原作よりちょっと強い橙の小話集   作:望月エト

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 タイトル通り、橙が一人で一日限定のマヨヒガの管理を行う小話。
 ほんの少し殺人描写があるので、そこだけ注意です


マヨヒガの一日管理者

 マヨヒガ。

 幻想郷の何処かにあるとされる一種の異界にして、意図してそこへは行くことができないとされる無人の古い屋敷。

 話によっては小さな村でもあると云われている。

 訪れた者はその家から什器や家畜など何か物品を持ち出してよいことになっており、持ち帰るとお金持ちになれるという伝説がある。

 

————

——

 

【一日限定で単独によるマヨヒガの管理を行う】

 

 これが本日の橙が藍から与えられた業務であり、未熟な式に用意された修行の一つ。

 藍は将来的にマヨヒガの管理を橙に任せるつもりのようで、今回はその第一歩としてお試し管理者をしてもらうとのこと。

 簡単に言えば『お仕事体験』である。

 

「忘れ物はないか?」

「大丈夫です!」

 

 早朝、朝食前に藍が開けたマヨヒガへ通じる“スキマ”をバックに、二人は忘れ物の有無などの最終確認を行っていた。

 

「それじゃあ、はい。これは今日の三食分と明日の朝の分のおかずね。薪は屋敷の裏手に置いてあるから自由に使いなさい」

「わかりました」

「よし、もう言うことも渡す物もない。頑張ってきなさい」

「はい。それじゃあ、いってきます!」

 

 橙は藍へ向けて元気良く挨拶を言うと、着替えや仕事道具を纏めた風呂敷と藍から渡された食料が入った手提げ袋を持ってスキマへ飛び込む。

 そして、不気味ながらも今ではすっかり見慣れた空間を抜け、橙は八雲家からさほど間を開けずにマヨヒガへ降り立った。

 

「すぅー……はぁ~~…………うん。やっぱり、ここは空気が美味しい気がする」

 

 橙はスキマから出た先で足を止め、深呼吸をしてマヨヒガの澄み切った空気を堪能する。

 八雲家を含む幻想郷内のよく行く場所も空気は澄んでいるが、人間や妖怪が常にいない此処は特に空気が綺麗なのだ。

 

「よし、頑張るぞ~!」

 

 元気良く意気込みを声に出した橙は荷物を下ろすべく屋敷の中へ入っていく。

 家の中は囲炉裏や竈に火が灯っていたり、茶の間を筆頭に各部屋がほんのりと温かく、少し前まで人が暮らしていたような空間だ。

 これがマヨヒガの仕様であり、紫が昔に何か弄ったようで八雲家の関係者として登録すれば異物扱いされずに此処で自由に過ごせるようになっているとのこと。

 

「あ、もうお米が炊けてる」

 

 橙は持参した荷物を座敷に置くと、炊けた米の香ばしい匂いに惹かれて台所へ訪れる。

 そのまま歩みを進めて竈に置かれた羽釜の釜土蓋を開けて中身を確認すると、そこにはたった今炊けたばかりの美味しそうな照り輝く白米が湯気を立てながら納められていた。

 

「ちょっと味見を……あふッ」

 

 探し出す前に気付いたら目の前に置かれていたしゃもじを手に取り、白米をかき混ぜた後に少量掬いそれを口に運ぶ。

 

「……んッ、美味しい!」

 

 猫舌なのでアッツアツの白米を飲み込むのに時間をかけたが、思わず声を大きくして言ってしまう程にマヨヒガが炊いた白米は程良い硬さで美味だった。

 

「お米を家の中に置いておけば屋敷が勝手に炊いてくれるんだから、マヨヒガは本当に凄いなぁ」

 

 マヨヒガの機能を褒めながら釜戸蓋を羽釜へ戻すと、橙は再び座敷まで移動して荷物の中から藍が用意してくれたおかずを取り出す。

 おかずと言ってもそれは野菜や魚などの食材であり、参考の文字と共にいくつかの料理の作り方が記されたメモも同梱されている。

 

「うーん……凝った料理は作るのが大変そう……梅干しあるし、朝はおにぎりと味噌汁にしよう。味噌汁を大きい鍋で作って昼と夜もそれとおかずに魚を焼けばいっか。よし、決定」

 

 橙は藍によって包丁の扱い方など最低限の料理の技術は教え込まれている。

 しかし、だからと言って難しい料理を美味しく作れる自信は橙にはない。

 藍の美味しい手料理の味を知っているので、未熟な自分が作るこれと言って不味くも美味しくもない料理を食べる気は湧かないのである

 それ故に藍のメモを無視して、手間のかかる料理よりも焼くだけの簡単な焼き魚で済ませる考えに至ったのだ。

 

「さ、朝ごはん作ってお仕事始めよっと」

 

