彼女の命令を受けたことで佐介たちを倒すべくその牙をむく
佐介、光牙、紫苑が応戦するも亜騎羅が3人を圧倒
ピンチに追いやられるそんな彼らを救ったのは相馬だった
そうして佐介たちは相馬が持参した回復薬を飲んだことでダメージ等を回復させる
勢いを取り戻した佐介たちは相馬を加えた4人で再び亜騎羅と対峙する
全回したことにより佐介たちは徐々に劣勢だった状況を覆しだす
逆に亜騎羅はそんな彼らの勢いに押され始めるもなんとか反撃をしようとする
しかし4人の連携により攻撃のダメージを受けたことにより得物を破壊されてしまう
武器を壊しされた亜騎羅の隙を突いて紫苑が大技を繰り出した
大技が亜騎羅に着弾したとともに大爆発が発生し、衝撃が室内をかけるのだった
佐介たちが作り上げた隙を突いて紫苑が大技を繰り出す
ドババババババババァァァァァァァァァァン!!
紫苑の放った大光玉の着弾により亜騎羅は光に包まれ、周囲に爆発と爆風が広がる
「し、紫苑さんの技、すごい威力!?」
「当然です!紫苑ならこれくらい簡単ですから!」
「何自慢げに言ってるんだお前は!?」
「これはさすがに威力がありすぎだろう!?」
戦闘を間近に見ていた飛鳥達は押し寄せる衝撃波を瓦礫を盾に凌いでいたが、それでもこれが凄まじい者であると感じずにはいられなかった
そこから数秒の刻が流れ、爆風の勢いが収まりを見せる
静まり返った沈黙の中、佐介たちはその先に漂う煙の向こうをじっと見る
やがてその煙が搔き消えだし、その向こうが見え始めた
「「「「っ!?」」」」ピクッ
次の瞬間、佐介たちは直後に感じるものすごいプレッシャーに身震いする
「………っ」
佐介たちがそう感じている中、煙が晴れ、その向こうから現れたのは
衣服も上に来ていたタンクトップが焼け焦げ肌が露出し、ズボンもいたるところがボロボロになった亜騎羅だった
しかし佐介たちの視線を釘付けにしたのはそれではなかった
彼らはあれを知っている
先の戦いでも追い込んだ途端に亜騎羅があれを発現させた
体に紋様が刻みこまれた亜騎羅は信じられないほどのパワーアップを遂げ、その力の前に佐介たちは敗北したのだから
「…お前たち、気合いを入れろ」
「はい、わかっています」
「「――っ!」」
いよいよ真に雌雄を決する時だと佐介たちは決死の覚悟を決める
「……っ」
佐介たちが身構えると同時に亜騎羅がゆっくりと歩き出し始める
「……―――っ!!」シュン!
「「「「っ!?」」」」
刹那、二歩三歩歩いた亜騎羅が次の瞬間に一気に加速し、佐介たちが気付いた時にはもう間合いに入られていた
ブォン!!
「ぐっ、うわぁぁぁっ!?」
「佐介!?」
「―――ッ!!」
「のあぁぁぁぁっ!?」
そして亜騎羅は目にも止まらぬ速さでその拳によるブローで佐介を吹き飛ばし
間髪入れずに相馬に攻撃を繰り出した
「紫苑!」
「はいっ!!」
パシュシュシュ!ビュビュビュ!
2人が吹き飛ばされてすかさず光牙と紫苑が亜騎羅の左右から同時に矢と光弾による攻撃を繰り出す
「――ッ!!」バッ!
ドドォォォォン!!
「ッ!」シュタッ!
