ベルの姉が「才禍の怪物」なのは間違っていない   作:イルイル

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【猛牛祭】→【闘牛祭】に変更しました。バロールって推定レベルいくつくらいなんだろ。他所のSS鵜呑みにして8くらいかと思っていましたが、
恐らく7の頃のオッタルが半殺しに出来てかつ、再戦も未だにしてない程度の相手ってことは同格の7くらいかな?
倒せばランクアップ確実の8クラスならもっと頑張ってまた殺しに行っていると思うし…
というか8までいったらロキ・ファミリアもアステリオス君も流石に厳しいだろうし…


第22話 躾

【闘牛祭】が終わって───多くの神々は満足しながら帰路についた。

そもそも第一級クラス同士の激突などなかなか拝めない。身内同士で馬鹿げた殺し合いを日常的に繰り返しているフレイヤは別なのだろうが…

 

本来はロキですら自分の自慢の眷属たちの力を直接拝める機会は少ないのだ。訓練場程度では幹部クラスには狭いし…他の神々なら言わずもがな第一級の本気を拝める機会などほぼ皆無である。

ダンジョンに潜れない神々ではどうしようもないことではあるのだが…現在の都市最強達は、【偉業】を成し遂げ話題に挙がることはあっても、頂点に君臨するだけで喧嘩を売ってくる相手も皆無で、その実力を直接拝める機会がほぼない。

戦争遊戯(ウォーゲーム)なんてものも最近に【ヘスティア】が久々に行ったくらいで…有り体に言えば退屈だったのだ。

その点「彼女」は娯楽というものを神々に近いレベルで理解している節がある。あの場に招かれた者たちを「特別」とする神々の自尊心の擽り方も心得ている。

「今はまだ民衆には刺激が強いから神々と冒険者限定です」とも言っていたが…「神の鏡」を擬似的に再現していたのも驚いたし、魔法も同じ詠唱から5つ以上使っていた。

【神秘】持ちなのは確定だし、【アポロン】の時より遥かに磨かれていた実力も拝めた。そして恐らく【(サウザンド)】と同系統の魔法───それも人間(ヒューマン)が。

模倣の条件次第では【(サウザンド)】も上回るだろう。移動砲台としては既に【九魔姫(ナインヘル)】を上回っているかもしれない。エルフが騒ぎそうだからこれは大きな声では言えないが。

ミノタウロスがあんなに賢く強いのにも驚いたし、あのタケミカヅチが褒めるだけの”武”も見せた。何より姉弟による合体技とか浪漫の塊だろう。

「次はもう2対1じゃ不公平になるから」と次回に行う正式な第1回目は2対2を検討しているらしい。あの面子での戦いに参加出来る者なんて、明かされている者達の中じゃ【静寂】くらいしかいない。

それとも彼女個人とは仲の良い【ロキ】の誰かから?それともあの猛牛(アステリオス)と同レベルの隠し玉が他にいるのだろうか?

現時点では明らかに格上のあの猛牛(アステリオス)を従えた手段も気になる、最近よく見るあの2匹と同じ方法なのだろうか?

誰が出てくるにせよ、非常に楽しみである。大々的に見世物にすれば、絶対に儲かると商業系ファミリアの神々は目の色を変えていた。

 

 人造迷宮(クノッソス)の複数の入り口を特定、近々2度目の侵攻を企てていたロキ・ファミリアにいきなり「彼女」がやって来た。一応アポは取ってある。

 

「みなさーん私レベル6にランクアップしましたー!約束の魔法(モノ)頂きに来ましたよー!」

 

対地下勢力への協力の見返りとして彼女が求めたモノがソレだった。応接室に招かれそのまま予め纏められていたリストを眺めていく。既に2軍以下のメンバーのものはコピー済みなので、もう幹部のものだけだ。

基本彼女への応対は個人的な付き合いの多いレフィーヤとティオナ、アイズに、気に入っているロキとフィンとリヴェリアがしているが、今日は幹部全員が揃っている。ティオネからは微妙に当たりが強いが、その理由もこのへんにある。

