まぁそんなことは置いておいて、はい、今回これ完~~~全に私の俺得作品です
書いてみたくなってしまい衝動的に書いてしまった作品です
それでもいいという方はゆっくりしていってね♪
プシュ~…ウィ~ン
バス停に一台のバスが停車する
ドアが開くと同時に乗っていた乗客が降りていく
そんな乗客の中に皆が知る見知った顔が2つ…
銀色のショートヘアの髪をした美形と清楚な和風美人
月泉女学館の選抜メンバーにしてリーダー的存在な2人
紫苑と雪泉、その2人だった
「……よかった降りる場所はここで合ってるみたいだね、雪泉」
「はい、そうですね紫苑」
2人はバス停に記載を見て降りるべき場所に降りたことを確認する
「じゃあ行こうか」
「えぇ」
確認を終えた2人は直ぐ様どこかに向かっていくかのように歩き始めた
「雪泉、目的地はまだ先かな?」
「いえ、そろそろのはずですよ」
「そうか…しかしなんだか緊張しちゃうよ」
「確かに気持ちは分かります。何しろ急に決まったことですからね」
目的地を目指す中、緊張感を拭えない紫苑と雪泉は不安そうに話し合う
「うん。まさかGW中に他校へ交流会に行く事になるなんてね」
紫苑が困ったような顔を浮かべながらそう囁く
というのも話はGWに入る前に遡る
いつものように月泉女学館で忍の修行を行っていた紫苑たちは学館側の希望により予てより申し出が着ていた交流会に参加させられることになってしまい
それにより代表として紫苑と雪泉の二名が選ばれ、そこに向かうこととなり今に至る
「…はぁ、今ごろ四季たちはGWを満喫してるんだろうな~」
「かも知れないですね」
交流会参加を免れた面々は今ごろ楽しくしてるのだと思うと羨ましい気持ちになった
「僕も出来れば羽を伸ばしたかったな~」
「うふふっ、仕方がないですよ。選ばれたからにはやるべきことはきっちりこなしましょう…まぁわたしとしては紫苑と一緒にいられればどこでも」
「何か言った?」
「いいえ何も」
ボソリとつぶやいた雪泉に紫苑が徐ろに尋ねると雪泉は軽くはぐらかすのだった
「ところでこれから僕たちのいく場所ってどんなとこなんだろう?」
「すみません紫苑、わたしも詳しくは聞いてないです」
「…まぁ、学校側も交流会のことうっかりしてて慌ててたからね」
教員たちからは行けばわかるとしか聞かされてなく、尚且つそこは普通の学校らしいとしか聞いてなかった
どういう場所なのかわからないというのはなんとも歯がゆい思いであった
「…あっ紫苑ついたみたいですよ」
「えっ?…うわっ~」
雪泉の言葉に紫苑が視線を向けるとその先には向まで続く長い並木道の向こうに月閃女学館と同じ位立派に建てられた学園があり
紫苑たちはその立派な建物に目を奪われそうになった
「素敵な学園だね」
「えぇ、そうですね」
綺麗な景色の漂う並木道を歩きながら学園に向かっていく
そして校門前までたどり着いた時だった
「あの~ちょっとよろしいでしょうか?」
「「っ?」」
突然、声をかけられた2人が振り返るとそこには同じく二人組の女子生徒がいた
方や紫苑と同じく銀色で腰辺りまで髪を伸ばしており、方や同じくロングではあるも色は黒と真逆な色をしていた
「突然お声がけして申し訳ございません。月閃女学館の方たちでいらっしゃいますか?」
「は、はいそうですが」
「やっぱり、お待ちしてました。…えっと確か、紫苑さんと雪泉さんでしたよね。初めまして、私は七々原 薫子、そしてこちらが妃宮 千早です。ようこそ聖應女学院へ」
「聖應…女学院」アセアセ
薫子と名乗る黒髪ロングの女子生徒がここが女学院だと説明した瞬間、紫苑は一気に冷汗を垂らす
「…どうかなさいましたか?顔色が悪いようですが?」
「い、いえ…なんでもございません」
様子に気づいた千早が声をかけると紫苑は慌てて誤魔化した。しかし中身はとてつもない同様を覚えていた
「(さ、最悪だ~!よりよって交流会先が女子校だなんて!?…並木道の雰囲気からして予感はしてたけどこれは非常にまずい!?)」
知らずに来てしまったとは言え結果としては最悪のシチュエーションだった
ただでさえ月閃ではボロを出さないよう気を配っているというのに交流先も女子校、プレッシャーが重くのしかかる
