原作よりちょっと強い橙の小話集   作:望月エト

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 ⚠前話に続いて、オリキャラ注意です!⚠

 今回は2話あり、2話目の+‪α‬は大ヤスデの人化のオマケ話を書きました。
 今話は特に自己満な話なので、暇つぶし程度に気軽に読んでくれると嬉しいです。

(2023/09/20)①のラスト周辺を変えました。


「橙と茜」+‪α‬

➀橙と茜

 

 八雲家。

 関係者以外は誰も知らず、招かれなければ行くことができない賢者の屋敷。

 そんな秘密基地のような家の広大な面積を誇る庭の一角にて。

 とぐろを巻いた大ヤスデの上で寝転がる橙が日向ぼっこをしていた。

 この大ヤスデは一週間前に自身の式候補として迎え入れた幼くも巨大な妖蟲である。

 修行の後なのだろう。

 練習着である道着姿のままの橙は衣装と共にボロボロである。

 そんな状態で大ヤスデの渦巻きの上で横になり、修行で減った体力を回復させつつ休憩のついでに一冊の本を読みながら式候補と二体仲良く休んでいた。

 

「橙さま。なに、よんでるの?」

「んー? これはね、封印術の本。紫様が記した凄い本なんだよ!」

「ふーいんじゅつ? ……茜には、むずかしそう」

 

 大ヤスデ改め『茜』は橙が読んでいる書物が自分では理解できないことを察し、気分の落ち込みを表すかのようにとぐろから突き出ていた触覚が下がった。

 茜という名は橙が藍と紫に主(仮)として名付けるようにと命じられ付けたもの。

 更に茜には藍の助力を得て作成した簡易の式が付けられている。

 当初の橙の安易な考えでは簡易ながらも一流の式を藍に付けてもらうつもりだった。

 しかし、ここでも主たちから茜を式に取るつもりなら不細工でも自ら式を考えて作り、己の手で付けてあげなさいと言われてしまったのだ。

 そのため茜に付けた式は橙の実力と経験不足によって拙い出来前ではあるが、これによって茜は僅かではあるが知能の向上に加えて会話を行えるようになったのである。

 

「確かに茜にはまだ難しいかも……まぁ、これは紫様が真面目に考えた術式だから、私も半分くらいしか分からないんだけどね! 式が付いてなかったらもっと分からなかったかも! あはは~♪」

 

 橙は笑みを漏らしながら本を閉じると、もぞもぞと寝そべったまま茜の頭部があるとぐろの中央まで移動して慰めるように彼女の大きく固い頭を撫でる。

 

「よしよし。ごめんねぇ……まだ私は修行中だから高性能の式は打てないんだ。でもいつかは紫様や藍様が作る式に負けない凄い式を打って茜を幻想郷屈指の天才にしてあげるからね!」

 

 明るい声でそんな決意を茜に伝え、引き続き茜の頭を撫でながら「もっと勉強を頑張らなきゃだな~!」と意気込みを見せる。

 

「ふーいんも、べんきょうしてるの?」

 

 頭を撫でられて心地良さげに触覚を動かす茜はふと思った疑問を橙に問う。

 

「あぁ、これは勉強と言うか……うーん、見せた方が早いかな。ちょっと待ってね」

 

 茜の問いに対し、橙は上半身を起き上がらせて道着の裾を捲ってお腹を見せる。

 小さなお臍が愛らしく、更に鍛えているため適度に引き締まっている綺麗な腹部。

 そこには強大な妖力を感じる門のような何かを模った禍々しい紋様が四つ、一回り大きな門を小さな門が囲う並びで門同士を繋ぐ線状の呪紋と共に刻まれていた。

 

「見える?」

「なに、それ? なんか、こわい……」

「これはこの本に記されている封印術……の印。つまり、私にはこの本に記さている封印術が施されているんだよ」

 

 橙は茜が理解できるよう簡単に説明しつつ、自身の腹部に浮かぶ紋様へ視線を落として人差し指でそれをなぞるように撫でる。

 