「「っ!?」」
しかし光牙と紫苑の攻撃を亜騎羅が跳躍によって回避し、そのまま少し後方に着地する
「――ッ」シュ~…
まるで四足獣のように着地すると共に口から大量の息を吐き出していた
その姿はまさに獣であるように見えた
「うぅ…や、やはり強いですね」
「再びこの脅威を味わうことになるなんて己の不運を呪いたくなりそうだよ」
「まったくだ。もうあんなのチートもいいところだぜ」
パワーアップした亜騎羅のたった一回の強襲で佐介たちは早くも精神が削れる思いだった
「しっかりしろ。奴がどれほど危険かなど最初からわかっていることだろう。奴を倒さない限りこの島から脱出することはできはしないんだからな」
島から逃げるためにも目の前に立ちはだかる亜騎羅は最大の障害なのだ
「そうですね。僕たちがやらないと」
「雪泉やみんなと帰るためにもこんなところで立ち止まってなんかいられません」
「まぁ、そうなるよな!」
亜騎羅を倒してみんなで脱出する
その思いを胸に4人の心は一つにまとまった
「やるぞ!」
「はい!」
「えぇっ!」
「おう!」
意を決した佐介たちが構える
「絶・
「
「零子転身!!」
「
次の瞬間4人がそれぞれ同時に力を解放させる
発生したエネルギーの波が彼等を覆う
軈て解放された力が彼らの姿を変化させていく
「「「「ッ!!」」」」バッ!
刹那、4人が振り払うように周囲を渦巻くエネルギーの波を吹き飛ばす
そうして現れたのは各々が持つ力を最大まで高めた4人の姿だった
変身を完了させた4人が亜騎羅を見据える
亜騎羅は亜騎羅のほうで変身を遂げ、パワーアップを果たした佐介たちを前に様子を窺っているようだった
「……―――ッ!!」バッ!!
「「「「っ!」」」」ピクッ
様子を窺っていた亜騎羅だったが、その数秒後に佐介たちに襲い掛かってきた
「~~~~―――ッ!!」
ドドォォォォン!!
すかさず4人は散開して回避行動を取った
図らずも佐介たちは亜騎羅を取り囲むような位置に立つ
「行くぞお前たち、奴を倒す!」
「ええ、僕たちの底力見せてやるとしましょう!」
「覚悟しろよ。今の俺たちはあの時とは比べ物にならないぜ!」
「あの戦いでの借りを今こそ返します!」
互いに声をかけあうとともに4人は一斉に亜騎羅に仕掛ける
「―――ッッツ!!」
それを見た亜騎羅もまた応戦するかのように飛び出した
飛び込んだ先には佐介がいた
「標的は僕ですか。相手になります!」
「――~~ッ!!」
バキィィィィィィィィン!!
次の瞬間、佐介と亜騎羅がぶつかり合い、その衝撃によって床が陥没した
「ぐ、ぐぅぅぅぅぅっ!!」
「~~――ッッツ!!」
互いに手を交差させながら鍔迫り合いを演じる
「佐介くん。下がってください!」
「っ、はい!!」
直後に佐介が自身を呼ぶ声を聞き、後方に下がる
「食らいなさい!!」
佐介が離れた瞬間、紫苑が凄まじい勢いの水を放ち亜騎羅を攻撃する
「ッ!!」ヒュン!
それを見た亜騎羅が間一髪の所で跳躍し、それを躱す
「かかりましたね」
「っ?」
「今です2人とも!!」
紫苑が叫んだ瞬間、空を舞う二つの影が亜騎羅の左右を捉える
「任せろ!!」
「ここは俺たちの距離だ!」
仕掛けてきたのは光牙と相馬の2人だった
「「はあぁぁぁぁぁ!!!」」
「ッ~~~~!?」
ドドドォォォォン!!
光牙と相馬が仕掛け、咄嗟に防御の姿勢を取る亜騎羅だったが
勢いを殺し切れるはずもなくそのまま後方に吹き飛ばされた
「どうだ。思い知ったかこの野郎!」
着地するとともに相馬が吹き飛ばされた亜騎羅に対して言い放つ
ブォン!!
「………ッツ」
土煙を払いのけ、亜騎羅が姿を見せる
「ちっ、なんだよ。ピンピンしてやるぜあんにゃろう」
「あんなものでやられるようなら今まで苦労はしなかったはずだろう?」
「油断は禁物です。このまま畳み掛けましょう」
「そうですね。ここから圧して行きましょう!」
パワーアップを果たした佐介たちはこの勢いのままこの戦いを制することを決意するのだった