「はるばる遠いところからお越しくださりありがとうございます。今日は楽しんでいってくださいね」
「あっ…は、はい。お願いしますね」
このままボーっとするのはまずいと感じ、慌てていつものように女を演じる
「既にもうひと組も待たせてますのでそろそろ参りましょう」
2人の案内をうけ、学院の中に入っていく
千早と薫子について行く形で校内を歩いていく
「(雪泉、これはとてつもなくまずい状況じゃないかな?まさか交流先がこんなお嬢さま校だなんて…ボロが出ないかと思うと心配だよ)」
「(落ち着いてください紫苑、何はともあれこうなった以上は仕方ありません。危ない時は私もフォローしますから紫苑も頑張ってください)」
「(うっ…全処します)」
不安要素しかないがともかくここを切り抜けなければどうにもできないと紫苑は腹をくくり絶対にバレないようにしなければと心に誓った
「さぁ、着きましたよ」
そうこうしている内にある教室に案内された
「既にもう一組の方々もこちらでお待ちいただいておりますので…では参りましょう」
千早がそう言うとともに扉を開ける
「あっ、戻ってきましたね風莉さん」
「えぇ、そうみたいね」
「お待たせして申し訳ありません。今、もう一組の方々が到着されたのでお連れしました」
部屋に入るとそこにはこれまた可憐な2人の少女がおり、内1人は紫苑、千早同様に銀髪のショートヘアの子に綺麗な髪をした子であった
こうして部屋に集められた紫苑達の前に千早と薫子が立つ
「さて、無事に揃ったところで改めまして、みなさん本日は我が聖應女学院へお越し頂きまことにありがとうございます。本日みなさまに学院を案内するよう仰せつかった聖應女学院3年の妃宮 千早です」
「同じく3年の七々原 薫子です今日はみなさんよろしくお願いします」
千早と薫子が気品あふれる振る舞いでお辞儀する
「では次は私たちの番ね。みなさま初めまして、白鈴女子学園の代表としてこの交流会に参加することになった理事長兼生徒の西園寺 風莉です」
「お、同じく白鈴女子学園の飛鳥 湊と申します」
次に挨拶を交わしたのは自分たちと同じくこの学院に呼ばれたという白鈴女子学園の代表の2人だった
この時、紫苑たちは自分たちとあまり年も変わらないにも関わらず理事長を勤めているという風莉に驚くも
それ以上に驚いたことが一つ
「(飛鳥 湊…ふふっ、まさかこんなところで知った苗字の子に出会うなんてね)」
自分たちのよく知る飛鳥という苗字をもつ湊にささやかながら縁を感じた
やがて2人が自己紹介を終えると次はいよいよ紫苑達の番だった
「…みなさま初めまして、そちらの方々と同様にこの交流会に参加かせていただくこととなった月閃女学館3年の紫苑と申します」
「同じく雪泉と申します。今日はよろしくお願いします」
紫苑たちが挨拶を終えると自己紹介は終了した
「さて、挨拶も済んだところで次はそろそろ学院を案内しようと思います…という訳で、千早は紫苑さんと湊さんを案内してあげて。あたしは雪泉さんと風莉さんを案内をするから」
「えっ?ちょ、薫子さん?」
どうやら千早にとっては予想外だったらしくとても驚いている様子だった
「え~っと、では校内を案内していきますのでお二人共、付いてきてくださいね」
「「はい」」
あれから数分間もめていたが結局折れたことで千早が紫苑と湊に学院を案内することとなり
千早の案内のもと、様々な場所を訪れていった。体育館や音楽室、教室などを順に案内されていく
そして休憩がてら中庭の庭園で一休みしていた
「すごいんですね聖應って、見るものがどれも素敵な感じがして流石は名門のお嬢さま校ですよね」
「うふふっ。お褒めいただきありがとうございます。…しかしそれを言うのでしたら飛鳥さんの通う白鈴も名門ではございませんか」
「あはは、そ、そうですね。…紫苑さんの通われてる学園はどんなとこなんですか?」
「わたくしの通う学園はお二人方の学園に比べてられるようなものではなく普通の学園でございますよ」
湊の質問に紫苑はそう説明する。千早も湊もなるほどといった顔を浮かべていた
そんな中、紫苑は心の内でこの現状について考えていた
「(なんとかここまではばれずにこれて良かったというべきか?)」