「生まれつき妖力が強い上になんか性質? が“濃い”らしくてさ、妖怪としては良い素質らしいんだけど未熟な肉体だと耐え切れずに壊れちゃうから封印して抑えてるんだって。私が凄く小さい頃に藍様がやったみたい」

 

 撫でながら身の上について話す橙。

 式候補である茜には自身のことをある程度は伝えておくつもりのようで、そのままの流れで茜が来るまでの八雲家での日々や大変だった修行のことなどを話し始める。

 

「紫様が~……」

「へー」

 

「あの時の藍様が凄くて~……」

「藍さま、かっこいい!」

 

「その日の修行はもう修行じゃなくて苦行だった……」

「修行、こわい……」

 

 温かい日差しに加えて茜という妹分ができて嬉しくなって気分が上昇している橙は身振り手振り、表情豊かに過去の思い出を茜に伝える。

 

「私もまだまだ未熟だけどさ、自分の妖力を自力で全部使いこなせるまで強くなって八雲の姓を貰うから、茜もしっかり今より強くなるんだよ~」

「うん! 茜、がんばるよ!」

 

————

——

 

「……」

「……」

「仲良いわねぇ」

「はい。そうですね」

 

 場所は少しだけ変わり、中庭を眺められる八雲家の縁側にて。

 紫と藍がそこへ並んで腰を下ろし、各々の愛用する湯呑みを両手で持って橙と茜の会話する様子を微笑ましそうに眺めていた。

 

「橙には命を奪う以外に解決する手段はないと思っていたのに、まさか大ヤスデ……茜を迎え入れるなんてね。ふふふ。あんな恨みの塊みたいな存在を懐柔させるなんて、面白いわぁ」

 

 一週間前、橙は紫と藍から人里に進行する大ヤスデもとい茜の討伐を命じられた。

 茜は自分を殺した人間への恨みに加え、同じ境遇の仲間たちの怨嗟が集中して生まれたばかりとは思えない程の妖力を有した怪物だった。

 そんな茜を折角の機会だということで橙の修行の相手にしたいという藍の進言を受け、紫はそれを「まぁ、いいか」と了承。

 恨みだけで動いている上に体が大きくて妖力量も多く、攻撃の手段もしっかりと有している。

 橙は巨大な相手との戦闘経験は数える程しかないし、強い妖蟲との戦いを経験しておくのもいいだろうと思い、ほんの少しだけ面倒そうな顔した橙をスキマから茜の頭上へ落とした。

 その後、スキマ越しにどのようにして茜を討伐してみせるのかと藍と一緒に見守っていたが、紫の予想とは異なり、気性の荒い茜を落ち着かせた上に己の式候補にすると言い出したのだ。

 あの結果には紫と藍は素で驚き、予想外の動きを見せた橙の評価が彼女たちの中で一段階上がったのだった。

 

「橙は私の蟲毒を生き抜いた子ですからね。あの子の魂は蟲毒で負かして食らった百を優に超える獣たちの恨みや妬みなどの負の感情を浴び、そして吸収することで“魔”に近づいた……」

「それによって橙の魂には常に数多の獣たちの負の感情が巻き付くように共存し、その影響で妖力の量や質に変化が出た、と。影響が妖力だけで見た目や性格には出なかったのは、やっぱり橙の“異能”のせいよね」

「はい、そうだと思います。橙の“異能”……あの子は妖怪に成る前から負の感情だけの“受け皿”のような力を魂に秘めていました。それが蟲毒中に生まれた負の感情を浴びて開花し、猫という弱い生物でありながら狂気に染まらずに知恵を以って勝ち抜いた」

「名付けるなら能力内容のまま、“負の感情を際限なく無制限に受け取れる程度の能力”かしら? 長ったらしいわね」

「ふふ、そうですね。でも稀有な能力です。そして、その能力のお陰で茜は救われた。彼女の中に巣食っていた人間への恨みや妬みなどの負の感情は橙が勝手に奪い取ってしまったのでしょう。それによって茜は落ち着くことができ、自我を取り戻すことができた……と私は考えております」

 

