菜花黄名子を曇らせたい!   作:わらしべいべー

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【前回のあらすじ】
・アルテメット・ホワイトドラゴン召喚!
・シュウ(…一応島に消臭剤撒いておこう)
・フェイくんは苺を最後に食べるタイプ♡




しんすけ

 

 

 

 

 

 

 西園信助は悩んでいた。

 悩みとは、今の自分の実力だ。倒すたびに新しい強い敵が現れ、それについてこれない自分。そして天馬たちも次々と化身アームドを身につけていく中、自分だけが遅れている現状。

 三国太一に雷門のキーパーを任された者として自分は力不足なのではないかと感じていた。

 そんなことを考えているうち、眠れなくなってしまい、こうして学校にまで足を運んだのだが、1人では当然キーパーの練習もできない。自分は何をしてるんだろう、と小さくため息を落とす。

 

「なにしてるの、信助くん」

 

「うわっ!?ふぇ、フェイか。驚かせないでよ…」

 

「ごめんごめん、1人でサッカー棟に向かってたから気になってさ」

 

 そこにいたのは仲間のフェイだった。彼はキャラバンで寝泊まりをしていたはずだ。どうやら彼も中々眠れなくて困っていたらしい。

 

「ちょうど良かった。暇だからちょっと練習しようよ」

 

「えっ…な、何も聞かないの?なんでここにいるのかとか…」

 

「無闇に聞いても仕方ないじゃん。それにここに来たってことはサッカーしたくなったんでしょ?なら体動かした方が早いよ」

 

「そうかな……そうかも…」

 

 そう言い、2人は練習を始めた。フェイが打つシュートを信助がキャッチやパンチングで防ぐシンプルな練習だ。

 

「うわっ!?」

 

「よしゴール!」

 

「やられちゃった…。フェイって思ったよりシュート得意なんだね」

 

「昔からサッカーはやってたからね、基本的にどのポジションでもいけるよ」

 

「それってキーパーも…?」

 

「うん一応」

 

「凄いなぁ…。また今度やって見せてよ」

 

「あはは、また次の練習の時にね」

 

 キーパー経験があると言うフェイ。そんな彼になら少しばかり自分の悩みを吐露できるのではないかと思った。

 そうして信助は自分の悩みをフェイに話す。化身アームドができないことに加え、雷門のキーパーとしてのプレッシャーと実力不足。

 

「…うーん、僕的にはそんなに深刻に捉えなくても大丈夫だと思うよ」

 

「…でも敵のキーパーだって皆んなアームドを使ってきた。このままじゃみんなが取った点が僕のせいで無駄になっちゃう」

 

「……信助くんはゴールしか見てないんじゃないかな」

 

「えっ?」

 

「もうちょっと周りを見てあげた方が良いかもってこと。時には思い切りも肝心だよ!気の持ちようで結果なんていくらでも変わるんだから」

 

「???」

 

「まぁ、次みんなと試合したらきっとわかるさ。それよりそんな悩みを解決できる必殺技を開発しよう!僕としてはそっちの方が気になってたんだよね」

 

「ひ、必殺技?」

 

「そう!もっとこう、ババーンってなる派手なやつ!アームドのことばっかり考えても仕方ないからね。一旦新しいことに目を向けるのも良いかもよ。気分転換にもなるだろうし」

 

「う、うん…、まぁ新しい必殺技も大事だよね…」

 

 そこから必殺技談義で盛り上がる2人だったが、結局その日、信助にはフェイの言った言葉の意味が理解できることはなかった。

 

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 

 

 

 

 オーラ集め最速を目指すRTAはーじまーるよー。

 

 次の目的は劉備玄徳と諸葛孔明!!そんなわけで今回は三国志だぜこんにゃろー!!

 アーティファクトもゲットして後はヘキサゴンするのみ!お餅の論今回はワタクシも行くぜ!なんだけど、今回は前回とは2つ変化がある!まず一つは…

 

「何ですかぁ、そんな目で見て」

 

「…何でお前がバスにいるんだ」

 

「やぁですねぇ。私は腐ってもルートエージェントなので、貴方たちが歴史で必要以上の悪さをしないか見張ってあげるんですよ〜」

 

「どの口が…ッ!」

 

 はいというわけで、今回の旅からベータちゃんが参戦しまーす!

 とりあえずバチバチに啀み合ってる2人を落ち着かせて、事情説明!カバーストーリー『なんか儂の後ろ離れてくれないからしゃーなしに連れて行くしかない』を履行!神童くん、渋い顔!

 

「…なんでコイツのために」

 

「置いて行くのもリスクが高いよ。…それに彼女にも思うところがある。どうか今は抑えて欲しい」

 

「…それでも俺は信用できない」

 

 他のみんなも天馬きゅん辺りを除いてそんな感じかなー?まぁ当然の反応だけど、この辺りの溝は今回の旅でセメント埋めちゃいましょうねぇ。

 

 というのも今回の旅にベータちゃんに同行するように仕向けたのは我である。

 僕ちゃんがそれをやんわりとそれとなーくメリットを説明したら勝手に動いてくれました!

