全員参加の水鉄砲大会
白熱の試合が続き、最後は大将戦に持ち込まれた
そして光牙、紫苑、相馬(蒼馬)たちの最後の一発によって見事全員すっ裸にされてしまった
「という訳で勝負は全員リタイアの引き分け、ドローになりました~!」
春花が大会の結果が引き分けに終わったことを皆に伝える
「ひ、引き分けだと!?納得いかん!光牙のほうが絶対に残っていた!スローだ。スローVTRで確認しろ!!」
「そんなものあるわけないでしょ?」
あくまでも自分たちが勝っていたと主張し、映像による確認を要求していた
「やめろ焔、落ち着け。こんなの引き分けになったところで特に問題ないだろう」
「うっ、こ、光牙!でも!?」
背後から現れた光牙に頭を押さえつけられながらも焔はまだ納得言かないと反論する
「そんなことよりまずはこの状況を何とかするのが先決だ。他のやつもそれでいいか?」
そんな焔を無視して光牙が皆に尋ねる
「あぁ、私たちは」
「引き分けで問題ありません」
光牙の問いに対して雪泉と雅緋がこれに同意する
「それになにより早くこれを何とかしないと…」
不意にジド目で雅緋が背後に視線を向ける
「おいこら忌夢、邪魔すんなよ!いい写真が取れなくなるだろ!」
「邪魔はお前の方だ。雅緋のすんばらしい写真を収めるんだからどっかに行けこの変態!」
「お前にだけは言われたくないわこの変態眼鏡!」
「「なんだとこの~~!」」グヌヌ
するとそこにはお互いにカメラを手に写真を撮ろうとしていたがベストポジションを取り合って相馬と忌夢が喧嘩をしていた
「ぐへへへ、紫苑ちんいいよいいよ。すんごくプリティだよ♪」
「や、やめてやめて!撮らないでよ四季///!?」
さらにはその近くで四季が裸体となってしまった紫苑をカメラに撮っている姿もあった
「まったく、あいつらは何をしているんだか」
「そうですね…それはともかくとして後で四季さんに写真をいただくようお願いしなければ」
「お前も何を言っているんだ?」
相馬と忌夢のやり取りを見て頭を抱える雅緋に同意をする雪泉だったが
次に放った一言で台無しだと雅緋が雪泉にツッコミを入れるのだった
「春花さま、そろそろこれなんとかしてほしいんだけど///」
「そうね。とりあえず綺麗な水で洗い流せば元に戻るから」
「はぁ~、よかった~」
このまま裸にされてしまったままでいるのは困ると意見を述べる未来たちに春花は対処法を教える
「両奈ちゃんはこのままでもいいんだけどね~♪」
「ほう、そうか。なら今日のおしおきは無しにしてやろう。帰ったら存分に”優しくしてやろう”」
「…あ、あうあうあうあう、そそそそ、そんな!?」ガクガク
独り浮かれる両奈だったが蒼馬の放った一言によりその笑みが一気に引きつって冷や汗をかき出し
酷く動揺しながらその場に崩れ落ちたのだった
そんなこんなで全員は身体についた液をホースなどで洗い直し、改めて水着に着替え直していた
「しかし飛鳥たちとうとう来なかったな?」
「そうですね」
「えぇ、佐介さんたちいったいどうしたんでしょうか?」
「……どうにも何か臭う気がする」
一息ついた中、この場に半蔵学院が来なかった事が気掛かりなことを話題にしていた
するとその時だった
ズゥゥゥゥウウウウウン!!
「「「「「「っ!?」」」」」」
刹那、突然として建物内が特殊な空間に包み込まれてしまった
「おいおいこれってまさか?」
「えぇ、忍結界のようですね?」
「ようやく矢文の主が動きだしたか?」
忍結界が張られた所を見るに自分たちをここに招きこんだ相手がアクションを起こしたのだと光牙たちは察知し、警戒態勢をとる
「やっと現れたか…待ちかねたぞ!」フォン!
すかさず焔が気配のする方に向けて苦無を投げつける
ヒュゥゥゥゥ!!
「――っ」ガシッ
次の瞬間、飛んでいった焔の苦無をキャッチする音が聞こえる
音の先には閃光と月光の2人が立っていた
「何者だ貴様ら?」
「見たことない顔のようだが?」
自分たちの前に現れた見知らぬ顔に光牙と焔が尋ねる
「私は月光です」
「私は閃光だ」
2人は光牙たちの質問に対して自己紹介をする
「…っ?」
「ん?どうした紫苑?」
「(あの2人の顔、どこかで見たような?)」
閃光たちと光牙たちが睨み合いを効かせている中、紫苑は彼女たちの顔にどことなく見覚えがあるような気がしてならないと言った心境に置かれていた
「招待券を我々に送ってきたのはあなた達ですか?」
「そうだ」
雪泉の問いに閃光が答えたことで彼女たちが自分たちをここに呼び寄せた張本人であることがわかった
「なら、聞かせてもらおうか!」
直後、それを知った雅緋が一瞬にして間合いを詰めて閃光の方に斬りかかった
「――っ!!」ボコッ!
「うっ!?」
しかし雅緋よりも素早い動きで蹴りの一発を振るい、彼女を返り討ちにする
反撃を受けた雅緋は吹き飛ばされつつも受け身を取って地面に着地する
「雅緋!大丈夫!?」
そんな彼女の元に忌夢を先頭に相馬たちが駆けつけた
「心配ない、たいしたダメージはない」
自分の身を案じる皆に雅緋はさほど問題はないことを伝える
駆けつけた相馬たちが一斉に武器を構え、臨戦態勢に入る
「慌てるな。今日はお前たちをここに集めたのは参加の意思があるかどうかを確認するためだ」
「なに?」
参加する意思の確認というワードを耳にし、閃光たちの言っている意味がどういうことなのか光牙は疑問を浮かべる
「我々は今ここに最強の忍を決める戦い、”シノビマスターズ”の開催を宣言いたします」
「シノビマスターズだと?」
「はっ、お前らみたいな怪しい奴らの誘いに私たちがホイホイと乗るとでも思っているのか?」
いきなりシノビマスターズを開催すると言われてそれをはいそうですかと納得するような者はここには誰もいなかった
しかしそんな焔の答えを聞いて閃光と月光はくすくすと笑う
「ではこれを見ても同じことが言だていられるのでしょうか?」
そういうと月光が徐に指を鳴らす、すると施設内に設置されている巨大スクリーンに映像が映る
「「「「「「っ!?」」」」」
映し出された映像を目にした瞬間、その場にいた全員が驚きの表情を浮かべる
皆が目にしたもの、それは十字架に貼り付けにされている半蔵学院の面々の姿を捉えた映像だったのだから