閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

652 / 809
書く事多すぎて結構長編話になるですね…うん


番外絵巻 仮面ライダーハンター2 悪の権化、その名はDr.タブー!

町を救うべく戦っている佐介たちの前に2人の刺客が現れ、アイテムを使い自身を強化するとともに襲いかかる

 

 

圧倒的な力の前に佐介を除く半蔵学院のメンバーはすべて倒され、直後未知の現象に襲われ、苦しみだした

 

 

彼女たちを救うために刺客たちを迎え撃とうとする

 

 

その時、空に巨大なトンネルが出現し、そこから一筋の光が振り落ちた

 

 

衝撃と煙の中から現れたのは全身をにパワースーツを纏った仮面の戦士だった

 

 

 

 

 

突然現れた仮面の戦士の登場に佐介は唖然としていた

 

 

「見つけたよ!」

 

 

「ふん。ワームホールから運良く抜け出せたようだな」

 

 

「当然!みんなの仇を取るためにもあんなところで足止めを食ってるわけには行かないんでね」

 

 

「ご苦労なことね」

 

 

仮面の戦士と怪人たちは互いに知り合いであるかのように会話をしているようだった

 

 

「い、いったいなにがどうなっているんだ?」

 

 

「っ?…っ!?」ビクッ

 

 

佐介が思わず口を声をあげるとそれに気づいた仮面の戦士が信じられないものを見たかのように驚いた顔を浮かべた

 

 

「佐介くん!?」

 

 

「えっ?…ふぇ?」

 

 

「なぜ佐介くんがここに……逃げたのか?自力で脱出を?佐介くん!」

 

 

仮面越しから焦ったような声をあげ、佐介に言いよってくる。それを見て佐介は困惑する

 

 

『彼は我々の知る佐介くんではない』

 

 

「「っ?」」

 

 

すると突然声が響く

 

 

 

ギュイィィィィ!

 

 

 

直後、先ほどの彼とと同じようにトンネルの中からここ目掛けて光が落ちてきた

 

 

煙が晴れるとそこには1人の男性とピンクの髪の派手な格好をした女性が立っていた

 

 

新たに現れた者たちの登場に佐介はただただ困惑することしかできなかった

 

 

「ポッピー、黎斗さん!」

 

 

「猫ちゃん…残念だけどそこにいる佐介くんは私たちの知ってる佐介くんじゃないの」

 

 

「……そう、ですよね」

 

 

「っ?」

 

 

ポッピーと呼ばれる女性の言葉を聞いて彼女に猫ちゃんと呼ばれる仮面の戦士はがっかりした顔を浮かべた

 

 

「うっ、うう~!?」

 

 

「みなさん!?」

 

 

「大変!飛鳥ちゃんたちみんなゲーム病にかかってるみたい!?」

 

 

「なんですって!?」

 

 

飛鳥たちの存在に気づいたポッピーが慌てて駆けつけた

 

 

「早くしないと、このままじゃ飛鳥ちゃんたちが消滅しちゃう!」

 

 

「しょ、消滅ですって!?」

 

 

ポッピーの放ったその一言に佐介は驚愕する

 

 

「安心して佐介くん、僕があいつらを倒して飛鳥さんたちを助けて見せるから!」

 

 

そう言いながら猫は駆け出した

 

 

《ガシャコンブレイカー!》

 

 

駆け出す最中、手に武器を装備する

 

 

「はぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

「へっ、少しは楽しませろよな!」

 

 

「ふっ!」

 

 

猫が仕掛けてきたとこに反応し、コングルとメトロスも駆け出した

 

 

「たぁぁぁっ!」

 

 

迫り来るコングルに向かってガシャコンブレイカーを勢いよく叩きつける

 

 

「へっ、効かないぜ!!」

 

 

「っち!」

 

 

「はっ!!」バババババ

 

 

「うわっ!?」

 

 

攻撃を弾き返され、同時にメトロスから狙撃され猫は吹き飛ばされる

 

 

「だったら!」

 

 

すかさず起き上がるとともにホルダーにある別のガシャットを取り出し、グリップを押す

 

 

 

【ゲキトツロボッツ!】

 

 

 

効果音が鳴り響くと同時に画面から小型のロボットが出現する

 

 

そして空いているもう1つのスロットにそのガシャットを差し込み、一旦閉じたレバーを再度展開する

 

 

 

【ガッチャーン! レベルアップ! ハンティ、ハンティ、ハンティ、ハンティング! 狩るか狩られるかのハンティング! アガッチャ!ぶっ飛ばせ!突撃!ゲキトツパンチ!ゲ・キ・ト・ツロボッツ!】

 

 

するとロボットが徐々に変形し、猫を強化、武装させるのだった

 

 

「たあぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

変身を完了させた猫が再びコングルたちに挑む

 

 

「ふっ!だあっ!」

 

 

「ぐっ!」

 

 

「せいっ!やあっ!!」

 

 

「っち!」

 

 

パワーアップしたことで二対一にも関わらず五角の勝負を繰り広げる

 

 

「調子にのるな!」ドン!