 梅干しと沢庵、そして味噌汁に必要な食材を抱えて橙はまた台所に戻り、適当にせっせと作ると行儀の悪さに目を瞑って台所で立ったまま朝餉を食べるのだった。

 

————

——

 

 朝食から四時間ほど経った後。

 橙は持参したクリップボードに藍が用意したチェックシートを挟み込み、マヨヒガに流れ着いた付喪神の種類や個体数の確認を行っていた。

 場所はマヨヒガの敷地内に付喪神によって作られた彼らの小さな村。

 か弱くも独特な妖力で溢れるこの村は付喪神の楽園でもあるのだ。

 ふら~と宙に浮く盃や座布団から建ち並ぶ古びた家屋まで全て人間に忘れ去られた末にマヨヒガに惹かれて集った付喪神である。

 付喪神が集まるのはいいのだがそれが度を過ぎると少々厄介なことが起こる可能性があるため、マヨヒガの管理を行う八雲家は彼らの監視と記録を行っているのだった。

 

「桶ヨシ、布団と枕も、ヨシ」

「「「ニャー」」」

 

 記録を付ける橙の下に家と家の間から出てきたキジトラ柄、三毛、白毛の三匹の猫たちがトコトコとやって来ると、橙を囲んで腰を落とした。

 ここは付喪神がおおくいるが住んでいるのは彼らだけではなく、多くの猫たちもどこからともなくやって来て昔から居座っている。

 付喪神の妖力に当てられて猫又に成る個体も出てきたりして、マヨヒガは多種多様な猫たちの楽園とも言える場所になっているのだ。

 

「ニャーン」

「え、柄杓が三体増えたの? どこどこ?」

「ミャー」

「ニャンッ」

「そっちに一緒にいるんだね!」

 

 要件を伝え終えた猫たちが新たに増えた付喪神の場所を教えるために走り出し、橙も素早く記録を書き込むと彼らの後を追って駆け出した。

 そして、猫たちに案内された場所へ辿り着いた橙は別の場所からもやって来た猫たちに囲まれながら再び記録を開始するのだった。

 

「えーと、柄杓はどの紙だっけ……」

「「「「「「「「「「ニャ~」」」」」」」」」」

「あ、今日は煮干しないよ」

「「「ニャー!」」」

「「ミャン!」」

「「ウニャー!」」

「「「ニャーン!」」」

「にゃッ!? 嘘吐いてなんかな……あ、そういえばお昼ご飯に魚を焼いて食べたっけ。その匂いが付いちゃってたのか……」

「「「「「「「「「「ニャー!!」」」」」」」」」」

「あわわッ。分かった、分ったからッ。まだ残ってる魚をあげるから! だから今は邪魔しないで手伝ってよぉ~ッ!?」

 

 自分たちにも魚を分けろと抗議する猫たちの猛攻に対し、早く記録を終えたい橙は大人しくなるのならと自身の夕食用の魚を彼らに与えることを約束してしまう。

 橙は藍に連れられて幼い頃から何度もマヨヒガを訪れているため、ここに住まう猫たちとは仲が良く第二の家族のような関係である。

 橙は修行の一環として藍から【マヨヒガに住む猫たちを従えさせる】という指示を出されている。

 彼らの押しに負けている橙だがこれでも暇を見つけては上記の修行を完遂すべくアレコレ手を考えて頑張っているのだ。

 正直に言うと、橙は己の封印を解いて六尾分の妖力を開放し、それを用いて暴力で強引に従わせる手も考えた。

 しかし、すぐに「それは何か違う」と思いその案は速攻で捨てた。

 暴力だけで従わせるのは格好良くない。

 なら何を用いて従わせるのは格好良いのか。

 その問いに対して橙の中でふと思い浮かぶのは、主である藍とその主で幻想郷の賢者である紫だった。

 橙が尊敬する彼女たちにはまだ幼い橙にはないカリスマがある。

 力で強制的に従わせるのではなく、“この人に付いていこうと!”と思わせるカリスマで従わせるのが格好良い。

 幼く未熟ながら橙はそう決め、猫たちに藍のお手伝いで働く姿や妖術の修行風景などを見せてアピールしているのである。

——この子たちを従わせる頃には自分はきっと立派な式になっているのだろう。

 そう思いながら橙は一旦屋敷に戻って取ってきた魚を猫たちに差し出して付喪神の記録を手伝ってもらうのだった。

 

————

——

 

 猫たちとの付喪神チェックから六時間後。

 

「——誰か……誰かいませんかーッ!」

「ん?」

 

 縁側で橙が新入りの子猫の背を撫でながらゆっくりと赤く染まっていく空を眺めていると、村に通じる道の方から聞こえてきた誰かの呼び掛ける声が屋敷まで届く。

 

「誰か迷い込んで来たみたい」

「ミャァ?」

「すぐ戻るからね。ちょっと待ってて?」

 