 ベータちゃんも雷門に思うところありなのにこうしてついてくるなんて、よっぽどラビットマンに一泡吹かせたいご様子!

 

 んで変化二つ目!ジャンヌちゃんがマネージャーとして参戦!

 ゲームじゃ選手として起用もできるけど、流石に現状厳しいから仕方ないね!今後は霧ジャンを適度に見せてくれつつお得意のバフで味方を盛大に鼓舞してくれることでしょう!

 今はマネージャーの子たちと楽しそうに女子トークしてらっしゃいます!霧野くん、聞き耳立ててるのバレバレだぜ。

 

「……はぁ」

 

 おやぁ?あんなところに不安そうな顔をしている一般ピカチュウさんがいるよ?やんわり声をかけてみよう。

 

「どうかしたのかい、信助くん」

 

「あ、フェイ…」

 

「大丈夫だよ、昨日たくさん練習したじゃないか。もっと自信持って」

 

「結局どれもうまくいかなかったけどね…」

 

 悩める若者ですねぇ…。青春しとるわいなー。

 昨日はあの後サッカー棟で信助くんとずっと練習してたんだよね!なぜか黄名子ちゃんは来なかったけど、信助くん的には良い特訓になったと思いたい。しかしあんまり自信はついてないご様子。ま、雷門を信じましょう!ヒントはあげたしあとは自己進化を待つのみだ!

 

 ちなみに世間一般では中々酷い言われようをしている信助きゅんだが、ワタクシとしてはあんまり嫌いではない。

 アニメのセーブ率が低いのだって原因の半分は後々出てくるパーフェクトカスケイドことパーカスのせいだし、イナイレストライカーズなど、ゲームでは結構優秀なキーパーなのだ。秘伝書モリモリ信助くんに何度助けられたことか…。まぁ流石にギャラクシーの密航は擁護できないけどね!

 ただ本人の悪癖とそれに伴う気の弱さがかなり絶望的で成長に時間がかかるんだよね!

 

 さてそんなことをしてる間にいよいよ出発である!…のだが、

 

「よし、全員いるか?」

 

「いや、黄名子がまだです」

 

「黄名子が遅れるなんて珍しいなぁ…」

 

 もしかしてお寝坊しちゃってたりぃ?もしかして昨日はあのまま寝たのかな?黄名子ちゃんはしっかりしてるけど、時々抜けちゃってるところがあるからね!

 っと、そんなこと言ってたら来ましたよ!噂って大事!

 

「ご、ごめん、皆んな待たせちゃったやんね!」

 

「ど、どうしたの黄名子!目元隈だらけだよ!?」

 

「い、いや昨日あんまり眠れなくて…。けど大丈夫やんね!早く行こう!」

 

 うーん、明らかに大丈夫じゃなさそうな雰囲気!どことなく足元がおぼつかないし、明らかな不調である。

 …あれ、もしかして俺っちのメンタルケアほとんど意味をなしていない感じ?地味にショックなんだが。

 

「…無理はするな。今回は待っておいた方がいいんじゃないのか?」

 

「いやっ、絶対行くやんね!」

 

「だが…」

 

 まぁまぁ、良いじゃん神童きゅん。俺様がちゃんと面倒見とくし、危なかったら試合は控えさせるしさ!

 

「…わかった。頼んだぞフェイ」

 

 おけまるー!

 

 さぁさぁ、そんなわけで三国志の世界にGOですよ!私的にもここからが1番の原作破壊ポイントですからね!張り切ってイクゾー!

 

 

 

 

 

 ●●●

 

 

 

 

 

 

 

 その日フェーダのリーダーSARUは、無人の会議室でデータ化された読み物に目を通していた。

 これはフェイが提出した報告書だ。敵はエルドラドとはいえ、雷門もいつこちらに牙を剥く展開になるかはわからない。現状把握は大事だった。

 

「SARU!」

 

「ん…ああニケか。どうしたんだい?」

 

 会議室に入って来たのは同じフェーダのメンバーである少女、ニケだ。当然彼女もまた超人的な能力を持つ、セカンドステージ・チルドレンだ。

 

「どうしたもこうしたもないわよ!またトラブルよ。あの馬鹿USAGIがやらかしてくれたわ。いい加減あの狂人を止めて欲しいのだけれど」

 

「あはは、また彼は問題を起こしたのかい?」

 

「時空改変よ。無断でフランスの時代を無茶苦茶にしたの!本当、時空嵐が起きたらどうするのよ…!」

 

 時空嵐。それは時空の改変によるブラックホールから生じる大規模な時空の歪みのことを指す。この時空嵐が発生すれば最期、そのタイムルートは消滅すると言われている。

 

