ベルの姉が「才禍の怪物」なのは間違っていない   作:イルイル

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第18話 異端の英雄

 レイを変身させて送り届けてから変身を解いて別れた。師匠(せんせい)のお陰で探していたブツも手に入った。

 

緋々色金(ヒヒイロカネ)」極東でのみ精製されるという希少金属。刀の材料としては理想的な素材だ。

 

ダンジョンにもない希少金属なのでオラリオでは手に入りにくいのだ。

 

極稀にオークションに出てくるという程度、

 

私の現在の資産なら競り落とせなくもないのだが…伝手やコネとはこういう時に使うべきものである。そして武器1つに使うには過剰な分貰い受けてしまった。

 

アスフィ先輩の「個人の魔力の波長を測定する」という考えを素にして、自身に最適化した最高の武器を創り上げる。

 

それから数日作業にかかりきりになり…自身の魔力の波長を測定し、通り易い経路を作り上げながら刀を()つ。

 

そして───

 

「出来たあああああ!」

 

自身の魔力もしっかり通る。【サタナスヴェーリオン】も問題なく付与出来た。

 

銘は【鬼哭(キコク)】にした。毎回「鬼」の文字を入れるのは特に深い意味はない。唯の趣味だ。

 

私以外が普通の刀として使ってもかなりの業物になった自負はある。

 

そのままウキウキ気分でクノッソスに赴く。

 

魔法を込めないでもアダマンタイトの壁はぶった斬れた。

 

そしてオリハルコンの扉の1つを見繕って───

 

福音(ゴスペル)…」

 

ブゥゥンと音を立て刀が震えだす。そしてソレを振るうとオリハルコンの扉を見事にスパァンと切断出来た。

唯のオリハルコンはいけたが多分不壊属性(デュランダル)は一太刀とはいかないだろう。それでも1回で甚大な損傷を与えられるだろうが。

バラしたオリハルコンをそのまま抱えてヘファイストス様にぶった斬るところを見せたら、褒めてもらえた。取り敢えず「私が使う武器」としては、

殆ど完成と言っていいだろう。これからは堂々と「魔法剣士」を名乗れる。そのうちヘディンもオッタルも私がブチのめして全ての「最強」は私が貰い受けよう。

 

 さて、私以外のことに焦点を当てると…

春姫へのタケミカヅチ様の鍛錬は成果が出だした。

と言うか「元々殆ど身体を動かす必要のない何不自由ない生活を送っていた後にいきなり神の恩恵(ファルナ)なんてものを受けてしまったから、ランクアップ後のズレがあるような状態がずっと続いていたのだろう」

というのがタケミカヅチ様の推測だ。普通の冒険者ならそれでも戦っていく内に最初のズレも解消出来るのだがずっと籠の中の鳥だった春姫にそんな機会はない。

鈍臭さが殆どなくなりそれなりの体術を扱えるようになり、刀を振るっても上層なら剣士として戦える程度にはなった。

とはいえ彼女の本領はやはり魔法なので毎日精神枯渇(マインドダウン)手前まで魔法は使わせている。何回か私がついた上で下位団員とも潜ったが問題は無さそうだった。

これならそろそろベル達に合流させても大丈夫だろう。

 その下位団員達はというと、基本ウチのレベル2以上が引率役となって潜っている。個人差は出てきているが、私達みたいな速度でランクアップするようなのは当然いないので

そこまで大きな差は出てない。リリに指揮の練習もさせている。彼女を甘く見るような愚か者はウチにはいない。「レベル1で未成年の小人族(パルゥム)の女の子」という甘く見られる要素てんこ盛りなのだが、

副団長(わたし)が頭脳を買って上に置いている」ということも知られているのでベル達と活動していることに不満を持つ者はいない。

 

