相馬SIDE
お父さん、お母さん。相馬です
僕はお2人が亡くなってしまってからというもの一人でなんとか生きていきました
そんな矢先に突然医者から不治の病を宣告されてしまい余命もわずかといわれてしまいました
ですが怪しげな男に勧誘という名の拉致を受け、そこで人体実験されたと思っていまして
気づけばいつの間にか自分の中にもう一人の人格が出来ていたり、蛇女という本来なら異例ではあるもののその学校で今僕は忍となって日々忍務をこなしながら若干癖が強くて人を振り回すようなどうしようもない連中となんやかんやあったり学校生活を送っています
生まれてから今の今まで平凡な生活を送っていて余命僅かだったはずの僕が今このような日常を送っていると聞いたらお2人はさぞ驚かれることだろうと思います
さて、長々と話していますが締めとして一言だけ言わせてください
「この状況どう見ても不自然なんです!本当におかしいんです!?」
「ちょっとうるさいわよ相馬、少し静かにしてよ!鼓膜が破れちゃうじゃない!?」
「うっせえ!これが叫ばずにいられるかっての!?」
おっと、いきなり叫んでしまって申し訳ない
いきなりの状況でみんなもついてこれてないよな?
え~っと…どこから説明したものか?
『ありのままに起こったことを教えればいいんじゃないか?』
おっ、そうだな!流石アオ!
『いいから早く説明してやれ、みんな待ってるぞ?』
了解…ってなわけでありのままに今起こっていることを話すぜ
俺はいつものごとく蛇女で休日の時間を自室でゴロゴロして過ごしていたんだ
そんな中、突然着信が入ってきて出てみると電話の相手は楓だったんだ
あっ、一応知らない人たちのために説明しておくと俺と楓はガキの頃からの付き合いで年齢は俺より一つ年上で簡単に言うと幼馴染ってやつだ
今あいつは県立志野塚工業高校っていう学校に通っている。ちなみに同じく忍学校らしい、俺が所属している学校とは一応敵対関係である善忍校のな
んで、そんな楓から電話を受けてみるやなんだかすごい困ってる様子だったんで幼馴染の吉見ってことで助けてやることにしたんだが……
…それが間違いだった。運の尽きだったんだ
「楓てめぇ!よくも騙しやがったな!」
「だますだなんて人聞きの悪いこと言わないでよ失礼しちゃうわね?」
「困ってるっていうからわざわざ来てやったのにいざなったらこのざまなんじゃねぇかよ!?」
そう、俺は今、こいつのせいで買い物に付き合わされた挙句、その荷物を持たされるというあからさまに貧乏くじを引かされていたんだ
「買い物の荷物運び役任さるだなんて聞いてねぇぞ!」
「だってそう言ったらあんた絶対にめんどくさがって引き受けないじゃない、そうしたらあたしが荷物を持ち運びしなくちゃいけなくなるのよ?男なんだからつべこべ言わず付き合いなさいよ?」
うわこいつ腹立つ!?
人を嘘ついて呼び寄せやがったくせに悪びれる様子もねぇ!?
「それにどうせあんたのことだから何もない休日の日は自室でゴロゴロしてたりとかしてるんでしょ?暇してるんだったら手伝うくらい安いもんでしょ?」
「うぐっ!?」
『さすがだな?見事に大正解だ』
おいアオ、感心してんじゃねぇよ!?
「おやおや~?もしかして図星だったかしら?にょほほ~、そういうぐうたらなところ相変わらずよね~wこのぐ~たろうw」
「ぐ、ぐ~たろうじゃないから!?」
くっそ~。言いたい放題言いやがってからに!
…でも否定できねぇ~(泣)
『仕方ないだろう、今のところあいつの言ってることは全部ほんとのことだからな?』
うっせぇっての!
お前、ここは俺の味方してくれるところだろ普通?
『悪いが今回はあいつの言ってることが正しいから俺からは何とも言えんな』
ちぇ、この裏切者め!
って、こんなこと言ってても虚しくなるだけか~
「…だいたいさ、なんでお前今日買い物に行くことにしたんだよ?」
「何よ?あたしが買い物に行くのがそんなに変なのかしら?」
「あぁいやそういうわけじゃねぇけどよ」
ちょっと気になっただけだろうに?
「しょうがないでしょ、あたし今スランプ中でいいアイディアが浮かばなすぎてて、だから気分転換に買い物でもしようかな~って思ったのよ」
「はぁ?スランプ?」
はっはん~なるほどなるほど。そういうとか
「お前、どうせいつものように突っ走ってストックしておいたBLネタも使いこんじまって焦ってるってところだろ?」
「な、なんでそr…って違う違う!べ、別にあたしはそんなんじゃありません~!変な誤解を招く言い方市内でくれません~?」
おうおう、随分と焦ってらっしゃいますね~w
やはり図星だったみたいだな?
「何誤魔化そうとしてんのか知らんけど俺の目は騙せねぇぜ楓さんよ~?」
なぜなら俺の手には確たる証拠がある
それはここまでの店で買ったもこの買い物たちのことだ
袋の中にはここまでくる間に店で買った新しいペンとか用紙とかが入ってる
だがこれはあくまで表向きの話しだ
というもの実はこいつ俺にバレないようにこっそりと追加で買ったものがあったんだよ
そう、BL系ジャンルの本をな
んで他の買い物品と混ぜ込ませる形で隠し通そうとしてたようだが
甘いぞ楓!
「それにお前がそんなにきょどるのが何よりの証拠だってのw」
「んな!?」
「へん、残念だったな。お前、俺のこと何でもわかるって知ったかぶりしてるが逆を言えば俺もお前のことよ~く知ってるのだってわかりきってることだろ~w?」
幼馴染なめんなよ?
「他の奴らがどうかは知らんが俺には通用しない。残念だったな?この駄眼鏡さんw?」
「ぐぬぬ、そ、相馬のくせに!」
「ねぇどんな気持ち?してやったりって思ってた矢先に巻き返されて今どんな気持ち~NDK?NDKw?」
「きー!!」プンスカ
ひっひ~ん♪
悔しがってる悔しがってるw
ざまぁみろ~w
「もういいわよ!はいこの話しは終わり!さっさと次の店に行くわよ!」
「ちょっとちょっと~逃げないで教えてくれよ~w?」
「うっさい!早く来なさいっての!」
ぷんすかと怒った様子で先を歩く楓の後を俺はニヤニヤしながらついていった
まぁ、こんな感じに俺と楓はつまらないやり取りをしながらも買い物を続けていくのだった