「はは、時空嵐はよっぽどのことがない限り起きないさ。彼がブラックホールの発生を見誤るとも思えないしね。それに彼はプロトコル・オメガを捕獲した成果もある。多少は目を瞑ってやってくれ」

 

「…前から思ってたけれど貴方本当にUSAGIに甘いわよね」

 

「気が合うからね」

 

「本当、男子ってわからないわ…」

 

 ニケはフェーダの中でもかなり高い位にいる。実力で序列が決まっているこのフェーダでは周囲の者が起こす問題も留まることを知らない。その後処理に追われる彼女は常に頭を悩ませていた。

 

「…そういえば最近フェイを見ていないわね。また別働の仕事かしら」

 

「フェイならサッカー抹消防止のために過去に行ってるよ」

 

「…初耳なのだけれど」

 

「機密事項だからね」

 

 フェイはこのフェーダの中でも一際わからない存在だ。寡黙で喋らず、テロ活動の時にも後方補助以外に目立って動いてる様子はない。まともに戦場に立たないことから、他のメンバーからはあまり働かない奴という認識をされている。ごく一部を除いてだが。

 

「………」

 

「彼が心配かい?大丈夫だよ、仮にもセカンドステージ・チルドレン。あの時代の人間に遅れは取らないさ」

 

「わかってるわ、妙なお仕事任されてお気の毒にって思っただけよ。ま、日頃前線に出ずにサボっているバチね」

 

「はは、酷い言われようだなぁ」

 

 ちなみにだが、フェーダにはUSAGIがフェイであると知っている者はSARUを除いて誰1人いない。フェイが正体を隠すことがヒーローの美徳などと言いだしたことが原因だが、面白そうだということでSARUもそれに合わせている。なんだかんだでSARUも年相応なのだ。

 

「ところで何を読んでるのかしら」

 

「そのフェイからの報告書だよ。面白いことが書いてあるんだ。キミも見るかい?」

 

「そう言うなら」

 

 SARUから渡されたデータに書かれた報告を目に通す。

 

「…思ったよりしっかり書いてあるわね」

 

 正直、ニケの中のフェイがこんなまともな報告書を書けるとは思っていなかったので、かなり驚きだ。

 

「…へぇ、中々面白いことしてるのね」

 

「うん、特にこのテンマって子。一度スフィア・デバイスの洗脳効果を弾いているみたいだ。ザナークたちとも引き分けたみたいだし、他の仲間にも期待できるよ。何よりこの時空最強イレブンってやつ。面白いよね。時代の英傑のオーラでミキシマックスするなんて」

 

「普通はルートエージェントに一瞬で捕縛されるしね」

 

「ああ、この緊急時ならではの手段だ。まぁそれでも僕らには及ばないけれどね」

 

「それでもこいつらが私たちに敵対してきたら結構厄介だけど。ましてやエルドラドと手を組まれたら…」

 

「その時はフェイが始末をつけるさ。ま、僕が言わなくてもそうするだろうけどね」

 

 読み終わった報告書をデスクの上に置く。そんな彼の表情は不気味にほくそ笑んでいた。

 

「ふふ、大切な仲間に裏切られ、トドメを刺される。その時に彼らはどんな表情をするんだろうね」

 

「…本当、趣味が悪いわね」

 

 ニケから見てもSARUの時折発する異様な雰囲気は身を構えざるを得ない。一言で言うなら邪悪。古い人間を排斥して力で自分たちが上におしあがろうとすることしか考えていない。そんな恐ろしい気配。

 正直なところ、苦手意識がないと言われれば嘘になる。だが、彼も自分たちを大切に思っているのも事実なのだ。狭く、澱んだ世界にいた自分たちが本当の自由を手に入れられるのなら、たとえ悪魔だろうが喜んで彼について行く。それほどにはSARUを信頼し、また自由を手に入れたいと思っている。

 

 そんなことを考えながら報告書を読み進めていくと、ニケは妙な点に気づく。

 

「…この菜花黄名子って名前の子。やたらと出てくるんだけど、何?チームメンバーみたいだけど、明らかに必要ないことまで書いてないかしら」

 

「ああ、どうやらフェイは大層彼女のことを気に入ったみたいでね。…まぁ無理もないさ、何せ彼女は僕たちの時代の過去からやってきたフェイの母親だからね」

 

「……母親ですって?」

 

「うん、血縁上間違いないよ。どうやってフェイのことを知ったのかは知らないけどね」

 

 ニケの表情がみるみる険しくなってゆく。その様相は、怒り。彼女の冷酷な瞳が報告書に添付されている黄名子の写真を貫く。

 そうして画面をスクロールしていき、報告書を一字一句見逃さず読み終えた。ニケは小さく嘆息する。

 

「SARU、少し仲間を連れて出ても良いかしら」

 

「おや、どこに行くんだい?」

 

 ニケは報告書を指差して言った。

 

「中国」

 

「…ああ、成程。君もらしくなってきたじゃないか。で、誰を連れて行くんだい」

 

「ザンとギルから数人と…前に完成したアレを実験代わりに連れて行くわ」

 

「…ふむ、確かにちょうど安定してきた頃だからね。良いよ、許可しよう。ただし結果の報告は忘れないようにね」

 

「わかってるわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ●●●

 

 

 

 

 

 

 

 タイムジャンプ中に黄名子様がお膝に倒れてきて危うく昇天しかけた余だよ!