いつかに行われた「宝石樹ツアー」は続いている。財政難なんてつまらない理由で潰れられては困るので、マリーの方から気遣って提案したのだ。今では双方のファミリア共に宝石を溜め込みすぎて値崩れしないように、

互いに示し合わせながら少しずつ放出していっている。ロキは美味い酒が飲み易くなったのでウハウハである。彼女の人気はこんなところにも理由がある。純粋に命の恩人になったパターンも多い。

当時は「レベル6にいくらなんでもそんなすぐになれるわけないだろw」と殆どが思っていたのに冒険者デビューから半年足らずでなってしまった…のである。

 

「あのぅ…このリスト1人足りなく有りませんか…?」

 

(なにっ)

 

(まさかっ…)

 

「「「「??」」」」

 

「ベートさん…魔法持っていますよね?滅多に使わないけど魔法自体は持っているっていうティオネさんくらいの魔力は感じますよ…?それでティオナやガレスさんよりは魔力感じられます。私相手に隠せると思わないことです…」

 

レフィーヤが信じられないような顔をしながら(感知出来ますか?)とリヴェリアを見る。リヴェリアは何かを諦めたような顔をして首を横にぶんぶん振る。古参以外の面子はベートの魔法の存在そのものを知らないので、

不思議そうな顔をしている。

 

「あぁん?『ウチのファミリアの魔法を全部教えてもらう』だったか?ハッんなのフィン達だけで勝手にした口約束じゃねえかッ!お前がいなきゃくたばっていた雑魚共の恩なんざ俺には関係ねえな!」

 

「それはフィンさんを頭と仰いでる【ロキ・ファミリア】に所属している時点で通用しないでしょう…どうしても嫌だというのなら直接ブチのめして無理矢理教えてもらっても構わないんですよ?」

 

「上等だ…やれるもんならやってみやがれ!」

 

「話は、決まりましたね、それじゃあダンジョンの適当な階層で戦りましょうか。フィンさんとリヴェリアさんとティオネさんの魔法を教えてもらったらその足でそのまま行きましょうか。」

 

口を挟む間もなくあっという間に話が進んでしまう。

 

「あ、ロキ様、”この前のやつ”やってもいいですか?不味いようなら『送り先』は黄昏の館のものだけにしておきますが」

 

「ああ、ええよ、ベートの奴にも良い薬になるやろ」

 

「…本当に宜しいので?私が勝ってしまったらロキ・ファミリアの名誉とか、その色々…」

 

「今でもアレ持ってんの【ヘスティア】除くと【タケミカヅチ】と【ミアハ】と【ヘルメス】くらいやったやろたしか、まあ最後はちょっと不安やけど」

 

「ああ、アレが情報悪用するようなら処しますので心配ないですよ。それに【ヘスティア・ファミリア】(ウチの子たち)にも見せたいので…」

 

「今のキミに負けて恥になるこたないやろ、例え、キミがオッタルをタイマンでブチのめしてもあんま驚かへんで?まあウチの子らは簡単に負けへんがな!」

 

遠征でもないのに幹部全員が出払うわけにはいかないとガレスだけが残り他の幹部全員+レフィーヤが続々と黄昏の館を後にする。

そして潜る過程でフィンの【ヘル・フィネガス】とティオネの【リスト・イオルム】もリヴェリアの魔法も全てコピーし、中層のちょうど良さそうなあるルームで止まった。

 

「さて、いつかどこかで貴方はブチのめそうと思っていたからこれは丁度良い機会になりましたね私が今以上のレベルになったら弱い者虐めになってしまうし、良いタイミングでした。同じレベルなら言い訳も出来ないですからね。」

 

「あァン?お前に恨まれる筋合いなんて───「トマト野郎」!?」

 

「『あの時』はどこの誰とも知らぬ駆け出しをバカにしたつもりだったのでしょうが、今の貴方にはどこの誰のことだったか理解っていますよね?」

 

