閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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今回は焔たちの方のオリ主の話です


秘立蛇女子学園の物語り、一の巻
第一章 眩き光は何者にも消せはしない


暗い夜の空

 

その下のもとに一つの大きな城が聳えていた

 

ここは秘立蛇女子学園

 

悪忍たちの育成校であり、悪忍たちは日々の地獄のような修行はもちろんのこと

 

その中でも凄腕の選ばれたものたちで構成された選抜メンバーの座を求め

 

日々選抜メンバーたちと争うこともしばしばである

 

そんな蛇女子学園の演習所に1人佇む男がいた

 

「……」

 

男は無言でその場を動こうとしない

 

周りには武器を構え隠れながら男を襲うチャンスを伺う女子たちがいた

 

「…」

 

男は腕組みをとく

 

その時

 

「おりゃぁぁ!!!」

 

突然後ろの砂の中から忍者刀を持った女子が襲いかかる

 

だが男はそれを軽くかわし

 

首にチョップを一撃

 

「がはっ!!」

 

女子はそれにより気を失い倒れこむ

 

「!!」

 

「「「「「「たあぁぁぁぁ!!!!」」」」」」

 

女子がやられた時一斉に隠れていた女子たちが襲いかかる

 

「ふん…」

 

男はそれに慌てた様子はなくむしろ全然余裕といった顔で左手をすっと横につき出すと

 

粒子変化(フォトランス)!」

 

そこからどこからか粒子が集まり、どんどん形を生成していき粒子の弓に姿を変えた

 

「はあぁぁ!!!」

 

斬撃能力も持ち合わせた粒子の弓

 

「「「「「「わぁぁぁ!!!!!!」」」」」」

 

その弓の斬撃をくらい吹き飛ばされる女子たち

 

「ふん…」

 

男は今度は右手から粒子の矢を作り弓の弦に乗せそれを引き

 

放った

 

フュン!!

 

「きゃあぁぁ!!」

 

フュンフュンフュンフュン!!!!!

 

「「「「「「きゃあぁぁぁぁ!!!!!」」」」」」

 

男の放つ矢で次々と女子たちは倒されていく

 

「ふぅ…ん?」

 

ドスンドスン!!

 

地鳴りが聞こえ振り向くとそこには

 

「ふんが~~!!!!」

 

筋肉がムキムキでとても女性には見えないようなゴリマッチョがいた

 

「うがあぁぁぁ!!!!」

 

ゴリマッチョがパンチを放つ

 

「ふっ!!」

 

男はそれをかわすと地面にめり込んだゴリマッチョの手に飛び駆け上る

 

「うがっ?」

 

ゴリマッチョが気づく頃にはもうすでに男は弓を放つ態勢を取っていた

 

「動きが遅すぎだ」

 

 

ざくっ!

 

 

「うがっ、がうぅ…」

 

どさっドスン!!

 

ゴリマッチョが倒れる前に男は着地する

 

そして残りの忍の数を確認すると男は弓を今度は上空に向けて引く

 

「秘伝忍法」

 

そう叫ぶと同時に矢を放つ

 

「閃光龍雨!!!」

 

すると放たれた矢は眩く光りながら拡散し

 

『『『ウガアァァァァウ!!!!!』』』

 

「「「「「「きゃあぁぁぁぁ!!!!!!」」」」」」

 

龍の姿を模ったエネルギーが少女たちを襲い

 

それによりみな全滅した

 

「…この程度で選抜メンバーの座につこうなど片腹痛い、悔しければ精々俺を超えられるよう精進することだな」

 

男はそう言って弓を粒子に戻すとすたすたと行ってしまった

 

 

 

 

 

 

「はぁ~またあのお方に一喝されてしまった」

 

「厳しいけど素敵~」

 

「うんが♪」

 

なにげに好印象だった

 

 

 

 

 

 

 

 

選抜メンバー・忍部屋

 

 

蛇女子学園の忍部屋のエレベーターが開き中から先ほどの男が現れる

 

「お~終わったん?早いな〜?」

 

「タイムは…2分30秒、あの数相手に無傷でこの記録とは本当恐れ入りますわ」

 

「あたしじゃちょっときついわよ」

 

「あら~未来ってば弱気なんだから」

 

部屋に入ると選抜メンバー

 

日陰。詠。未来。春花がいた

 

「ふん。あの程度、俺には準備運動にすらならん」

 

「くそっまた光牙に負けた!!」

 

再びエレベーターが上がってきて最後の選抜メンバー、焔が男・光牙のもとに来る

 

「喚くなやかましい」

 

「なんだと~!!」

 

焔が光牙に近づくと彼を睨む

 

「たった30秒の差でいい気になるな!!」

 

「きゃんきゃん吠える犬だな」

 

「なっ、私がい~ぬ~だ~と~?」

 

互いににらみ合う両者

 

「はいはい、そこまで」

 

その二人に春花が割って入る

 

「まったく二人共すぐ戦おうとするんだから」

 

「春花、邪魔をするな私は今すぐこいつを叩き切るんだ!!」

 

「ふん。お前が俺を倒す前に俺がお前を狩るがな」

 

 

ジジジジジジ…

 

 

2人は火花が散るかのごとくにらみ合う

 

「そこまでだ」

 

「「!?」」

 

その二人を一人の女性が止めた

 

「鈴音先生」

 

「なんのようだ鈴音?」

 

「いくら上層部からの特例転入生とはいえ先生に向かって呼び捨てとは関心せんぞ光牙」

 

「ふん」

 

鈴音は光牙に呆れながらも6人の前に立つ

 

「みな揃っているな?」

 

「はい、鈴音先生」

 

5人は並ぶと軽く頭を下げるが光牙はしなかった

 

