リアルウォーク・ダイアリー   作:可視彩淘汰

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◆8月1日

8月1日

 

一応この世界に来てから日数をカウントしているので、今日で八月に入るはずだ。暑さ・寒さを感じないので季節感は無いが、こういうのは気を確かに持つための気分だ。季節で心の節目を作るとは、昔の人は凄いことを考えた物だと思う。

 

そして、ルーレットが始まった。イベント始まって以来の良心・マチルダは、いつの間にか旅立ったようだ。

 

「その姿…お前たちは旅人か?」

 

厳つい青年が現れた。

えーと、誰だっけ。しばらく沈黙していたら、男が続けて話し始めた。

 

「俺はハディート。用がないなら、さっさと立ち去るがいい」

 

…いたな、こんなツンデレ跡取り。父ザラシュトロの(名前の)インパクトが強すぎて、本人の名前を忘れていた。

7の助っ人キャラは8割方ハズレだと思っているので、彼も残念ながらハズレである。本人もこう言ってることだし、さっさと立ち去るとしよう。

 

ちなみに、自分の中での最強ハズレは、みんな大好きチャゴス王子(DQ8)、次点はニード(DQ9)である。どうか大事なシーンでだけは出ないで欲しい。

 

そして本日も、終わりの見えない資材集めに精を出す。せめて、次の目標が欲しいな…。

 

 

8月2日

 

小さな目標、というか、動きがあった。

複数の素材をそこそこの量集めたとき、それに気付いた。

 

アイテム欄で素材を確認すると、合成というメニューが選択できたのだ!

ワクワクしながら選択してみると、目が眩むような眩い光の中から謎のハニワが生成された。

 

ほう。

 

 

ちなみにハディートは立ち去れと言っておきながら、距離を置いてついてくる。

振り返るとそっぽを向くし、追いかけると逃げるから少し楽しい。

ホフマンの系譜を感じる。

 

 

8月3日

 

ひとまずの目標ができたので、黙々と行脚する。ハディートが役立たずでもバトルは特に苦戦しないので、作業である。

 

終わりは依然見えないが、アイテム合成系のイベントはある種の中毒性がある。明日まで黙々集めたら、一気に合成してみよう。

 

フィールドでは、ハディートを追い回し続けるのがルーティーンとなりつつある。モンスターの群に突っ込ませると一撃入れてくれるし、何より嫌がらせとして秀逸なのでやめられない。

戦力的にハズレキャラでも、活きる道があるということかもしれない。少しでも楽しんでいこう。

 

 

8月4日

 

二日間コツコツ貯めた素材を、一挙に合成してみようと思う。ワクワク。

目が眩むような閃光から現れたのは…

 

プロペラを手に入れた

くみ紐を手に入れた

空き瓶を手に入れた

うまのふんを手に入れた

デスタムーアのツノを手に入れた

鬼瓦を手に入れた

 

なんだろう。これは錬金術か何かだろうか。

そして、ここからどう使うかが分からない。これらが神殿の建設に使えるのかと聞かれたがほぼノーだろうが、逆にこんなアットランダムな建材から生まれる神殿は興味が尽きない。

 

ひとまずは、無心に素材集めと合成をして、傾向と対策を練ろうと思う。

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