FEカプありSSまとめ 作:猫ご飯
クロム×小柄あたしルフレ(これしか知らないので……)
生まれたときから味覚が無かった。
姉さんやリズのいう美味しさがよく、わからなかった。
でも腹は空くもので、味のないものを食べ続ける生活が今の年齢になるまで続いた。
しかし、あいつに──ルフレに出会ったとき今までに嗅いだことがないような甘い、嗅覚を/味覚をくすぐる甘い甘い感覚を覚えた。今まで腹の中にためてきた欲を表に出されるような、俺の全ての欲を満たすために生まれてきたのかと錯覚しそうだった。
理性を保たなければ妹と同じぐらい小柄なこの少女を組み敷き、喰らい尽くしていただろう。
その思いを噛み殺し今を生きていたというのに──、記憶がないからだろうか一般的な男女の距離感ではないというのにあいつは俺にすり寄ってくる。
俺を見つけたら笑顔で駆け寄ってきて、無防備に上目遣いで見つめてきたり、挙句の果てには俺が悪いとはいえ湯浴みを見てしまったり、理性を試しているのかと問いたい。
「ねぇクロム、クロムってば何考えてるの?」
「えっあぁ、いやなんでもない」
じーっと信じられないといった表情でこちらを睨んでくる、我慢できなくなるからやめて欲しい。
「今は信じてあげる、でも疲れたなら休んでね」
我慢ができない──その血も、汗も涙も血肉全て喰らい尽くしたい、そんな思いをぐっと堪え、返事をする。
「あぁ分かった。お前も疲れたなら休めよ」
この思いは一生胸に秘めたままでいい。
この当たり前な幸せを壊すぐらいなら──
クロムに血を飲ませるルフレ
「いいわよ、クロムがそれでしか味を感じられないのなら全て差し出すわ、だってあたしたち半身でしょ?」
そう、当たり前だと言わんばかりの態度でルフレは俺に告げた。
「いいのか……?でも俺は……」
「いいの、あたしだってギムレーの器だったんだから、おかしいのはお互い様よ。」
「だからといって──!」
「ほら、いいから、あたしの血ならいくらでも飲んでいいわ。だからクロム」
味わって?とルフレは言う。
その甘い誘惑に勝てるわけがなかった。
ルフレから漂う甘い匂いを吸うだけで頭がおかしくなりそうだった。粉雪のように白い肌を舌で舐めると今までに感じたことのない甘美な味がした。
ルフレの汗を舐めるクロム
汗を舐めるたびに甘い味が口の中に広がっていく。
「ぁ……くっ、クロム……もう……」
「駄目だあともう少し」
じゅるりと音を立てて舐めるたびにルフレから嬌声が漏れ出す。それが愛おしくて更に強く舐めて、アイツの首に自分のものだという証の噛み跡を残す。
「んっ……!」
「声我慢しなくていい、もっと聞かせてくれ」
ちゅうちゅうと赤子が母親の乳を吸うようにルフレから出される液を舐め取る、終わる頃には体中俺の唾液まみれになっているだろう。
それを想像して下腹が熱くなる。
「ルフレ、もういいだろ?お前も感じてるみたいだし」
「うぅ……クロムのえっち」
「そうさせたのはルフレ、お前だろ?」
許可が降りたからルフレの外套、服を一枚一枚丁寧に脱がしていく。
「下からも美味しそうな匂いがしてる、お前は本当に甘い匂いがするな」
「あたしをそう言うのはクロムだけよ……」
顔をりんごのように赤くしたルフレは俺の理性を試しているのかと思った。
「あぁ、俺以外には見せないでくれ、絶対に」
血を座れるのが気持ちがいいルフレ
クロムに血を吸われるのが気持ちがいい。
そう気がついたのは最近だった。
吸われるたびに嬌声が喉から漏れ出す。
「……っ!」
「ルフレ、痛かったか?」
心配そうな顔であたしを見つめてくる。
痛さはあるけれど、今は快楽がそれを上回っていた。
「違うわ、ただクロムに吸われるたびに、気持ちが良くて変な声が出るの……」
「変な声じゃないだろ……?いつも夜に聞いてる、俺を興奮させる声だ」
「クロムのえっち」
両手で体を抱きしめる。
けれどそのささやかな抵抗は意味をなさず、その上からクロムに抱かれてしまった
「もっと聞かせてくれ、お前の声」
「クロムが聞きたいなら、いくらでも聞かせてあげるわよ」