 「身体欠損再生魔法」の希少価値はとてつもなく高い。「都市最高のヒーラー」と言われているアミッド先輩が使えない時点でどれだけ破格なものかも理解るだろう。

ロキ・ファミリアからも予約されていただろう、義手や義足が一気に大量にキャンセルされたとなればディアンケヒトのジジイも探ろうとするだろう。

だから別に商売敵として争うつもりのなかった私はジジイや先輩に自身が得た「魔法」について正直に話した。蘇生魔法の方は先輩だけにだ。

そして噂が広がれば都市外からもこぞって依頼が来ることは目に見えている、富を持った貴族までもが我先にと。だからその窓口を担当してもらうことにした。都市外の貴族からジジイがどんなに搾り取ろうと知ったこっちゃないし、

そのあたりも全部丸投げだ。なんならオークションで権利を競らせても構わない。都市内の冒険者やごく少数の一般人への窓口は【ミアハ・ファミリア】に担当してもらうことにした。

こちらの治療費は一律10万ヴァリスだ。都市内の住人の特権ということにした。これで冒険者にも自然と味方が増えるだろう。【フレイヤ】の誰かが来たらふっかけてみよっかな…

基本分配は私4で、窓口側が6だ。あんまりここで儲ける気はない。対外的には戦争遊戯(ウォーゲーム)で使った回復魔法と同じということにしている。

 

 18階層のリヴィラの街付近でベルとヴェルフ、リリルカ、春姫、(ミコト)達【ヘスティア・ファミリア】は話し合っていた。ベルが19階層で拾った喋るヴィーヴルについて。

 

「僕は…この娘を助けたい」

 

「……モンスターを保護しているなんて知れたら【ヘスティア・ファミリア】は終わりです…」

 

「アベルやクロもいるし案外大丈夫じゃないかな?」

 

「かなり『特殊な子達』ってマリー様も言っていたでしょう!?」

 

「そうそれ!あの子達と案外()()だったりするんじゃないかなあなんて…」

 

咄嗟に思いついた考えだがなんか凄く腑に落ちてしまった。だったらまず話すべきは…

 

「まずは姉さんに相談しよう。最終的には神様にもお義母さんにも話すことになるかもしれないけど…姉さんさえ味方につければ2人とも反対出来なくなる。」

 

「そこはアルフィア様からじゃないんですか?」

 

「いや…僕と姉さんの意見が一致した時はお義母さんは絶対反対しないから」

 

そうして───人目の少なくなった深夜に差し迫る時間にベル達は裏口から帰宅しようとしていた。フードで正体を隠したヴィーヴルを連れて…

 

「あら?ベル達が帰ってきたかしら「バウッ!ウォウォン!」えっ?『同胞の匂い』って!?まさかっ…」

 

そうクロが鳴くや否や3階の私の部屋からアベルと共に駆け出して行ってしまったので咄嗟に追いかける。

 

裏口では「その娘」にクロとアベルがじゃれついていた。

「新入りかっよろしくなっ!」とか色々言っている。私にしか理解らないが。

 

「ひゃあああああやめてえええええええ私食べても美味しくないよおおおおおおおおお」

 

「あっ姉さんこれはっ…」

 

「ほらっアベルもクロも止めなさいその娘嫌がってるでしょう。あんたら以外のお仲間さんも初めてじゃないんだし…

ベル達は私の部屋に来なさい」

 

黙々とマリーの後ろについて帰宅を果たすベル達。そのままその少女を連れてマリーの部屋に集まる。

 

「取り敢えず話しなさい。事情を。」

 

──────

 

大方予想通りである。最近レイ達と知り合ったばかりだというのに…しかしヴィーヴルかあ…でもまずは───

 

「よくやったわねベル。偉いわよ」

 

撫でて褒めてあげる。

 

「世間一般ではリリの判断のほうが正しいと言われるのかもしれないけど私は貴方の選択を支持するわ。この先誰になんと言われようと、『偽善』と言われることがあっても私だけは貴方を否定しないわ」

 

「ねっ…姉さん…」

 

ベルが感動して涙ぐんでいる。

 

「『私達』だろう?」

 

気配を断って部屋の前で話を聞いていたアルフィアが入ってくる。自分だけポイントを稼ごうとしていたマリーへのインターセプトである。

 

