今回の話では《ゾイドワイルドZERO》にて主人公たちを苦しめ、最終決戦時には共に戦ったあの2体の破壊竜のゾイドが登場します。
神聖ブリタニア帝国軍基地の地下にある研究所にて。その特殊機動兵器運用実験場には現在ルルーシュの親衛隊である深淵騎士団の隊長格たちが運用予定の機体たちが並んでいた。その機体の多くはかつてZEXISやZEUTHが運用していた機体と酷似しているが、本来の道筋とは異なる進化を遂げていることがその姿からはっきりと見て取れた。
「これがゼロ様いえ、ルルーシュ様が私たちに与えてくださった新たな力・・・」
青と白の騎士礼装を纏った元黒の騎士団団員である《セシリア・オルコット》は目の前に佇むZEXISに所属するスーパーコーディネーターの《キラ・ヤマト》の機体であったフリーダムガンダムと現在の搭乗機であるストライクフリーダムガンダムを合わせたような青・白のカラーリングの機体《セレスティアルフリーダムガンダム》を見上げる。
その隣では同じ元黒の騎士団団員である《篠ノ之箒》、《シャルロット・デュノア》、《ラウラ・ボーデヴィッヒ》、《更識楯無》が同じようにルルーシュから与えられた機体を見上げていた。
箒には紅と白のカラーリングのアストレイ系統のガンダムにして剣戟特化機体である《ガンダムアストレイ・陽炎》。シャルロットにはオレンジと黒のカラーリングのソレスタルビーイングのガンダムマイスター《アレルヤ・ハプティズム》の機体であるガンダムキュリオスを武装増加させた《ガンダムキュリオス・エクレール》。ラウラには黒と赤のカラーリングであるソレスタルビーイングのガンダムマイスター《ティエリア・アーデ》の機体であるガンダムヴァーチェをより重武装化させた《ガンダムヴァーチェ・レーゲン》。楯無には《アスラン・ザラ》のかつての搭乗機体である《セイバーガンダム》を元に回収した水色のカラーリングの機体《ストルムセイバーガンダム》。
どの機体もシュウ・シラカワやビアン・ゾルダークらを筆頭とした優秀な研究者たちと多くの戦闘データ、多くの世界の技術を組み合わせたりなどして開発されており、その性能はZEXISやドライクロイツに所属するパイロットたちの最新鋭機たちと同等の性能を誇っていた。
「まぁ実戦運用はもう少し先になるから君たちにはシュミレーションで訓練に励んでもらうけどね」
「当然だな」
ルルーシュ皇帝軍の開発者の1人である《タキオン・ヘファイストス》はタブレット片手にそう言うとラウラたちは当然のとこだと理解し頷く。アムロ・レイやキラのように騒動のどさくさで最新鋭機に乗り込み獅子奮迅の活躍を見せるなどの実例は少なくはあるが、そのような実例は稀であるし自らの命を預ける機体の性能は隅々まで理解するのは当然である。
「そういえば今頃フリューゲル卿たちが大規模な作戦を開始しているころでしたよね?」
「そうね。たしか今回の作戦ではフリューゲル卿とヴォルフガング卿のお2人は陛下から授かった専用機を使用するらしいわ」
箒が確認するように楯無に聞くと楯無は手に持っている扇子をパチン!と閉じながら答える。その時彼女たちの頭にはシュミレーションとはいえ都市を焼き尽くした2体の機械生命体の恐ろしい姿が浮かび、身体を恐怖で震わせる。その力が味方として振るわれると知っていてもあの力は下手な戦略兵器よりも生物としての本能が恐怖を感じさせられた。
「流石は別次元とはいえ地球を破壊し尽くした二大破壊竜だよね。それを制御できているあの二人も流石陛下に選ばれただけの事はあるよね」
シャルロットはそんな危険な力を自らの意思で操れるエスデスとヴォルフの精神の強さに感嘆の息を吐くしかなかった。正式にパイロットを決めるまでの間、十数人ものテストパイロットたちが破壊竜たちに乗ったが、誰もがそのあまりに強すぎる力に飲み込まれ暴走する結果だった。故に破壊竜たちの破壊本能に呑み込まれずその精神力だけで屈服させた2人はルルーシュ自らが認めた選ばれた存在であると誰もが理解させられた。
「まぁ今回の相手はそう簡単に御せるとは言えないけど、こんな所で躓くようなお二人じゃないでしょ」
