閃乱カグラ 忍たちの生き様   作:ダーク・リベリオン

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紫苑の謎の隠された出生の秘密が今明かされる…


Sion the LIGHT&DARKNEES 1 

一つの街を舞台にこれまで4つの忍勢力がこの地に蔓延る数多くの悪しきものたちとの戦いを繰り広げてきた

 

 

ある者たちは笑顔のために、ある者たちはは大切なものを守るために、ある者たちは友情のために…

 

 

…そしてある者たちは正義のために戦ってきた

 

 

この物語は正義を志す月閃女学館の忍、紫苑とそれを慕う雪泉たちの前に起きた戦いの記録である……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは日本のどこかにあるとある山奥、そこで今、調査隊が新たに発見されたという遺跡の調査に乗り出していた

 

 

「ようこそお越しくださいました!」ピシッ

 

 

「いやはやご苦労様…この奥ですかな?」

 

 

「はい、すでに先行してる者たちが準備を整えております」

 

 

「結構…しかしなんですかな。この何とも言えない感じは?」

 

 

学者らしき人物は入り口を前に、何か予感を感じさせる。まるでこの先には冥界の入り口があるのではないか?

 

 

そんなどこか入ることを躊躇してしまいたいと感じさせる雰囲気が漂っていた

 

 

「…」

 

 

「教授?」

 

 

「おっとと、すまないね。では行こうか」

 

 

「はい、ではこちらに」

 

 

しかしそれでもいかなければいけないと教授は案内人とともに洞窟内に入っていった

 

 

内部に入ってみるとそこではすでに幾人ものスタッフや研究員が調査に乗り出していた

 

 

奥に進んでいくと前方には奥にへと続いてると思われる壁らしきものが存在していた

 

 

壁の周辺にもスタッフがおり、何やらやっている様子だった

 

 

「彼らは何を?」

 

 

「はい、どうにもこの先に進むためにはあの壁が邪魔でして少し強引かもしれませんが爆弾で壁を破壊します」

 

 

「洞窟の中でそんなことしては危険では?」

 

 

「ご安心ください、落石の心配を考慮にちゃんとシュミレーションと調整を行い、実害のない最適量のものを使用しますので」

 

 

案内役の人に説得され教授はしぶしぶ了承する

 

 

 

 

 

しばらくして用意が整った

 

 

安全性を考慮に全員が離れた位置で待機する

 

 

「爆破用意!」

 

 

「爆破用意!」

 

 

「点火!」

 

 

「点火!」ポチ

 

 

 

ボバァァァァァン!

 

 

 

合図とともに隊員が爆弾を起爆させ

 

 

爆弾が爆発した

 

 

やがて煙が晴れていき、壁のあった場所に奥へと通じる道穴ができていた

 

 

「教授」

 

 

「うむ」

 

 

安全を確認し終え、調査隊は奥に足を踏み入れる

 

 

「…っ?」

 

 

奥に進んでいくと前方にあるそれに教授たちの目は釘付けになった

 

 

「教授、あれは?」

 

 

「…像?」

 

 

教授たち皆をくぎ付けにするもの…それは目の前に佇む三つの像

 

 

しかもただの像ではない。それは人の形をしていたのだ

 

 

無論彫刻のように人の形を模した像は数多くある。しかしこれはまるで…

 

 

「…まるで、こうなる前は実際、生きていたようにも見えるな?」

 

 

「えぇ、我々もそう思います」

 

 

まるで生きていたかのように佇む三体の石像。それらはどれも美しい美女の姿をしていた

 

 

 

奥に入ってから数分が経過し、調査の準備が着々とでき始めていった

 

 

「なぜこのようなものが?」

 

 

「わからぬ、しかしこれは世紀の大発見かもしれんな?」

 

 

作業が届懲りなく進んでいる中、教授と助手は像を見て調査のし甲斐がありそうだと期待に胸を膨らませる

 

 

「そこ盛り上がってるとこ悪いですけど、この調査の成果は私がもらいますよ」

 

 

2人が話をしている中、嫌味にも聞こえる物言いで一人の学者が声をかけてきた。彼もまた別の人から依頼されて調査に加わった者だった

 

 

「君は…どういうことかね?」

 

 

「これだけの発見となればさぞ世間の集注目を集められること間違いない。そうなれば私の名も一気に知れ渡れるというものですのでね。まぁ、せいぜい私たちの調査の邪魔はしないでもらいましょうかね」

 

 

言いたいことだけ言ってその男は去っていった

 

 

典型的なり永輝優先の態度を見せる研究員に気分が悪くなる2人だった

 

 

いよいよ準備も終わり、教授と助手、そして嫌味を利かせた研究者がそれぞれ別々に調査を開始した

 

 

「にしても随分古い遺跡のようですね?」

 

 

「うむ、歴史を感じさせる」

 

 

2人はまず周囲のっ調査から開始し始めていた

 

 

「教授、これは?」

 

 

「何か文字が書いてあるの?」

 

 

調査の最中、2人は古代文字の書かれた石碑を見つけた

 

 

早速、2人は調べに入る

 

 

「う~ん、なんて書いてあるんでしょうかね?」

 

 