「お義母さんもっ!?」

 

「まあ貴方の予想通りその竜の娘はクロとアベルのお仲間よ」

 

「えっ!?」

 

ベルが驚く。半ば彼女を庇うための咄嗟の言い訳で口にしたことが本当に当たっていたとは…

 

「クロ達は身体の構造上喋れないけど言葉を解するくらいの知能は備えているわ。それで人型のモンスターの場合は喋れるようになりやたら美形になることも確認されているわ」

 

「なんで美形になるの?」

 

「さあ…人類が受け入れ易くなるためじゃないかしら?ベルがその娘庇ったの少なからず可愛かったっていう要素が大きいでしょう?」

 

「わたし、カワイイ?」

 

「うん、とっても可愛いわよ」

 

マリーは竜の娘を膝の上に乗せて人を傷つけないように爪を研いでいっている。

 

「そんな、僕が面食いみたいに…」

 

「違わないでしょおが、アイズにしてもリリにしても春姫にしても美形しかいないじゃないっまあ人間なんて大体が結局そんなもんだから気にしなくていいわよ。この娘が元のモンスターみたいに凶悪なツラしてたら先制攻撃で倒してた可能性高かったでしょう?」

 

「ダンジョンで生まれて死んだモンスター達は再びダンジョンに還りまた産まれ直すみたいなんだけど…そうした中で理知と魂を宿す子達が産まれてくるようになってきたみたいなの。少しだけ『前世』の記憶覚えているみたいだしね。

そうして産まれたこの子みたいな理知を備えたモンスターは異端児…異端児(ゼノス)って呼ばれているの、ダンジョンには彼らの集まり…共同体もあるわ。

ウラノス様とガネーシャ様がこっそり支援しているんだけどねこの前呼んだフェルズ師匠(せんせい)はその支援者の1人ってとこね。ちなみに私も。

怪物祭(モンスター・フィリア)の真の目的は彼らとの共存…真の怪物との友愛(モンスター・フィリア)を目指しているの、私が人も神も全く襲わないクロ達を連れているのも、「丁度いい」って思われてるんじゃないかしら?」

 

「まあこんなに偉そうに語っているけど私も彼らを知ったのはつい最近よ、おばさまもヘスティア様も、もう知っているわ」

 

「数日ここで過ごしてもらった後彼ら共同体に送り届けることになるかな?生まれたてっぽいこの娘と貴方を引き離すのは心苦しいけど、

今はまだ地上で暮らすのは無理があるからね。強化種みたいに魔石食べれば強くなれるから、生き残り易くなれるように私の換金しなかった魔石後であげるわよ。」

 

絶句。話が早いどころじゃない。いつもどれだけ先に行っているのか。

 

「マリー様はその異端児(ゼノス)?達を何故支援しようと思ったのです?」

 

「『同情心がない』と言えば嘘になるわ。結局人間と同じで個体差が大きいから、この先悪くて、ずる賢い子が生まれてこないとも限らないけど…少なくとも今いる子達の中に悪い子はいなかったわ。頭の堅いバカはいたけど。

彼らの願いはどれも『地上に出て陽の光を見たい』とか『愛する人間に抱きしめられたい』とか馬鹿みたいに純粋で綺麗な願いばかりだったから叶えてあげたくなっちゃったの。

打算的に見ても彼らの上位層はレベル5クラスが何人か居るし、一番強いのはレベル7クラス。しかもレベル7の彼はまだかなり若く発展途上だわ。

せっかく言葉が通じるのに『モンスターは人類の敵だ!』なんて固定観念に囚われて切り捨てるのは勿体ないと思ったの。

3大クエストを全て完遂することが1つの時代の節目となるのなら…人類を脅かす大敵を怪物の力を借りて討つ、彼らも英雄にしてしまうことが新たな時代の幕開け、真の怪物との友愛(モンスター・フィリア)に繋がると思わない?」

 

