佐介side
みなさんこんにちは佐介です
僕はここ、半蔵学院に入学し、幼い頃から一緒で修行のために離れてしまった幼馴染の飛鳥ちゃんと再会し
半蔵の他の人達と挨拶を交わし
顧問の霧夜先生の一時限目の授業の組手で三年生の葛城せんぱ…かつ姉と組手をすることになりました
「準備はいいか。最初に言っておくがこの修行は体術の訓練だ。武器、並びに忍術の使用は禁止する。いいな?」
「「はい(おぅ)!!」」
僕とかつ姉は互いに構える
「では…始め!!」
「「っ!!!」」
僕とかつ姉は互いに向かって走る
「おりゃ!!」
「っ!!」
僕はかつ姉の蹴りをかわす
「はりゃりゃりゃりゃ!!!」
追撃の連続蹴りがきて僕はそれを腕で弾いて防ぐ
「おりゃ!!!」
飛び蹴りが来た時
僕は体の角度をずらしかわされ脇を通り過ぎようとするかつ姉の足をがっちりと掴んだ
「なっ?!」
「はあぁぁぁ!!!!」
僕はそのまま体をスイングして投げ飛ばす
「うわぁぁぁ!!!」
かつ姉は受身を取るのに失敗したようで床に叩きつけられた
「いって~…やるな佐介」
「ありがとうございます」
かつ姉が立ち上がり再び構える
僕もそれに合わせ構える
「おっしゃ~!!!」
かつ姉は高くジャンプすると
「おりゃあぁ!!!」
かかと落としを仕掛けてきて
僕は両手で防ぐもあまりの勢いで体がよろける
「おりゃあぁぁ!!!」
「ぐっ!!」
かつ姉の飛び蹴りが僕のお腹に直撃する
「うわぁぁぁぁ!!!!」
そしてそのまま後ろに吹き飛ばされた
僕はなんとか体を回転させ着地する
「へへ、どうだアタイの蹴りは効くだろ~?」
「ええ…とっても!!」
僕はスピードを上げてかつ姉に急接近する
「っ?!…おりゃ!!」
「はあっ!!!」
バキン!!!
「ぐっく~!!」
「ん、んん~!!!」
僕とかつ姉の蹴りがぶつかりあう
バキンバキンバキンバキン!!!
互いに凄まじい蹴りのぶつかり合いが続く
「っおりゃ!!」
「?!」
しかしかつ姉は一瞬の隙にかがみながら蹴りを放ち僕はバランスを奪われ後ろに倒れそうになる
「これでアタイの勝ちだ!!」
瞬時に起き上がり足を上に上げて僕を狙う
そしてかつ姉の足が振り下ろされた時
僕はとっさに体よりも先に両手を床についてその勢いででんぐり返しするような動きで攻撃をかわした
「なっ?!」
かつ姉は足を床に叩きつけるが僕はもうそこにはおらず
攻撃の反動でよろけたようでかつ姉に隙ができた
僕はそれを見逃さず接近し、気を纏った拳を構え、かつ姉の懐に潜り込む
「はあぁぁぁぁぁぁーーー!!!」
「なっ!?」
そして僕は奥義を繰り出す
「天轟けぇぇぇぇぇん!!!!!」
僕はかつ姉のお腹に拳をぶつけ、そのまま拳を天に向けてアッパーを繰り出した
「うわぁぁぁぁぁ!!!!!」
技が決まりかつ姉が空中で螺旋上に飛び上がると床に落ちた
「はらほろひれはれ~」
かつ姉は目を回しながら何かいっていた
「そこまで。二人共見事だった」
「…ふぅ、ありがとうございます」
「うっ、う~ん」
奥義をくらい、動けないかつ姉
「ごめんなさいかつ姉、大丈夫ですか!?」
僕は動けないかつ姉を抱き抱える
「とりあえずお前たちはもういい、休んでなさい」
「はい」
僕はかつ姉を抱き抱えたまま位置に戻った
「…よし、では次だ」
そして授業一時限目が終わりに近づいた
「か~、参ったぜ。少し経ったってのにまだ調子狂うぜ」
「ごめんなさい。大丈夫ですか?」
「いいっていいって気にすんな」
謝罪する僕にかつ姉はそう言ってくれた
「でもやっぱり佐介くんは強いね♪」
「そんなとこないよ。飛鳥ちゃんも強かったよ」
飛鳥ちゃんたちの組手を見たけどみんななかなかだった
「さっすけ~♪」
「わっ!かつ姉!?」
かつ姉がまた僕たちの間に入る
「そういえばさ~あんたさっきの技打った時さアタイの胸近くを触ったよな~?」
「えっ?」
「アタイをセクハラた~いい度胸じゃねえか、そんなヤツはこうしてやる~♪」
もみもみ、ぷにぷに、はむはむ♪
「きゃははははwww、はははwww、やっやめてくださいかつ姉、きゃははははははwww!!」
僕はかつ姉にくすぐりされてしまいました
「お~お~佐介ちゃんてばいい反応だね~♪飛鳥たちをセクハラするくらい面白いぜ♪」
「そろそろやめてやれ!」
「あだっ!」
