プロフェッサー・ペニーの軍勢に苦戦を強いられる佐介と飛鳥
だが、そんな二人の前にプロフェッサー・ペニーを追ってやってきた勇樹たちが現れる
彼らの加勢でなんとか兵士たちの撃退には成功するも肝心のプロフェッサー・ペニーを逃がしてしまった
その後、佐介たちは遅れて現場に到着してきた光牙たちと合流するとともに半蔵学院にて彼らに事のいきさつを説明することとなった
一方で勇樹たちも自分たちの世界に連絡を取っていた
自分たちでプロフェッサー・ペニーを捕まえることを伝えた勇樹たちに上司である赤城は猛反対し
彼らに即帰還するように命令を下す
しかし勇樹たちにはこれを蹴り、尚も止めようとする赤城との連絡を切り、佐介たちと会合を始める
話し合いの中、プロフェッサー・ペニーを自分たちだけで捕まえることを伝えた勇樹たちに光牙が反論し、彼らに発破をかけた
結果、勇樹たちと佐介たちは再び共闘することを誓い合うこととなった
打倒プロフェッサーと掲げた直後、突然、激しい地鳴が発生し、佐介たちは困惑の顔を浮かべるのだった
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
「な、なんなんだよこの地響きは!?」
「た、立ってるのもやっとだよ!?」
突如として起こった地鳴りに部屋の中にいた佐介たちは大混乱だった
そうして数秒が経過したころ、ようやく揺れが止まった
「…どうやら収まったようだな?みんな、怪我は?」
揺れが収まったことで光牙が全員に安否確認をする
「だ、大丈夫です」
「な、なんとかな~、いてて…頭打った」グヌヌ
「全員無事です」
数人この地震によって倒れたようだがそれ以外は基本的に無事な様子だったことにひと先ずは安堵できた
「…いったい今の揺れはいったい何なのでしょうか?」
「あれほどの揺れです。今頃何かしらのニュースになってるはずです」
「そうだね…佐介くん、すみませんがテレビをつけれくれませんか?」
「はい、わかりました」
先ほどの地震の何かしらの情報が得られるかもとテレビをつけることを提示され、佐介がモニターをつけ、一同の視線が画面に集中した
《「えー、ここで番組の途中ですが臨時ニュースをお伝えします。つい先ほど日本全体に激しい地震が観測されました。突然の事態に日本中がパニックになっております」》
やはりというべきかニュースでもこの地震について報道が大きく取り上げ、原因究明に乗り出している様子だった
《「あっ、ただいま新たな情報が届きました。届いた情報によりますとどうやら震源地は一か所ではなく複数で確認されたとのことです。ではここで現地に向かったスタッフに現状がどうなっているのか連絡を取ってみましょう」》
画面のリポーターの言葉で画面が変わる
《「はい、ただいま我々は福島の会津若松城前に来ております!ですが大変なことになっています!」》
《「どうされたんですか?」》
《「そ、それが、会津若松城が倒壊し、その中から新たな城が出現したんです。こちらをご覧ください!」》
現地リポーターの指示の下、カメラマンが会津若松城のほうにカメラを向けるとそこには確かに見るも無残に倒壊してしまった会津若松城と
それを突き抜け現れたかのように聳え立つ一城の城が聳え立っていた
「あれは」
「形は違うがプロフェッサー・ペニーの城と似た感じがするな?」
会津若松城を倒壊させて現れた城はプロフェッサー・ペニーの城と近いものを感じさせた
しかし、驚くことはこれだけではなかった
「あっ、ちょ、ちょっとみんな!」
佐介たちがどういうことかと話し合ってる最中、ニュースは進んでおり、陽が慌てた様子で今一度画面に視線を向けさせる
《「こちらは熊本県、熊本城前です。こちらも本城が倒壊し、その後から一城の城が出現しました!」》
《「こちら姫路城前、こっちもです!?」》
《「名古屋城です!?」》
《「こ、これはいったいどうなっているのでしょう!?…あっ、えっえッと事態が少しあわただしいようなのでいったんCMです!」》
次々と名城が倒壊するとともに城が現れるというリポーターたちからの声にこのままでは収拾がつかないと判断した番組がいったんCMに入るといって番組を一時中断した
「…これは、いったいどういうことなんでしょう?」
「十中八九奴のしわざだろうな?」
名城が倒壊したとともに別の城が出現する。こんなことを仕掛けたのはプロフェッサー・ペニーであることはだれの目からも明らかだった
この事態に皆が口論している時だった
突然CMに入っていたテレビ画面がノイズが走るとともに徐々に歪んでいき、一瞬砂嵐になった次の瞬間画面が切り替わる
映し出された部屋にはとある部屋が映し出され、直後にスポットライトが部屋の中を照らし、部屋の中心に焦点を当てる
その中心には背を向けて立つ見知った姿がいた
呆気にとられていると直後にリズミカルな音楽が鳴り響くとともにリズムを刻みだす
《「よぉ、見てるかい全世界の諸君!」》
直後、リズムを刻みながらマイクを持ったまま画面側のこちらに指さすようにプロフェッサー・ペニーが語りだした
《「よしよし、しっかりと画面に釘付けになってるな。ではまずは自己紹介から、え~、こほん、俺様はプロフェッサー・ペニー。天災的なカリスマ性を持ったちょっぴりおちゃめな道化師さんさ~♪」》
画面の前でふざけた様子を見せながら自己紹介をしてきた
《「さてさて、挨拶はここまでとして早速本題に移るとしよう、今お前らは突然現れた城の数々に驚いているころだろう?ひひひ、あれは俺様の仕業さ、これから始まるイベントに際してのちょとした前準備といったところだ…単ここまで説明したところで刀直入に言わせてもらう、今日よりこの世界はすべて俺様が支配する!」》
高らかに日本を含めた世界に向けての世界征服の宣戦布告だった
《「まずこの国、日本を手中に収め、ゆくゆくはここを足掛かりに地球上のすべての国を支配する。それによって俺様の目的である真・天下統一が成就されるのさ!」》
魔がましく清々しい笑みでプロフェッサー・ペニーが自身の目的を語る
《「この放送を見て今頃お偉いさんたちは俺様のことを排除しよう躍起になってる頃だろうが無駄なことだ。お前たちに俺様は止められない、抵抗は無駄だ。素直に降伏することを進める。そうしたらお前たちの未来は保証してやる。…俺様の玩具としてのだけどな!ぐはははははははははは!-------」》
双宣告したと同時にプロフェッサー・ペニーの通信は途絶えた
「ふざけやがって!」
「プロフェッサー・ペニー!」
中継を見ていた佐介たちと勇樹たちは怒りをあらにするのだった