「姉さんっ…なんて言うか…凄いワクワクするねっ!」

 

「ふふっでしょ?ベル、貴方は私と一緒にその先頭に立ってもらうつもりなんだから、頑張りなさいな、その娘も何もかも守れるように…」

 

リリルカや(ミコト)はモンスターがどうとかで悩んでいる自分が馬鹿らしくなってしまった。ヴェルフは獰猛に笑った。そうだ、何よりワクワクするのだ。

器量(スケール)が違う。何より彼女には絵空事で終わらせない、能力と才能、意志がある。「最高の景色(えいゆうたん)最高の場所(とくとうせき)で魅せる」いつかの言葉が蘇る。”これ”はきっとそんな誰も見たことのない先の景色に続いている道だ。

 

「ささっまずは皆でご飯食べてお風呂はその後に私とベルで入れましょうか」

 

「「「えええええええええええええええええええっ!?」」」

 

「何よ一番懐かれているベルが一緒に入るのがその娘も落ち着けるし喜ぶでしょう?それに私なら異性だと気が引ける部分まで洗えるから丁度いいでしょう?」

 

「そそそっそうじゃなくてっ僕が姉さんとそのっ…」

 

「何よ小さい頃はよく一緒に入ってたじゃないのっそれとも姉の私に興奮しちゃうの?」

 

((意地が悪い…))

 

マリーの容貌はアルフィアによく似たものだが、そもそもがアイズにも匹敵するほどの美少女である。スタイルもアマゾネス姉妹のある方の姉(ティオネ・ヒリュテ)に匹敵し、出る所出ている完璧な美少女である。

歳も同じだし例え身内でも全く意識しないというのは土台無理な話だろう。これが身内に手を出すことに忌避のないゼウスとかだったら確実に「誤ち」が起きてしまってただろう。やはりオリュンポスの文化はイカれている。

 

 その後夜も更けた食堂で遅い夕食を食べ、彼女の名前も「ウィーネ」に決まった。

ちなみにヘスティアへの説明は10秒で済んだ。マリーとアルフィアが認めるのなら主神でも何も言えることはないのである。というか2度目だし…

全員が風呂を入り終わり落ち着いた頃…

 

師匠(せんせい)…さっきの会話この眼晶(オクルス)で聞いていたんでしょう?なら判ったでしょう?あの目障りな”眼”…引かせないと全部撃ち落としますよ?」

 

「ああっ…すまん他の団員達が君と同じとは限らないと思ってな…つい」

 

「私が見込んだ子達と弟がそんな狭量なわけないでしょうっ」

 

「【ヘスティア・ファミリア】が『希望』になることを楽しみにしているよ」

 

「当然ですよ私が私達が人類の希望でも怪物の希望でも地上の希望でも何にでもなってみせましょう」

 

「しかし『ヴィーヴル』か…『彼女』の方は大丈夫なのか?」

 

「まあ、大丈夫でしょう。なんだかんだ私には従順だし、お仲間には優しいし」

 

それから暫くウィーネとの生活は続いた。情緒は丸っ切り子供だが、基本的に無茶苦茶いい娘なので、みなが存分に可愛がった。

下位団員達は近づけないようにした。まだ彼らには早い。私達は基本3階に住んでいるのでそこと、外からは見えない中庭で遊びそのあたりにだけ近付かないように触れておけば充分だった。

春姫は私のことを「お義姉様」と呼ぶ。ちなみにおばさまの方は「お義母様」だ。何かベル関連で含みがありそうだが、好きに呼ばせている。その影響かウィーネは私のことを「おねえさま」

と呼びおばさまのことは「ママ」と呼んでいる(本人が呼ばせた)。グリーンドラゴンやゴライアスの魔石を食わせて既にレベル4くらいに届く能力を持っている。

最後に送り出すまでにはレベル5くらいにしとく予定だ。普通の服を着るのを嫌がったので私特製の「ゴライアスのローブ」を着せている。素材頼りではない、私の【神秘】でもって編み込んだ一品だ。