 

 ちゅーわけでやってきたぜ!三国志の世界の諸葛孔明の屋敷の中!道中であまりにもあっさり出会えた劉備一行と一緒に中にある明らかに時代にそぐわない意味不明の罠をちぎっては投げ、ちぎって投げで現在はカラクリサッカー兵士どもを蹴散らしたところですね!

 ちゅーか明らかにこの屋敷の中だけ文明レベル違うよね!なんでカラクリが喋れんねん!サッカー場あるねん!くっ、やはりこの時代からサッカーは歴史に侵食し始めていたとでも言うのか…!?

 

「…外見通りならこの先が最上階なはず」

 

「やっと終わりかぁ…、とんでもない屋敷だったですね…」

 

「しかし、最後の辺りは妙に罠が減っていたな…」

 

「確かにすんなり通れたよね」

 

「そんなことはどうでも良い!この向こうに孔明がいるのだな!よしなら行こうすぐ行こう!」

 

「ちょっと劉備さん!また罠があったらどうするんですかー!」

 

「その時はその時だ!今の儂らならば如何なる罠も打ち砕けようぞ!」

 

「もーう!」

 

 どうやら劉備殿と信助きゅんはバッチリ意気投合できたようである。

 いやぁそれにしても実際に見ると快活な人だよね劉備殿!カラクリ戦で敵の必殺技も止めてたし、あの人数時間特訓したらゴッドハンド習得できそうである。ただ信助きゅんの力不足というか、ヘタレ癖が出てまだミキシマックスはできそうに無いですね。この修羅場で頑張ってもらいましょう!

 そんなわけで最後の扉をズドーン!眼前に広がるは美しい花畑と庵が一軒!そして皆んな大好きザナーク様が!

 

「よう、遅かったな」

 

「ざ、ザナーク!?」

 

 そこにいたのはなんとザナーク様一行!どうやら先回りされてたみたいですね!お隣には囚われの身になった孔明様もおられるぞ!あれ!捕まったんですか!?天下の孔明様が!

 

「孔明!」

 

「はじめまして……などとはこのような姿では格好がつきませんね」

 

「あれが諸葛孔明…!?」

 

「女性だったのか…」

 

 はいと言うわけでテンプレの如くサッカーバトルが始まったぜ!優勝賞品は諸葛孔明!なんとザナーク様は曹操と約束を結んで、諸葛孔明を誘拐しようとしてたらしいぞ!このままでは歴史が変わっちゃう!なので負けられない戦いというわけなのだ!

 

 そんなわけで始まった試合なのだが、まぁお強いですね相手さん。ぶっちゃけザナーク様のチームはザナーク一強みたいなところあるんだけど、今はマントちゃんもいるしね。

 ちなみにそんな長時間人形化身出してて大丈夫なのかと思うだろうけど、全然問題ないんだよね!持久力には自信ありだし、ちょっとした裏技も使ってるので11人フルで1ヶ月活動しても全く問題ない!まさに夢の兵士なのだ!

 

 ……っていうかマントちゃんやたら黄名子ちゃん狙ってない?気のせいじゃないよね??

 

「邪魔だぁ!!」

 

「うわぁっ!?」

 

 うわビックリしたぁ!!

 ザナーク様がディフェンスに回ってた我をラフプレー気味に突破ァ!!そんな突進してくることないじゃん!鬼!悪魔!ザナ太郎!!

 

「通させない!」

 

 おっとここでミキシトランスした霧野きゅんが立ちはだかる!私の仇を取って霧野きゅーん!ガクッ…

 

「クク、ミキシトランス曹操!」

 

 おっとザナーク様ここで奪った曹操の力を使ってきたぁー!!さらに曹操の化身、剛力の玄武を使って驚く霧野きゅんをシュートの競り合いで無理矢理突破ァ!!流石ザナーク様!パワープレイここに極まれりぃ!!

 

「受けるがいい!俺の必殺シュートを!!」

 

「うっ!」

 

 身構えるピカチュウ!しかしすでに結果は決まってるようなもの!

 ザナーク様、そのままボールと共に空中に瞬間移動!足の甲と脛でボールを挟み込み、マイナスエネルギー的なパワーをチャージ!そのままゴール目掛けて放つ破滅的必殺技!!

