閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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KAGURTrilogy episodeフレア 5

学園中で暴れだした生徒や教員たちを食い止めるべく雅緋たち選抜メンバーが行動を開始した

 

 

しかし順調に鎮圧に向かっていた彼女達の前にとうとう事件を起こした張本人、九蓋が姿を現した

 

 

そして今の学園を壊し自分が思い描くあるべき蛇女子学園の姿へとぬりかえるべく今の蛇女の象徴の一旦である選抜メンバー、雅緋たちの排除を行うべく禍々しい姿へと自信を変え、彼女たちに襲いかかるのだった

 

 

 

 

 

【「喰らうがいい!!」】

 

 

「来るぞみんな!注意しろ!」

 

 

怪物と化した九蓋が雅緋達に対して攻撃を仕掛けてきた

 

 

雅緋達もそれに伴い迎撃行動を取る

 

 

【「ふぅぅぅぅぅん!!」】

 

 

 

ドゴォォォォォン!!

 

 

 

 

落下と同時に突き出したヴァイザーのバンカー部位が大地を劈く

 

 

咄嗟にかわしたことで雅緋達に目立った外傷は見られなかった

 

 

「やあぁぁぁ!!」

 

 

「でぇぇぇい!!」

 

 

すかさず反撃と言わんばかりに雅緋と忌夢が攻撃を繰り出す

 

 

【「あまい!」】

 

 

 

ガキィィィン!カキィィィン!

 

 

 

「くっ!?」

 

 

「くそっ!」

 

 

しかし九蓋は雅緋の斬撃をヴァイザーで、忌夢の攻撃を腕を盾にして防ぐ

 

 

そんな中、つばぜり合いの中で九蓋のヴァイザーにはめ込まれてる石が光を放ち出す

 

 

「「っ!」」

 

 

見るからにヤバイ雰囲気であることを感じとった雅緋と忌夢が慌てて距離を取ろうとした瞬間、そうはさせじと言わんばかりに九蓋に腕を掴まれてしまう

 

 

【「逃がすものか、このまま貴様らを洗脳して仲間同士で殺し合いをさせてやろう」】

 

 

「な、なんだと!?」

 

 

「ふざけるな!そんなことされてたまるか!ぐぅっ!放せ!」

 

 

必死の抵抗を試みるも九蓋の手はがっちりと2人を掴んで離さない

 

 

【「諦めろ。抗うことなどできん、貴様らは私の忠実な人形となる運命なのだ」】

 

 

九蓋が不敵な笑みを浮かべそう言い放つと共に石が怪しく輝きだす

 

 

「そうはさせない、今助けるわ雅緋、忌夢!行くわよ両奈!」

 

 

「うん!ぜ~ったい、痛いと思うよ~ん♪」

 

 

「わ、私も…やります」

 

 

雅緋と忌夢が洗脳されそうになったその直後、彼女たちを救出に乗り出した両備、両奈、紫の3人が一斉に仕掛ける

 

 

「喰らえ!」

 

 

「いっくよ~ん♪」

 

 

「秘伝忍法!…っ!!」

 

 

両備がライフルを、両奈がダブルバレットを、紫が禍根の力によって生み出したエネルギー弾をそれぞれ撃ちだす

 

 

【「なにっ!?」】

 

 

「忌夢!」バッ!

 

 

「うん!」バッ!

 

 

3人の攻撃を目にし気が緩んだ隙に、雅緋と忌夢がなんとか九蓋から離れた

 

 

 

 

ドガアァァァァァァン

 

 

 

 

それと同時に逃げる動作も出来ぬまま九蓋は両備達の攻撃をまともに受け、爆発が起こった

 

 

「助かったぞ3人とも!」

 

 

「ふふ~ん、当然よ♪」

 

 

「この攻撃ならいくらやつでもそうそう無事では……っ!?」

 

 

「どうしたのさみや…っ!?」

 

 

驚く表情を浮かべる彼女達の視線の先には

 

 

【「…5人全員でかかってきてもこの程度だ」】

 

 

「う、嘘!?」

 

 

「き、…傷一つない……」

 

 

まったくもってピンピンした様子の九蓋が平然と立ち尽くしていた

 

 

「っ!見て!あいつなんか身体が透けてる!」

 

 

両備が指摘するとおり石が光を放つ中、九蓋の身体が透明になっていた

 

 

透明化していたカラダは数秒で元に戻る

 

 

「…化け物め!」

 

 

