閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

489 / 809
光牙たちの加勢も相まって闘いが激しさを迎える春花たちと神姫、愉姫ペアとの戦い


愉姫は光牙が相手をしていることもあり、ほぼ優勢に事を運んでいた


しかし、春花たちのほうは未だ神姫の操る傀儡たちに苦戦を強いられていた


そんな中、彼女たちのピンチを救ったのはこれまた光牙であり、愉姫の動きを封じる最中に一時加勢に入ったのだ


傀儡たちを相手に光牙はその攻略法を見いだし、一体を破壊して見せ


さらに春花たちに発破をかけ、拘束を解いた愉姫の相手に戻った


春花たちは光牙からのアドバイスを元に気合を入れて再び対峙する


集中を乗せた一撃によって傀儡たちにダメージを与えることに成功し、これに勢いづいた彼女たちは一気に2体を撃破する


そして傀儡たちをたちを倒した春花たちは神姫よ相対するのだった



鉄球と傀儡の姫、散る 

 

「「「っ――!!」」」

 

 

<<<―――!!>>>

 

 

 

 

ボバァァァァン!

 

 

 

 

春花たちの反撃の応酬を受け、傀儡たちはもれなく全機が粉々に破壊された

 

 

傀儡を倒して勢いをつけた春花たちは自分たちの様子を伺っている神姫の方に視線を向ける

 

 

とっておきの傀儡をやられてしまったがためにさしもの神姫の顔にも焦りが見え始めていた

 

 

「あら、どうしたのかしら?さっきまで余裕ぶってた顔はどこに行ったのかしら?」

 

 

「…くっ」

 

 

皮肉をこめた春花の言葉に神姫は反論できる言葉が見つからない

 

 

「ここまでよ。もうあなたに勝ち目はないわ」

 

 

その言葉に好悪するように皆が一斉に身構えた

 

 

彼女たちの様子を見て神姫はさらに焦りを募らせる

 

 

何かいい手はあるかと思案を巡らせている時だった

 

 

「春花たちのいう通りだ。もはやお前たちに勝ち目などない」

 

 

「っ?」ピクッ

 

 

横槍を入れる声のほうに視線を向けるとそこにはいつの間にか光牙がいた

 

 

「ど、どうしてあなたが!?愉姫は!?」

 

 

「あぁ、かなり手こずらされたが…」

 

 

この場に光牙がいることを焦った様子で神姫は尋ねる

 

 

「うっ…うぅぅ…く、くそ~!!」

 

 

すると光牙は視線を後ろに向けるとそこにはいつの間にか決着をつけられ、地面に倒れ、蹲っている愉姫がいた

 

 

「…愉姫」アセアセ

 

 

「終わりだ。覚悟した方がいいぞ戦姫衆の傀儡使い」

 

 

光牙はそういうとともにキッと彼女を睨みつける

 

 

「…あまり舐めないでほしいわね。私とて戦姫衆の一席を担う者よ。そう簡単にやられるようなタマじゃないわ!」

 

 

そういうとともに神姫が新たな傀儡を召喚し、光牙たちに攻撃を仕掛ける

 

 

「往生際が悪いぞ!こんなガラクタをいくら呼ぼうと俺たちには勝てん!」

 

 

しかしとっておきの3体を壊されてしまった神姫が出せる傀儡は

 

 

あれらに比べたら全くもってとるに足らない傀儡たちであり、故に程なくして光牙たちに全部壊されてしまった

 

 

「まだ。まだよ!!」

 

 

まだあきらめないというかのように神姫はさらに傀儡を召喚し、攻撃を繰り出すもそれは無駄な抵抗というもの

 

 

光牙たちはそれすら無力化させる

 

 

「ふっ!」

 

 

「っ?」

 

 

「っ!?」

 

 

その最中、混乱に乗じるようにいつの間にか飛鳥が神姫の間合いに入っていた

 

 

「秘伝忍法!」

 

 

「しまっ!?」

 

 

「【二刀潦斬】!!」

 

 

 

ザシュゥゥゥン!!