 

「ディザスターブレイク!!」

 

 やばすぎるシュートが、信助くんの化身を霧みたいに吹き飛ばしてゴールネットに突き刺さったぁ!!凄いね、ちょっとゴールポスト歪んでるぞ。

 

「ぐうぅ…、なんてシュートなんだ…」

 

「ふはは、しかしお前、この中でも一際弱いな。さっきディフェンスに回ってきたメガネの方がまだ骨があったぞ」

 

「!!」

 

「あいつらのゴールを守っているのがお前みたいなやつじゃあ、他の奴らも辟易してるだろうぜ。はっはっは」

 

「ぐうぅ…!」

 

「ザナーク!!」

 

 あーあ、ピカチュウ泣いちゃった。まぁ元からメンタルがあんまり強い方じゃないからね。それプラス天馬たちに対するコンプレックスもあるから、仕方なしって感じ。ここは助け舟を出してやろうではありませんか。

 

 さぁ覚醒の時だぞ信助きゅん!君は今からライチュウになるのだ!!

 

 

 

 

 ー

 

 

 

 

「それは違うよ」

 

「あ?誰だお前」

 

「フェイ…」

 

「信助くんは雷門のゴールを背負っている。その責任は君には計り知れないほど重い。それを背負った上で信助くんはゴールを守ってるんだ。何も知らない君が勝手にものを言うな!」

 

「フン、結果に現れなきゃ意味ねぇだろうが」

 

「結果なら出るさ。これからね」

 

「なんだと?」

 

「…信助くん、時空最強イレブンの4の力、覚えてるかな」

 

「……うん、大国を治める力、強靭な行動力と実行力を持つ鉄壁のキーパー…だよね」

 

「僕はね、キーパーは必ずしもゴールを守るだけの存在じゃないと思ってるんだ」

 

「えっ?」

 

「時には仲間を鼓舞したり、前線に出て攻めに参加したり、ペナルティエリアの外に出て相手の虚を突いたり…。そういう大胆さが必要なんじゃないかって思う」

 

「で、でもそんなことしたらゴールが…!」

 

「信助くん、サッカーは1人でしているんじゃない。チーム全員でしているんだ。敵陣に1人で攻めないように、ゴールを守っているのだって1人じゃない」

 

 フェイの脳裏に浮かぶは全ての始まり、我らが教祖様だ。彼のプレイは物語が後半になるほどチーム全体で攻めるスタイルへと変化していった。それはきっと彼がキャプテンとして周りを見つつ、チームを本気で信頼していたからだろう。

 …だとしても些かゴールエリアを出過ぎている感も否めないが。

 

「確かにゴールを守るのはキーパーが1番だ。だけどそれだけに囚われていたら信助くんは先には進めない。僕はそう思うよ。それにほら、周りを見て」

 

「えっ…」

 

 信助の周りにはいつの間にか心配して駆け寄ってきていた仲間たちがいた。

 心配そうに声を掛ける者、次があると笑顔で励ましてくれてる者、次は先に敵へとゴールを決めてやると意気込む者。皆言うことはバラバラだったが、皆が皆信助のことを気遣っていた。

 

「…劉備さんが国を作ろうとしてるのは、民の笑顔を守るため。民の笑顔がないと死んじゃうなんてまで言ってた」

 

 信助の心の中に小さな篝火が灯る。折れていた足に力を入れて立ち上がる。

 

「なら信助くんのすることは、仲間を守ること。そのために守って、そのために動く!劉備さんも言ってたでしょ、思い切りが肝心!きっと今の信助くんに足りないのはそこだ」

 

「……!」

 

「信助くん、君はもう化身アームドができる!できないのは、そう思い込んでるだけだ!」

 

「えっ!」

 

「自分を信じて。君は西園信助、雷門のゴールキーパー。君がその気になれば何処へだってぶっ飛べるんだから!」

 

「ぶっ飛べる…!」

 

 みるみる信助の中に熱いものが練り上がっていく。小さな篝火はそのまま業火へと成り上がる。

 

「だから、君の力であの天狗になってる色黒俺様野郎に一発決めてやろう!」

 

「──うんっ!」

 

 

 ー

 

 

「ふふ…」

 

「兄者…?」

 

 仲間の言葉で奮起する信助を見て劉備は小さく笑みをこぼした。

 

 

 

 ー

 

 

 

「フン、どれだけ意気込んだところで、この俺を倒すことはできん!!」

 

 試合再開と同時に天馬からボールを奪い、化身を出しながら再び前に出てくるザナーク。それに対して再び霧野が守りに入ろうとする。

 

「待って!」

 

 それに待ったをかけたのは信助だ。

 

「僕が絶対止める!だからパスを受け取れるように待機してて!」

 

「……わかった!」

 

「ふはは!お前みたいな雑魚にこの俺のシュートが止められるものか!!」

 