【「何とでも言うがいい、さぁ、次はこちらの番だ!」】

 

 

九蓋がヴァイザーを構えた瞬間、再び石が輝きを放つ

 

 

「みんな気をつけろ!また洗脳して来るに違いない!」

 

 

洗脳してくることを危惧した雅緋がほかの面々に危険を呼びかける

 

 

【「笑止。貴様たちはこれの力を見誤っている」】

 

 

「何っ!?」

 

 

【「洗脳だけがこの石の力ではない!その身をもって味わうがいい!!」】

 

 

そう言い放った直後、ヴァイザーから高エネルギーの光線が放たれる

 

 

「「「「「っ!?」」」」」

 

 

 

 

ドバァァァァァン!

 

 

 

雅緋たちの視界が真っ白に染まったと思った瞬間、大爆発が発生した

 

 

「はぁ…はぁ…はぁ…っ」

 

 

次に気がついた時には自分たちが傷つき地べたに倒れている姿だった

 

 

【「ふっふっふっふ」】

 

 

「くっ、くそぉっ~っ!」

 

 

不敵な笑みを浮かべながら歩み寄ってくる九蓋

 

 

 

 

そしてここからは九蓋が一方的優勢な戦いに発展した

 

 

「はああぁぁぁぁぁ!」

 

 

【「ぬるい!」】バキィィィィン

 

 

「ぐあっ!?」

 

 

バンカーによる突き攻撃が襲いかかり

 

 

【「これでも喰らうがいい!!」】バキュン!

 

 

 

ボバァァン!

 

 

 

「「「きゃああぁぁぁぁ!!」」」

 

 

放たれる光線が爆発と爆炎を発生させながら少女たちを巻き込み

 

 

【「ふん!」】

 

 

ドゴッ!!

 

 

「ごほっ!?」

 

 

無慈悲で容赦のない一撃が炸裂する

 

 

「くそぉぉっ!はあぁぁぁぁ!!」

 

 

【「ふっ」】ヴゥゥン

 

 

「なっ!?またっ!?」

 

 

刀を手に斬りかかる雅緋だったが、透明化した九蓋に攻撃をかわされる

 

 

【「ふん!」】

 

 

「ぐあぁぁ!?」

 

 

隙を突かれた雅緋が九蓋の攻撃によって吹き飛ばされる

 

 

 

 

 

九蓋の猛攻に雅緋たちは傷つき、立ってることさえやっとな程だった

 

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

 

【「そんなボロボロの状態でまだやろうと言うのか?もう諦めたらどうだ?所詮貴様らでは私に勝つことなど不可能なのだ……ふん、しかしまぁよくここまで頑張ったと褒めてやるべきか、せめてもの慈悲だ。無駄な抵抗はやめてそこで大人しく横になれ、そうすれば苦痛なき死をもってお前たちを楽にさせてやろう」】

 

 

「……吐かせ!私たちはこの学園に選ばれた選抜メンバー…愛しきこの学園を生徒を守る義務がある!この学園を偈がそうとする貴様のようなやつに負けることは愚か、許しを請うことなど決してしない!蛇女子学園の誇りを汚すことなど絶対にしてなるものか!」

 

 

【「そうか、ならばもはや語る言葉は不要だな…ではおのぞみどおり苦痛を抱いて死ぬがいい」】

 

 

そう吐き捨てると同時に九蓋が念を入れ、石がエネルギーを集中させる

 

 

「ふははははは!これで貴様らはおしまいだ!お前たちを始末したあとは残った生徒たちも私が掲げる真なる蛇女子学園の生徒としてくれるわ!」

 

 

勝利を前に九蓋は高らかな笑い声をあげる

 

 

「……ふっ」

 

 

【「何がおかしい?」】

 

 

不適に笑う雅緋に九蓋は尋ねる

 

 

「随分と余裕そうだが忘れていないか?選抜メンバーは私たちの他にもう1人いるということを」

 

 

【「ふん、何を寝言を言っている?貴様、私の話しを聞いてなかったのか?蒼馬なら私の作にはまって今頃はあの世さ」】

 

 

「……わかってないのはお前の方だ」

 

 

【「なんだと?何を根拠にそんなことが言える!」】

 

 

蒼馬が死んだと突きつけても尚笑みを崩さぬ雅緋に九蓋はいらつくかのように問いただす

 

 

「お前は知らないだろうが、あいつらは方や何を考えているのかわからないようなやつでもう片方は底抜けのアホで間抜けな馬鹿だ。…だけどそんなあいつらに共通してることが一つだけある」

 

 

【「共通することだと?」】

 

 

「あぁ、それはな……悪運の強さが人一倍なとこさ!」

 

 

っと、雅緋が断言した時だった

 

 

 

バキュン!!