 

 

 

グラララ!

 

 

 

「っ!?」

 

 

苛立ちを覚えたコングルが地面を叩きつけるとともに大きな揺れが発生する

 

 

その振動に猫は思わずよろけてしまった

 

 

「はっ!!」

 

 

 

バババババ!

 

 

 

「がああっ!!??」

 

 

隙を突くかのように飛び上がると同時にメトロスが右手の砲弾から光弾を放つ

 

 

猫は吹き飛ばされ、佐介たちの元に転がり込む

 

 

「大丈夫猫ちゃん!?」

 

 

「えっ、えぇ…なんとか」グヌヌ

 

 

ポッピーに支えられ、どうにか立ち上がる

 

 

そんな中、黎斗は敵を睨みつけ、苛立った様子を見せていた

 

 

「ゲームマスターの私に許可なく不正なガシャットを作るなど許せぬ」イラッ

 

 

黎斗は敵を睨みつけながらそうつぶやく

 

 

「ふふふふ、自分の発明を悪用されてご立腹のようだね檀黎斗?」

 

 

するとコングルとメトロスの後ろから彼らよりもさらに年上の男性とその横を歩く2人の男が付き添っていた

 

 

「…Dr.タブー!!」イラッ!

 

 

猫は目の前に現れた黒幕らしき人物を見て怒りの声をあげた

 

 

「許さんぞDr.タブー。データをハッキングし、私のガシャットの開発データを盗むとは」

 

 

「ふふふ、だがおかげで私の実験は見事成功した。この次元の扉を開くことのできる唯一無二のガシャットを作ることができたのは君のおかげだ。感謝するぞ檀黎斗」

 

 

「檀黎斗、神だ!」

 

 

「…なんであの人自分の名前に神ってつけてるんだろう?」

 

 

「いつものことだから気にしないで」アセアセ

 

 

現れた黒幕よりも名前のあとに神づけを強要させようとする黎斗の強引さにインパクトを覚えた佐介だった

 

 

「…Dr.タブー…お前だけは許さない!!」

 

 

「ほう」

 

 

「佐介くんやみんなを返せ!」

 

 

「えっ?」

 

 

Dr.タブーに怒りの声をあげる猫が放ったセリフの中に自分の名前が出てきたことに佐介は驚く

 

 

「残念だがそれはできないね。君たちは我々の計画を成就するのに邪魔な存在なのだからね」

 

 

「計画とはどういうことです?あなた達はいったい何者なんです!?」

 

 

「ほう、この世界の君は我々の世界の君とほぼ同じなようだ」

 

 

「どういうことなんですか!」

 

 

先ほどから自分にはわからないことを言い放つ彼らに我慢の限界と言わんばかりに質問をする

 

 

「いいだろう教えてやろう。我々はもともとこの世界の人間ではない、違う次元からこのガシャットを使ってやってきたのだよ」

 

 

「えっ?違う次元からですって!?」

 

 

「そう、邪魔なライダーどもの存在しない世界に行き、その世界を支配すると言う野望を胸に抱いてね」

 

 

「っ!?」

 

 

彼らの狙い、それはまさにこの世界の侵略であった

 

 

「そんなことはさせないぞ!」

 

 

声を荒らげ、走り出す響也とDr.タブーを守るべく再びコングルとメトロスが立ちはだかる

 

 

しかし、やはりコングルとメトロスによって苦戦を強いられてしまう

 

 

「くっ、ぐっ!?」

 

 

「ふっ、猫谷響也。君が幾ら強がろうともお仲間であった佐介や他のライダーたちは今尚亜空間の中に閉じ込められ身動きを取れない状態だ。全力を削られ残された君に何ができると言うんだ?」

 

 

Dr.タブーが響也をあざ笑う

 

 

響也は悔しさを噛み締めた

 

 

 

 

 

 

「…このままじゃ」

 

 

ピンチを目の当たりにした佐介はどうすべきかと必死に考えていた

 

 

「うっぐぅぅ~!」ジジジジ

 

 

「た、大変!飛鳥ちゃんたちが!」

 

 

「えっ!?」

 

 

病状が悪化したのか先ほどよりも苦しみだした

 

 

「飛鳥ちゃん……なにか、なにか手はないんですか!?」

 

 