「そんなの、お前が決めるな!止められるかどうかは僕が決める!!」

 

「なら受けてみろ!──アームド!」

 

 ザナークはダメ押しと言わんばかりに玄武をアームドする。そしてそのまま空中に瞬間移動し、再び厄災の力を解き放つ。

 

「ディザスターブレイク!!」

 

 化身アームド込みでのその威力は先ほどとはまるで比べ物にならない。大地を抉りながら進むその威力に、冷や汗を流しながら全員がゴールへと目を向ける。

 

(みんな心配してる。シュートを止められるのかじゃなくて、僕が怪我をしないのかを…)

 

 だからこそ止めなければならない。劉備は関羽と張飛から信頼されていた。ここにくる道中、たとえどれだけ劉備が失敗してもあの2人の信頼が弱まることはなかった。それは信頼があるからだ。この人ならどうにかしてくれると言う力だけではない、心への信頼。

 正にフェイの言う通り、信助に足りないものは心の強さだけだった。

 

(フェイの言葉を思い出せ!吹っ切れろ!失敗したって良い!思いっきり、思いっきりやるんだ!だって僕には、仲間がいるから!!)

 

「護星神タイタニアス──アームド!!」

 

 信助の体からその身にそぐわぬ巨人が現れる。そして化身は急速にその小さな体へと収束。その肉体に自らの化身を収めることに成功した。

 

「やった!できた!」

 

「はっ、化身アームドか!だがアームドをしたところで俺のシュートはもはや止められん!」

 

 すでにボールは眼前にまで迫っている。ミキシマックスをする時間もないだろう。だが信助の目は何一つ諦めていなかった。

 

「言ったはずだ!お前が勝手に限界を決めるなって!!」

 

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 

 

 

 

「む、無理だよ!僕にそんな凄い技!」

 

「いやできる!僕は絶対できるって信じてるよ!それに立向居さんに技の概要は教えてもらってるんでしょ?ならいける!」

 

「で、でも口頭で説明されただけだし…」

 

「…信助くん、さっきも言ったけど無理と思うから無理なんだ。前に鬼道監督にも言われたでしょ?できると思ってないからできないんだ」

 

「でも…」

 

「大丈夫!技の詳細とか出し方みたいなのは僕ちゃんと把握してるから!未来で雷門イレブンの試合アーカイブを映像機器が壊れるまで見続けた僕が言うから間違いない!…まぁ僕には結局できなかったけど」

 

「そ、そんなに雷門好きだったの?」

 

「そりゃ未来じゃ偉人扱いだからね!特に円堂守を中心とした雷門イレブンはもう熱い!ど熱いよ!」

 

 そう熱く雷門を語るフェイに信助は苦笑いを浮かべる。

 意外だった。いつもクール寄りのフェイがこんなにも熱く語れるものがあることに。隠れオタクの信助としては少しばかり気が合った。

 

「…っというわけで、早速練習しよう!」

 

「え、ちょ、ちょっと!?まだ僕やるって言ったわけじゃ…!」

 

「できたら即戦力だよ」

 

「やります!」

 

「よしきた!」

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 

 

(あの時は結局出来なかったけど、でも今なら…!)

 

 両手を静かに上に翳し、そのまま合掌する。同時に背後から無数の手が現れ、信助の動きと共に無数の手がボールを押さえ込み、シュートを止めるかつて円堂大介が考案した究極奥義。

 

「ムゲン・ザ・ハンド!!!」

 

 二十にも及ぶ黄金色の手は見事ザナークのシュートを止めて見せた。

 それを見た円堂大介が思わず袋から出て声を上げる。

 

「おおっ!あれは正に、ムゲン・ザ・ハンド!彼奴いつの間に!」

 

「あの輝き…正しく千手観音の如き!」

 

「凄いよ信助!」

 

「馬鹿な…!アームドをした俺のシュートを止めただと!?」

 

「なんであんな雑魚が…!」

 

 絶対の信頼を置くザナークのシュートが止められたことで相手チームには動揺が走る。

 その動揺に気付いた信助は一気に攻めあがろうと思考する。

 

「行くよ、皆んな!」

 

「チッ、させるか!」

 

 先程信助が霧野にパスを出すと言っていたことは聞いていた。ザナークたちは急いで前方の雷門たちをマークする。

 しかし信助は彼らの思惑とは外れ、ボールを真上に蹴り上げた。そしてそのまま信助自身も真上へと飛ぶ。

 

「なにっ!」

 

 そのまま信助はボールを蹴り込み、そのままゴールシュートを放つ。

 自慢の跳躍力で空中にぶっ飛び、そのままボールをも相手目掛けてぶっ飛ばす必殺技。

 

「ぶっ飛びジャンプ!!」

 

 ゴールから放たれたアームド状態の超ロングシュート。ザナークたちメンバーは攻めのため殆どが前方にいて、高所からのシュートに反応できていない。

 

