閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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仲間たちの元へ急げ 

メイド部隊がやられたことで本格的に逃亡者たちを狩ることにした戦姫衆

 

 

春花たちのいるほうに愉姫と神姫が現れ、戦闘が開始される

 

 

迎撃に乗り出す春花たちだったが、早くも劣勢に追い込まれてしまう

 

 

苦戦を強いられるも負けじと抵抗を試みる彼女たち

 

 

そんな中、愉姫たちが戦闘の最中に佐介たちのことを話題に出す

 

 

4人が持てる力を使って亜騎羅に挑むも、結果としては見事な敗北を記してしまったこと

 

 

さらには身を挺して光牙と紫苑を庇った佐介の行為を無駄なことだったと嘲笑う愉姫の言葉が飛鳥の逆鱗に触れた

 

 

飛鳥は特攻を仕掛け、余裕を噛ましていた愉姫が迎え撃つも接近を許し、神姫の助けが無ければダメージを受けるとこまで追い込まれていた

 

 

これを受け、キレた愉姫が汚名を晴らすため、本気で飛鳥たちに襲い掛かるのだった

 

 

 

 

 

 

ドガァァン!

 

 

 

「っ!」

 

 

「光牙さん、今の音ってもしや?」

 

 

「あぁ、どうやらどの組かが敵と交戦中らしいな?」

 

 

戦姫衆との遭遇により交戦が始まっている頃

 

 

捜索に乗り出していた光牙たちは近くのほう轟音が鳴り響くのを耳にする

 

 

他の組が敵と交戦しているのだと瞬時に察知した

 

 

「もしかしたら…あのメイドさんたちの、増援…とか?」

 

 

この音からして相当激しい戦いが巻き起こっていることが伺える

 

 

まだ他のところがメイド部隊と交戦しているのではないかと紫は意見を述べる

 

 

「…あるいはそれより厄介なもの、例えば戦姫衆の連中とかな」

 

 

「「「「っ!?」」」」

 

 

光牙の考察の内容を聞いた一同は背筋を凍らせる

 

 

確かに彼女たちの実力はしっかりと目に焼き付いている

 

 

この状況下で遭遇するとしたらメイド部隊よりも厄介な存在だった

 

 

「それならば尚更急がねばならんな」

 

 

「あぁ、急ごう」

 

 

他の組が危険かもしれないことを考え、急ぎ現場に向かおうという意見が飛び交う

 

 

「おい、何勝手に話しを進めてやがんだてめぇら、正気か?あの化け物どもがいるんだとしてなんでわざわざ行かなきゃ行けねぇんだよ!」

 

 

するとその意見に対し、不良チームのリーダーが異議申し立てをしてきた

 

 

「おいおい、あんた言ってることわかってんのか?あっちにはあんたのお仲間もいるかもしれないだろう?」

 

 

「そんなことはどうでもいい、やられた奴はそれまでだ。俺は心中するつもりはサラサラないな」

 

 

「あんた、とんだクズやな?」

 

 

「なんとでも言いやがれ、ともかく俺たちは化け物がいるかもしれないところに向かうなんざまっぴらごめんだ」

 

 

勝手についてきて勝手な物言いをする不良チームの面々に葛城たちがむっとなる

 

 

「そうか。なら俺たちは行く、あとは勝手にしろ。行くぞお前たち」

 

 

光牙は不良チームのリーダーに一言いうと皆を連れて現場に向かっていった

 

 

「…放っておけ、そんなことより急ぐぞ、時間がもったいない」

 

 

「「「っ!」」」コク

 

 

不良チームがいなくなるや光牙たちはすぐさま行動を開始し、増援へと向かうのだった

 

 

 

 

ドドォォォォン!

 

 

 

「「「っ!?」」」

 

 

「今のは!」

 

 

時を同じくして佐介たちのほうも近くから戦闘音と思われる音が鳴り響いた

 

 

「音の大きさからして近いですね?」

 

 

「きっと他のみんなが戦ってるんだよ!」

 

 

戦闘音の距離からして近くで仲間の誰からが敵と戦っていることが容易に想像できた

 

 

「だとすれば善は急げです。皆さん、向かいましょう」

 

 

「しかしいいんですか佐介さん、今のあなたは万全ではありまん。下手に戦闘になってしまえば」

 

 

仲間たちと合流しようと提案する佐介だったが、斑鳩はそれに対し、佐介の今の状態について指摘する

 

 

ただでさえ、亜騎羅にやられてエネルギーを吸われてしまった身でこれ以上の戦闘は体に負荷がかかりすぎてしまうからだ

 

 

「ですが…」

 

 

「こらこら、何をもめているのかね君たち?」

 

 

するとその会話に知性チームのリーダーと他数名がやってきた

 

 

「この近くで他の皆さんが戦っています。どうにかして合流して加勢できないかと意見を出し合ってるところです」

 

 

