ベルの姉が「才禍の怪物」なのは間違っていない   作:イルイル

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第20話 同盟設立

「ウィーネくん向こうでも元気でいてくれよっ!」

 

「ヘスティア様ぁまた近い内にでも会えますって言っているでしょう。『しっかり変身させてバレないようにするなら』ってウラノス様も認めてくれましたし…」

 

「うんっまたねっかみさまっ!」

 

そして【ヘスティア・ファミリア】の主要メンバーだけでウィーネを連れてホームを立つ。

 

魔石を1度に大量摂取させると危険なので(上層のモンスターで実験した)、少しずつ与えてなんとかレベル5のスペックにまで届かせた。

 

ヴィーヴルとしての戦い方はあの娘に教わればいいだろう。

 

一応人間に変身させているがローブを着せた上で顔も見えないようにしている。

 

周りからは新入りの小人族(パルゥム)の団員とでも思われるだろう。

 

というか私達が全員揃っているのも珍しいのだ。今日はおばさまも着いてきている。

私のわがままでおばさまの存在は隠していたが、先日ギルドに報告して正式に冒険者に復帰した。

というか街中普通に歩いているのにこれで闇派閥(イヴィルス)にバレていないことを期待するのは虫が良すぎるだろう。

派閥のランクはAまで上がってしまったが。二大派閥や【ガネーシャ】がSランクと考えるとまだこれくらいはいいだろう。

私が【ロキ・ファミリア】と懇意にしているのは結構知られているので、現状最強派閥として第一に挙がるのがロキの方になっている。

主神同士が険悪であることは神々には知られているが…ヒエラルキーの頂点に位置しているのは私とおばさまなのも知れている。

そのおばさまが私とベルにはデッレデレなのも既に結構知れているので、その私が【ロキ】と懇意にしていればそう思われるのも然りか。

将来は【ガネーシャ】を越えてロキ・フレイヤと並ぶ「三大派閥」になることまで見込まれている。まあ私としてはその両方を越えてどちらも従えるつもりなのだが。

 ただ遠征義務が出来たのは面倒だ。そのうちおばさまがバロールを単独(ソロ)討伐してランクアップを狙うつもりなのでその時に遠征ノルマは果たすつもりだ。なんならこっそり異端児(ゼノス)達と潜ってもいい。

おばさまがレベル8に至れば奴らがどんな対策を立てても正面から打ち破れるだろう。例の精霊の分身(デミ・スピリット)もどう考えてもおばさまのカモだし。

怪人(クリーチャー)どもは絶対私らを最優先で狙ってくるだろうなあ…アイズを先に襲う余裕もないだろう。

 

 ウィーネには変身状態でも少しは戦えるように槍術の基礎を仕込んだ。身体能力は変身していても健在なので、レベル5のスペックがあれば基礎だけで充分だ。

多少雑に振っても上層程度は問題ない。モンスターがおばさまの魔法1つ1つで弾けていく様を見てリリは青くなっていた。

まあ何回か受けているもんな【サタナス・ヴェーリオン】…少しでも手加減を止めた瞬間にリリが潰れたトマトみたいになるのは想像出来るだろう。

アベルとクロの強さには皆眼を丸くしていた。おばさまだけはある程度予想していたみたいだが。原種より既に一回り大きくなっているし、スペックは既にレベル4に届く。

アベルは遊撃として縦横無尽に駆け、私が持たせたアダマンタイト製の斧を振るうと殆どが、一撃で仕留められていく。

よく投擲したがるが緊急時以外はやらないように言ってある。

クロは猟犬とも呼べる素早い動きと、火炎攻撃もあり、かなり、強い。

遊撃で敵に突っ込めば大体のモンスターを噛みちぎれるし、後ろから火炎を吐けば、決して仲間に誤射(フレンドリーファイア)はせずに敵を焼き尽くす。

少しはある溜めも一般的な魔導士の詠唱より遥かに短いし、ベル達に合流させればかなり安定感増すだろうな。こちらの言葉も全て理解るから的確に指示を聞いてくれる。

リリが「魔導士とヒーラー欲しい」って私を恨めしそうに見ながらぼやいてたし…

まあ私は何でも出来るからな…でも既にレベル5だし突出しすぎてバランスが悪くなるだろう。

 

「すっごーい!クロとアベルもつよいんだねえっ」

 

「…と言うかクロ達もだけど、ウィーネが予想外に強すぎてびっくりしているんだけど…」

 

今は13階層まできたが、ウィーネはここまで槍でモンスターを全て一撃で屠っている。

 