「…よし、お前たちが行う授業は組手だ」

 

「ほっ本当ですか鈴音先生」

 

焔が尋ねる

 

「あぁ、対戦者はまだ決めてはいないが…どうも先ほどのやり取りを見てると焔は光牙と戦いたいようだな」

 

「はい、是非に」

 

「選抜メンバーの勝手な争いごとは御法度だが授業は別だ。30分後に特別演習所に集合するように。以上だ」

 

鈴音はそう言うと部屋から立ち去るのだった

 

「結局、私が止めた意味なかったじゃない」

 

「まぁ授業なのですし」

 

「しょうがないやろ?」

 

「それに・・・焔に限ってはやる気満々みたいだし」

 

未来が見る方を向くと気合いを込めてる焔と

 

相変わらず腕を組み偉そうな態度を取る光牙がいる

 

「あの二人が戦うのなら、もう好きにさせましょ」

 

「では、わたくしたちも行きましょうか」

 

「そやね」

 

「なんかやばいことにならなきゃいいけど」

 

 

 

 

 

 

特別演習所

 

 

 

「「…」」

 

演習所につくと光牙は粒子の弓矢を展開し焔は六爪を手にし

 

鈴音の開始の合図を待っていた

 

「…両者準備はいいな?」

 

「「あぁ(はい)!!」」

 

それを聞いた鈴音は手を上に上げる

 

「…いざ、紅蓮の如く舞散れ!!」

 

その合図とともに光牙と焔がぶつかる

 

ギギギギギ

 

「ふ、こうしてぶつかるのはお前がここに来た数ヶ月ぶりだな」

 

「…ふん」

 

「あの時の敗北の屈辱を今こそ晴らすぜ!!」

 

そう言うと焔は距離をとり

 

「秘伝忍法・魁!!」

 

突進してくる焔

 

光牙はスキップするかのように後ろに下がる

 

「ふっ」

 

「?」

 

その時と見せかけ素早く六爪で切りつけてきた

 

「ぬっ!」

 

光牙は弓の斬撃で対抗する

 

キン!!カキン!!

 

「どうしたどうした?抵抗しねえのか!?」

 

焔は攻撃の手を休めず責め続ける

 

「…図に乗るな。粒子変化(フォトランス)!」

 

その掛け声とともに粒子の弓の形を変化させ盾に姿を変換し焔の攻撃を受け止める

 

「な!?」

 

「はあぁ!!!」

 

光牙が右手から粒子の矢を生成しそれを振る

 

「っ!?」

 

それを焔はとっさに後ろに下がることでかわすも

 

その隙に光牙は盾を弓に戻すと矢を弓に乗せ引きそれを放つ

 

「こんなものよければ怖くない!!」

 

「ならばよけられなくすればいい」

 

「なに?」

 

光牙は印を結ぶと矢が途中で生成前の状態に戻り、焔の周りに拡散した

 

「なんのつもりだ?」

 

これには焔も驚かされる

 

粒子変化(フォトランス)!」

 

すると粒子が複数の数に別れながら形を生成し、小型の自立行動砲に姿を変えた

 

「なっ、なんだこれは!?」

 

「秘伝忍法・粒子零挫(フォトン・レーザー)!!」

 

術が発動すると

 

ビュン!

 

「なっ!?」

 

自立行動砲からビームが放たれる

 

慌てて逃げるも焔に狙いを定めているせいかどこまでも追ってくる

 

「くっ、いい加減にしろ!!!!」

 

焔は逃げ切れないとわかると、それを斬り倒すため技を発動する

 

「秘伝忍法・隼!!」

 

その凄まじい攻撃により次々と移動砲が粉々に消えていく

 

「これで邪魔はなくなった…ぞ?」

 

焔は分身体を倒して勢いをつけ光牙に目を向けると

 

光牙が弓を引きエネルギーをチャージしていつでも放てる体制にあった

 

高濃度に圧縮された粒子を溜め込んだ矢の先端は焔に向けられる

 

「なっ!?」

 

「…お前の敗因は時間をかけ過ぎたことだ。秘伝忍法・輝迅!!」

 

矢が放たれる

 

しかし隙を突かれたため焔は回避行動を取ることができず

 

「うがあぁぁぁ!!!」

 

光牙の攻撃をまともに食らってしまった

 

「勝負あり、この勝負光牙の勝ちだ」

 

鈴音の一声でその場が静まる

 

「くっ、くそおぉぉまた負けた~!!」

 

焔が地面に大の字になりながら悔しそうな顔をしていた

 

「でもいい試合でしたわ」

 

「そうだよ焔」

 

「まぁ3度負けたんは痛いとこやけど」

 

「うぐっ!!」グサッ!!!

 

日影に痛いところを突かれる焔

 

「日影ちゃん、事実とはいえ言い過ぎよ~事実とはいえ」

 

「がはっ!!」グサッグサッ!!!

 

「わしよりも酷いこと言ってない?」

 

「なんのことかしら~?」

 

5人が盛り上がる中、光牙はその光景をちらっと見ると

 

自分の待機席に向けて歩き出す

 

鈴音は光牙を見て先程の二人の戦いを振り返る

 

「(なかなかだ。実力もさる事ながらあの高等テクニック、上忍ですらそうそうできんぞ。やはりあの光牙という男、上層部が目をつけてるだけある)」

 

内心そう思った

 

それをよそに光牙はスポーツドリンクを一口飲む

 

「(俺は負けるわけにはいかない、勝って勝って勝ち続けなければならないんだ)」

 

光牙はペットボトルに力を込めそのまま握り潰した

 

「(必ず元に戻すから、待っててくれ。姉さん)」

 

光牙は心でそう思った

 

 

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