 橙は立ち上がり抱えていた子猫を座っていた座布団の上にそっと置くと、一言残してから声が聞こえてきた方向に移動する。

 

「おーい! おー……あ、人! いた! き、君! ちょっといいかなー!」

 

 橙が縁側から屋敷の玄関前に着くと同時に声の主も橙を視認し、表情を明るくさせながら速度を上げて彼女の元まで駆け寄ってくる。

 声の主は癖のある黒髪に赤い眼鏡が特徴的な背の高い三十路と思われる男性であり、弱々しい顔つきと雰囲気だ。

 見知らぬ地に急に迷い込んで憔悴しているのか、橙の帽子から覗く猫耳や左右に揺れる二本の尻尾の存在に気付いていない。

 

「はぁ……はぁ……お嬢ちゃんはここの家の子かな? あの、申し訳ないんだけどここは一体……」

(人間……服装から見て外の世界の人だよね)

 

 橙は男の問い掛けを無視してまじまじと彼の服装を確認する。

 男は幻想郷の人里では普及していない化学繊維のワイシャツにズボンを着用し、眼鏡もかなり上質なものを身に着けている。

 

(一応聞いておこっと)

「あ、あれ……お嬢ちゃ——」

「ねぇ、お兄さんはどこに住んでいるの?」

 

 橙は念のための確認をすべく男の言葉を遮って自身の問いを投げ掛ける。

 

「え? あ、あぁ、俺は静岡県の掛川市に住んで……」

「あちゃー……お兄さん、ごめんね? えぃッ」

 

 男の答えを聞いた橙は同情するような、嘲るような声で彼に謝罪すると同時に横方向のデコピンで虚空を打つ。

 

「ぇ……あ、れぇぇ……ぇえ?」

 

 一陣の風と共にシュッという乾いた音が聞こえた、その瞬間。

 男の脳が視界のズレを認識すると同時に一瞬の浮遊を感じ、鈍い着地音を耳にした男の視界には目の前にいる少女の靴しか映していなかった。

 橙が行ったのは藍から教わった小技であり、爪に妖力を溜めてデコピンの動きに合わせて斬撃を放つ、何も珍しくない妖獣の基本技の小規模ver.である。

 マヨヒガにはたまに人間が迷い込む。

 男が人里の人間だったのなら橙は断頭することはなかった。

 何故なら幻想郷のルールの一つに人里とそこに住む人間の命は奪ってはいけないというものがるからだ。

 里の人間ならば妖術でサッと気を失わせ、藍にスキマを開いてもらって路地裏にでも放り捨てるだけで済ませる。

 しかし、この男は外の世界から迷い込んだ人間だった。

 八雲家が担う仕事の一つに妖怪への人間の肉の配給がある。

 基本的にそれは紫が外の世界でそこに住む人間を“神隠し”して用意するのだが、マヨヒガに迷い込む外の人間もまた配給用の人間として扱うと決められているのだ。

 日頃の行いが悪かったのだろうか。

 それともこうなる運命だったのか。

 一言で言ってしまえば、この男はツイていなかった。ただそれだなのである。

 

招来(おいで)、《青鬼赤鬼》」

「「——ッ!」」

(……ぁ……おに…………はじめ、ぇ……み、た……)

 

 血で赤黒く染っっていく地面に転がる首が薄れる意識の中で最後に見たのは、絵本やアニメなどで見たような覚えのある全身が青い鬼と赤い鬼だった。

 

「青鬼、赤鬼。血抜きするからこの人間を逆さにしてそこの木に吊るしてきて? あと血抜きが終わるまで虫除けで見守ってて」

「「……」」

 

 橙が縄を渡しながら青鬼と赤鬼に命じると、二鬼はコクッと頷いて指示通りに死体を持って屋敷の庭にある太い木に吊るし始める。

 この《青鬼赤鬼》は藍より譲り受けた式神であり、本来は玉状にして攻撃するのだが普通の式神として雑用を任せることもできるのだ。

 

「あ。頭、忘れてる……そういえば私、最近は人間を食べていなかったっけ」

 

 物言わぬ頭部の髪を掴んで持ち上げると、橙は自身の顔の位置で掲げてジッとそれを見つめる。

 橙は徳の高い尼僧を食べて化け猫に成ったので人間の味をよく知っているのだ。

 そして、式を付けられた後も配給品の試食などで藍と共に何度も人肉を食している。

 

「でも大人の男の肉って別にそこまで美味しくないんだよねぇ……うーん……いいや、これも配給用にしよっと。おーい、青鬼、赤鬼。この頭も一緒に見ておいてー!」

 

 暫く迷っていた橙だが好みから男の頭を食べるのを止め、木の元まで駆け寄って頭も二鬼へ託すのだった。

 

————

——

 