タキオンはタブレットを操作しながらそう言うと楯無たちは同意するように頷いた。今回の作戦は今までのような小規模な作戦や小競り合いとは違い、敵の重要拠点の1つへの進撃というもので来たるべき時の聖戦のためにも今回の作戦は失敗する訳にはいかないし、なによりも神殺の英傑たるエスデスとヴォルフに敗北などというルルーシュの顔に泥を塗るような真似は決して許されない。
────魔王に仕えし英傑たちがその圧倒的な[[rb: 暴力>ちから ]]を振るい、世界にその恐ろしさと力を知らしめるその時は刻一刻と迫っていた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
暗黒大陸中心部にある湖に浮かぶ要塞都市《ボルボーグ》。ディガルド武国が支配するこの都市はかつて《ジーン討伐軍》が解放した要塞都市《トラフ》に並ぶ重要拠点として知られており、都市の内部ではディガルド武国の戦力の要となる《バイオゾイド》生産工場があり毎日大量のバイオゾイドが生産されては戦場へと送られていた。そのためディガルドにとっても重要な拠点としてボルボーグは高く分厚い城壁によって守られ防衛部隊としてかなりの数のバイオゾイドたちが用意されていた。
────現在、そのボルボーグをルルーシュ皇帝軍の第一機獣師団と第二機獣師団が攻撃していた。
ボルボーグの防衛部隊は城壁に備えられているビーム砲や対ゾイド用巨大大砲、バリスタなどの兵器による弾幕が城壁の外から侵入を試みている第一、第二機獣師団のゾイドたちを足止めし動きが鈍っているところをバイオゾイドであるバイオラプター、バイオメガラプトルたちが襲いかかる。バイオゾイドたちは味方からの弾幕を浴びながらも敵を倒すことのみプログラムされていることからその体が動かなくなるまで敵を狙うのを止めない。第一、第二機獣師団のゾイドたちも抵抗して反撃するがそれは無限と言っていいほど湧いてくるバイオゾイドたちの数を僅かに減らしていくだけで、城壁に辿り着けず次々とその骸を大地に晒す。
「うわぁー・・・。凄い光景ッスねぇ」
その様子を少し離れた丘の上からプテラノドン種のゾイド《スナイプテラスカイ》のコックピットからスコープ越しに城壁前の戦闘を見ている銀髪の青年《ヘルメス》は獣の闘争本能だけで暴れるゾイド達に内心恐怖とあそこに混ざらなくて良い事への安心を抱いていた。
「・・・ベイル殿からの伝令はまだか」
「まだですね。ですがそろそろ彼らの部隊も到着する頃ですから我々の動く時もそう遠くは無いはずです」
ゴリラ種のゾイド《アイアンコングマグナ》のコックピットの中で寛いでいる2m近くはある筋骨隆々の青髪の初老の大男《バイラス》は彼らの大将であるヴォルフから何か指示が来ていないか、同じようにキツネ種のゾイド《ガトリングフォックスランページ》のコックピットの中で待機している腰まで伸びている白髪の美女《コユキ》に尋ねるがコユキもヴォルフからの指示はまだ来てないと答える。
城壁を攻めているのはブラキオサウルス種のゾイド《グラキオサウルス》やゴリラ型ゾイド《アイアンコング》、トリケラトプス種のゾイド《トリケラドゴス》、ティラノサウルス型ゾイド《ゴジュラス》など大型・中型ゾイドたちであり攻撃力・防御力共に優れているゾイドたちであるが今回の作戦で彼らは囮として運用しているため積極的に行動を移していないが、このまま時間が過ぎれば予定以上の被害が出てしまう。そうコユキたちが懸念しているとサーベルタイガー種のゾイド《ファングタイガーブラッド》のコックピットの中で待機していた緑髪の美女《ジュン》はモニターにベイルからのメッセージが届いたのを確認する。
『合図が来たわ。行くわよみんな』
『おう!待ってたぜ!!野郎ども、暴れまくるぞ!!』
『『『『オォォォォーーーー!!』』』』
ジュンの言葉を聞いてまっさきに反応したバイラスは獰猛な笑みを浮かべながら丘の周囲で待機している第一機獣師団の中型・大型ゾイドたちのたちのコックピットから団員たちが雄叫びを上げる。
────狙うは現在このグラナダに接近中であるジーン討伐軍とその協力者たちである。
「予定通り、とはいかないまでも今のところ想定内にことは進んでいるな」
グラナダから少し離れた場所で待機している第二機獣師団の本隊とその母艦として扱われている超大型ゾイド《ウルトラザウルス》のブリッジのモニター越しにジーン討伐軍のゾイドたちと第一機獣師団の戦闘を見ていた。