 

 

 

「~~っ!?」

 

 

二刀の居合の一撃が神姫を襲う

 

 

「うっ…かはっ!?」ドサッ

 

 

飛鳥のその一撃を受けた神姫は数秒後その場に崩れ落ちた

 

 

愉姫に続いいて神姫も倒れ、この勝負は光牙たちが収めたのだった

 

 

「ふぅ…」

 

 

「お疲れ光牙くん」

 

 

「それはこちらのセリフだ。俺たちが来るまでよく持ちこたえてくれたな。お前がいなかったら状況はまた違っていたかもしれないからな」

 

 

「うふふっ、そう言ってもらえると悪い気はしないわね」

 

 

光牙と春花は互いに労いの言葉をかけあった

 

 

するとその時だった

 

 

「うっ…っ~~!?」ギュィィィィィン!

 

 

「~~っ!?」ギュィィィィィン!

 

 

突如として神姫と愉姫のほうから光が発生する

 

 

神姫のほうは首から下げているペンダントから、愉姫のほうは手に付けたシュシュの内側から放たれている様子だった

 

 

見るからに苦しんでいる2人の様子をみて光牙がすかさず2人に近づくと手についているシュシュを強引に外す

 

 

「「「「っ!?」」」」

 

 

「こ…これは」アセアセ

 

 

光牙たちは驚きの表情を浮かべる

 

 

彼女たちの手首にはめられている例の腕輪に

 

 

「ど、どうして、どうしてこいつらもこれをつけてるのよ?」

 

 

「分からないわ、いったいどうして?」

 

 

自分たちと同じ腕輪をつけていると知り、一同はとても驚いた様子を見せる

 

 

「な…なに、よ…これ…あたしたちどうして、こんな、ところに…っ?」

 

 

「からだが…うご、かない…」

 

 

「っ?」

 

 

最中、神姫と愉姫が口を開く

 

 

エネルギーを抜かれたが故にその声はとても弱弱しいものだ

 

 

そんな彼女たちの言葉に光牙は耳を傾けると会話の内容がどこか変だった

 

 

彼女たちはまるで知らぬ間に知らぬ場所に連れてこられた人のような言葉を呟き

 

 

今の自分たちの状態も全く理解できていないといった様子だった

 

 

「なん…でよ…なんであたしたち…まで…」

 

 

装着された腕輪のことも今知ったような口ぶりを見せ、絶句していた

 

 

「(どういうことだ?こいつらはどうしてこんなことを言うんだ)」

 

 

光牙も神姫と愉姫がどうしてそんなことを言うのか解らなかった

 

 

「……そう、そういうことね。…れき、あなたにとってhsわたしたち…ですらも…」

 

 

「ん?」

 

 

神姫が意味深な言葉を呟いた

 

 

どこかか成し相馬様子でそうつぶやくと意識が無くなった

 

 

「…っ」

 

 

「光牙くん?」

 

 

「っ…あぁ、なんでもない」

 

 

抱きかかえていた神姫をそっと地面に寝かしつけると光牙は春花たちのほうに向かって行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦いを終えてしばらくして光牙たちは今後のことを話し合っていた

 

 

「さて、これからどうするとしようか」

 

 

「私的には残りのメンバーを探すべきだと思うわ。まだ詠ちゃんがいないし他のみんなのことも気になるところだわ」

 

 

「私も春花さんの意見に賛成です。佐介くんたちのことも気掛かりですから」

 

 

話し合いの中、皆からは他の面々と合流を果たすべきだという意見が多数出ていた

 

 

「落ち着け、気持ちはわかるが合流したことでさらに大所帯になってしまった。全員で移動などすれば敵にこちらの居場所を教えているようなものだ」

 

 

「うっ…確かに」

 

 

飛鳥をはじめまだ他の仲間たちと合流できてない焦りからかややせっかちになり気味な皆を光牙が説得する

 

 

今のままで移動するのははっきり言って得策ではないということを

 

 

「でもどうするの?」

 

 

「幸い合流できたことで人手は揃っているからな」

 

 

光牙はちらりと視線を向けるとそこには他チームの面々が

 

 

「春花、お前はあいつらに指示して負傷者たちをより安全な場所に連れて行ってくれ」

 

 

「分かったわ」

 

 

「でもってこれから俺を含めたフォーマンセルを組んで他の奴らを探しに行く、いいな?」

 

 

「うん、あたしもそれでいいと思う」

 

 

こうして皆の意見を参考にしつつ、光牙の指示のもと行動を開始することとなったのだった

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。