ポンコツ水神とマヌケな青年   作:タスマニアたけしMK1a

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フリーナちゃん可愛い


ポンコツ水神とマヌケな青年

トラックに引かれて転生させてもらいました。某小説投稿サイトで腐るほど見てきたトラ転です。クソニートでしたのでまあ親も喜んでるかもです。

神様はなんかめっちゃ眩しい光の塊みたいな見た目してましたね。金玉っていったらエグい頭痛走ったので土下座しました。

そして転生先は原神インパクトの世界、世界的に有名なオープンワールドRPGです。このゲームをプレイしてる時にポックリ逝ったかららしいです。家にトラック突っ込んで来たらしいです。

ちなみに推しはナヒーダちゃんです、ロリコンではないです。

 

 

さて、改めましてこんにちは、今日はとても良い天気ですね。どこまでも広がる青空がとても美しいです。

いつまでも見ていたいですね、ホントに。

 

落下してるんですけどね、俺。いやマジで、落ちてるから。たぶん高度数千メートルくらいから落ちてる。さっきから口がプルルルルってなってるもん、あとクソ寒いもん。

 

「ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!アカンこのままじゃ死ぬぅ!」

 

ハッ!?あそこに見えるのは海!勝った!これで助か...るわけないな!

コンクリに打ち付けられるのと変わらんわ!

転生して数分でまた死亡...か、かなしいなぁ。

 

「死にたくねぇなぁ.....」

 

あ、もうすぐ海面に落ちる。...あれこれなんだ変な生き物がいr

 

「ぐぼぉ!?」

 

「ぶもぉ!?」

 

 

 

_______

 

 

 

なんかトランポリンみたいな感じで打ち上げられたぜ

おかげで助かった。このトドのような生物くんには感謝しかない

 

「?」

 

「お前...大人しいな」

 

大人しいどころか殆ど動かないぞコイツ、種としてそのあり方はどうなんだ。

え?お前も前世プー太郎だから変わらないって?そっかぁ、かなしいなぁ

 

「それにしてもお前結構可愛いな」

 

「?」

 

困惑しているのだろうか、僅かに顔をこちらに向けてくるトド君。とても可愛い、どちらかと言えばアザラシのような可愛さよりかもしれない

 

「こっちも可愛いな」

 

「おぉ、凡人でありながら、なかなか良い目をしているではないか。」

 

そうそう、クリクリとした青い目に同じく青の帽子に、特徴的な服を着た女の子、とっても可愛い.......ん?

 

「ファッ!?」

 

「うわっ!?びっくりさせるなよ!ふけーだぞ!」

 

「無茶言うな!いきなり目の前に来られたら誰だって腰抜かすわ!」

 

「な!?僕はこのフォンテーヌを治める水神だぞ!?」

 

「知るか!ヘンテコな帽子被りやがって!」

 

こいついつの間にか背後取ってやがった!

 

 

_______

 

 

 

 

「それで、アンタはフォンテーヌを統治してる水神だってことでオーケイ?」

 

「何度もそうだと言ってるだろ!不敬罪で裁くぞ!」

 

「はいはいつよいつよい」

 

「んんんんんん!!!」

 

ここで拓也さんの生かさず殺さずのチョー解説。

ここは正義の国フォンテーヌ、俺がプレイしていた記憶の中にある最も最新のスメール編の次に主人公が向かう予定だった7つある国の内の1つだ。

フォンテーヌについて、俺の知る断片的な情報だと、水神はヒステリックなヤバい女だとか、PVに写ってた猫耳の女の子はえっちだとか位しかない。よってかなり不味い。

いやそもそもこの世界における身分なんてないしどこいっても詰みだったかもしれんけど

まったく、神様ってのはチョーSだよな!

 

「ぜぇ、ぜえ、この不審者め。この僕の手で必ず裁いてやる」

 

「いや俺何もしてないんですが、名誉毀損でこっちが訴えますよ」

 

「えっ、え?ふけーざいで...」

 

「実は俺記憶喪失で...自分の名前すら覚えてないんです...まさか貴女が水神様だとは存じておらず、先程は失礼な振る舞いをしてしまいました。誠にごめんなさい」

 

「お、おぉ?なら仕方ない...のか、うん。たぶんそうだな」

 

「まあ嘘ですけど」

 

「やっぱり裁く!!!!」

 

はははワロスワロス。神だと言うからどんな威厳ある怖いやつかと思えばちょっと抜けてる近所のガキレベルじゃないか。

まあ嘘の可能性もあるにはあるけど、なんか全体的に水元素っぽい色合いだしたぶん本当なんだろ(阿呆)

 

「ごめんちゃい。でも記憶が殆どないのはホントなんだよ。名前とかの最低限のプロフィールしか覚えてない」

 

「ふん、嘘くさい、もう顔が嘘くさいもん」

 

「ホントなんだよなぁ。で、なんか仕事ない?俺無職だからこのままじゃ野垂れ死にになる」

 

「お前みたいな不審者にやらせる仕事なぞない!精々監獄がお似合いだ!」

 

「えー、何でもするからさぁ」

 

最悪監獄かなぁ、まあ飯は出るだろうし死にはしないだろうからな。

まあ前科は付くかもしれんがフォンテーヌ以外の国ならその辺ガバガバそうだしなんとかなるだろ。

 

「ふん!なら僕の椅子になれ!出来るものならな!」

 

「はいよ」

 

「え、うわっ!?」

 

はい肩車っと。結構軽いなコイツ。飯食ってっかー?

 

「な、なぁ!?貴様どんな了見で僕に触れている!?」

 

「いや椅子になれって言ったから...」

 

「どこがだ!そこは跪く所だろ!」

 

注文が多いなコイツ。

 

「なら...ほら、これやるよ」

 

「え、ペン?...............シェアじゃなくてチェアだ!!」

 

「ワガママだなぁ君は」

 

「僕神だぞ!!!??」

 

 

 

___________

 

 

 

 

「...それでフリーナ様、そちらの不審者は何者で?」

 

「あぁ、さっき浜辺で拾った犬のポチだ」

 

流石にそれは無理があるだろポンコツ神が、せめて人にしやがれ誰が犬だ。

 

「どう見ても成人男性にしか見えませんが?」

 

「大きめな犬種のようだな」

 

「思いっきり椅子にしてませんか?」

 

「ははは、クロリンデ。これは躾さ、な?ポチ?」

 

「いや犬扱いは酷........ワンッ!ワンワンッ!(迫真)」

 

「はぁ、また最高審判官の頭痛のタネが生まれてしまった....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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