ちなみに私も同じのを着ている。ゴライアスを狙ってしょっちゅう討伐しているので硬皮が溜まっているのである。

 そんな日々の中ヘルメスが訪ねてきた。

 

「やあマリーちゃん久しぶりだねえ【イシュタル】の時以来かいもう第一級になったというのも凄い」

 

「貴方はいつも回りくどいんですよ世間話をするような間柄じゃないでしょう?早く言いなさい本題を」

 

「せっかちだねえ【イケロス】を潰したのは君かい?」

 

「なんだてっきりもう知っていると思ってましたがウラノス様からやっぱり信用されてないんですねまあその質問に対しては肯定とだけ。正確には私『達』ですが」

 

「じゃあ『喋るモンスター達』のこととか…」

 

「はい、知り合いましたよ」

 

「なーんて…ええええええええええええ!?」

 

「『彼ら』とは友誼を結び掛け替えのない盟友になりました。共に黒竜に挑む約束も出来ましたし、このままいくと纏まりのない【フレイヤ】の連中よりよっぽど頼りになるんじゃないですかね?」

 

「人類と怪物がどれだけの間殺し合っていると思っているんだ!無茶苦茶だろうそんなの…『その時』に先頭に立つ1人であろう君がっ…」

 

「なんだ。()()()()()()()()()()。結局つまらない常識から脱却出来ない凡俗と何ら変わらない。ただ強いだけのゼウス・ヘラでは駄目でした。【フレイヤ】なんてほぼ劣化【ゼウス】みたいなもんだし…

だから『違うやり方』を試みるのは当然のことじゃないですか?ただ強いだけの英雄なんて神々(あなたがた)も見飽きているでしょう?

だからせっかく『楽しませてやる』と言っているのに…そんなだからゼウス(ジジイ)にずっと顎で使われる下っ端のままなんですよ。

ゼウス(ジジイ)ならきっとこう言いますよ。『面白い、やってみろ』って。あいつにもそれくらいの器量はあります。何より可愛い女の子いっぱいいるから実態知ったら秒で落ちるんじゃないですかね?」

 

一応お付きで来ていたアスフィ先輩は絶句している。眷属の前で主神を「下っ端」呼ばわりは悪かったかな、でも事実だし。

 

「貴方の神意がどこにあろうと知ったこっちゃないですがそれを私やベルには押し付けないでください。『私達』の邪魔をするようなら本気で潰しますからね?」

 

「…悪かったよ。確かに俺の考えを君に押し付けるのは良くなかったね…」

 

「近い内に面白い『舞台』を見せてあげます。貴方が思いつくのより何倍も面白いものを、ね」

 

「君になら『コレ』を託していいだろう。『どうか同胞の元に届けてくれ』それが最期の言葉だったそうだ。俺の眷属が聞いた。」

 

そう言うとそのドロップアイテムであろう「角」を受け取る。

その後ダンジョン内で蘇生を試したら蘇生前の記憶が残っていないような産まれたての異端児(ゼノス)が産まれてきた。

辛いであろう記憶が残っていない面だけならプラスだが…以前の彼か彼女は死んでしまったのだろうか?魂を視る(すべ)を持たない自分では確認しようがない。

そのままリド達に合流させる。

 

「ああ近々貴方達の新しいお仲間を連れてくるからちなみに種族はヴィーヴル」

 

「「「ヴィ、ヴィーヴル!?」」」

 

「マリっち…それってもしかして()()()のような…?」

 

「全然ぜんぜーん違うわよ産まれたての幼い感じの良い娘よ」

 

「ああ、出来たらアステリオス捕まえておいてウチの弟と会わせてみるから」

 

「ええっ!?それじゃ”いよいよ”か?」

 

「まだ顔合わせだけよ」

 

ただ殺し合うだけの関係はなあ…せっかく言葉も覚えたのに…




VS【イケロス・ファミリア】ざっくりカットしちゃったから補完せねば

ベル君のアルフィアの呼び方

  • おばさん
  • お義母さん
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