閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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邪城合体 キング・ペニー降臨! 

プロフェッサー・ペニーの野望、真・天下統一を阻止すべく動き出した佐介と勇樹たち

 

 

そんな中、そのほかに現れた怪しげな城を落とすべく向かった光牙達もまたそこで待ち構えていた城主である「斬丸」「ガナー」「ネロフィア」「Dr.SARU」の襲撃にあい苦戦を強いられてしまった

 

 

果たして佐介たちと勇樹たちは彼らの野望を阻止することができるのか…?

 

 

 

 

 

 

 

カキン!キンキン!カキャァァァン!

 

 

 

「うわっ!?」

 

 

「勇樹くん!?」

 

 

「よそ見してる暇があるのかな~!!」

 

 

「ぐっ!?ぬあっ!!」

 

 

吹き飛ばされる勇樹を気遣おうとする佐介だが、プロフェッサー・ペニーはそんな暇すら与えてはくれず

 

 

追撃を仕掛けてきたプロフェッサー・ペニーの攻撃を受けた佐介もまた吹き飛ばされる

 

 

「佐介!この!」

 

 

「おっと、そいつはさせねぇよ!」

 

 

「うわぁぁぁ!?」

 

 

仕返しをせんとばかりにリボルバーに切り替えて引き金を引こうとするがそれすら許さないプロフェッサー・ペニーの放ったカラーボールが爆発し、それに巻き込まれた

 

 

「勇樹くん!?」

 

 

佐介が真っ先に勇樹のもとに向かう

 

 

「大丈夫ですか!?」

 

 

「あっ、あぁ…」

 

 

「…っ!」

 

 

「ぬふふふふ、これでわかったか?どうあがこうがお前らは俺様には勝てない、今頃お前らのお仲間もあいつらにやられてる頃だろうよ」

 

 

一方的な展開の中。プロフェッサー・ペニーが佐介たちに絶望を突きつけようとする

 

 

自分を止めることはできない、仲間たちも無駄死にするしかないのだと

 

 

「「……ふっ」」

 

 

しかし2人は俯いた顔でふっと笑みを浮かべる

 

 

「なんだ?何が可笑しい?」

 

 

「あまり俺たちをなめるなよ?」

 

 

「僕たちは今までだってこういったピンチを乗り越えてきました。どんなに絶望的な状況下にあっても、どんなにくじけそうになっても、僕らは仲間たちとともに支え合い立ち上がってきた。僕たちが諦めることは決してない、そして負けるつもりもありません!」

 

 

佐介が大きく声を張り上げながら宣言する

 

 

そう、自分たちだけじゃない

 

 

 

 

光牙たちも

 

 

「ふぅぅん!」

 

 

「っ!はぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

紫苑たちも

 

 

「くらえ!」ババババン!

 

 

「たぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

相馬たちも

 

 

「ひ、ひひひひ!!」

 

 

「うぉりやぁぁぁぁぁ!!」

 

 

「っ!!」

 

 

そして陽たちも

 

 

「ウッキ~~~!!」

 

 

「どりゃぁぁぁ!!」

 

 

「やぁぁぁ!!」

 

 

 

皆がこの世界を守るために命を懸けて戦っているのだ

 

 

「みんなの期待に応えるためにもここで負けるわけにはいかないんです!」

 

 

「そうだ。赤城さんたちの無念を晴らすためにもここで負けるわけにはいかないんだ!!」

 

 

「しゃらくせ!!」

 

 

負けない、その思い出立ち上がった2人がプロフェッサー・ペニーへと駆け出し、再び乱戦になる

 

 

「往生際が悪いんだよ!さっさとくたばりやがれ!!」

 

 

 

ボババババババババ!!!

 

 

 

「「っ!!」」

 

 

「この世界は俺様のものだ。てめぇらは俺様に服従してればいいんだよ!!」

 

 

「そんなの!お断りだ!!」

 

 

「ぐあっ!?」

 

 

 

ビリッ!ジジジジジジジ!!

 

 

 

「あびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃ!?」

 

 

勇樹の放ったモーニングスターの電撃攻撃がプロフェッサー・ペニーを痺れさせる

 

 

「こ、この!?」

 

 

「僕がいることも「っ!?」お忘れなく!!」

 

 

「ぐふぉ!?」

 

 

間合いに入った佐介の強烈な拳の一撃がプロフェッサー・ペニーにさく裂した

 

 

「お、おのれ!?」

 

 

「決めますよ勇樹くん!」

 

 

「おう!」

 

 

この戦いに終止符を打つべく佐介はこぶしを握り締め、勇樹はスーパーハンドに切り替え、突っ込んでいく

 

 

「図に乗るなよ!」

 

 

それを見たプロフェッサー・ペニーが2人が来るのを阻止すべく、天井から垂れ下がった紐を引く

 

 

すると天井がスライドしていく

 

 

「「っ!?」」

 

 

「死ね!!」

 

 

 

ビィィィィィィィ!!

