「初日から合わせるとトータル300オーバー…偉い伸びたんなー」
「剣術の引き出しも増えましたし、実際は数字以上の成長をしていますよ」
「明日で最後になるがアイズたんのことよろしく頼むでーアルフィアもマリーたんも」
───そうして特訓最終日となる翌日…
「ベルと春とフェルズを呼んでおけ」とおばさまに言われていたので3人とも呼んである。
私達は闘技場の真ん中で対峙している。
私とベルとアイズと春姫が並んでおばさまと向き合っている。
「さて、アイズ…覚えているか?お前の特訓に付き合う上での私の方の対価を」
「えっと『アルフィアさんの【ランクアップ】に付き合う』でしたっけ…」
そうだった。
ちなみに私の方の【対価】とは別だ。まあメインで鍛えているのがおばさまの方でも、この場も私が用意したようなものだし全面的にバックアップしているのだから別々でも不公平ではないだろう。
「『それ』を今からやる。てっきりお前らの知らない深さの階層主でも倒しにいくと思っていたか?いいや、
「しかし、良い時代になったものだ。本来大切な家族や有望なお前らと本気で殺し合いなんて出来ないのだがな。私達の時代では考えられないほど
いや、
「おばさま…まさか…」
「ふん、今更70階層くんだりまで潜るなんていう面倒なこと私がするわけないだろう…かといってロキ・フレイヤの遠征にくっついていくようなマネもごめんだ。なら地上で『工夫』するのが一番だろう?
幸いここには致命傷、或いはそれ以上でも治せる
「【ココノエ】───【愛しき
かつての破滅。我が名は
【――大きくなれ。其の力にその器。数多の財に数多の願い。鐘の
「【ウチデノコヅチ】!」
「舞い踊れ】!」
【ココノエ】…私が与えた
しかしここで使うのは3人だけなので問題ない。おばさまが「
「これって…メレンの時のっ…」
黄金の粒子を纏ったことでアイズも気が付いたようだ。春姫はそそくさと観客席に退避する。
「ええ、そうよ、アイズ…つまりレベル7になった私達2人と、レベル6になったベルの3人を纏めて『自分の餌』にするって言ってるのよ、このトンチキはっ…」
まさかこんなに早くこの面子で戦ることになるとは…と言うか「私とベルが同じ戦場にいると強くなる」っていうスキルあったよなこのおばさま…この状態でも適用されるのかねこれ…
この状態で私達が勝ってもランクアップしそうにないし…いやこの面子でこの人と戦うということ自体がかなり「特別な経験」のような気がする。ワンチャン7間近の私にはあるかも…どちらにせよ全力出さないと意味ないか。
アイズは最初は驚いていたが今は不機嫌そうにおばさまを睨んでいる。ベルもあわあわしていたが受け入れたようだ。
「アイズ、”ソレ”の効果時間は10分程度だからとっとと決めるわよ、ベルも、ねっ」
そうして私達は3人で躍りかかるのであった。
やるとしたらずっと後でやろうと思っていた展開
ベル君のアルフィアの呼び方
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おばさん
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お義母さん