佐介と戦闘を繰り広げる閃光と月光はそんな彼に対し挑発をかけるべく自分たちが半蔵学院の面々を襲ったことを明かす
だが、雲雀の髪留めのリボンを目にし、それが事実であると知った佐介はいつもの温厚な感じとは裏腹に怒りに満ちた表情を見せていた
月光に命じられ、襲い掛かったジュジュをあっという間にねじ伏せたりとその度合いは尋常でないものだった
そして今、佐介は2人を鋭い眼光で睨みつけていた
「…許さない、君たちを、絶対に…」
「「――っ!?」」
彼女たちへの怒りの言葉を呟きながら佐介は一歩一歩、近づいていく
「う、うおぉぉおおおお!!」
「閃光!?」
圧に当てられてか閃光が焦りを抱きつつも月光の静止も聞かずに佐介に突っ込んだ
「たぁぁあああああ!!」
跳躍と共に佐介の顔面目掛けて拳を振るう
「――っ!!」ガシッ!
「なにっ!?」
しかし閃光の拳はその寸前で佐介に受け止められてしまった
「こ、このぉぉっ!!」
すかさず閃光は空いているもう片方の拳で殴りかかる
「――っ!!」ガシッ!
「なっ!?」
だがその拳も佐介は受け止めてしまい、両者取っ組み合いになる
「は、離せ!このっ!?」
佐介から離れようとするも先のジュジュの時同様にしっかり握られているせいで逃げられなかった
「閃光!!」
この状況を見ていた月光が武器である三枚鏡を構え、佐介に向かって突っ込んだ
「ふっ!!」
「なにを、うわっ!?」
ブォンブォンブォンブォン!!
次の瞬間佐介が閃光の両手を掴んだまま体を回転させ始める
「ふぅん!!」
「うわぁぁぁぁ!?」
「えっ?ちょ、きゃあっ!?」
回転によって勢いをつけた佐介が閃光を月光めがけて投げ飛ばした
自分めがけて飛んでくる閃光を目にするも突っ込んだ勢いのせいで避ける手立てがなく2人は激突し、後方へと吹き飛ばされてしまった
「ぐぅ、ぬぅう~!?」
「う、ぅぅうう!?」
予想外のダメージを受けてしまった2人が倒れた自身の身を起こし、立ち上がろうする
「……っ」トコッ…
「「――っ!?」」
しかしその直後、自分たちの目の前に地面を踏みしめる足元が
恐る恐る足元から徐々に見上げてみるとそこには自分たちを睨みつけながら見下ろしている佐介の姿があった
「…許さないっ!」
怒りの言葉を口にし、佐介が握りしめた右拳に力を集約させる
危険を察知した閃光と月光だったが、倒れている状態では逃げることも防ぐこともできない
「…――っ!!」
「「――っ!?」」
次の瞬間、佐介が力を溜め込んだ右手を突き出した
その時だった
「――っ!!」バッ
「はっ!?」ピクッ
「「――っ!?」」
突如として目の前に現れた陰に佐介が拳を止める
間に割って入ったのは戦いの開始からずっと身を隠していた
「
「お、お兄さん…もうやめて、ください。これ以上、閃光
よく見ると
「いけません
「そうです!あなたにもしものことがあれば我々は”あの方”に会わせる顔がございません!ですから!?」
閃光と月光は先ほどまで竦みあがっていたが
「…そこをどいて
必死の説得も怒りに満ちた佐介にはあまり効果がないようだった
「お願いします!お兄さんのお仲間を傷つけたというのなら謝ります!僕が2人にもうしないように言って聞かせます、だからどうか!!」
それでも
懸命に謝罪する
佐介と
「おいおいおいおい、なんだか随分と面白いことになってるみたいじゃねぇかよ?」
「「「「――っ!?」」」」
最中、明後日の方向から会話に割って入る声がした
すかさず振り返るとそこにはこちらの様子を見ている不良座りをしているコートの人物がいた
突如として現れた謎のコートの人物に佐介は何者かと困惑していた
「”|卑壟介と戦闘を繰り広げる閃光と月光はそんな彼に対し挑発をかけるべく自分たちが半蔵学院の面々を襲ったことを明かす
だが、雲雀の髪留めのリボンを目にし、それが事実であると知った佐介はいつもの温厚な感じとは裏腹に怒りに満ちた表情を見せていた
月光に命じられ、襲い掛かったジュジュをあっという間にねじ伏せたりとその度合いは尋常でないものだった
そして今、佐介は2人を鋭い眼光で睨みつけていた
「…許さない、君たちを、絶対に…」
「「――っ!?」」
彼女たちへの怒りの言葉を呟きながら佐介は一歩一歩、近づいていく
「う、うおぉぉおおおお!!」
「閃光!?」
圧に当てられてか閃光が焦りを抱きつつも月光の静止も聞かずに佐介に突っ込んだ
「たぁぁあああああ!!」
跳躍と共に佐介の顔面目掛けて拳を振るう
「――っ!!」ガシッ!
「なにっ!?」
しかし閃光の拳はその寸前で佐介に受け止められてしまった
「こ、このぉぉっ!!」
すかさず閃光は空いているもう片方の拳で殴りかかる
「――っ!!」ガシッ!