「ナイスだ信助!」

 

 そのシュートに敵陣に攻めていた天馬が追いつく。流れるように化身をアームドし、そのままゴール目掛けて必殺技を放つ。

 

「真マッハウィンド!」

 

 虚をついてからの速度特化のシュートにキーパーは僅かに対応しきれず、シュートは指先を掠めてゴールを突き抜けた。

 

「や、やったぁ!!」

 

「……!!」

 

 

 

 

 

 ーーー

 

 

 

 

 

 ついに覚醒したかぁ!!(エボルト風)

 

 半分冗談だったのに本当にムゲン・ザ・ハンドを習得するなんて流石ぁ!え、立向居君の必殺技使っちゃって大丈夫かって?いーよいーよ、三国先輩だってゴットハンドX習得してたし、そもそも信助くんゲームで普通に習得もする。なら今使ったほうが早いよねって話!

 いやホント秘伝書使う時の足しになればくらいの感覚だったんだよ?ま、この世界に秘伝書あるか知らないけどね!いやぁ本当凄すぎるぜ信助きゅん、花丸あげちゃうっ!

 

 ま、そんなわけで無事信助くんもアームド完了っと。ミキシマックスはまだしてないだけでもう可能だろうしね。劉備さんがムゲン・ザ・ハンドにめっちゃ目輝かせてたし。考え方も同調したことだろう!

 

 さてさてさーて、ちゅーわけであとの問題は白竜くんと孔明様なんだけど…。ちょっとどう言うわけか進展ないですね。

 捕縛されて余裕ない感じ?いやでも本当に捕まってるわけもないしなぁ。だってあの孔明だよ孔明。何か考えあってのことだと思うじゃん!だからわざと束縛も緩くしてあるし(マントちゃんが)。

 

 …んー、まぁいっか!

 そういうことならいっそのこと纏めてやっちゃえ!多少時期が前後しても我としては最終的に時空最強イレブンが完成すればそれで良いのだからね。

 

 

 さて野郎ども、こっからは兎の時間だぜ。

 

 

 

 

 

 ーーー

 

 

 

 

 

「…凄いやんね、フェイ」

 

 彼は信助のとっかかりを見事取り除き、試合を好気へと導いて見せた。昨日の夜の時といい、フェイには他人の心を理解できる能力があるのかもしれない。

 

「…うん、フェイが頑張ってるんだから、ウチもしっかりしないと!」

 

 頬を叩いて、気合を入れ直す。

 試合はまだ前半戦。戦いはこれからだ。自分1人がこんなぐだぐだ私情に引っ張られているわけにはいかない。

 

 ホイッスルと共に試合が再開し、勢いを得た雷門は一気に攻め上がる。綺麗にパスが繋がる中、黄名子にパスが通る。が、その瞬間にマントが目の前に現れ行く手を遮る。

 

「…いい加減、しつこいやんね!」

 

「…逃さない!」

 

 隙をついた絶妙なトラップ。しかしマントは寸でで対応して、黄名子のボールを刈り取ろうとする。しかし彼女も得意の柔軟性でボールを足で挟み空中で回転。ボールを死守する。状況は振り出しに戻った。

 

「…なんで。どうして貴女はウチばっかりマークするの。どうしてそんな顔をするの…?」

 

「…お前には、理解できないことだ!」 

 

 パスを回す余裕がないほどの、激しいボールの取り合いが展開される。しかし一瞬の隙を突いてマントがスライディングでボールを奪った。

 

「きゃあっ!」

 

 ボールを取られた黄名子はフィールドに倒れ込む。マントはそんな彼女を忌々しげに見下ろす。

 分からなかった。なぜそんなにも自分を目の敵にしているのか。自分は彼女に何かをしてしまったのだろうか。

 

「なんでそんなにウチのこと…」

 

「………」

 

 マントはボールを味方にパスする。

 …理解はしている。マント自身これがただの八つ当たりであることは。彼女にあたったところでもうどうしようもないことは。しかしそれでもやりきれない部分はある。許せないのだ。彼女の様なぽっと出の存在に己が慕う父を奪われてしまうことが。

 

「…父さんのためだ。全ては父さんのため」

 

「とう、さん…?それって一体…」

 

 その瞬間、ザナークの叫び声が聞こえた。フィールド全体を貫く様な雄叫び。いや、轟砲。

 

「な、なに!?」

 

「……」

 

 見るとザナークは再び膨大なエネルギーを放出して暴走していた。どうやらまた彼は化身を出そうとしていたらしい。彼の背には鎖で雁字搦めにされた化身がいる。このままでは前回の様に大爆発を起こすだろう。

 

「ザナーク!今助けるぜよ!」

 

 しかしそんな中1人飛び出した存在がいた。錦だ。錦は化身を出してその大刀でザナークを縛る鎖を断ち切った。膨大なエネルギーの奔流は収まりを見せる。

 