 

 

 

「うっ!?」

 

 

「ぐっ!?」

 

 

刹那からビームが放たれ、2人を攻撃する

 

 

「さらにこいつで…くたばれ!!」

 

 

そしてプロフェッサー・ペニーがもう一本の紐を引くと今度は佐介たちのほうから見て左右の壁がスライドし、そこから針が飛んできた

 

 

「なに!?」

 

 

「任せてください!たぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

危機を感じた佐介がヌンチャクを取り出し、それを駆使して針を蹴散らす

 

 

「いいぞ佐介!」

 

 

「はい!って、うわっ!?」

 

 

「おっと!?」

 

 

針を回避したはいいがビームがまだ残っていた

 

 

「ぬははは、いいぞ、もっと踊れ!!」

 

 

2人の光景を見ていたプロフェッサー・ペニーがあざ笑うように叫ぶ

 

 

「このままでは!」

 

 

「…そうだ。佐介!」

 

 

「っ?」

 

 

「受け取れ!!」

 

 

何かひらめいた勇樹が佐介に何かを手渡す

 

 

「こ、これは?」

 

 

「それを使え!」

 

 

「…わかりました!」

 

 

勇樹の言葉を信じ、手渡されたそれを展開する。そしてそれは手裏剣に代わる

 

 

「いまさらそんなもんで何を?」

 

 

「いっけぇぇぇぇ!!」

 

 

佐介が手裏剣を投げつけ、それがプロフェッサー・ペニー目がけて飛んでいった

 

 

「馬鹿が!」

 

 

当然それを迎え撃とうとプロフェッサー・ペニーが身構える

 

 

 

シュルルル…ギュィィン!

 

 

スパパパパパパン!

 

 

 

「な、なにっ!?」

 

 

しかし手裏剣は直前で方向を変え、プロフェッサー・ペニーではなくビームを撃つ砲台を切り裂いた

 

 

「佐介!」

 

 

「はい!」

 

 

「なっ!?」

 

 

それに気を取られたプロフェッサー・ペニーの隙を見逃さず2人が間合い入った

 

 

「しまっ!?」

 

 

「これで!」

 

 

「終わりだ!」

 

 

「ぐっ!?ぬぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

ドゴォォォン!

 

 

 

2人の全力の一撃がさく裂し、プロフェッサー・ペニーは壁に叩き伏せられた

 

 

「ぐほっ…な、なぜだ?」

 

 

「佐介に渡したのはただの手裏剣じゃない、俺が開発した誘導式の手裏剣だ」

 

 

「勇樹君と示し合わせそれを使ってあの厄介なものを先に破壊しそこを突いてあなたに一撃を食らわせたわけです」

 

 

「…して、やってくれたな」

 

 

はめられたのかと悟ったプロフェッサー・ペニーが悔しそうな顔を浮かべる

 

 

「プロフェッサー・ペニー、お前…いや、お前たちの悪事もこれまでだ!」

 

 

勝利を確信した勇樹が高らかに宣言する

 

 

「はぁ…はぁ…、ふっ、ふっへっへっっへっへっへ」

 

 

「何が可笑しい?」

 

 

「…これで終わりだと?甘いぞ」

 

 

「「っ?」」

 

 

だがこの状況下で不敵な笑みを浮かべる彼の言っていることがよくわからない2人はキョトンとなる

 

 

そんな二人をしり目にプロフェッサー・ペニーはゆっくりと後ずさりし、背を壁に寄せる

 

 

「何を?」

 

 

「勝負はまだ終わってない」

 

 

 

ゴゴゴ…ガラン!!

 

 

 

「「っ!?」」

 

 

意味深な言葉をつぶやいた次の瞬間壁がスライドし、プロフェッサー・ペニーは壁の向こうへと姿を消した

 

 

「くっ、あいつめ!」

 

 

取り逃がした。そう思い悔しさを浮かべていた時だった

 

 

 

グララララララララ!

 

 

「っ、な、なんだ!?」

 

 

「じ、地震!?」

 

 

突然の揺れに困惑する2人がどうすべきかと悩んでいた時だった

 

 

 

ギュィン!ガッチャン!

 

 

 

「「っ?」」

 

 

 

ビュゥゥゥン!!

 

 

 

「「うわぁぁぁ!!」」

 

 

いきなり別の壁がスライドしたと思ったらその壁の中から顔を見せた砲台から放たれた光弾を受けてしまった2人は城の外に吹き飛ばされる

 

 

「勇樹くん!」

 

 

「わっ!?」

 

 

落下する中、体勢を立て直した佐介が勇樹を抱えて下に下にと下っていき、無事に地に着地した

 

 

「佐介くん!」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

 

「早くこっちに、ここは危ないよ!」

 

 

「うん、さぁ勇樹くんも!」

 

 

下で待っていた飛鳥達とともにこの場から離れていった

 

 

「何が起きてるの?」

 

 

「わからない」

 

 

状況がつかめずで混乱気味な一行

 

 

「あっ、みんなあれ見て!」

 

 

「「「「「「っ!?」」」」」」

 

 

ひばりが指さす先を見ると城に異変が起こっていた

 

 

 

ゴォォォォォォ!!

