だいぶ久々になりました、あきこまです。
ユーフォ3期始まりましたね…中世古先輩出るんですかね?原作見てる人しか知らないよね…私見れてないんです。
ではどうぞ
夕飯がBBQだったこともあって雪ノ下さんは既に酒が進んでいる。
屋外で酒飲むとすごいもんね! 美味しいもんね! 飲んだ事ないけど!
グランピングの部屋として利用するドームは当然鍵もかけられる仕様であり、そこら辺のセキュリティの良さもキャンプと比べてしまうと良い所だろう。
ほったらかしの時とは違い、ちゃんと何時頃という目安を決めて入浴に赴いた。あっちはなんだかんだ時間潰す所……あんま無いけど、こっちは売店くらいしかないのだ。我々以外にも1組グランピングいるけど別に交流深められる様なコミュニケーション能力俺は持ち合わせてないし。
あ、雪ノ下さん酒入れて温泉行ったけど本来は良くないので皆さんは真似しないように。一緒に入る側が介抱することになるからね? 冗談抜きで。
「いやぁ染みるねぇ温泉♪」
「大丈夫なんですか? お酒飲んで温泉入っちゃって……」
「本当はよろしくないけどねぇ、ほら私酔えないからさ」
「割と缶やら瓶空けてたような気がするんですけど……」
「何かあったら比企谷くんに頼ろう!」
これは……絶対頼る事になりそう。やっぱお酒飲んだ人を入れちゃいけないね。
しかも、宿みたいに貸切の大浴場じゃないからここは一般の人もいる。周りに迷惑をかけるのは言語道断だ。私達の近くで凄い1組ガミガミ言い合ってる同年代っぽいのがいるんだけど……というかすごい聞いた事ある声だけど。
「……まさかね?」
自分達がいるのは埼玉県の上の方。都心寄りなら可能性はと考えたけどここはまぁ無いだろう。
とりあえず陽乃さんが船を漕ぎ出したのでまずいと思い自分で動ける間に浴槽の横にある椅子の所まで付き添って移動してもらった。あそこなら最悪どうにかなるかな。万が一にも風呂で溺れたなんてなったら大変だしね……。
私は私で再び浴槽に入り直す事に。まだ近くに先程の声二人が居るんだけど……やっぱりこの声そうだよね?
「これでもくらえっ!」
バシャっ!
「わぁっ!」
……なんて事を考えていると、私の顔にお湯がかかる。幸い考え事……というかこの声の正体に関して頭を巡らせていたので目を閉じていたからお湯が入る事は避けれた。それにしても私、なんて情けない声を……。
「あ、やっば」
「ちょ、何してんの! 早く謝って!」
「アンタが避けてなかったら当たってないんだからアンタが謝るべきでしょ!」
うん、確信したよもう……湯気で見づらいけど知ってる二人だ。
「……何をしてるのかな? 中川さん? 優子ちゃん?」
「「……え?」」
声の主は私の後輩で、北宇治高校吹奏楽部今年の部長と副部長だ。
「とりあえず私の顔にお湯かけた件はこの際いいの。それより公共の銭湯で何を小学生の様な事をしてるのよって事に関して私は聞きたいかな?」
「えーっと……中世古先輩もしかしてなくても怒ってます?」
「うーん、どうかな?」
「ごめんなさい香織先輩! 全てはここにいるやつが!」
「ちょ! 私だけのせいにする気?!」
「二人とも?」
「「すみませんでした!!」」
まぁ二人のことだから何時ものアレなんだろうなと思いつつ話を聞いてたら……やっぱり何時ものだった。私も晴香やあすか、比企谷くんとそんなことしてみたいな……。喧嘩するほど仲が良いって事だもんね。
「ところで……香織先輩はどうしてここに?」
「成り行き……かな? 最近知り合った子と、最近知り合った大学の先輩と突発旅行みたいな感じになって」
「「最近知り合った子と最近知り合った大学の先輩??」」