 迷い込んできた外の人間の処理から三時間ほど後。

 日は完全に沈み、外は夜の闇に覆われていた。

 

「ふわぁ……」

 

 蠟燭の光で薄っすらと明るい座敷にて、橙は犬歯を剝き出しになるほどの大口で欠伸を漏らしながら布団を敷いていた。

 紫が式のために用意した洗浄札という特殊なお札で体を綺麗にしてから、真っ白な寝間着に着替えている。

 

「なんか疲れちゃった。一人でやるマヨヒガの管理って大変なんだなぁ……ふわぁ……」

 

 今日は初めてマヨヒガの管理を一人で行った。

 だが、これは藍が結界の点検や家事を交えながら日々行っている業務。

 マヨヒガの管理だけでも大変なのに主は他の仕事も卒なくこなしている。

 

「藍様はやっぱりすごいなぁ……ふッ」

 

 主の偉大さを改めて知った橙は燭台の火を消すと、布団の中へもぞもぞと入り込んで横になる。

 そして布団を敷いた時に枕元に置いていた藍と紫を模したぬいぐるみを手に取り、そのまま両腕でギュッと抱き締める。

 このぬいぐるみは橙が他の荷物と共に自宅から持ってきたものであり、製作者は幽々子である。

 

「ん……藍しゃま、紫しゃま……おやすみなさい……」

 

 橙は毎晩、就寝前はきちんと主たちへ挨拶してから床に就く。

 今宵は藍と紫がいないのでぬいぐるみで代用したのだ。

 

「……すぅ…………すぅ……」

 

 ぬいぐるみへの就寝の挨拶から五分も経たずに橙は深い眠りに落ち、気持ちよさそうな寝息を立て始める。

 そのすぐ後、すやすやと眠る橙の頭上の虚空にスキマが開く。

 

「うふふ。可愛い寝顔ね」

「はい。とっても……ふふ」

 

 スキマは八雲家の今に繋がっているようで、そこから紫と藍が微笑ましそうに橙の寝顔を見つめている。

 実はこの二人、問題ないと判断して橙に任せたものの不安が拭えず、気付かれない程度に遠くからスキマ越しに橙の業務を行う様子を見守っていたのだ。

 橙が無事にマヨヒガの一日管理者を完遂して就寝を迎えたことで保護者組も不安が払拭されたのか、とても良い笑顔で寝顔を見つめている。

 

「「おやすみなさい、橙」」

 

 暫くの間見つめていた二人は満足したのか、顔を見合わせて笑みを交わすと同時に橙へ就寝の挨拶を送りスキマをそっと閉じた。

 

「……すぅ…………すぅ……」

 

 最期まで保護者たちに見られていたことを知らずに橙はだらしのない寝顔を晒して眠り続ける。

 そんな彼女の元へマヨヒガ中の猫たちが足音を立てずにぞろぞろとやって来た。

 彼らの目的は橙との添い寝。

 数が多いので添い寝できずに縁側までしか上がれずにいる猫もいるが、子猫から老猫、猫又が橙を囲んで各々丸くなって眠りに入る。

 日中は橙に対して舐めている態度を取っている猫たちだが、化け猫である彼女と一緒にいると心が落ち着く感じがして安らぐのだ。

 これは言えば調子に乗りそうなので本人には絶対に言わないが、マヨヒガに暮らす猫たちは橙がいずれ自分たちの主人になることを期待している。

 今はまだ藍や紫と比べると頼り甲斐は数十段階も下がるが、ここの猫たちは老若男女問わず橙の将来性を買っており、今よりも素敵な猫“たち”の楽園に希望を見出しているのだ。

 

「……ふへへ……もぅ、たべられないよぉ…………すぅ……」

 

 猫たちに囲まれながら幸せそうな寝言を漏らす橙。

 そんな化け猫の威厳の欠片もないうわ言を子守唄に、いずれは正式に配下になるであろう猫たちもまた揃って夢の世界に旅立っていく。

 こうして橙は知らぬ間に自身の元を訪れていた猫たちと仲良くぐっすりと寝て、じゃれらと共に心地良く朝を迎えるのだった。

 




 マヨヒガでは何をするんだろうな考え、原作やいろんな方の二次創作を漁って参考にした末に仕上がったマヨヒガの小話でした。

 この幻想郷では妖怪は基本的に誰でも人間を食べる設定です。
 好き嫌いはあれど、妖怪は人間を襲い彼らの血肉を貪ります。その行為が妖怪としての一つの存在証明になるからです。
 ただ、人里は襲えない決まりなので賢者の配給する肉で我慢しています。

 男の首や肉は可愛らしい宵闇の妖怪さんに配給され、彼女が美味しく頂きました。
 男の首チョンパした橙の小技は、呪術廻戦の宿儺の斬撃のリスペクトです。

 ここまで読んでくれてありがとうございました!
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