世界と歴史を我が物にせんとするプロフェッサー・ペニーらを倒し、すべてを守るため、佐介たちと勇樹たちは命をとして戦いに臨む
5つに分かれた城を落とし、彼らの野望を阻止すべく激戦に身を投じる
強敵であるヴィランたちに苦戦を強いられる佐介たちと勇樹たち
だが、双方の世界を守りたいという思いが彼らの力となり、それによってプロフェッサー・ペニーたちを追い詰めることに成功する
しかしここでやられるプロフェッサー・ペニーたちではなく、追い込まれたことで最後の切り札である5つの城を合体させて生み出した巨大ロボ「キングペニー」を操り攻撃を仕掛けてきたのだった
「…っ」アセアセ
『「…っ」』アセアセ
佐介たちと勇樹たちは目の前に映る光景にただただ驚愕していた
彼らの目の前には5つの城が合わさった巨大ロボがこちらを見下ろしていたのだから
「ぬふふふ、いい顔だな、もっとその顔を見せてもらおうか!!」
驚愕して固まっている隙を突くがごとくプロフェッサー・ペニーがレバーを引く
同時にその動きに合わせてキングペニーが動き出す
「ちょ、おいおいおい!冗談じゃねぇぞ!?」
勢いよくキングペニーの掌が佐介たちに押し寄せてきた
「み、みなさん避難を!!」
ゴォォォォォォ!!ドゴォォォン!
そのすぐ後にキングペニーの掌が佐介たちがいた場所に衝突した
「っ?」
だが手ごたえはない
ppp…ppp…
「逃げ足の速い奴らだ」
直後モニターに表示されたのは間一髪のところで能力や技術を駆使して空中に逃げた佐介たちの姿だった
『プロフェッサー・ペニー!なにをしてるっキー!早く奴らを始末するっキー!奴らさえいなくなれば天下統一は目前だっキー!』
すると今度はDr・SARUからの通信が
「あぁ、そのつもりだ」カチッ
『であろう、しからb…なっ!なんだっキ-!?きゅ、急に頭が!?』
突然、モニター越しのSARUが痛みを訴えた
「ぬふふふふ」
『き、きさま!何を!?』
「今までご苦労だったな。もうお前は用済み…正確にはお前の人格がな」
『…ま、まさか!?』
プロフェッサー・ペニーの言葉でDr.SARUは察した
『だ、だがなぜだ!?我輩は3つしか装置を作らなかったはず!?』
「いつから三つだと錯覚していた?」
『なにっ?……ま、まさか!?』
Dr・SARUはこの時はっと気が付いた
「そうよ。俺様が記憶をちょいといじったのよ。あの時お前は俺様を呼び寄せ洗脳しようとしたが、逆に俺がお前を洗脳して操り、他の奴らもそうして俺の手中に収めた…ということだ」
『ぐっ、くそぉ…っ!』プツン
「…ふっ」
屈辱を胸に洗脳が完了したのだった
「さて…続きと行こうか!」
五月蠅いのが消えて戦いに集中できるようになったプロフェッサー・ペニーが再び佐介たちを襲おうとする
「野郎、また来るつもりだぞ!どうすんだよ!?」
次の手をよけようにも皆を抱えた状態で空中にいるこの状況下で攻撃をよけるのは難しいことだ
「こうなったら賭けだが」
「勇樹、何をする気だよ?」
「みんな一か八かメカたちを呼び寄せよう」
「「「「っ!」」」」
勇樹のその言葉に皆が八っとなる
「確かにこの状況を打破するにはそれが一番だけど、本当に一か八かだね」
「えぇ、I・S・A・B本部は奴らによって半壊されちゃったし…おそらく格納庫だって無事かどうかもわからない」
「でもよぉグダグダ言ったところで今この状況を何とかしなきゃ意味ねぇだろ!」
「うん、ちょっとでも可能性があるならそれに賭けるべきだよ!」
4人の意見が交差する
「みんな、俺たちの肩にはこの世界と俺たちの世界の運命が乗っかってるんだ。あいつらの野望を阻止するためにもここで負けるわけにはいかない、できるかできないかじゃない、やるっきゃねぇんだ!」
「「「「っ!」」」」
そんな彼らに勇樹が発破をかける
「できると信じろ!それ以外考えるな!」
「「「「っ!」」」」
意を決するようにボタンを取り出す
「何を企んでいるのか知らんが無駄な足掻きだ!」
勇樹たちの動きを見たプロフェッサー・ペニーが彼らを仕留めようと腕を突き出した
「来たぞ!?」
「みんな!」
「「「「うん(おう)(えぇ)!!」」」」
刹那、巨大な腕が迫りくる中、5人が全員ボタンを押す
その間にも腕が近づき、佐介たちがまずいと感じた時だった
ジジジジ…ギュォォォン!!
『「っ!?」』
「っ!?」
「来てくれたか!」
突如円が歪みだしたと思った次の瞬間、その中から何かの影が現れる
ヒュゥゥ!バコォォン!
「ぬあぁぁっ!?」
現れたその影がキングペニーに体当たりをかまし、それを受けたキングペニーが後ろに後退した
「あっ、あれは!」
佐介たちがキングペニーを後退させた影に視線を向ける
影の正体、それはペリカンの姿を象った巨大な飛行ロボだった
「勇樹くん、あれはいったい?」
「俺たちが開発した超すげぇメカだ」
「ちょ、超すげぇメカ…ですか?」
勇樹のその説明を受け、佐介たちはペリカンメカをまじまじと見る
あのような巨大なロボを作れるとはと関心の意を示しながら
「おっと、驚くのはまだ早いぜ」
「えっ?」
その勇樹の言葉に一同がいうことかという顔を浮かべていると
ジジジジ…ギュィン!ィンィンィン!
『「っ!?」』
さらに続々と巨大な影が現れた
バサバサ!ドスン!カサコソ!チュチュン!
現れたものの正体、それはメカのコウモリ、ゾウ、カメレオン、モグラだった
「す、すごい!」
巨大メカ揃い踏みに皆の注目が集まる
「佐介たちはここにいてくれ…よし、行くぜみんな!」
「「「「おー!!」」」」
勇樹の声とともに全員がそれぞれの機体に乗り込む
「っ?」
全員が乗り込みを完了させ、キングペニーと対峙する
「プロフェッサー・ペニー!合体は何もお前たちの専売特許じゃない!今から俺たちの力を見せてやるぜ!」
「なにっ!」
「みんな行くぜ!LASTS・CIENCE!」
「「「「ON!」」」」
その掛け声とともに合体シークエンスが開始される
ペリカンメカが空を舞うと同時にその身を徐々に変換させていき顔と首が胴体に収納され羽根部分は折りたたまれ、羽根の中心の空洞部分から連結部分が生えてきたかのように飛び出し、胴体が生成される
後に続くようにゾウメカが雄たけびを上げるとともに体がスライドし、脚部を帯びたパーツに変換されていく
続いてカメレオンメカ、モグラメカが身を変形させ、両腕となり、ペリカンメカから生えていた連結部分にセットされた
最後にコウモリメカがペリカンメカが展開していたくぼみにセットされ、膜が胸部分を追おうとともに最後にペリカンメカの尾行部分から顔が展開され、合体が完了した
「「「「「完成!!科学戦士ウォンダー!!」」」」」
5つのメカが合体したl巨大ロボ戦士ウォンダーが降臨した
「な、なにぃ!」
「行くぜプロフェッサー・ペニー!これが最後の戦いだ!!」
ウォンダーとともに勇樹たちがプロフェッサー・ペニー操るキングペニーに挑むのだった