「私は直接聞いていたわけではないですが、後で店員の方々からたっぷりと聞き取りました。」

 

「あの時」のことをよく知っているリヴェリアとアイズは顔色を変えた。フィンもその聡明な頭脳から「トマト野郎」のキーワードを掘り当て、瞬時にどういったことか理解し、内心焦る。

と言うかアルフィアにチクられていたりしたらベートは既に殺されていてもおかしくなかった。今のこの状況すら温情と思うしかない。

 

「別にあの子のこと自体はもういいんです。当時は流石に傷ついていましたが、奮起する切っ掛けにはなったみたいでしたし…誰かを恨むような感情も殆ど持ち合わせていませんからね。

だからこれは敵討ちでもなんでもない唯の私の自己満足で八つ当たりです。身内を侮辱されたら誰だってキレます。」

 

「待て…本人が直接聞いていたのか…?」

 

「ああ、そこ知らなかったんですね、まあ知っていて故意に言ってたなら、本当に殺しにかかってたかもしれませんけど」

 

「まあ今更あの子に謝れとは言いませんよ、もうあの子もレベル5だし、『貴方の目が曇っていた』ということは間違いないですから。」

 

レフィーヤが顔色を変える。そう言えば対抗心燃やしてたっけ。

 

「偶々あの子の場合が上手くいったってだけで、『自分のやり方が正しい』なんて思わないでくださいね?況してや他所の派閥の眷属相手じゃ普通に恨み買ってトラブルの原因になりますから」

 

「あと、最後にアイズに普通にフラれていたのも最高にダサいというか良いオチつきましたよねえクスクス」

 

「上等だ…ぶっ殺す!」

 

まさかあの時のことを蒸し返されるとは…とフィンとリヴェリアは頭を抱えていた。

 

「マリーッ…その…」

 

ここまで全く口を挟まなかったアイズから声が掛かる。

 

「ベートさんのこと、殺さないであげてね…?」

 

「ぷっアハハハハハハハそこは『べートさん、負けないで』とかじゃないの?」

 

「だってもう…マリーに同じレベルで単独で勝てる冒険者なんて存在しないでしょ?」

 

 ごく自然な風にアイズが言う。既に自分でもタイマンじゃ勝てないことを認めているということだ。まあこの評はフィン達三幹部にも共通している。

とはいえ天然(アイズ)はその失礼さに気付いていない。この場には他にもレベル6が沢山いるのに…

リヴェリアは知識としてベルのアビリティの限界突破(4ケタ)も知っている。まず、間違いなくマリーもそれを積み重ねているだろうとも…

ちなみにランクアップ後のズレは既にない。武神の教えがある、彼女はそのあたりの修正が他の冒険者達より圧倒的に早い。

庭先で素振りやアルフィアと組手しているだけで解消出来るのである。

 

 マリーはこの前の時と同じように配信用の水晶を設置した。この前とは違う正真正銘第一級同士の戦いだ。「送り先」も自由に選べる。

眼晶(オクルス)の改良の過程で出来た副産物なのだ、これは。壁等に投射するプロジェクター方式にしたのは映像に気を取らせ本家(オリジナル)の本来の用途である、通信という用途から目を反らさせるため。

単純に解像度が上がるという利点もあるにはあるのだが。通信用の魔道具は非常に便利でこの世界では画期的なのだが、常に一対で2個セットであることを常々不便に思っていたのだ。

1人が1個持つだけで他の複数存在する水晶と繋げられたら、優れた通信網を組めるのに、と思い、改良に着手しだしたのだ。「送り先」を指定出来るのはその研究成果だ。

フィンが審判を買って出て、2人の間に立つ。彼我の距離は30m程度。速度特化型(スピードファイター)なら一瞬で詰められる距離だ。

マリーは泰然と佇んでいる。今までは積極的に攻めることが多かった、彼女にしては珍しい雰囲気だ。

どちらかというと身体を動かすことが億劫だった病弱だった時のアルフィアに近い。

 

「それでは始めっ!」

 

