閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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乱戦!忍&LILYチームVS妖魔軍勢 

学院に集まり、アムたちと互いのことを教え合い、無事に理解し合えた佐介たちは交流を深めていた

 

 

しかし、そんな和やかなひと時を妨げる事件が起こる

 

 

空間の狭間を突き破り、街に巨大な怪物が出現した

 

 

双方曰く妖魔とヒュージの要素を併せ持つその怪物、ヒュージ妖魔が今にも野に放たれようとしていた

 

 

そうはさせまいと佐介たちは現場に急行するとともに一斉に結界を展開しヒュージ妖魔が野に放たれるのを防いだ

 

 

途中いつも間にかついてきていたアムたちの存在に驚かされたが空間を突き破り、地に降り立ったヒュージ妖魔を倒すために一致団結

 

 

今ここに忍陣営とLILY陣営のタッグが実現した。なすべきはただ一つ、ヒュージ妖魔の討伐だ!!

 

 

 

 

 

結界によって作り出された異界

 

 

『「っ!!」』シュタタタタタタ!

 

 

その世界を駆け抜けながら佐介たちは標的に向かって突き進む

 

 

【「グォォォォォォ!!」】ギュィィィ!

 

 

「敵の攻撃がきます!」

 

 

「散回しろ!」

 

 

光牙の掛け声の元、全員がばらける

 

 

【「ッッッッッツ!!!」】ビュゥゥゥゥン!

 

 

 

ボバァァァァァァァァン!!

 

 

 

『「っ!?」』

 

 

ヒュージ妖魔の口部から発射された光線が先ほどまで佐介たちがいたその場所を跡形もなく吹き飛ばしてしまった

 

 

「あっぶねー!?」

 

 

「もろに食らったらひとたまりもないよ!?」

 

 

「ですがそうであるならまたあれを撃たれる前に一気に決めてしまうのがセオリーです!行きましょう皆さん!」

 

 

強力な攻撃であろうとも辺りさえしなければ問題はないと臆せず向かっていく

 

 

【「ッ!」】スッ

 

 

刹那、ヒュージ妖魔が動きを見せる

 

 

前方に向かって腕を突き出したその時だった

 

 

ヒュージ妖魔の周りに無数の狭間が出現する

 

 

【「「「「「ッッ!!」」」」」」】ギュヌヌヌ!

 

 

『「っ!?」』

 

 

現れた狭間の中から複数の妖魔が出現した

 

 

「敵が増えた!?」

 

 

「おそらくは奴の眷属といったところだな。厄介だな」

 

 

やつの呼び出した妖魔の出現によって討伐対象が1から複数に増えてしまった

 

 

「ですがそれでも臆するわけにはいきません!」

 

 

「たとえ敵が増えようとも僕らで全部倒すんだ!」

 

 

意気込みを入れると同時に佐介とアムが先んじて先陣を走る

 

 

【「ッ!!」】

 

 

【「「「「「ッッ!!」」」」」】バババババ!

 

 

ヒュージ妖魔が佐介とアムを指さし、それを合図に眷属の妖魔たちが一斉に襲い掛かる

 

 

「アムくん!」

 

 

「あぁ!!」

 

 

襲い掛かる妖魔たちを前に佐介とアムはなおも突き進む

 

 

「ふっ!はぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

ドゴゴォォォン!

 

 

 

「ふぅん、てやぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

バババババ!ザシュン!

 

 

 

「さすがですねアムくん!」

 

 

「佐介こそ!」

 

 

佐介の拳とアムのもつ可変形武器「CHARM」が敵を一掃する

 

 

「あいつらに後れを取るな!」

 

 

『「おー!!」』

 

 

2人にばかりいい格好はさせまいと他の皆も戦闘に入る

 

 

忍、LILY陣営対妖魔陣営の交戦が開始される

 

 

「行くよ!【二刀繚斬】!!」

 

 

 

ザシュゥゥゥン!

 

 

 

「どうだ!」

 

 

「飛鳥さんすごい!」

 

 

「えへへ、それほどでも」

 

 

飛鳥の二刀の居合切りが前方の妖魔たちを吹き飛ばす

 

 

「よーし!私も負けてられない!いくよ!てやぁぁぁぁぁ!!」

 

 

後に続くように梨璃も自分の持つCHARM、型式名「グングニル」接近戦闘モードで一心不乱に叩いていった

 

 

「すごいね梨璃ちゃん!」

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

自分の戦闘を褒められたことに嬉しさを梨璃は感じる

 

 

【「「「ガァオォォォォ!!」」」」】

 

 

「「っ!?」」

 

 

しかしその直後、新手の妖魔が襲い掛かる

 

 

反応しようにも間に合いそうになかった

 

 

「はあっ!!」

 

 

「おりゃっ!!」

 

 

 

ザシュシュシュン!

