ちなみにこのコラボ長編です
そこのところご了承ください、ではどうぞ
晴天が広がる青空の下、街には平和な時が流れていた
人々もこの平和な時を過ごしていた
そんなある日、物語りはそんな街中で起こることとなる
「お待たせしました。モーニングコーヒーです」
「あぁ、ありがとう」
朝の平和な時の中、カフェテリアにてウェイトレスが客にモーニングコーヒーを差し出し
客がそれを美味しそうに飲む
和やかに、穏やかな日常が今日も訪れる
………そのはずだった
グラグラグラグラ!!ゴゴゴゴゴゴゴ!
「な、なんだ地震か!?」
「『っ!?』」
突然、地面が激しく揺れ動き激しい地鳴りが地面を伝って響き渡る
「お、おい、なんだあれ!?」
1人が指さすのを皮切りに人々が一斉に振り向いた先には
グゴゴゴゴゴゴ!!
地面からまるで何かが生えるかのように一城の巨城が出現した
いきなり出現した城の存在に街の人たちは驚愕していた
しかし街の人たちの感心はすぐに変わる
トコトコトコトコトコ…
なぜなら城がある方向からたくさんの甲冑をつけ、般若のような面をつけた集団が集まってきたからだ
人々が何事かと感じていると最前列の兵士たちが歩みを止める
「…」スッ
そうして人々が驚いている最中に最前列を歩いていたこの軍勢を率いているであろう者が無言で空に向かって手を挙げ
前方にいる人々を見ながらその手を人々のほうに刺す
刹那、後ろの兵士たちが一斉に手にしているどこか江戸時代の銃器である火縄銃を思わせつつ、若干メカメカしい武器を構えた瞬間
ビュゥゥゥ!!ボバァァン!!
「う、うわぁぁぁぁ!!」
「に、にげろぉぉぉ!!」
「助けてー!!」
兵士たちが手手にしている火縄銃の銃口からは
とても火縄銃の弾とは見えないレーザーが飛んできた
レーザーが着弾したことで建物や周囲の設置物を破壊していった
平和な時がその轟音とともに崩れ去り、賑わっていた街は戦火に飲まれていった
それでも尚も兵士たちが進行と破壊工作を続けていた
シュン!
【「っ?」】
「てやぁぁぁぁ!!」バキィィィン!
【「っ!?」】ズザァァァ!ドボォォン!
しかしその最中、突如として飛んできた何者かによる飛び蹴りが命中し、兵士の一体を蹴り飛ばした
【「「「「っ!!??」」」」】
突然の奇襲に驚きつつも兵士たちが一斉にそれを仕掛けてきた者を警戒する
兵士たちの視線にさらされている者
その身に羽織った学ランにその背に『一騎当千』の4文字を刻みし者
「佐介、参ります!」
半蔵学院のエース、佐介だった
【「「「「っ~!」」」」】
しびれを切らした兵士たちの一群が佐介に攻撃を仕掛けてきた
「ふっ、ていっやあっ!!」
【「「「「っ!?」」」」】
「てやぁぁぁぁ!!」
【「「「「っ!?!?」」」」」】
去れど佐介は臆するどころか押し寄せる一群たちを次に次へと蹴散らしていった
「天轟拳!!」ブォン!
【「っ!?」】バキィィン
「螺旋脚!!」フォンフォンフォン!
【「「「「っ!?」」」」】ダダダダダ!
佐介が必殺技の連撃を繰り出し、兵士たちを蹴散らす
【「っ!!」】カチャ
刹那、一群と交戦している佐介を狙撃しようと兵士の一体が火縄銃の銃口を向け、エネルギーをチャージする
エネルギーが蓄積値まで達し、今まさにそのエネルギーを放とうと引き金を引こうとした
ヒュンヒュン!ザクッ!
【「っ!?」】
カチャッ!ビュゥゥゥ!!ドバァァァン!
しかしその瞬間、突如苦無が飛んできて引き金を引こうとする兵士を刺し
思わぬところからの攻撃によって兵士はダメージを受けたことに動転して味方のほうに引き金を引いてしまった
「佐介くんっ!」シュタッ!
「飛鳥ちゃん!」
そのすぐ後に降り立つ影、その正体は飛鳥だった
「大丈夫、佐介くん」
「ありがとう飛鳥ちゃんのおかげで助かったよ」
「どういたしまして♪」
自分を助けてくれた飛鳥に佐介がお礼を述べ、その言葉ににっこりと笑う
「…っ!」スッ
「…えっ?」
と思った次の瞬間、いきなり佐介が飛鳥のほうに向かって構えをとる
「っ、はあっ!」
「えっ!?ちょっ!?」
さらにそこから獣波拳を撃ってきたので飛鳥は驚愕するとともにぎゅっと目をつぶった
ボバァァン!
飛鳥の耳に着弾した音が聞こえる
けれどそれは自分に対してではなく後ろのほうからだった
恐る恐る目を開けると前方には獣波拳を放った佐介がおり
今度は後ろを振り返るとそこには自分の後ろの地面に倒れこんでいる兵士の姿があった
事のいきさつを理解したうえで飛鳥が再度佐介のほうを見る
「…危ないところだったね。大丈夫だった飛鳥ちゃん?」
「ぷぅ~、もうひどいよ佐介くん!敵が来てるなら言ってくれればよかったのにいきなり獣波拳を撃ってきてびっくりしちゃったよ!」プンスカプー
「あはは、ごめんね。気づいたときにはもうすぐそこまで迫ってきてたからああするしかなかったんだ。でもこれでお相子だよね?」
「まったく、調子いいんだから」プンプン
お互いに助け助けられの感じを醸し出す佐介と飛鳥だった
【「っ!」】ドドドドド
「ふっ、はあっ!!」
【「っ!!」】ババババババ!
「てい、やぁっ!!」
ぞろぞろと押し寄せる敵を佐介と飛鳥はひたすらに蹴散らしていった
【「「「「っ…」」」」】ゾロゾロ
「っ?」
【「「「「…っ」」」」】ゾロゾロ
「…っ」アセアセ
さりとて倒しても倒してもあふれ出す川のごとく兵士たちの軍勢が押し寄せてきていた
「くっ、やあっ!…ふぅ、これじゃきりがないよ?」
「確かに!…倒しても次から次に来るね?」
敵を蹴散らしながら、無尽蔵かと思うほどにわいてくる敵の軍勢に嫌気が刺す
「それに気になるのはあの城だね?」
「うん、いきなり地面からにょきにょきって生えてきたと思ったらこんな騒ぎになるなんてね?」
「…一体あれは何なんだ?」
背中合わせで佐介と飛鳥は兵士たちの向こうに聳え立つ城のことを議論し合っていた
「知りたいか~?なら教えてやるよ。あれは俺の城さぁ~!」
「「っ!?」」
突然の声に2人は驚き、そのほうに視線を送る
すると兵士の波がどんどんと道を開けていくではないか
「ぬあっ~はっはっはっはっ~!!」
やがて波の向こう側から妙にイラつくような高笑いをしながら兵士たちに担がれた玉座の上に座すものが現れた
「ぬふふふふ」
「「っ!」」
佐介と飛鳥は自分たちの目の前に現れた謎の人物に警戒心を強めるのだった
※この度、諸事情によって今作品の投稿日を変更することになりました
「閃乱カグラ 忍たちの生き様」は毎週金曜日から毎週日曜日に投稿することになります
唐突なことで申し訳ございませんがご了承の方ヨロシヘグリ