「フフ…末っ娘に抜かれていたとか形無しだなお前達?」

 

「ドラゴンのスペックのウィーネと皆を比べちゃ酷ですよ?おばさま。まあウィーネは1歳未満なんですけどね…」

 

「0歳児に負ける冒険者達」って字面にすると酷いな…まあモンスターは生まれたてとかお構いなしに襲ってくるからなあ。

そうして話している内に今現在リド達が拠点にしている20階層の隠れ里の前にまで辿り着いた。

 

「歌が───聞こえる」

 

「綺麗な声でしょう?私の一番仲の良い友達の歌声なの」

 

「と言うか聞いたことのある声な気が…」

 

(ミコト)は気付いたか。

 

「皆多種多様なモンスターに驚いて攻撃しないようにね」

 

「『未開拓領域』ですか…普通は見つかりませんねこれは…」

アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

「ん?」

 

「ますたああああああああああああああああああああああああああああ「【福音】(ゴスペル)ぐはぁっ!?」

 

羽根を生やして空を飛んで突っ込んできた”そいつ”を危ないので【サタナス・ヴェーリオン】で撃ち落とす。

 

「そろそろ貴女の能力で突っ込まれられると危ないってこの前言ったわよね?メリュ…て言うかまた強くなった?」

 

「勿論!強くなるために牛君(アステリオス)と頑張っているからね!」

 

顔を赤くしながらもすぐ起き上がるメリュ。レベル4なら弾けて死ぬくらいの威力だったのに…強いな、もう単純なスペックでは、私より…

 

「そいつがもう1人のヴィーヴルの異端児(ゼノス)か…大丈夫か?そいつにウィーネを託して…」

 

「見ての通り強さは充分なので…まあ大丈夫でしょう。私の信頼を裏切るような娘じゃないですから…」

 

キロリと睨むと姿勢を正す。

 

「ハイッ(ワタクシ)メリュジーヌはマスター、マリーベル様の忠実な下僕(シモベ)でございますっ」

 

緊張した顔でおばさまに向き直る。強さを肌で感じているのだろう。こちらの様子を窺っていたリドが叫ぶ。

 

「お前等、灯りをつけろ!」

 

魔石灯がつけられ、隠れ里のルームに光が満ちる。

 

「すげえ…こんなに沢山いたのか…」

 

「やーみんなこの前ぶりね」

 

「マーちゃんっ」

 

「やっほレーちゃん、歌声聴こえてたわよ?綺麗だとは思うけど…いい加減防音用の魔道具でも作ってあげないと駄目ね…」

 

「マリー…ソレ出来たら私にもよこせ、ああ、周りへ遮断するのじゃなくて周り()遮断する物だ」

 

「この前ぶりですネ。皆さん、本当の姿では初めてですネ、すいませン、騙すつもりはなかッタのですが…」

 

「えっ?…レイ様(さん)(殿)…?」

 

人間形態では既に会っているもんな。身体のモンスターとしてのパーツが違うとはいえ、顔は同じだ。リリは予想していたのかジト目でこちらを視てくる。

 

「ウィーネ様を人間に変身させてたからもしやと思いましたが…」

 

「なによぉリリだってモンスターに変身したりすることあるでしょう?なら逆もあって当然でしょ?それに貴女の魔法が他の誰かを幸せに出来るなんて素敵だと思わない?」

 

そう言われるとリリルカも悪い気はしない。自身の「逃げたい」という後ろ向きな気持ちから発現した魔法が他の誰かのためになることなど想像したこともない。

 

「せいぜい便利な道具ってところでしょうっ!やっぱりマリー様は魔女ですっベル様の姉でとんでもないタラシですっ!」

 

「ふふっ誰かを幸せにしてくれる『シンデレラの魔女』のような魔女デショウ?そうですよネ?リリ…」

 

レイはこの前泊まった時に色々と物語を教えた。童話なんかも。「シンデレラ」もその1つだ。

 

「よっしゃあああああああああああああ新しい同胞と我らが希望【ヘスティア・ファミリア】の歓迎会だああああああああああああああ!」

 

あちこちで「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」と歓声が上がっているがここで魔法をブチ込む程空気読めない真似はいくら【静寂】(おばさま)でもしない。

凄く嫌そうな顔をしながら手で耳を塞いでいる。ちなみに最初はウィーネを狙って私達を攻撃する案もあったのだが全力で止めておいた。そんなことしておばさまに1人でも殺されたら、