 

 

 

噴射音が鳴り響くとともに城が徐々に徐々に空中に舞い上がる

 

 

「何をする気だ?」

 

 

城が浮かび上がったこの状況に全員が言葉を失う

 

 

 

ppp…ppp…

 

 

 

「あぁ俺だどうした?…なにっ?」

 

 

「焔ちゃん、どうしたの?何かあったの?…えっ?」

 

 

勇樹と飛鳥が着信を受けそれに応対すると驚いた顔を浮かべていた

 

 

「おいおう、なんだよ2人とも血相をかいて?」

 

 

「…今、焔ちゃんから連絡が来て向こうで戦ってた敵が城を変形させてこっちの方角に向かったって」

 

 

「なにっ?」

 

 

「あぁ、間違いない、俺のほうも陽たちから連絡がきたが向こうもそうらしい」

 

 

各地の城主たちがプロフェッサー・ペニーのもとに向かっているとのことだった

 

 

「いったいプロフェッサー・ペニーは何を?」

 

 

「わからない、だが嫌な予感しかしないのは確かだ」

 

 

何が起ころうとしているのか佐介たちには見当もつかなかった

 

 

 

一方、佐介たちから逃げ王瀬田プロフェッサー・ペニーは城の中枢、城の動力源に移動していた

 

 

動力源に到着したプロフェッサー・ペニーはそこでただただ時を待つ

 

 

 

ゴゴゴゴゴ!!

 

 

 

「…来たか」

 

 

待ちかねたといわんばかりに不敵な笑みを浮かべる

 

 

そして地響きや騒音が鳴り響く中、続々と各地の変形した城たちが集まってきた

 

 

「斬邪城、斬丸推参!」

 

 

「銃邪城、ガナー。来たぞ」

 

 

「れ、霊邪城、ネロフィア…来たわよ」

 

 

「ウ~キッキ、こちらDr.SARU、来たぞプロフェッサー・ペニー!」

 

 

プロフェッサー・ペニーのもとに全城が集まった

 

 

この光景を見ていた佐介たちは驚愕する

 

 

「おーい!みんなー!!」

 

 

「「「「「「っ!」」」」」」

 

 

だが時を同じくして4人を追って飛んできていたこちら側のサイドのメンバーも到着した

 

 

「遅くなって済まない」

 

 

「いいえ、大丈夫です」

 

 

「状況は?」

 

 

「芳しくないな」

 

 

佐介たちからの話を聞くとともにすぐに状況を理解した

 

 

「向こう側も勢ぞろいのようだな?」

 

 

『プロフェッサー・ペニー、奴らのせいで計画が大幅に狂わされちまったっキー!』

 

 

「あぁ、随分とやってくれたなあいつら」

 

 

モニター越しに佐介たちを見ていたプロフェッサー・ペニーは皮肉ともとれるような顔で軽くほくそ笑む

 

 

『こうなったら奥の手を使うっキー!』

 

 

「…まぁいいだろう、本当はもう少し後で使うつもりだったが仕方ない。…奴らに絶望を味合わせてやるか」

 

 

そういいながらプロフェッサー・ペニーが操作盤で何かをする

 

 

するとモニターには「Start coalescing」の文字とその下にOKの文字が

 

 

「悪党の同胞諸君!!」

 

 

「「「「っ!」」」」

 

 

「合体だよー!!」ピッ!

 

 

勢いをつけると同時にプロフェッサー・ペニーがOKボタンを押す

 

 

すると次の瞬間5つの城が更なる変化を起こす

 

 

プロフェッサー・ペニーの化邪城からは上下から何かを差し込むような感じのパーツをスライドさせる

 

 

次に動いたのはネロフィアの操る霊邪城、女性を象るように変形していた城がみるみるうちに左の足パーツに変化し、先に展開されていた城のくぼみにはめ込まれる

 

 

サルの姿を象ったDrの猿邪城もまたポージングの後に6つの手でそれぞれ目、耳、口を押え、バナナの皮をモチーフにしたアーマーで固定され右足のくぼみにドッキングした

 

 

続いて今度は半人型を保っていた銃邪城がその身を変形させるとともに化邪城に通ずる線に沿って登っていき、左腕にドッキングし、同じように斬邪城もまた逆方向の線から上に上り右腕にドッキングした

 

 

そしてすべての城が化邪城と一体となり、起動し始めていき、最後に城の天辺の一部がスライドし、中から道化師らしき顔が現れる

 

 

「邪城!」

 

 

「「「「合体!!」」」」

 

 

「「「「「超・絶・城・王・キング ペニー!!」」」」」

 

 

「あ~はっはっはっっはーー!!」

 

 

一連の行動がすべて終了し、驚愕の顔を浮かべる佐介たちと勇樹たちの前に現れたのは5つの城が合体した巨大ロボだった

 

 

「これでお前らは…終わりよ!」

 

 

いよいよ奥の手を発動させたプロフェッサー・ペニーたち、佐介たちはこの難攻不落の巨人を前にどうするのか?

 

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