「なっ!?」
だがその拳も佐介は受け止めてしまい、両者取っ組み合いになる
「は、離せ!このっ!?」
佐介から離れようとするも先のジュジュの時同様にしっかり握られているせいで逃げられなかった
「閃光!!」
この状況を見ていた月光が武器である三枚鏡を構え、佐介に向かって突っ込んだ
「ふっ!!」
「なにを、うわっ!?」
ブォンブォンブォンブォン!!
次の瞬間佐介が閃光の両手を掴んだまま体を回転させ始める
「ふぅん!!」
「うわぁぁぁぁ!?」
「えっ?ちょ、きゃあっ!?」
回転によって勢いをつけた佐介が閃光を月光めがけて投げ飛ばした
自分めがけて飛んでくる閃光を目にするも突っ込んだ勢いのせいで避ける手立てがなく2人は激突し、後方へと吹き飛ばされてしまった
「ぐぅ、ぬぅう~!?」
「う、ぅぅうう!?」
予想外のダメージを受けてしまった2人が倒れた自身の身を起こし、立ち上がろうする
「……っ」トコッ…
「「――っ!?」」
しかしその直後、自分たちの目の前に地面を踏みしめる足元が
恐る恐る足元から徐々に見上げてみるとそこには自分たちを睨みつけながら見下ろしている佐介の姿があった
「…許さないっ!」
怒りの言葉を口にし、佐介が握りしめた右拳に力を集約させる
危険を察知した閃光と月光だったが、倒れている状態では逃げることも防ぐこともできない
「…――っ!!」
「「――っ!?」」
次の瞬間、佐介が力を溜め込んだ右手を突き出した
その時だった
「――っ!!」バッ
「はっ!?」ピクッ
「「――っ!?」」
突如として目の前に現れた陰に佐介が拳を止める
間に割って入ったのは戦いの開始からずっと身を隠していた
「
「お、お兄さん…もうやめて、ください。これ以上、閃光
よく見ると
「いけません
「そうです!あなたにもしものことがあれば我々は”あの方”に会わせる顔がございません!ですから!?」
閃光と月光は先ほどまで竦みあがっていたが
「…そこをどいて
必死の説得も怒りに満ちた佐介にはあまり効果がないようだった
「お願いします!お兄さんのお仲間を傷つけたというのなら謝ります!僕が2人にもうしないように言って聞かせます、だからどうか!!」
それでも
懸命に謝罪する
佐介と
「おいおいおいおい、なんだか随分と面白いことになってるみたいじゃねぇかよ?」
「「「「――っ!?」」」」
最中、明後日の方向から会話に割って入る声がした
すかさず振り返るとそこにはこちらの様子を見ている不良座りをしているコートの人物がいた
突如として現れた謎のコートの人物に佐介は何者かと困惑していた
「”アピス”さん!?」
「よぉ
「お、お前、いつから?」
「お前ら二人がそこの兄ちゃんにボコボコにされてるところからだが?」
「「なっ///!?」」
いつここに来たのかを問う閃光にアピスは佐介にやられているところから見ていたことを告げる
それを聞いて2人は恥ずかしそうに顔を真っ赤にしていた
「しっかし見させてもらったがやるねぇ兄ちゃん?さすが半蔵学院の実力者なだけはあるな?」
会話の内容からもなんとなく察していたがアピスのこの発言からして閃光と月光、果ては
「まぁ、ともかくだ。悪いけどそいつらをここでやらせる訳にはいかねぇんだ。だから諦めて帰ってくんねぇか?」
「ふ、ふざけないでください!!」
アピスのこの態度に佐介は再び怒りに満ちたように怒気を放つ
「仲間を傷つけられて黙ってられるわけがないでしょう!」
「だったらどうするってんだ?」
「みんなを傷つけたあなたたちを許すわけにはいきません!」
佐介は再度燃え滾る怒りの炎を燃やしながらアピスに言い放つ
「はぁ~、しょうがねぇな~」
状況からしてもすんなりと返してくれないことを悟り、若干めんどくさそうな態度を見せつつもアピスは腰を上げて佐介と視線を合わせる
「そっちがその気だって言うんならもう待ったはなしだ」
するとアピスは懐から何かを取り出す
懐から取り出したのは見た感じ銃の形状をした何かだった
不思議そうに見ているともう片方の手の袖部からスライド式に小さな巻物らしきものが出てくるとアピスがそれをキャッチする
≪[ Venemy!]≫
アピスが手にした巻物を銃に設置されている挿し口に差し込むと音声が流れる
「…
囁くようにつぶやくと同時に銃のトリガーを引く
≪【GENOME UP!!】≫
銃口から禍々しい色をした弾丸が発射され、周囲を飛び回った直後
撃ったはずのアピス本人に着弾する
弾丸が着弾した瞬間、アピスを覆いつくすかのように毒々しい液体が全身を埋め尽くす
すると液体に包みこまれていたアピスの身体がどんどんと変化する
次の瞬間、液体に覆われていた目の部位に当たるところが発光した
ブワァッ!!
同時に発生した衝撃波によって液体が周囲に飛び散った
一瞬、注意をそらされた佐介が再びアピスのほうを向く
「――っ!?」
「…ふっふん」ニヤリ
しかしそこにいたアピスの姿は先ほどまでコートを羽織っていた容姿ではなく、装甲に身を包んだ戦士のような見た目をしていたのだった