 藍の推察に紫はそうねと頷き、話しているうちにすっかり冷めたお茶を啜る。

 

(ねぇ、橙。貴女は以前の自分のことはただの猫だと思っているみたいだけど、実際はとんでもない逸材なのよ? 貴女の“異能”は負の感情ならば何でも受け入れてしまう。それはつまり、負の感情が元である狂気や呪い、妖怪には毒の怨霊の怨念なんかにも耐えれるということ。ここまで負の感情に耐性がある力は、私の妖怪としての永い半生では一度も見たことがない……)

 

 紫は湯呑みの縁から唇を離し、大ヤスデと戯れる橙を遠目に妖艶な笑みを浮かべる。

 

(藍の実験の手伝いで特に考えずに数合わせで蟲毒に入れたただの黒猫がこんな素敵な素質を有しているだなんて……うふふ。何度思い返しても本当に私たちは運が良かったと思うわぁ♪)

 

 蟲毒の儀式をして橙を迎え入れてから四十数年。

 式として彼女は日々ぐんぐん成長していく。

 あと四百か五百年もすればきっと幻想郷ではその名を知らぬ者はいない、茜やその他の妖怪を配下に置く八雲の姓を名乗るに不和しい大妖怪へ至るのだろう。

 

「橙のこれからの成長が楽しみね♪」

「そうですね。ふふ。茜も加わったことですし、今後はより厳しく修行をつけましょう!」

(あらあら、藍のやる気に火を付けてしまったわ……まぁ、うん。橙、茜。頑張ってね♡)

 

 師匠としてやる気を漲らせる九尾の狐の姿を横目に、紫は湯呑みを傾けながら血反吐を吐くような目に合う橙たちに心の中でエールを送るのだった。

 

 

 

 

 

~↓オマケ↓~

 

 

 

 

➁人化の術

 

 日が高く昇った時刻に起きてゆっくりと朝食を食べた紫は藍が昨晩に用意した報告書を読んだ後、地下室の道場にて茜に稽古を付けていた。

 大ヤスデである茜は博麗神社の裏に生えるミズナラの樹並みの大きさ。

一見すると地下室には入れないと思うだろう。

 しかし、地下室は広大で天井もとても高く作られているのでスキマで入り口を作ってあげれば茜でも此処に入ることができるのである。

 

「大事なのはイメージよ。人型を想像して念じなさい」

「ん……む~ッ」

 

 稽古の内容は人化の術。

 大きなヤスデの図体は迫力があって妖怪としての魅力が出ているが、一般的な家で生活をする上では不便だ。

 現に茜は八雲家に迎え入れられてからここ数日は庭で過ごすことを余儀なくされている。

 それを哀れんだ博麗神社関係の諸々の用事を終えて時間に余裕がある紫は茜が人化の術を使えるように稽古を付けているのだ。

 

「あまり力む必要はないわ。とりあえず今はイメージだけに集中なさい。一回で全身を変化せるのは難しいだろうから、最初は一部だけの変化を行うのもアリよ」

「う、うんッ」

 

 冷静に指示を出す紫。

 人型の妖怪である彼女だが、太古の昔より存在しているため様々な妖術や秘術を修得している。

 そのため自分が使う必要のない人化の術も化け術などの知識やコツ、藍からの情報などを参考にして教えることが可能なのである。

 

「うーんッ、う~~んッ…………わッ!?」

 

 一対の触覚と無数に生える足を無意識かつ派手に動かしながら紫の指示通りに人型をイメージすること約三十分。

 動かしていた無数の虫らしい外骨格に覆われた足が疎らに人間の腕に変化し、思ったよりもあっさり変わった己の足に対して茜は驚きの声を上げてしまう。

 

「あら、思ったよりすんなり変化できたわね」

「こ、これッ! どうすればッ!?」

「落ち着きなさい。戻るように念じればすぐに戻るわよ」

「あ、そっか……ん~ッ……あ、戻った!」

 

 茜は紫に促されて元の足に戻るように念じると、変化して人の腕になっていた足がゆっくりと元のヤスデの足に戻る。

 