女子校ゆえに行く先々で女子生徒に遭遇し、その度に回りから黄色い視線や声が聞こえ注目の的にされてしまっていたがなんとかここまできたことに紫苑は軽く胸を撫で下ろす
「(…それにしても)」
ふと紫苑は目線を目の前に座っている千早と湊に向ける
「(2人とも綺麗だな~。…千早さんは容姿も言葉使いも見るからにお嬢さまって感じがしてて、見よう見まねで真似してる僕なんかとは大違いだな、湊さんに至っては小柄でそれでいて可憐でなんだか絵本に出てくる妖精みたいな感じがするな…こんな美少女の中に男の僕が混じっているだなんて…すごく場違いな気がしてならないよ)」
2人の愛らしさに思わずうっとりする紫苑
……だが紫苑は、否、この場にいる3人全員が気づいていなかった
自分を含めたここにいる者たちが全員、同じ穴の狢であることを
「(紫苑さんに飛鳥さん、2人ともなんて素敵な人たちなんだろうか。紫苑さんは落ち着いた雰囲気やその容姿もあってかまさに上流階級のお嬢さまって感じがするし、飛鳥さんに至ってはとても愛らしい顔立ちをしててとても素敵だ。こんな素敵な女性たちに囲まれているわけだけど僕が男だとバレたら大変なことになってしまう。交流会が終わるまでなんとしても隠しとうさなければ)」
「(すごいな~。紫苑さんも千早さん、どちらも落ち着いた様子で喋り方もとてもお嬢さまっぽくて風莉さん達と比べて圧倒的なものがありますね。…でもしっかりして行かないとこんなに気品あふれる人たちの中に男の僕がが混じってるだなんて死んでも言えない)」
「「「(絶対にバレるわけにはいかない!)」」」
同じ境遇の3人が聞こえはしないものの、想いを1つにしていた
「あっ、そういえば思ったことがひとつあったんですけどいいですか?」
「どうしました湊さん?」
「何か気になるものでも見つけたんですか?」
そんな中、湊が突如声をだし、紫苑と千早は何事かと思った
「少し前からなんとなくなんですけど紫苑さんてどことなく千早さんに近しいものを感じるなって思ったんです」
「あっ、私も紫苑さんと湊さんてどこか似てるようなと思いましたわ」
「そうなんですか?」
唐突なことを言われ少し驚く
「なんといいますか…紫苑さんと千早さんてどことなく声も顔付も似てる気がしまして」
「私的には紫苑さんと湊さんは髪と顔付が似てると感じましたわ」
「…そう、ですか?」
「なんだか紫苑さんてボクと千早さんを足して割った感じな気がします」
くすりと笑う2人の反応に紫苑は少し恥ずかしそうな顔を浮かべるのだった
「あら、千早さん、ごきげんよう」
「っ?あっ、これは香織理さんごきげんよう」
そんな中、千早を呼ぶ声が聞こえ振り向くとそこには今までに見た学生たちが霞むかのような気品とそれにあったスタイルを持った女性、香織理が現れた
「ところで、この方たちは?」
「はい、本日の交流会に来ていただいた他校の方たちです」
「あぁ、なるほど」
千早から話しを聞いた香織理が視線を2人に向ける
彼女にまじまじと見つめられて紫苑も湊も少し気恥ずかしくなる
「…ふ~ん、なるほどなるほど」
「あの香織理さんどうかしたんですか?」
「いえ、何でもないわ…では邪魔しては悪いし私はこれで失礼するわ、ではごきげんよう…内なる自分を秘めし方々」うふふ
「「「っ!?」」」
別れ際に意味深なことを囁きながら香織理は去っていった
「あ、あははは、まったくもう何を言ってらっしゃるんでしょうかね香織理さんは?申し訳ございませんねお二人共」アセアセ
「い、いえいえぼ…私は別に気にしておりませんわ」アセアセ
「ぼ、ボクも同じく…」アセアセ
「「「……」」」アセアセ
香織理の言葉が胸に刺さる3人だった
それからしばらくして紫苑たちは時間も迫ってきたので別行動中の雪泉たちに合流するべく教室に向かっていた
「お二人共お疲れ様です、歩き疲れてはおりませんか?」
「いえ、このくらいは全然平気です」
「はい、ご心配には及びませんよ」
教室に向かう中、千早が2人に気使いの言葉を贈り、2人もそう受けこたし、やがて教室に到着する
そうして千早がドアを開ける
「薫子さんただいま戻りました。そちらはどうです……か?」
しかし部屋に入った瞬間、3人は言葉を失う
それはなぜかというと
