閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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修復されし絆。戦姫衆新たなる門出 

島から脱出した豹姫と亜騎羅は潜水艦の甲板で海特有の潮辛さを含んだ風を感じていた

 

 

「さてと、そろそろ向こうも落ち着いてる頃だろうし、船内に戻りましょう」

 

 

「うん、わかった」

 

 

潮風を堪能した2人は零姫たちのほうが落ち着いている頃合いであろうということで船内に戻っていった

 

 

「あらやだわ。思いのほか潮風に当たりすぎちゃったから髪がべたつくわね?…シャワーでも浴びてこなきゃね」

 

 

艦内に戻った豹姫が潮風に当たりすぎたために髪が少しごわごわパサパサしていることに気づき

 

 

シャワーでスッキリしようと洗浄場に向けて歩きだそうとする

 

 

「あぁ、お嬢様お戻りになられていらっしゃいましか!」

 

 

「「ん?」」

 

 

するとその時、豹姫を呼ぶ声がしたことに気づき、2人は声のする方へと視線を向ける

 

 

そこにはこちらに駆け寄るメイドの1人がいた

 

 

「今ちょうど、お伺いに向かおうと思っていたところでした」

 

 

「あら私を探してたの?それで何か用かしら?」

 

 

自分を探していたのだと聞き、豹姫はどうしてその経緯を尋ねる

 

 

「はい、先ほど神姫様たちからお嬢様宛に言伝を頼まれまして、お嬢様に部屋に起こしになってほしいとのことでして」

 

 

「神姫たちが私を?」

 

 

「――っ?」

 

 

メイドから話しを聞いた豹姫は亜騎羅と共にどういうことかと小首を傾げる

 

 

訳が分からずにいる2人だがとりあえず神姫たちが読んでいるというのであればと医務室のほうに向かうことにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メイドからの話しを聞いた豹姫と亜騎羅は医務室にやってきた

 

 

「みんな、来たわよ?」

 

 

こんこんとドアをノックしながら自分が部屋に来たことを伝える

 

 

<「あぁ姫?来たのね。入ってきてちょうだい」>

 

 

ドアの向こう側から神姫の声が聞こえてきた

 

 

「分かったわ…入るわね」

 

 

入室の許可を得たので豹姫がノブに手をかけ、ドアを開ける

 

 

「お邪魔するわよ。それで呼び出しって何の用…かし、ら?」

 

 

「―――っ?」

 

 

医務室に入り、神姫たちに自分を呼んだ訳を聞こうとした豹姫だったが

 

 

直後後ろにいた亜騎羅ともども目の前の光景を固まった

 

 

「ひ、ひひひひ、姫に…亜騎羅くんまで////!?」

 

 

2人の視界に映ったのはこれまたきわどいメイド服に身を包んでいる零姫の姿

 

 

零姫のほうも2人が入ってきた瞬間、とてつもないほど羞恥心に苛まれ、まるでトマトのように顔を真っ赤にしていた

 

 

「れ、零姫…その、恰好はいったい?」

 

 

「しょ…しょれはしょの…////」

 

 

恥ずかしさのあまり言葉もどこかおかしくなってしまっていた

 

 

「ふふ~ん、どうかしら姫に亜騎羅くん?この零姫の姿、素敵でしょ~?」

 

 

するとそんな零姫の背後から顔を覗かせるように神姫が現れた

 

 

「み、神姫。これはいったい?」

 

 

「零姫がこうなったのは~、実は姫のせいだったりするのよ~?」

 

 

「えぇっ!?わ、私!?」

 

 

理由を尋ねるとこうなったのは自分が原因だと聞かされ、豹姫は動揺する

 

 

「ど、どういうことよ私のせいって?」

 

 

「だって姫が零姫を許すっていうから他の2人もそっちの方に傾いちゃうから多数決の結果で私たちも今回のことは大目に見ることにしたからかわりに罰として零姫にはしばらくの間メイドとして働いてもらうことにしたの」

 

 

「だからってどうしてこんな格好を///」

 

 

零姫を神姫たちが許すための案としてメイド服を着させたのだということらしい

 

 

しかし普通のとは違いこれほど露出度高めのメイド服を着るなんて零姫は思ってもいなかった

 

