バンドリ-バンド界の漆黒竜- 外伝   作:D・MAKER

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 燐子の誕生日回です!


白金燐子①

「いいお天気ですね……」

「そうだね~。うん、そうだね~」

「フフ、2回言うのは変わらずですね……」

 

 竜騎は遊びに来ている燐子と二人で自室に居る。

 リサは……バイトと家の用事のWで今日は不在。

 

「竜騎さんと……二人きり、ですね……♪」

「新しいゲームあるけど、一緒にする?」

「はい……しましょう」

 

 燐子は返事をし、竜騎に渡されたコントローラーを使ってゲームをする。

 

「竜騎さん、右のアイテムを回収してください……」

「了解! りんの方も敵が来てるよ!」

「あ、はい……!」

 

 竜騎が買った新しいゲームは横スクロールアクションで、アイテムを回収しながら敵を武器で倒すゲームだ。

 お互いに情報を伝達しながた、息の合ったプレイで進んでいる。

 

「あ、ボスが出た!」

「頑張りましょう……!」

「俺が囮になるよ」

「お願いします……!」

 

 竜騎がボスの注意を引き付けてる間に、燐子がボスへ攻撃を仕掛ける。

 

「これで……終わりです!」

「おお!」

 

 燐子がボスを倒し、ステージクリアを迎える。

 

「さすがりんだね~! 俺より上手いよ」

「いえ……竜騎さんが、引き付けてくれたお陰です……」

「ううん、りんの実力だよ」

「ふふ……♪」

 

 竜騎に褒められた燐子は、頬を赤めながら喜ぶ。

 

「そうだ、渡したい物があったんだ」

「渡したい物……ですか?」

「ちょっと待っててね」

 

 燐子に渡す物を取りに竜騎は部屋を出た。

 

「渡したい物……何でしょうか? 今日は今井さんも居ませんし……」

 

 一人で竜騎を待つ燐子は、リサが居ないことも疑問に思う。

 

「今井さんが、羨ましいです……。私が最初に、竜騎さんと出会ってたら……私と付き合ってたり、したのでしょうか?」

 

 燐子は竜騎に好意を抱いており、同じバンドメンバーのリサとは竜騎を巡って火花を散らすことがある。

 

「お待たせ~!」

「あ……お帰りなさい」

 

 考えてると竜騎が箱を持って部屋に入ってきた。

 

「はい、誕生日おめでとう!」

「あ……覚えてて、くれたのですか?」

「うん、お祝いしたいから良いしてたんだ」

「ありがとう、ございます……!」

 

 燐子は渡されたプレゼントの箱を丁寧に開封する。

 

「綺麗なブレスレットですね……」

「気に入って貰えたかな?」

「はい……! ありがとうございます……着けてみますね」

 

 燐子は満面の笑みでお礼を言い、ブレスレットを手首に着ける。

 

「似合ってるね」

「はい……大事にしますね」

「よかったよ~」

「……」

「え、りん……?」

 

 燐子は竜騎に抱き付き、腕を背中に回す。

 

「今日は……私の我儘を、聞いて欲しいんです」

「どんな?」

「私を……抱きしめてください……!」

「りん……」

 

 燐子は熱っぽい視線で竜騎を見上げる。

 

「今井さんが居るのは、分かってます……。でも、私も諦めてません」

「うん……知ってるよ」

「今日だけは……こうして私をあなたの側に、居させてください」

「うん……いいよ」

 

 竜騎は返事をして、燐子を強く抱き締める。

 

「リサにバレたら、どうする?」

「誕生日の特権だと、私が宣言しますよ……フフフ♪」

「そっか」

 

 二人だけの時間、今だけは誰にも邪魔させないと思う燐子であった。

 

 FIN




 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
 前回のリサもですが、今回の燐子や先の友希那達も、オリ主と二人きりで過ごすコンセプトにしております!
 次回もよろしくお願いします!
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