アステリオスまで巻き込んだ凄惨な全面戦争に発展しかねない。ちなみにメリュは確実にこちらにつくので異端児(ゼノス)側が勝てる確率はほぼ0だ。

リリがジト目で視ながら小声で「ちょっと『我らが希望』ってどういうことですかぁっ!」とか言っている。

 

「えっこの前皆に言ったようなことよ、『一緒に黒竜ぶっ殺そうぜ!仲間になるなら地上で暮らせるように協力してやんよ!皆で英雄になろうぜ!』って誘っただけよ?」

 

「もぉ~また調子の良いこと言ってぇ~『才禍の怪物』様は扇動者の才能まであるんですねっ!」

 

「まぁそりゃ私は天才だからねっ!」

 

「誉めてませんよっ!」

 

「あはは面白いなあマリっち達あ、そっちは『リリっち』って呼んでいいか?あ、マリっちっから話は聞いてんだなんでも『凄く頭が良くて視野の広い頼れる娘だ』って…」

 

「なぁっ!?」

 

褒められ慣れていないリリが赤くなっている。ふふふ可愛い。

 

「そちらはリーダーのリド様ですね?こちらも一応話は聞いています」

 

あちこちで交流が始まっている。メリュは私にべったりだが。アステリオスがこちらにきた。

 

「お嬢…”彼”に挨拶してもいいだろうか?」

 

「別にそれくらいいちいち許可取んなくてもいいわよ、ほらベル、こっち来なさいっ」

 

ベルがこちらに寄ってくる。おばさまはレイと話しているが明らかにこちらを意識している。

 

「名前を…教えてくれないか…前世(かつて)からの好敵手よ…」

 

「ベル…ベル・クラネル」

 

「『ベル・クラネル』…その名確かに刻んだ。自分の名はアステリオス…そのうちまた()ろう。我が最愛の好敵手よ…」

 

「最愛」て…乙女かっ!?お、握手してる。私に名前を聞かなかったのは直接聞くためか。どんだけ想われてんのよ…

 

「ねっ姉さんっ前世(かつて)って、まさか…」

 

「そうよ貴方が最初のランクアップの時に戦ったあのミノタウロスでしょうね」

 

「あの戦いは女の私でもクるものがあったわ。原典(ジジイのはなし)だとアルゴノゥトはかつて『来世では尋常の1対1で再戦しよう』と約束したそうよ。貴方も生まれ変わっても求められるなんて素敵じゃない♪」

 

可愛い女の子(ヒロイン)じゃなくて雄々しい猛牛というのが笑えるが。

 

「で貴方にも、彼にも悪いけど初戦だけは私も混ぜさせてもらうわよ。もう理解っていると思うけど『レベル7クラスの異端児(ゼノス)』というのは彼のことよ。流石に4レベル差は奇跡が起こる余地もないわ。」

 

最初は2対1というのもある意味アルゴノゥト通りだ。私は姫じゃないけれど。最近では【怪物姫(モンスター・プリンセス)】とも呼ばれだしているが。

本来は凄い不名誉なんだろうが最近では異端児(ゼノス)達にもお姫様扱いされているし、実態こんなんだから全然嫌ではないのだけれど…

変身を解いたウィーネとメリュも交流させている。

 

「あのっおねえさまが言っていた私の『本当のお姉さん』というのはあなたでしょーかっ?」

 

「ほらっメリュッ貴女の妹よ、恐らくこの世界で唯一の完全な同類よ?この娘も最初は迷宮で孤独に1人泣いていたんだから…貴女も最初は1人だったんでしょう?」

 

「僕は最初いきなりクソ人間どものハンターに囲まれたし…後でマスターに拾われたし…その娘とは違わいっ」

 

「この娘も運が悪ければ欲深い人間に追い立てられてたし、運良くベル達に会わなければ、貴女のように死んでいたかもしれないのよ?貴女も生きていく上で仲間の大事さは理解っているでしょう?」

 

「でもその娘は地上でマスターに可愛がられて幸せに暮らしていたんだろうっ!?鳥女(レイ)みたいにっ!」

 

「地上でも大人しくしてられるって約束出来るなら、今度一緒に連れ出してあげても構わないわ。それと無理に貴女に『ウィーネの面倒を見ろ』とは言わないわ。私が無理に頼んでも良くないし、結局は貴女の心次第だもの…

なんだかんだリド達が面倒見るだろうし…だからせめてこれだけは絶対に守って。貴女はとても強いんだからウィーネと皆のことを守ってあげて。だからって自分のことも蔑ろにしないでね。私は貴女のことも大切よ?メリュ…」

 