「…なぜ俺を助けた」

 

「決まってるぜよ。おまんと正々堂々決着をつけたいからじゃ!それだけぜよ!」

 

「……妙な奴だ。だが嫌いじゃねぇ」

 

 どうやら爆発は防げた様だ。ここには逃げ場も少ない。再びあの爆発が起これば怪我ですまない者も出ていただろう。お互いのチームがほっと胸を撫で下ろす。

 

「よ、よかったやんね…」

 

 ふと黄名子は先ほどまでそこにいたマントの姿がいないことに気がつく。彼女はフィールドの外に出ていた。

 

「どこに行くの。まだ試合は終わってないやんね」

 

「…いや、もう終わりだ。だからここにいる意味も無くなった。…これ以上お前といると気がおかしくなりそうだからな」

 

「………」

 

 

 

 

 

 ー

 

 

 

 

 

「…ふぃー、なんとかバレずに来れたな」

 

 未来の拘束具によって捕縛されている孔明。しかしそんな彼女を放置することはできず、劉備はこっそりと敵側のベンチに忍び込んでいた。

 幸運にも敵はザナークの暴走に気を取られている。助けるには今しかないと踏んだのだ。

 

「よぉ、孔明。助けに来たぜ!」

 

「…劉備玄徳。この状況の中、迷わず私の救出を選択するとは、噂に違わぬ豪胆さですね。ですが、まだ決着はついていませんよ」

 

「その口ぶりだとやっぱりわざと捕まってたのか。その気になりゃその拘束具もあっさり外せるんだろ?」

 

「あの方々には抵抗するだけ無駄と判断いたしましたので。…それに」

 

「それに?」

 

「…この試合には何か裏があります」

 

「裏?裏も何もあのザナークとか言う奴が急に仕掛けてきた勝負だろう。どこに裏が入る隙間があるってんだ」

 

「正確にはあのザナーク・ドメインにですね。あのチームを裏で手引きしている存在がいる可能性が高い。なので少なくとも試合が終わるまでは傍観に徹しようかと」

 

「あの中にこの戦を仕組んだ黒幕がいるってことか…。曹操か?」

 

「いえ、恐らく黒幕は未だ私たちをどこからか見ている…いえ、もしかすればすでに今戦っている方の中にいる、そう考えた方が自然ですね」

 

「敵か味方か、どちらにしろ裏で繋がってる奴がいると…」

 

「うさちゃん的にはあのザナークくんの背後には大物な組織がいると予想するぞ!突如行われた戦に隠された巨大な組織…!ロマンあるくない?」

 

「勿論その可能性もあり得ます。戦は基本大きな組織がメリットを得るためのものに起こされるものですので。しかし現状最も可能性が高いのはおそらく───え?」

 

 劉備と孔明は同時に隣を見る。

 するとそこには明らかに先ほどまではいなかった奇怪な存在がベンチに座っていた。

 

「お前、いつからそこにいた!?」

 

「むかーしむかし、そのまた昔からかな」

 

「ゔっ…!?おえっ…!」

 

「おい孔明!?どうしたしっかりしろ!」

 

「え、ちょ、人の顔見て嘔吐は流石に酷くない?」

 

 突然孔明は膝をついてその場に蹲る。そんな彼女を労する劉備の大声で周囲の者もその存在に気がついていく。

 

「貴様どこから現れたぁ!!」

 

 真っ先に攻撃したのはベンチに座っていた控えのザナーク・ドメインのメンバーたちだ。即座にボールを蹴り飛ばし、攻撃を開始する。

 兎は上に飛んでそれを躱し、ベンチの屋根の上へと乗る。

 混乱する全員を置いて、ザナークが前に出て彼に問いかける。

 

「…誰だお前は」

 

「ふっはっはっはっ!我はフェーダのヒーロー、ラビットマン!偉人マスターへの道を歩む者だ!」

 

 そう言ってラビットマンは赤紫色のボールを取り出し、ニヤリと笑った…気がした。

 

「つーわけで劉備玄徳、諸葛孔明。まとめてゲットしちゃいまーす★」

 

『──封印モード』

 

 スフィア・デバイスの無機質な音声が鳴った瞬間、その場にいる全員が事態が最悪な方向へと転んでいることに気がついた。

 

 

 

 

 







【今日の格言!】
・サッカーは1人でしているんじゃない。チーム全員でしているんだ。敵陣に1人で攻めないように、ゴールを守っているのだって1人じゃない。

【フェイのコメント】
・ゲームとかアニメの信助君見てると如何に教祖様がワイルドにプレイしていたか思い知らされますな!それでもアニメのピカチュウのセーブ率の低さは目に余ったけど。でもうん、あれは信助君悪くない。シュート特化のシナリオにしたアニメ脚本家がアレやったんや。

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