「え、危なくないんですか?」
「うん! とってもいい先輩ととっても面白い子だよ」
「面白いの意味がすごい気になるな……」
「あ、あそこで座って寝てるのが大学の先輩」
陽乃先輩を遠目に見た二人は、驚きで目が閉じなくなっていた。それもそっか、あんな究極スタイルの女性が例え女性しか居ない場と言え豪快に寝てるんだもの。
「もう一人も女の子なんですか?」
「ううん、二つ下の男の子。だから北宇治で言うと高坂さんとか黄前さんの代かな」
「か、かかか香織先輩が男と一緒?!」
「落ち着け」
中川さんにペシっと叩かれる優子ちゃんを見て「あ、何時ものリボンが無いから新鮮だな」とかいう感想を抱いてしまった。合宿の時のお風呂とかは意外と時間被らなかったりしたからなぁ。
「でも、よく知り合ったばかりの男の子と一緒に旅行出ましたね」
「訳あり……かな? 京都で今にも人生投げ出しそうな感じだったの。だから単純に気になったのと、せっかくだから京都のいい所覚えて帰ってもらおうかなと思って声かけたんだ」
結局、あの時は京都全然回れなかったけどね……会ったのが夜だからそりゃそうかって思うけど。
「でも、よくその後また会えましたね?」
「連絡先渡したの、無理くり」
「無理くり?!」
「あんたは本当に落ち着け」
「声掛けたらほっとけなくなっちゃってさ、お話聞いてるうちに彼の通ってる高校が私の住んでるとこの近くだったから居てもたっても居られなくて」
「すごい語るな……」
「香織先輩がここまで語るの珍しい……」
「でね? 優子ちゃんに少し似てるの! 私を見て初見で「エンジェルが……」とか言うの。どうしてみんな私に輪っかを付けようとするんだろうね?」
「そりゃもちろん……」
「そいつわかってるわ! いいお話できそう!!」
「あんたはいい加減にしろ!」
「でも、二人はどうして埼玉に? しかも限りなく群馬寄りなのに……」
「それ……全埼玉県民に喧嘩売ってますよ」
「そんなつもりは無いんだけどね……」
なんとびっくり、ここのスーパー銭湯のオーナーが中川さんの親戚がやってるらしくて今日はそのオーナーさんから「ワシの孫姉妹が泊まりに来るからおめぇさんも友達連れてどうだ?」という事で付いてきたのが優子ちゃんという事らしい。
いつの間にか中川さんの背景にはその姉妹らしき影が二人居た。
という事は、私達以外の1組は優子ちゃんや中川さんになるから今日のグランピングは私にとってほぼ全員身内って事になるのかな? ちょっと安心。
そこから気づいたら30分くらい経っていて、これ以上陽乃先輩をほっておく訳にもいかず私は出る事にした。
「じゃあ私はそろそろ出るね? 陽乃先輩そろそろ外に出さないとだし、比企谷くんもしかしたら待ってるかもしれないし」
「あ、じゃあ私もそろそろ」
中川さんが一緒に出ようとした所で私の手が掴まれる。掴んでいる子は先程の姉妹の妹さんの方だった。
「どうしたの?」
「さっき、比企谷って言わなかった?」
「うん、言ったよ? 男の子の事だね」
「名前、もしかして八幡?」
「……知ってるの?」
「うん、会わせて欲しい」
気づいたら妹ちゃんの後ろに姉が来ていた。
「留美? もしかしてその人って……」
「うん、合ってたら私の恩人」
恩人って……比企谷くんがって事だよね? 今の彼は自信なくしてるだろうし。
「とりあえず……みんな陽乃先輩運ぶのと服着させるの手伝ってくれない?」
裸で出る訳には行かないもんね……。
中世古先輩語る上でいつかは出さなきゃな一人とその仲良し川さんを出しました。 姉妹は…まぁ察しの通りルミルミとその姉。姉はオリキャラになります。
本日もありがとうございました!