「お、お~……」

 

 恐る恐る元に戻った足を曲げたり伸ばしたりしてみるが、特に変化したことによって支障は見られない。

 

「一部だけでも変化ができたのなら全身もできるわよ。あ、そうだわ」

 

 紫は何かを思い出したかのようにポンッと手を叩くと、人差し指で虚空をなぞってスキマを開く。

 そして、そのままそこへ手を入れて繋げた先の空間から何かを取り出してそれを茜の前に掲げて見せる。

 

「じゃーん!」

「それ、なぁに?」

「うふふ。これはね、外の世界のファッション誌……いろいろな人の写真が載っている本よ。これを参考にして全身の変化をイメージしてみるといいわ」

 

 紫はそう言うと、掲げたままペラペラと数ページ捲って多種多様な服装の女性の写真を茜に見せた。

 ちなみに、人間への復讐心で妖怪に成った茜に人間の写真が多く載る本を見せるのは危ないように見えるが、橙と式の働きでそれは緩和しているので暴れる心配はないのである。

 

「ふむふむ。ひとのからだは、こうなのかー」

「どう? 役に立ったかしら。できそう?」

「うん!」

 

 ファッション誌を見たことでよりイメージが固められたようで、茜はやる気が漲った声で返事をして今度は全身の人化を目指してイメージを始める。

 

「やるぞー! む~ッ……」

 

 再び触覚と足を激しく動かしながらイメージすることに集中する茜。

 集中すること十数分。

 一部変化ができたことでコツを掴んだようで先程よりも短い時間で変化の兆しが表れる。

 

「ッ?」

「集中を途切らせない!」

「は、はいッ! ん~ッ!!」

 

 思っていたよりも早くできそうになり気が緩みかけた茜に紫の一喝が入り、なんとか良い流れが途切れずに済む。

 そして、更に五分ほど経過。

遂にその時が訪れる。

 

「……お? お?」

 

 茜の圧が一瞬だけ昂り、妖力の淡い光が彼女の大きな体を包み込む。

 そして発光が徐々に収まるのに合わせて光の中のシルエットも収縮していき、光が消え去るとその場には少女の姿となった茜が立っていた。

 胴体に一対ずつの手足、そして触覚が生えてはいるが頭部、人体が全て揃っている。

 顔は幼くも端正な顔立ちをしている。

 髪は茜染のようなくすんだ黄赤色で腰に触れる程の長さがある。

 背はかなり高く、背が高い藍よりも僅かに高い。

 更に特徴を上げると、着用している簡素な黒いワンピース越しに見える谷間は深く、胸も豊かなものを持っていることが見て取れる。

 あと目に留まることは足だ。靴の類は何も履いておらず、綺麗な裸足が剝き出しである。

 

「あらぁ……これはちょっと予想外だったわ。人化しても見上げたままなんてね。ウチで一番背が高いんじゃないかしら。もう首が疲れちゃったわ……」

 

 紫は見上げるのに疲れたのか、茜の視線の位置にスキマを作り出すと少し浮遊し上昇してその縁へ腰を下ろす。

 

「よい、しょ。これで話しやすいわね。さて、初めての完全な人化はどう? 違和感……変に感じるところとかあるかしら」

「うーん……あしが四つしかないけど、なんかだいじょーぶそう。おぉッ、これが“ゆび”かぁ! あはは! へんなかんじ~♪」

 

 本来の姿にはない手足の指を動かす茜の表情は喜び一色であり、とても楽しそうだ。

 思うがままに四肢を動かす茜に変化が解ける様子は見られず、どうやら初めての人化は完璧に行えたようである。

 

(茜は人間への恨みで妖怪化した存在。故に人間がどういう姿をしているのか本能は嫌と言う程に理解している。嫌いなもの程それに詳しくなってしまうのよねぇ)

「えへへ~♪」

(だから人化の術は簡単にできると思っていたけど、一発で綺麗に変化できたわね。背が高いのは元の大きさの影響かしら……まぁ、私の教え方が良かったのが成功の一番の理由よね♪)