「それで、湊の顔を赤くしたりする姿がとても愛らしいの」キャッキャッ
「へ~、そうなんですか?でもそれを言うならうちの千早も負けてないですよ。普段はクールなのにたまにドジッたりするとこがギャップ萌え的な感じがして」キャッキャッ
「ふふっ、お二人に同感します。紫苑も似たり寄ったりの仕草をする時がありましてその姿がそれはもう愛らしいくて」キャッキャッ
「「「(えっ…何この状況?)」」」アセアセ
部屋に戻るなり待っていたのは自分達のことを自慢する少女達のガールズトークだった
「湊の脱いだ洋服に染み付いた汗の匂いが格別でね!」
「千早の作る料理がこれまた美味しくてね!」
「紫苑の仕草のいちいちが可愛くて!」
「「「ちょ、ちょっとまって!ストップストップストーップ!!??」」」
徐々にヒートアップとともにまずい会話に発展しだした3人を慌てて止める紫苑達だった
「今日は本当ありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそ楽しい1日を過ごすことができて満足しておりますわ」
「はい、また機会があったらぜひ呼んで欲しいです」
「…ありがとうございます」
夕暮れの中、校門前で紫苑達や湊たちを送り迎える紫苑たちと会話を交わす
「…では、みなさまお元気で」
「えぇ、お気をつけておかえりください」
「はい。ありがとうございます」
別れの挨拶と握手を交わし、全員が散り散りになり、交流会はこうして幕を閉じた
ブロロロロロロロロロロ!!
「…」
「紫苑、どうしました?なにやら黄昏て?」
「いやなに今日はとても有意義だったなってね」
「うふふ…そうですね。これてよかったですね」
雪泉のその言葉に紫苑は「うん」と頷く
「(しかし不思議な感じだったな。なんとなく妙に親近感が湧いた気がしてたけど…どうしてだろう?)」
最後の最後まで互いに秘密に気づくことのなかった者たちは再びそれぞれの日々に戻っていくのだった
それから数日後
「さて、そろそろ夕飯の用意をしなくちゃね」
今晩の料理当番となった紫苑が買い物袋を手提げながら月閃に帰ってきた
部屋に入って少しすると雪泉達がいた
「ただいm…っ?」
帰宅の挨拶を告げるもすぐに紫苑は異変に気づき、思わず物陰に隠れる
「(みんな何をしてるんだろう?)」
恐る恐る顔を覗かせてみると
「いや~んなにこれすっごい可愛いじゃん!」
「確かに…とても愛らしいな」
「わしも同感です」
「ねーねーみのりにも触らせて~」
「みなさん落ち着いて、順番に触らせますから」
楽しそうに会話をしているが、紫苑の目が一瞬にして雪泉が抱えている物を捉えた
「(な、なにあれ!?)」アセアセ
紫苑が驚くのも無理はない。雪泉がもっていたもの、それは紫苑にそっくりなお人形だった
「でも本当よくできてるよね~…どうしたのこれ?」
「以前交流会で知り合った生徒でありながら理事長を勤めてらっしゃる風莉さんという方にお聞きしまして前にその学校の手芸部の部長さんに人形の制作を依頼したらそれがかなりの出来だということを話されていたので、それで私は風莉さんに頼んで紫苑の人形を作る依頼をしましてそしたら心良く承諾してくださいまして、そうして今日こうして届いたという訳です」
「なるほどなるほど」
雪泉からことの顛末を聞いた紫苑はなにしてくれてるんだと心の中で強く思った
「それにしても……はぁ~♪♪ふかふかです。抱き心地も最高です。これは風莉さんに感謝しなくては」
「っ!?」ハズハズ
自分の人形を愛おしそうに抱きしめる雪泉の姿を見てしまい紫苑は恥ずかしさで死にそうになる
「あ~ずるい雪泉ちん、あたしにも抱かせて~」
「わ、我もぜひ!」
「ちょ、ちょっとまて!わしも!」
「みのりのお人形さんと一緒に遊ばせた~い♪」
「や、やめてーーー!こ、こんなの肖像権の侵害だーーー!!!???」アタフタ
自分の人形を取り合いだした雪泉たちを止め、人形を回収するため、紫苑は涙目でそう叫ぶのだった
はい、という訳で私がハマっていた
「乙女はお姉様に恋してる2人のエルダー」と「オトメドメイン」の主人公&ヒロインをゲスト出しました
紫苑が誕生するきっかけとなった一旦となったこれらとコラボという形で作り上げられました