合図と同時にベートが地を蹴り、超低空をかっ飛び一気に距離を詰めハイキックをかまそうとする。それを正面から、身体の軸は微動だにしないまま、足だけを同じように蹴り上げ正面から足同士が衝突する。

ズギャァンッと凄まじい音が立ち、ベートだけが引き離され距離を取る。ベートは少し足を痛め、いきなり機動力に少し翳りが見られだしたが、マリーの方は平然としている。

ステイタスか技量で大きく差を付けられているということだ。或いは両方。お互い徒手空拳のままだ。ベートは再び距離を詰め拳打を連発している。それも全て捌かれているが、

少し力の篭った右ストレートを放った腕を掴まれ投げ飛ばされる。天井スレスレの所まで吹っ飛んでいくがギリギリ当たらずそのまま着地する。

再びベートが距離を詰めるが、先程までと同様の焼き直しの展開になる。

 

その頃のタケミカヅチ・ファミリアでは…桜花がバタバタ駆けながらタケミカヅチを呼びにくる。

 

「タケミカヅチ様、タケミカヅチ様ッ!マリーの奴がまたアレやってる!あの『はいしん』ってやつ!」

 

「ほう…今回も戦いか?「ああ!」数は?相手は?」

 

「タイマンで相手はあの【ロキ・ファミリア】の【凶狼(ヴァナルガンド)】だ!」

 

「あ、タケミカヅチ様っ…マリーちゃんがまた『この前のやつ』やり出してっ…」

 

「【凶狼(ヴァナルガンド)】か…あまり良い噂は聞かないがかなりの強者であることには違いあるまい。そういえばいつぞやの時に『そのうちぶちのめしたい』とかぼやいていたな…」

 

「それよりお前達、この前のとはまた違った純粋な人対人の人類最高峰の戦いだ。よく見ておけよ。」

 

映像の中ではベート・ローガが投げられ続けている。だがどこか違和感がある。

 

「タケミカヅチ様これ、もしかして…」

 

「ああ、間違いなく()()()()()()()()…そもそもあの子があの音の魔法を解禁すればすぐに決着が着くだろう。【凶狼(ヴァナルガンド)】もステイタス頼りのそこらの有象無象とは違う、

高い技量も併せ持ち、第一級としてのスペックに振り回されずに使いこなしている本物の強者だ。だが、そもそも魔法を使わない前提でも、投げる際に追い討ちをしていればとっくに勝てている戦いだ。

まああの子は半ば鍛錬のつもりなのだろうが…アルフィアやベルばかりだと経験が偏るし、今のあの子くらいになると基本性能(スペック)が同格の相手との対戦経験は貴重だからな。

強いて言えばベルは【凶狼(ヴァナルガンド)】にタイプが近いだろうが…俺たち相手ではどうしても同格相手の鍛錬とはならんからな。普段からあの子が手を抜いた上での鍛錬だしな。」

 

春姫が階位昇華(レベルブースト)したベルが、マリーとタイマンで戦うなど色々と形式を変えて工夫しているのだが、ベルが勝てた試しはない。

一応【ファイアボルト】の性質上躱すのは難しいしマリーも完全な無傷とはいかないのだが、威力や弾速はともかく連射速度で完全に負けている。ので「魔法アリ」なら絶対に撃ち負ける。

 

「見ろ…もう完全に相手の速度に適応して…最早作業だな。半分が鍛錬目的ならもう半分は『心を折るため』か…」

 

「ベートさぁんもう埒が明かないから魔法の詠唱の時間くらいは待ってあげますからとっとと使ってくださいよーう」

 

屈辱だが使えばこの状況を打開出来るのなら、そうしている。だが、仮にベートの持つ唯一の魔法【ハティ】を使わせてもらっても目の前の女には勝てないだろう。

 

魔力吸収(マジックドレイン)」はそもそもこいつはここまで魔法を使っていない。

 

損傷吸収(ダメージドレイン)」は手抜きで大したダメージをここまでに与えようともしていない。なら自傷でもするか?魔剣を吸収?そもそも互いに得物を抜いていない状況でこちらから抜けるわけがない。