 

 ワンピースの裾と共に豊満な胸を揺らしながらその場でクルクルと回っている茜を見つめながら、紫は取り出した扇子で口元を隠して心中で自画自賛して微笑む。

 

「紫さま! 橙さまたちに、茜のこのすがた、みせてきて、いいですかッ?」

 

 未だ興奮収まらぬ茜は足踏みをしながら紫に許可を求める。

 

「ふふ。そうね。あの二人にも見せてあげないといけないわね」

「うんうん!」

「でも藍も橙も外に出ているから、その姿のお披露目は二人が帰って来てからね」

「えーッ!?」

 

 茜はこの場にいない二人……特に橙に人化した己の姿を今すぐに見せに行きたかった。

 しかし、紫からそれができないことを伝えられ、彼女は小さく愛らしくなった口から驚愕の声を上げる。

 それは道場仕様の結界を超え、広大な地下室中に響き渡るのだった。

 

 

————

——

 

「ただいま帰りました~」

「——橙さま~!」

 茜の強烈なハグ!

「にゃッ!? だ、誰ぇッ!?」

「茜だよ! じんかのじゅつ、できるようになったよ!」

「ぷはっ……え、貴女、茜ッ!? あ、触覚! って、身長すごッ!? おっぱいデカッ!? 私ぜんぶ負けてるじゃんッ!?」

「これで、茜も、橙さまを、ぎゅってできる。えへへ♪」

「そ、それはよかった……ね……で、でも、ちょ~と……くるしぃ……かなぁ……」

 

 




 虹の色は紫、藍、橙、前鬼後鬼、青鬼赤鬼のイメージカラーで全色出ていますが、橙の式候補ということで大ヤスデの名前は橙の後の色である赤色関係にしました。
 橙と茜の関係のイメージはお燐とお空です。

 オリキャラなので今後は登場頻度を減らすつもりですが、橙に呼ばれて足代わりに使ったり、修行の相手にするなどそこそこ出てくるかもです。

 式の式が勝手な判断で迎え入れた茜ですが、紫は意外にも快く思っていて面倒を見ることも自ら言い出しました。
→無駄にプライドが高く頭が固い年増妖怪よりも、生まれたばかりで純粋無垢な幼い妖怪の方が下心や野心などを警戒する必要はなく、更に教育はしやすいし成長の振り幅も大きいから。(操るのも消すのも容易という点も……)

【茜】
 大ヤスデ
 藍の助力を得た橙によって簡易な式が付けられている(初めての式の付与)
⇒最低限の会話能力に加え、2桁の足し算引き算が可能となっている
⇒氷の妖精よりは賢いと思われる
 人化の術で変化した姿は、頭に生えた触覚が特徴の高身長美人(中身は幼児)
 パワータイプ

 ここまで読んでくれてありがとうございました!
 あと今日は別でもう一話(「マヨヒガの一日管理者」)投稿しているので時間に余裕があればそちらも読んでくれると嬉しいです。

―~―
(2023/09/19追記)
【橙】
〇能力〇
☆式付与時/“妖術を扱う程度の能力”
☆化け猫時/“人を驚かす程度の能力”
★異能(魂由来)/“負の感情を(際限なく無制限に)受け取れる程度の能力”
→長いので“(際限なく無制限に)”は省いても大丈夫です。
→他者が宿したり、その身に纏う負の感情を橙がスッと吸収し、その者の心を軽くするだけの能力。(妬み、狂気◇、怨念も対象)
→魂が有する力なので肉体を奪ってもコレの恩恵は受けれない。
→藍曰く、負の感情の受け皿。大きく底が深い器。
→能力というよりも体質みたいなもの。だから“異能”。
→負の感情を奪っても橙が即座に強化されることはなく、起こる変化と言えば時間をかけてゆっくりと元から高い負の感情への耐性を更に高める。
→一応、橙の中でろ過のような作用が働いて長い時間をかけて彼女の中からも消えていくこともある。(強い感情やそれを根源とする呪いはとてもしつこい)
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