霧夜先生に叩かれて斑鳩先輩からお説教をされたかつ姉だった。その後も修業は続いた。
そして数分後
「今回もアタイの勝ちだったな♪」
「こっ、今回は調子が悪かったんです!」
授業が終わった僕たちは忍部屋で休んでいました
「アタイだってさっき調子悪かったのに買ったんだぜ~♪」
「うっ…」
「にゃははははは♪」
すると時計がチクタク鳴りお昼の時間になりました
「さ~て、昼どうすんかな~?」
「外食も飽きましたわね」
どうやらみなさんは外食などでお昼を過ごしているようですが
外食ばかりだと流石に飽きますよね
「みなさん、よろしいですか?」
僕はみなさんの前に風呂敷を差し出す
この中には僕がここに来る前に作っておいたお弁当があります
僕、実は師匠が言うには結構食べる方らしいんです
まぁ自分でも弁当の量(師匠の分も作っていた)が多いとは思ってましたけどね
問題はみなさんのお口にあうかです
「これ、僕が作ったお弁当なんですけど」
僕が風呂敷を広げ箱の蓋を開けると
大好物のハンバーグやエビフライや唐揚げなど数多くのおかずがありました
結構自身はあるんですよ
「うほ~♪」
「すご~い♪」
「これはなかなかですわね」
「これお前が全部作ったのか?」
柳生ちゃんが僕に訪ねてきたので僕は笑顔で
「はい」
と答える
それにみなさんは躍いていました
「これ、全部一人でですか」
「はい、ここに来る前に」
「どれも手が込んでますわね」
「いえいえ」
斑鳩先輩に褒められて照れる僕
「かわいいウサギさんのりんご~♪」
「昼食は決まったな」
雲雀ちゃんは僕の作ったうさぎさんりんごを目をキラキラさせてみていて
柳生ちゃんはそんな雲雀ちゃんを見たあとにそうつぶやいた
「じゅるり・・・はっはやく食おうぜ♪」
かつ姉がおかずを手に取ろうとしますが
「まってくださいかつ姉」
僕はそれを止めます
「なんだよ佐介?」
「食べる前にいただきますが先です」
僕が手を合わせてみんなも手を合わせ
「それではみなさんいただきます」
「「「「「いただきます」」」」」
挨拶を終えてみんなが僕のお弁当を食べ始める
「うめ~♪ほっぺたが落っこちそうだぜ♪」
「えぇ、どれもこれもいいお味ですね」
「…うまい。お前は完璧人間か?」
「おいし~♪」
よかったみんなの口にあって
「佐介くん、また料理の腕を上げたね♪」
「そっそうかな(頬をぽりぽり)///」
飛鳥ちゃんには幼きころから僕の料理を食べてくれてたから腕が上がったって言われて嬉しかった
するとさっきと同じように煙玉が転がってきてそれが爆発し
そこから霧夜先生がが現れた
「おっ、なにやらいい匂いがすると思ったら、なかなかうまそうな弁当だな」
「霧夜先生もいかがですか♪」
僕は霧夜先生にも弁当の箱を勧める
「あぁ、いただくよ」
霧夜先生も箸を手に取り僕の弁当を食する
「佐介、お前はこの町に久し振りに帰ってきたんだったな。どうだ、帰ってきた気分は?」
「はい、確かに5年振りに帰って来たので少々新鮮な気分です」
僕は半蔵学院の通学路を通る際の周辺の様子しか見てなかったけど
やっぱり5年も経つと色々変わっていた所があって少し驚いた
「そうか(佐介は戻ってきたばかりでまだあまり今の町の様子がわからないだろうから…丁度良い)」
すると霧夜先生が何か思いついたような顔をして僕達に話しをきりだしてきました
「みんな。午後の授業は学院外で任務を行ってもらう」
「学院外の任務ですか?」
僕は頭の上に?を浮かべる
「佐介には任務を遂行しつつ今の町の様子を見てきてもらう」
「そっか、佐介くん戻ってきたばかりでまだわからないところもあるもんね」
確かにちょうどいいかもですね
僕も今のこの街がどうなってるのか知っておかないといけませんし
「よっしゃ~、ついに来たぜ、ここんところ地下でいつも修行したり座禅したりばっかりでちょっと飽きてきてたんだ~、で、先生その任務って?」
「商店街の不良退治だ」
「はぁ~?」
期待に胸膨らませていた葛城は任務の内容にがっかりする
「商店街で不良が屯しているらしく近くの人たちは困り果てているようでな」
「許せませんね」
僕がそう言うとみんなも頷いた
「おっしゃ、アタイが見つけたらそいつらコテンパンにしてやるぜ!!」
「では、頼んだぞ」
「「「「「「はい!」」」」」」
こうして僕の初めての学園生活と任務がスタートしたのでした