「はっ、これは笑い草だ。今の君に何ができるっていうのかね?既に満身創痍もいいところのくせに」

 

 

「ちょっと、誰のせいで佐介ちんがこうなってると思ってんのさ!」

 

 

知性チームのリーダーは話しを聞き終えると佐介に対し、指摘する

 

 

先の斑鳩と同じことではあるが、彼はより厳しい物言いのものだった

 

 

これを聞いて四季が知識チームのリーダーに突っかかろうとする

 

 

「なぜ戦うことに拘ろうとする?今大事なのはそこではないだろう、今我々に必要なのは仲間たちと合流すること、あわよくばこの島からの生還ではないのかな?」

 

 

「「「「っ!?」」」」

 

 

「まったく…無暗に戦うなどナンセンスだ。今の我々はただでさえあの厄介な部隊の襲撃を受けて戦力も大幅にダウンしてしまっている。そんな状態で死中に飛び込むなどそれこそ自殺行為だよ」

 

 

今の自分たちの現場を的確に指摘する知性チームのリーダーに佐介たちはぐうの音も出せなくなってしまった

 

 

「し、しかしこのまま手をこまねいていては…」

 

 

「結論を急ぎ過ぎだよ。話しを聞きたまえ、誰も手を出さないとは言っていない、戦闘を行わなくてもどうにか策を講じて状況を打開するのもまた戦いだ」

 

 

「確かにそうですが…」

 

 

打開策を練ろうにもどうすべきか考えに困ってしまった

 

 

「おほん、さて本題だが…我々もその話しに協力させてもらうよ」

 

 

「「「「えっ?」」」」

 

 

ここにきて知性リーダーからの一言を聞いた佐介たちは思わず驚きの表情を浮かべた

 

 

「何を意外そうな顔をして驚いているのかね?我々とてチームメイトと合流したい気持ちは同じだ。なればこそ協力してことに当たったほうが成功率も高くなるというものではないかね?」

 

 

「…そう、ですね。はい、そうですよね!」

 

 

協力してくれるということを知り、佐介は思わずぱぁっと笑みをこぼしながら賛同する

 

 

「なんだねその顔、気味が悪いな…ともかくだ。そうと決まれば作戦を考えるよ」

 

 

「…はい!」

 

 

「良かったですね佐介さん」

 

 

「はい!」

 

 

一丸となれたと喜ぶ佐介の笑みを見て斑鳩は少しホッとした顔を見せていた

 

 

「ちょっといい?」

 

 

「君か?なにかな?」

 

 

その最中、四季が知性リーダーに声をかけた

 

 

「どういう風の吹き回しかな?散々佐介ちんをバカにしてたのに急に協力しようだなんて?」

 

 

「さっきも言ったはず、我々も仲間を救いたいのだと」

 

 

「ふ~ん、本当にそれだけ~?」

 

 

「っ…」

 

 

四季は何かに感づいてい居る様子でいたずらっ子のような顔を浮かべていた

 

 

「君に話すようなことなどないよ」

 

 

「まったく堅物さんだな~?」

 

 

知性リーダーはそれに対し、話しを突っぱねた

 

 

「…ただ」

 

 

「っ?」

 

 

「しいて言うなら借りを作ったままにしておくのは我々の主義に反する。それだけだ」

 

 

少し照れくさそうに知性リーダーはそう呟いた

 

 

「…ふっ、ツンデレさんめ」ボソリ

 

 

彼の反応に対して四季は顔をニヤリとさせながら小さく呟いたのだった

 





緊急速報!!


それはとある夏の日から始まる物語…


「うそ…」


「まさか…」


「両備ちゃん。両奈ちゃん…お姉ちゃん。生き返っちゃった♪」



新章開幕!



突如として佐介たちが飛ばされたのは見知らぬ場所


「ここは?」


「まっておったぞ。お前たち」


「ばっちゃん!?」


彼らの前に現れるは飛鳥の祖母「小百合」


「べらんめえ!かかってきやがれ!」


「いっちょ派手にいくっすよ!」


「ふふーん。盛大に蹴散らしてあげるわ♪」


小百合の付き人「巫神楽三姉妹」


「…あなたたちは誰ですか?」


「「…っ!」」


佐介を襲う2人の仮面の忍


「久しぶりね。相馬」


「どうして…お前らが?」汗


「決まってるじゃない。復讐よ」


相馬を狙う五人の少年少女たち…


「大きくなったわね。光牙」


「…母さん」


最愛の母との再会


「力の制御が効かない…僕は、どうなってしまうんだ?」


紫苑史上、最大の危機が訪れる



今、謎の島を舞台に佐介たちの新たなる物語が幕を開ける



「僕は…僕は、負けません!」



新章「カグラ千年祭編」4月9日より投稿開始



「「「「はあぁぁぁぁぁ!!」」」」



…更なる進化が彼らを待つ
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