佐介はポッピーに掴みかかり、必死に打開策を尋ねる

 

 

「…気持ちはわかるけどゲーム病を治せるのは仮面ライダーだけ、つまり今それが出来るのは猫ちゃんしかできないの」

 

 

「そんな…」

 

 

申し訳なさそうなポッピーの顔を見て佐介は愕然となった

 

 

しかしふとここで先ほどのDr.タブーの言葉が脳裏を過ぎった

 

 

 

『君が幾ら強がろうともお仲間であった佐介や他のライダーたちは今尚亜空間の中に閉じ込められ身動きを取れない状態だ。全力を削られ残された君に何ができると言うんだ』

 

 

 

「えっと、ポッピーさんでしたっけ?」

 

 

「えっ?うっうん」

 

 

「正直に答えてください、先ほどのタブーのセリフや今までのことを推察するに、あなた達の世界の僕は貴方が言うその「仮面ライダー」なんですね?」

 

 

今までの会話の状況などを整理し、佐介はこの結論に至った

 

 

「うん。…そうだよ」

 

 

ポッピーはうなづくとともにどこからかベルトとガシャットを佐介に見せた

 

 

「これは私たちの世界の佐介くんが使ってたゲーマドライバーとガシャットだよ」

 

 

悲しそうな顔を浮かべながらポッピーはそうつぶやく

 

 

「これがあれば飛鳥ちゃんたちを……っ!」バッ!

 

 

「ちょ、ちょっと!?」

 

 

飛鳥たちを救える唯一の方法が目の前にある。佐介はいてもたってもいられずポッピーからゲーマドライバーとガシャットを奪い取る

 

 

「今助けるからねみんな!」

 

 

佐介はゲーマドライバーを巻きつける

 

 

そしてガシャットのグリップを押そうとする

 

 

「まて佐介!」

 

 

「っ?」

 

 

だがその時、それを見ていた黎斗が佐介を止めた

 

 

「確かに我々の世界の君は仮面ライダーだ。しかしそれは私が彼にバグスターウィルスの抗体を持たせたからだ。この世界の君では仮面ライダーになることはできない!」

 

 

無理だ。諦めろ。口には出さないが黎斗はそう言っているようであった

 

 

佐介はじっとその手に掴むガシャットを見つめる

 

 

「あっ、あぁ~~!!」ジジジジ

 

 

「っ!?」

 

 

そんな彼の目に苦しむ飛鳥たちの姿が映る

 

 

「…っ!」

 

 

「佐介くん!?」

 

 

「これ以上、飛鳥ちゃんたちの苦しむ姿は見てられない、みんなを救えるチャンスがあるのならば、たとえそれが限りなくゼロに近くても、僕はそれに賭ける!」

 

 

佐介の決意は決まった

 

 

意を決して、ガシャットのスイッチを押す

 

 

 

《トウキョウジャングル!》

 

 

 

するとなんとガシャットが起動し、ゲームエリアが発生した

 

 

これにはポッピーたちも驚きを隠せなかった

 

 

「変身!」

 

 

 

【ガッシャット!】

 

 

 

「えっと、確かこのレバーを…っ!」

 

 

 

【ガッチャーン! レベルアップ! ライオン! トラ! ウサギにヒヨコ! 弱肉強食! トウキョウージャングール!】

 

 

ゲートが通り過ぎ、現れたのはライオンとトラを足して割ったような姿をした仮面ライダーだった

 

 

「えっ!?さ、佐介くん!?」

 

 

「「っ!?」」

 

 

「…ほう」

 

 

戦いの最中、佐介の変身に気づいた響也とコングルたちの視線がそっちを向き、この事態を興味津々そうに見るDr.タブーだった

 

 

「なれた…僕、仮面ライダーになれた!」

 

 

ライダーに変身出来たことに佐介は思わず浮かれる

 

 

「…待っててね飛鳥ちゃん、みなさん。すぐに助けてみせます!」

 

 

 

《ガシャコンクロー!》

 

 

 

「たあぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

武器を手に佐介は響也と交戦するコングルたちに向かって突っ込むのだった

 

 

 




キャラ紹介

《コングルバグスター》

Dr.タブーの側近の1人が「プロトドンキーコングガシャット」を使い変身した姿、両腕の剛腕から繰り出すパンチは仮面ライダーを軽々と吹き飛ばし、地面を砕くほどの威力を持ち、耐久力も抜群である


《メトロスバグスター》

Dr.タブーの側近の紅一点である女性が「プロトメトロイドガシャット」を使い変身した姿。右手についた砲弾かはミサイルなどを飛ばし、必殺技は砲弾にエネルギーを溜め、それを撃ち放つ「チャージショット」である
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。