ジーン討伐軍の主力であるゾイドとディガルド武国から離反したバイオゾイドたちの数と実力は確かに侮りがたいものであるが、それでもエスデスたちの想像を超える実力ではない。問題は彼らの協力者たちにあった。
「大グレン団にゲッターロボか・・・。厄介な連中が奴らに協力しているものだ・・・」
エスデスはモニター越しに戦場で暴れまくっている存在たちを睨みながら思わずそう呟いてしまう。
モニターにはZEXISに所属している熱血漢《シモン》が率いる《大グレン団》はシモンの愛機である合体ガンメン《グレンラガン》を先頭に大グレン団の《ガンメン》たちが第一機獣師団のゾイドたちを捩じ伏せながら城壁へと進む。
その少し離れた場所では先日の大時空震によってこの世界に現れた存在の一つである別世界のゲッターチームが操るゲッターロボ《ゲッターアーク》がその手に握る《ダブルトマホーク》でスティラコサウルス型ゾイド《レッドホーン》の首を切り落とす。
ZEXISに所属している彼らが何故ジーン討伐軍と共に行動しているかは不明だが、舐めてかかればこちらが手痛い目にあうのは明白。故にエスデスは躊躇うことなく手札を切ることを選択する。
「ビーストたちを発進させろ」
「しかしあの機体たちは今作戦では使用しないはずでは・・・」
「構わん。それよりも奴らがあの布陣を突破し城壁にまでたどり着かれる方が面倒だ」
「ですが・・・」
「なんだ?」
「・・・承知致しました」
エスデスからの指示に最初は難色を示していたオペレーターだが、有無を言わさぬエスデスに逆らうことなど出来ず大人しくその指示を聞いた。
「さて、螺旋王ロージェノムの遺産。どれほどの物か見させてもらおうか」
エスデスは戦場を移しているのとは別のモニターに映っている格納庫にて出撃準備中の獣を思わせる
◆◆◆◆◆◆◆
『くそっ!コイツら厄介すぎるぜ!!』
敵味方が入り乱れる戦場で迫り来る別次元のゲッターロボ《ゲッターアーク》のパイロットである《流拓馬》はそう愚痴りながらもバイオメガラプトルとディノニクス種のゾイド《ギルラプター》の攻撃をかわすとゲッターダブルトマホークでその首を切り落とす。しかし休み暇も与えないと言わんばかりに首を落とされたバイオメガラプトルとギルラプターの尻尾を掴んだナックルコングが2体の骸をゲッターアークに投げつける。それによって視界を一瞬遮られた拓馬はゲッターダブルトマホークで投げられたバイオメガラプトルとギルラプターを弾き飛ばすが、その隙に目の前まで接近したナックルコングの右拳がゲッターアークの右頬にぶちかまされ、ゲッターアークはその衝撃にたたらを踏む。
『くそっ!倒しても倒してもキリがねぇ!?』
『このままじゃグラナダに辿り着く前にこっちが倒れちまうぜ!?』
『だが無理やり突破するにしてもこの数を相手にはっ・・・!』
拓馬の舌打ち交じりの言葉に山岸漠とカムイもコックピットの中で額に汗を浮かばせながら目の前に広がる大地を埋め尽くす勢いで迫るゾイドたちを睨む。
『おいおい!弱音を吐くなんてそれでもゲッターチームかよ?』
『自信が無いなら俺たちの後ろから追いかけてもいいんだぜ?』
弱音を吐く拓馬たちに発破を掛けるように大グレン団のメンバーであるキッドとアイラックが相棒ガンメンである《キッドナックル》と《アインザー》で襲い来るゾイドたちを迎撃しながら声をかける。その少し離れた場所ではジョーガンとバリンボーの《ツインボークン》がゴリラ型ゾイド《アイアンコング》と殴り合いを繰り広げ、マッケンとゾーシィの《モーショーグン》と《ソーゾーシン》が襲い来るティラノサウルス種のゾイド《デスレックス》を食い止める。
『はっ!そっちこそおっさんの癖に無理しすぎんなよ!!』
『言うじゃねぇか!それでこそゲッターチームってもんだ!!シモン!ここは俺たちが食い止める!!お前らは先に進め!!』
『助かる!』
拓馬の強気な言葉にニッと笑みを浮かべながら《キングキタン》のパイロットであるキタンはサルコニクス種のゾイド《ガブリゲーター》の噛みつきを盾で防御し無防備に開いている口内に槍を突き刺しながら大グレン団のリーダーであるシモンに先に行くよう伝えると、シモンは相棒である《グレンラガン》のグラサンカッターで襲い来るバイオラプターグイを真っ二つに切り裂きながら大グレン団とジーン討伐軍が作ってくれた道を突き進む。
