

 

 

「痛ったた~……ここは?」

 

 

なんとか立ち上がり佐介はあたりをキョロキョロと見回す

 

 

そこには見慣れない風景が広がっていた

 

 

「おそらくは別次元ということなんでしょうけど……いったい、ここはどこなんでしょう?」アセアセ

 

 

突然の事態に佐介は困惑していた

 

 

 

そんな時だった

 

 

 

「あっ、いたいた。お~い!」タタタタタ

 

 

「っ?」

 

 

声のする方へ向くと銀髪を束た美少年らしき子が自分のほうに向かってきているのに気づいた

 

 

「はぁ…はぁ…探したんだよ~。もう、どこいってたのサイト?」プンプン

 

 

走ってきたので息を整え、若干怒っているように自分に話しかけてきたようだが

 

 

「えっと~…あなたはいったい?」

 

 

「ちょ、サイト?どうしたの?僕だよエミールだよ…もしかしてサイト、また記憶が?」アセアセ

 

 

「えっ?さっ、サイト?」

 

 

少女は驚いた様子だったが、佐介もまたどうして彼女がこのような反応をするのか、そして自分をサイトと呼ぶのか理解できすにいた

 

 

「どこか頭をぶつけたの!?たっ、大変だ!急いでハヤトに知らせないと!サイト、とにかくみんなと合流しよう!」ガシッ

 

 

「ちょ、ちょっと待ってください!?」アセアセ

 

 

「だ~め、こうでもしないと…また僕から離れちゃわれると困るし///」ボソッ

 

 

「あっ、いえ。ですから話しを聞いてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~!!!!???」ヒェー

 

 

佐介は叫ぶも結局、強引に連れて行かれてしまったのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校内に連れてこられた佐介はエミールに連れられながら廊下を歩いていた

 

 

「あっ、あのエミールさん?」

 

 

「むぅ…いくら記憶がなくなったからって他人行儀で言われると傷つくよ。ちゃんとエミールって呼んで!」

 

 

「へえぇ~」アセアセ

 

 

そんなことを言われてもと佐介はこの状況をどうすべきかと必死に考えていた

 

 

「いたいた、おーい、エミール!」

 

 

「あっ、ハヤト!」

 

 

すると前方からエミールと同じ制服を着た青年とその後ろから何人かの女性たちが駆け寄ってきた

 

 

「どこいってたんだよ探したぞ?」

 

 

「あぁ、うん。ごめんごめん。あっ、そうだハヤト大変なんだ!サイトが!」

 

 

「うん?サイトがどうしたって?ていうかサイトなら見つけたぞ。カレンのとこに行ってたみたいなんだ」

 

 

「……えっ?」

 

 

青年、ハヤトが言葉の意味が一瞬理解できなかった

 

 

サイトがカレンと一緒にいたという。なら自分が連れてきたこの子は誰なのか?

 

 

エミールは困惑する

 

 

「っ?エミール。後ろに誰かいるのか?」

 

 

ハヤトが背後に居る佐介に気づいたようでエミールに訪ねた

 

 

「あっ、いや…その~」アセアセ

 

 

どう説明すればとエミールは考えていると

 

 

「とりあえず離してください」

 

 

「ちょ、まって!」アセアセ

 

 

困惑するエミールの隙をついて佐介が拘束を振りほどく

 

 

そして佐介がハヤトたちの前に姿を晒す

 

 

「「「「「……えっ?」」」」」

 

 

「えっと、すみませんみなさん。お騒がせして…ってあれ?」

 

 

自分が顔を見せた瞬間、その場にいる全員が鳩が豆鉄砲を食らったかのように目を点にしていた

 

 

「どうしたんですかみなさん?」

 

 

「さっ、サイト?なんでここに?だってついさっきまでカレンといたはずなのに?」

 

 

「ど、どういうこと?サイトくん。君って瞬間移動とかできたの?」

 

 

「これは…どういった状況ですの?」

 

 

佐介の姿を見て状況はさらに悪化の一途をたどっていた

 

 

みんなの困惑した顔を見て佐介も途方に暮れていると

 

 

「あれ?兄さん、みなさん。どうしたんですか廊下の真ん中で立ち止まって?」

 

 

「一体どうなさったんです?」

 

 

その時、背後から二つ声が聞こえ振り向いた先には

 

 

「えっ?サイト!?…ど、どうなってんだ!?」アセアセ

 

 

「さ、サイトが二人!?」アセアセ

 

 

「何がどうなってますの!?」アセアセ

 

 

「あれ?ハヤト君、あなた弟妹(きょうだい)はサイト君とカレンちゃんだけって言ってなかった?それとも実はもう1人いたとか?」アセアセ

 

 

そこには車椅子に座した少女とエミールたちがサイトと呼ぶ者がいた

 

 

これによりもはや収拾がつかないほどの事態にことは発展してしまった

 

 

「兄さんたち、何を慌ててるんですか?」

 

 

「お客様がきてるのかな?なら僕も挨拶しよっと」

 

 

そう言うとサイトはエミールたちの方へ

 

 

「だ、ダメだよサイト!?」アセアセ

 

 

「そ、そうですわ!止まりなさい如月サイト!?」アセアセ

 

 

「今お前が来たらややこしいことに!?」アセアセ

 

 

「もう、そんなこと言って僕に挨拶させない気でしょう?そんな理不尽なこと許さないんだからね!」プンスカ

 

 

サイトはみんなの態度にむすっとなり、静止も振り切り、ハヤトたちの前に出てしまった

 

 

そして自体は新底ややこしいことに発展してしまった

 

 

「「……えっ?」」キョトン

 

 

佐介の前に現れたサイトと、サイトの前にたつ佐介

 

 

その素顔を見た両者はまるで金縛りにでもあったかのようにぴくりとも動かず

 

 

ただお互いの顔を見つめる

 

 

互いに若干の違いはあるもののその顔はまぎれもなく佐介に告知していた

 

 

「き、きみはいったい?」アセアセ

 

 

「こ、これは…」アセアセ

 

 

今、次元を超えて出会うはずのないもの同士がであってしまったのであった

 

 

 

 

 

 




はい。てなわけでついに異世界に訪れた佐介くん

第一の世界はハンドレッドの世界でした

果たしてこの世界の佐介、サイトとはどんな人物なのか〜?
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