「うううぅぅぅぅごめんなさいいマズダアアアアアアア羨ましくてちょっと不貞腐れてただけだよおおおお皆わだじが守ってそのごもべんどうみるがらあああああああああ」

 

「あらあら泣いていたらせっかくの綺麗な顔が台無しよ?やっぱり貴女はとても良い娘ね…」

 

(茶番だな…)

(((まーたやってるよ…)))

 

似たようなやり取りは既に何回かしている。メリュがマリーに甘える時の気分を盛り上げるためのじゃれ合いに過ぎないのだ。ちなみに放置すると本気で不貞腐れるので必ず構ってあげている。

既に理解っている異端児(ゼノス)達には生暖かい眼で見られている。泣いているメリュジーヌの顔をハンカチで拭い抱きしめるマリー。そして心配したウィーネがメリュに抱きつく。

 

「お姉さん哀しいの?寂しくて哀しいの?ウィーネもこれからいっしょにいるからさびしくないよ?」

 

「アアアアアアアアアアアアごべんよおおおおおおおうぃいいいいいいねえええええ君はこれから僕のことを『お姉ちゃん』と呼ぶよおおおにいいいいいいいい」

 

「うんわかった!おねえちゃんっ!」

 

これで大丈夫だろう。もう本当に気に入ったようだし。最初は若干「気に食わない」という気持ちが垂れ流しだったけど…幼子の無垢な笑みにはマトモな理性のある者は大抵勝てないのだ。

 

「おい、マリー…あのリドが持っている剣ってまさか…」

 

「あら、目敏いわね、流石ヴェルフ。あれは私が作った武器よ、プレゼントしたの」

 

「おう!マリっちの作ってくれる武器はスゲーんだぜ!今までのより全然スパスパ斬れっし、自分の傷も治るし」

 

リドにあげた武器以外でも剣やら槍やら鎧やら提供している。身体の形状に合わせた特注のものまである。

 

「ふっふーんヴェルフ大事なこと忘れてるでしょう。この子達の身体は強化種と変わらないんだから、生え変わった牙やら爪やら、鱗や羽根も分け与えて貰えるのよ?

この子達にとっては使い道のないゴミ同然だし、私達からすれば貴重なドロップアイテムと同価値なの。」

 

「なにっ!?それはぁ…ずっけえぞ!」

 

「じゃあヴェルフも手伝いなさいな…」

 

「上手くいっているようで何よりだ…」

 

「弟子に任せっきりでいいところで訳知り顔でやって来るのどーかと思うなぁ?僕はー」

 

「そーだそーだ」

 

見計らったかのようなタイミングで現れたフェルズに異端児(ゼノス)達の批判が集まる。

 

「マリー様…フェルズ様は…」

 

師匠(せんせい)はかつては『賢者』と呼ばれていたこともある”元人間”よ。」

 

フェルズが白骨の素顔を晒す。それから事情も説明していく。

 

「通りでマリー様が神様以外で弟子入りなんてする訳です…」

 

「いや彼女の才能と能力にはいつもこちらが驚かされているのだがな、荒事じゃ完全に負けているし…」

 

ちなみにフェルズ傑作のゴーレムの評価は散々だった。

「素材の強さで第二級以下には通用するけど、第一級とりわけパワータイプには唯のデカい的にしかならない」と。

鍛治師からの視点の高い評価を期待したのにまさかの酷評である。「ガレスさんやティオナあたりなら一撃で屠られます」とも。

「今の運動性能のままなら全身オリハルコンにしないと第一級には通用しない」と。

既に一流の戦士と言える彼女からの視点は助かった。やはり自分は荒事には向いていない学者タイプで、後方支援が関の山ということを自覚させられる。

 

「はいちゅうもーく!お前らああああああああああ英雄になりたいかあああああああああああああああああ!」

 

「なりたいぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

 

「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」

 

唐突に叫びだすマリー。ベルとアステリオスは肩を組んで拳を上げて叫んでいる。

 

「私は今ここに!【ヘスティア・ファミリア】を中心とした【黒竜討伐同盟】の設立を宣言する!最初の同盟加入に勧誘するのはお前ら異端児(ゼノス)だああああああああああリド!これを受けるか否か!?」

 

「へっ既に意志は統一されてるぜ…勿論だあああああああああああああああああああああああああそうだろお前らあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」

 

「「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」」」」

 

「やっぱり扇動者です…」

 

リリが恨めしそうに呟いた。




勢い重視。

ベル君のアルフィアの呼び方

  • おばさん
  • お義母さん
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