 

 

 

【「なに!ぐあっ!?」】

 

 

突然どこからともなく飛んできた光弾が九蓋の左肩を撃ち抜いた

 

 

【「だ、だれだ!?」】

 

 

九蓋は撃たれた衝撃で軽く後ろに下がり、自分を撃ち抜いた光弾が飛んできた方に目を向けると

 

 

「…なんとか間に合ったな」

 

 

【「なっ!?貴様!」】

 

 

「蒼馬!」

 

 

そこにはヴァイザーの銃口を向け九蓋を狙撃したであろう蒼馬が立っていた

 

 

蒼馬の出現によって雅緋たちは彼が無事だったことに安堵の表情を浮かべ、逆に九蓋は新底驚いた様子を見せていた

 

 

【「なぜだ!なぜここにいる!?貴様はあの爆発に巻き込まれたはずだ!」】

 

 

「確かにあの爆発は危なかった」

 

 

 

 

 

九蓋が問い詰める中、蒼馬はあの爆発での出来事を思い返す

 

 

 

 

 

爆弾が起動し建物が火の海に包まれ崩壊し始めていく

 

 

能力を発動し分裂した相馬と蒼馬は気を失った生徒たちを抱き抱え唯一の抜け道である出入り口に向かって駆け出す

 

 

しかし予想以上に火の手が早くモタモタしていてはあっという間に焼かれ挙句建物の下敷きにされてしまうかもしれない状況だった

 

 

『くっ、まずいぞソウ!このままではこの子達はもとい俺たちも危ういぞ!』

 

 

『わかってるっての!』

 

 

そうこうしてる間にもどんどん火の手は押し寄せる

 

 

『こ、ここまでなのか!九蓋の野望を止めることができないのか!』

 

 

『諦めるな!とにかく全力で走れ!!』

 

 

火の手がすぐ真後ろに迫る

 

 

『くっそ!追いつかれる!』

 

 

『振り返るな!風よりも速く走り抜けろ!』

 

 

『何を無茶な!?』

 

 

『無茶でもなんでもいいから走るんだよぉぉぉ!!!』

 

 

今の彼らには走る以外の選択肢はもとより皆無だった

 

 

『あぁもう、わかった!この際だ、もうなんでもやってる!』

 

 

『よく言ったぜ!んじゃ行くぜ!』

 

 

『『うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』』

 

 

相馬と蒼馬はとにかく走った。それこそ無我夢中に傍から見たらとんでもない走りで

 

 

『しゃあもう少しだ!』

 

 

『ぬぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!!』

 

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!』

 

 

 

 

 

ビュゥゥゥゥウン!……ボバアアァァァァァァァァァァン!!!

 

 

 

 

 

「…あ、相変わらず破天荒な」

 

 

「まったくだ。我が相棒ながらぶっ飛んでいる」

 

 

『いや~それほどでも~♪』

 

 

『褒めてない』

 

 

若干呆れたものいいの雅緋と蒼馬だったが当の相馬は照れていた

 

 

【「……な、なんて奴らなんだ」】アセアセ

 

 

「九蓋、もう逃がさん、お前との決着を今ここでつけてやる」

 

 

【「ふざけるな!貴様ごときに殺られる私ではない!」】

 

 

自身の計画が崩されたことへの怒りとともに九蓋はそう吐き散らす

 

 

「ふっ、九蓋、お前は一つ勘違いをしてるぞ」

 

 

【「なに?」】

 

 

「やるのは俺じゃない……"俺たち"だ」

 

 

『その通り!』

 

 

そう言いながらすかさず蒼馬はヴァイザーの窪みに巻物をセットする

 

 

 

《Super TransFormation》

 

 

 

「超・大転身!」

 

 

刹那、蒼馬の前方にゲートが出現し、それが蒼馬を通り過ぎた瞬間、蒼馬と相馬、2人の心と体。そして互の力が合わさった強化形態に転身を完了させた

 

 

「さぁ、いっちょ派手にやろうか…なぁアオ!」『あぁ、いくぞ九蓋!!』

 

 

【「ぬぅぅ…」】

 

 

今の蛇女子学園の存亡をかけた相馬たちの戦いに幕が開く

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