 

 

 

「「っ!?」」

 

 

刹那、新手の妖魔が木っ端微塵に切り裂かれた

 

 

「まったくあなたって子は…いつも言ってますよね?油断大敵ですって」

 

 

「ゆ、夢結さん」アタフタ

 

 

「お前もだぞ飛鳥、私という者がいながらこんな奴らにてこずるなんて拍子抜けもいいとこだぞ?」

 

 

「むぅ~、ちょっと油断しちゃっただけだよ」プンスカ

 

 

敵を蹴散らした夢結と焔に説教と煽りを食らい、何とも言えない2人だった

 

 

 

 

「凍てつきなさい!」

 

 

「見るがいい!」

 

 

別の場所では雪泉と雅緋が先陣を切って敵を蹴散らしていた

 

 

「やるな雪泉、だが負けんぞ!」

 

 

「雅緋さん、それはこちらのセリフです!」

 

 

戦いの中で互いに競い合いも見せていた

 

 

「うふふ、可憐なお姿も素敵ですが、悠々強いお姿もまた」

 

 

ババババババン!

 

 

【「ギャァァァ!?」】ドサッ

 

 

「「っ!?」」

 

 

「素敵ですわね♪」

 

 

「「楓(さん)!」」

 

 

残っていた妖魔を狙撃し、打ち倒すとともに2人の元に楓がやってくる

 

 

と同時にじりじりと次の刺客が押し寄せる

 

 

「まぁ、せっかくのお姉さま方との楽しい会話を邪魔するだなんて無粋ですわね。お姉さま方、よろしければわたくしと共闘していただけませんこと?」

 

 

「私は一向に構いません」

 

 

「よかろう、ならば誰が一番多く獲物を仕留めるか勝負と行こうじゃないか!」

 

 

辺りを囲む妖魔たちを前に気合十分な様子の3人だった

 

 

 

 

「ふっ!ふぅん!!」

 

 

 

パシュシュシュシュ!

 

 

 

「はぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

ギュィィィ!!

 

 

 

「アオ!」

 

 

「分かっている!」

 

 

「「たぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

 

 

ドガガガガガガガン!!

 

 

 

【「「「「「ギャァァァァァァ!?!?」」」」」】

 

 

光牙、紫苑、相馬(蒼馬)たちもまた押し寄せる妖魔たちをもろともせず蹴散らしていった

 

 

「へっ、どんな問題!俺たちに勝とうなんざ百万年速いっての」

 

 

「調子に乗るなソウ、まだまだ敵の数は多いんだぞ」

 

 

「はいはいわかってますっての」

 

 

妖魔を蹴散らして得意げにしている相馬に蒼馬が叱咤をいれる

 

 

「それにしても先ほどから見ていましたが夢結さんの戦いは見てましたが梨璃さんたちもすごいですね」

 

 

「あぁ、特にあいつらの持っているあのCHARMという可変式の武器もなかなかにすごいものだな」

 

 

光牙と紫苑は梨璃たちの戦いを見て思い思いの感想を述べていた

 

 

 

 

 

「てやぁぁぁぁぁ!」

 

 

「とぉぉぉぉぉう!」

 

 

【「「「ギャァァァァァァ!?!?」」」】

 

 

 

シュゥゥゥ~

 

 

 

「よし、これで大方の敵は倒したぞ!」

 

 

皆が妖魔たちの相手をしている中、先んじて先行していた佐介とアムはその後も先を行き、周囲にいた妖魔たちを今ので蹴散らした

 

 

「となれば後、残るは!」

 

 

「っ!」

 

 

佐介とアムが見据える先には

 

 

【「グォォォォォォ!!」】

 

 

手下をやられて怒りに震えるヒュージ妖魔がいた

 

 

【「グルル!!グォォォォォォ!!」】ブォォォォ!!

 

 

「「っ!!」」

 

 

そしてヒュージ妖魔が佐介とアムに向かって攻撃を繰り出して来たのだった

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