 

「戦りにくそうですね…まあ武神の一番弟子である私を素手で制そうとしている時点で自惚れもいいところなのですが」

 

「それにこの受けスタイルの私を崩すのは無理そうですねそれじゃあ試運転代わりにやり易いようにしていきます。」

 

「【【覇王】の名のもとに命ず。───【ヘル・フィネガス】!」

 

「先に解説しておきますと私には『どんな時にでも冷静になれ理性を保てる』というスキルがあります。フィンさんの魔法を知った時に思いましたがやはり私とは非常に相性が良いようですねえ?」

 

フィンは「え、なにそれ、ずるい」と思った。ティオネは愛しの団長の魔法を使われてまた少し嫌いになった。羨ましくもあったが。映像を視ていた【ロキ・ファミリア】の面子は「またチートじゃん」と揃って思った。

 

奇しくもマリーの両目は赤く染まり(ベル)と瓜二つになっていった。

 

「ああ…これイイですね…頭は幸い冷えたままですが、好戦的になりますね…ゾクゾクしてきます…」

 

マリーは恍惚とした表情をしながら震えていた。なんというかエロかった。竈火の館で鑑賞していたアルフィアは他の団員らの眼を潰しかけた。

そして───そこから先の展開は先程とは打って変わった。武術の教科書に載せたくなるような後の先を取る立ち回りから先の先を取るような苛烈な攻め、こちらの方が”冒険者らしい”だろう。

ベートを近距離で拳の弾幕で苛烈に攻め立てていく。ノーガードではなく、ベートの苦し紛れの反撃にもカウンターを合わせていく冷静さも保っている。

成り立てでも蓄積したアビリティにより既にレベル6上位のスペックを持つ彼女がこの魔法を使った場合肉体性能(フィジカル)だけならレベル7にも届く。

ベートがあっという間に血だらけの満身創痍にされていく。身体中血だらけで打撲だらけで立っているのが不思議なくらいである。

 

「まだ、諦めないんですか…?その根性だけは評価してあげます。」

 

【ヘル・フィネガス】は早めに解いた。序盤の時点で機動力を大きく損なった後に、延々とスタミナを削られていったので、大勢はとっくに決まっている。

 

「うるっせぇ…お前みたいな奴を認めちまったら雑魚共が『自分にも出来る』って勘違いしちまう…そんな奴らがバタバタ死んでいくのなんてごめんなんだよォ…」

 

「それが貴方の本音ですか。見解の相違ですね。私は、寧ろ私を見て心折られず奮い立てる者にこそ期待していますので。

貴方の価値観の全ては否定しませんが、押し付けられる側は迷惑なんでもうやめてくださいね?」

 

「それじゃあ今回はここまでですね。再戦(リベンジ)はこちらが暇な時ならいつでも受け付けますよ。ではまた機会があったら()りましょう。フィンさんとティオネさんの魔法が予想以上にアタリだったんで魔法の方は無理にとは言わないですよ。」

 

その言葉を最後に【サタナス・ヴェーリオン】でベートの意識を奪う。

 

「【ヘラ・ファミリア】の女傑達に似てきたな…」

 

ぼそりとリヴェリアが言う。

 

「ああ、日常的にオッタルとかをぶちのめしては『良い男になって出直しなさい』とか言い放っていたりしていたんでしたっけ。私は直接知っているのおばさまだけですからね、あんなのと似たようなのが複数いたとか悪夢でしかないですよねえ」

 

レフィーヤや水晶で聞いている面子は「あの【猛者(おうじゃ)】が普通に倒されていたとか凄い時代だなあ」と、感心しながら聞いていた。尚この会話は水晶を通してアルフィアも聞いているので、当然、帰宅後にマリーは折檻されるのだが…

 

 




ベート君の最初の超低空移動は、バキで偶に見るやつ。

ベル君のアルフィアの呼び方

  • おばさん
  • お義母さん
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