 

「え~?だって、ただメイド服を着させるだけじゃつまらないし罰にもならないでしょ~?だからわざわざ作ってもらったのよ…ねっ?」

 

 

「――っ」キュピン

 

 

あえてこのようなきわどくさせ、その恰好で今後しばらくの奉仕活動をさせる

 

 

常に羞恥心と恥辱を秘めて日々を過ごす、これが神姫の考えた零姫に課す罰の形だった

 

 

ちなみにこのコスチュームは神姫が目配せした先にいる1メイドがこの短時間で作り上げたのだという

 

 

「ところでさ~、どうどう2人ともこの零姫の恰好~?」

 

 

「ちょ、ちょっと神姫///!?」

 

 

肩をがっちりと掴みながら零姫を2人に近づけて感想を尋ねてきた

 

 

急にこのようなことをされるものだから零姫もめちゃくちゃに動揺してしまっていた

 

 

「ど、どうって言われても…」アセアセ

 

 

「姫ったら何その反応、可愛いわね♪」

 

 

「う、うるさいわね!?」

 

 

どうしていいのかわからずオドオドしている豹姫の反応を見れて神姫としてはいいものが見れたと喜んでいた

 

 

「…ねぇねぇ、亜騎羅君はどう思う零姫の恰好~?」

 

 

「んっ?」

 

 

「ちょ、ちょっと神姫、これ以上はやめて//」アタフタ

 

 

「きっこえませ~ん」

 

 

豹姫の態度に味を占めた神姫が今度は亜騎羅に声をかける

 

 

女性にならいざ知らず殿方である亜騎羅にこのような恰好を見せびらかされてしまっていることに零姫が必死に猛抗議しようとする

 

 

だがそんな零姫の頼みなど知らないというかのような態度を神姫がとっていた

 

 

「亜騎羅くん、ドキドキする?興奮する?どうなの~?」

 

 

神姫がぐいぐいと亜騎羅に問いただす、彼もまた男だ

 

 

女性のこのような姿を見せられては異性として興奮しないわけはないと神姫は睨んでいた

 

 

「そうだな…なんていうか」

 

 

「うんうん、なんていうか?」

 

 

「なんていうか……すごくすぅすぅしてそう?」

 

 

「「「…はい?」」」

 

 

しかし亜騎羅から帰ってきた答えは神姫たちからしたら予想の斜め上を行くような答えだった

 

 

「えっ、えっと亜騎羅くん。その言葉の意味って?」

 

 

「ん?いや、だからその服肌が見えまくっててすぅすぅしてそうだなって思って」

 

 

本人は至って真面目に答えているのであろうことが曇りのない目から伝わってくるようだった

 

 

「いやいやいや、えっ、それだけ?もっと他にないの!?」

 

 

「他にって言うと?」

 

 

「ほら見てよ、このこれでもかって露出したシミ一つないツヤツヤな肌、綺麗でしょ!それに私たちに負けず劣らずの豊満な胸、これらを見て何も感じないなんてそんなことあるわけないでしょ!本当は興奮しているのを隠してるんじゃないの?ほら、正直に言いなさい、正直にぃぃ!!」

 

 

「いやしょうしきにこたへてるんだへど?」

 

 

亜騎羅の答えが納得いかない神姫が指を頬に突き立てぐりぐりするのだった

 

 

「お嬢様、皆様。お揃いですか?」

 

 

するとそこにまた別のメイドがやってきた

 

 

「どうしたの?」

 

 

「はい。そろそろ拠点に到着するとのことです」

 

 

「そう、わかったわ。報告ありがとう」

 

 

メイドから潜水艦があと少しで別拠点に到着すると報告を受けた

 

 

「…さて、みんな。今回はあいつらにしてやられちゃったわけだけど、一度の敗北で根を上げるような私たちじゃないわよね?」

 

 

「「「「っ…」」」」コクン

 

 

「今に見てなさい忍ども、これで終わるような私たち戦姫衆じゃないわ。いつの日かからを返してあげるんだから!」

 

 

豹姫たちはこの敗北を糧にさらなる野望へと進むことを宣言し、潜水艦に運ばれながら拠点へと向かうのだった

 

 

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