「任せておけ、この時のために小型の言語翻訳機を開発しておいたのじゃ。それを写真に撮ってくれ」

 

 

「さすが教授、わかりました」

 

 

言われたとおりに写真を撮り、データを機会にインストールする、これで文字が解読できる。2人はさっそく取り掛かる

 

 

しばらくして解読結果が出た

 

 

「なになに…警告する。遺跡に眠る悪魔たちを目覚めさせてはならない、我々は多大な犠牲払い、闇から光にその身を変えた勇者とともに3人の悪魔を封じさせた。されど闇を宿したものが振れたならそれに好悪す、封印は解かれん」

 

 

「教授、これは…」

 

 

「…なんとも恐ろしい」

 

 

解読結果の内容に2人が困惑する

 

 

しかし、2人はまだ気づいてなかった。その不安が今まさに現実のものになろうとしていることに

 

 

「…ほう、なんと美しいのだろうか」

 

 

そんなことなど知らないもう一方のチームは像の調査に乗り出しており、嫌味を利かせたあの学者がもっと近くで調査するべく像の近づいていた

 

 

「教授あれを」

 

 

「っ?」

 

 

その時、2人もようやくそれに気づいた

 

 

「おい、ちょっと待ってくれ!」

 

 

「っ?」

 

 

悪寒からか急いで駆け付けるとともに男を呼び止める

 

 

「なんですかな藪から棒に?」

 

 

「その像に触れるのはまだまったほうがいいかもしれないですよ」

 

 

「何を言っているんです?」

 

 

「さっき見つけた石碑に恐ろしいことが書かれていたんじゃ、もし像に触れてしまったら封印が解かれてしまうかもしれないんじゃ」

 

 

教授と助手は一生懸命男に警告する

 

 

「はん、封印が解かれる?何を言ってるんですか?我々の研究の邪魔をする気ですか?」

 

 

「違う、そんなことは!」

 

 

「うるさいですよ。皆さん、そこにいる二人を」

 

 

「あっ、こら何をする!?」

 

 

男の指示を受けて護衛の隊員たちが2人を拘束する

 

 

「私の発見の邪魔はさせませんよ。私はこの時を待ってたんですから、この発見を成功させて私を馬鹿にする者たちの鼻を明かしてやるんだ。故に、何人も手出しはさせません」

 

 

「ぐぅっ!?」

 

 

「さぁ、これが私の名声を高めるための第一歩となるのです」

 

 

そうして男がゆっくりと手を突き出す

 

 

「よ、よせ!」

 

 

必死の呼びかけももはや手遅れ

 

 

直後、男の手が像に触れてしまった

 

 

 

刹那、洞窟内に寒々しい風が吹きつける

 

 

「なんだ?」

 

 

「…あぁっ!?」

 

 

「どうした?」

 

 

「きょ、教授!あれ!?」

 

 

驚く助手の向く法に教授やその場の全員が目を向ける

 

 

すると直後、像に変化が起こりだす

 

 

岩でできていた3人の女性の体が見る見るうちに生身のものに変わっていき、瞬く間に人間の姿になった

 

 

「「「……」」」パッ

 

 

3人の女性がゆっくりと目を開く

 

 

「な、これはいったい!?」

 

 

「うふっ、感謝するわ。長きにわたる私たちの封印を解いてくれて……でも」

 

 

「っ?」

 

 

シュイン!

 

 

ボトッ…

 

 

 

「…えっ?」

 

 

一瞬、何が起きたのかわからなかった。しかしすぐに理解する。先ほどまで確かにあったはずの腕が今、自分の足元近くに転がっている

 

 

ブシャァァァァァ!!

 

 

「ひ、ひぎゃぁぁぁぁ!?」

 

 

切り落とされた個所から大量の出血がおこり、男は痛みと恐怖で叫ぶ

 

 

「私に下等な分際に触れられ続けるのには…耐えられないの」シュパン!

 

 

「っ!?」

 

 

ボトッ…ゴロゴロゴロ…

 

 

少女の払うように繰り出した手刀によって男の首が宙を舞い、地面に転げ落ち、すぐに体も地面に崩れる

 

 

「やだもう、きったな~い!お洋服が汚れちゃう!?」

 

 

「うるさいぞメイ」

 

 

それを見て少女の左右にいる女性たちが声を上げる

 

 

「ば、化物だ!?」

 

 

「撃て、撃てぇぇ!!」

 

 

呆気に取られていた隊員たちが一斉に銃を乱射する

 

 

「ふふっ…っ!」

 

 

しかし、それは少女が作り出した透明の壁で防がれてしまう

 

 

「今度はこっちの番ね」

 

 

「あぁ、そうだな」

 

 

「ヒャハハハハ♪」

 

 

「ふああぁぁぁぁっ!!」

 

 

直後、左右の女性たちが隊員たちに向かって飛び掛かっていく

 

 

そしてそこから虐殺が始まり、隊員たちが次々となぶり殺しにされていった

 

 

2人の少女はそれをまるでゲ-ムで模するかのように楽しんでいた

 

 

「感じる。感じるわ、”あなたの気配を”…待っててね、すぐに会いにいくわ」

 

 

中心核の女性は洞窟の天井を見上げながら一人ボソッと何かをつぶやくのだった

 

 

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