シモンに続くように大グレン団からはヨーコ・リットナーの《ヨーコMタンク》、ギミーとダリーの《グラパール》が、ジーン討伐軍からはルージ・ファミロンの《ムラサメライガー》、ラ・カンの《ソードウルフクラッシャー》、レ・ミィの《ランスタッグブレイク》、ガラガの《デッドリーコング》、コトナ・エレガンスの《レインボージャークウインド》、ロン・マンガンの《バンブリアングランド》、セイジュウロウの《ソウルタイガーブースト》、ザイリン・ド・ザルツの《バイオヴォルケーノ》がそれに続く。
少数精鋭で突破しそれによって出来た包囲網の穴を突いてほかの部隊の突破のきっかけにしようとしたが、当然そう簡単に事は運ばない。
『────悪いがここから先を通す訳にはいかない』
その声が聞こえたのと同時にシモンたちの前を巨大な炎の壁が出現し、シモンたちは思わず足を止めてしまう。そしてその声の主を探そうと周囲を見渡そうとした瞬間、炎の壁の中から平然と歩きながらソレは姿を現した。
『で、でけぇ・・・』
ガラガが思わずそう呟いてしまうほど彼らの前に現したそのゾイドは巨大であった。ジーン討伐軍の大型ゾイドであるエレファント型ゾイド《エレファンダー》の数倍を超える巨大さはムラサメライガーたちが見上げるほどであり、その姿はまさに凶悪な肉食恐竜そのものでありゾイドたちはルージたちパイロットの意思と関係なく本能から後ずさりしてしまう。
────そのゾイドの名は《ジェノスピノ》。別次元の地球で破壊の限りを尽くした凶悪なゾイドとして名を馳せ、《灼熱の破壊竜》の2つ名を持つゾイドが今このときを持ってその力を振るうのだった。
『────俺の名はベイル・ヴォルフガング。偉大なる皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア陛下に仕えし《
ジェノスピノのスピーカー越しから聞こえたベイルの声にルージたちは息を飲んだ。彼らにとって敵であるルルーシュ率いるブリタニア帝国の中でもルルーシュの直属騎士の1人であるベイルがこうして目の前まで来ていることに驚きを隠せずどうすべきか即座に判断出来ないでいた。
『貴様らに与えられる選択肢は2つだ。大人しくこの戦場から去るか、この場で俺たちに殺されるかだ』
ベイルはシモンたちに対してそう宣言するとジェノスピノの周りにファングタイガーブラッドを筆頭に強力なゾイドたちが集い始めた。それは間違いなくシモンたちを容赦なく潰すという意思表示と捉えられる。
『待ってください!あなたたちと俺たちは同じディガルドと戦う存在のはずです!今は敵対するんじゃなく共に協力すべきです』
ベイルの言葉に真っ先に反応したルージが今は互いに争うのではなく共に協力し共通の敵を倒すべきだと問うが、ベイルにとって大グレン団はともかくジーン討伐軍と手を組む気など微塵もない。
『確かに俺たちはディガルドと敵対している。だが、俺にとって滅ぼすべき存在は全てのディガルドだけではなく全ての元凶であるソラの人間も含めた全てだ』
『そんな!ソラの人たちだって───』
『奴らは存在自体が害悪だ。故に1匹残らず駆逐する』
ベイルはルージの言葉に対してそう断言する。そこには表情が見えずとも声だけでもディガルドとソラの人に対する憎悪と怒りが感じ取れるほどだった。
『故に貴様らが邪魔をするというのならこの場で始末する。このジェノスピノでな!!』
ベイルがそう叫ぶのと同時にジェノスピノもまた雄叫びをあげる。それを聞いた全員が気を引き締め戦闘態勢をとる。
『やはりこうなるか。いいだろう、貴様らをここで潰して俺は俺の目的を果たす!!』
ベイルがルージたちが戦う気であると感じ取るとジェノスピノを起動させると同時に両脚の側部に装備されているロングキャノン砲《A-Zロングキャノン》を構えると同時に放つ。ルージとシモンたちはその砲撃を何とかかわすがその一撃は近くにいたバイオゾイドとジーン討伐軍のゾイドたちの装甲を砕きながら地面に巨大なクレーターを作り出した。
『なんて威力なのっ!?』
『あんなのくらったら一溜りもないわ!?』
『余所見してる暇はないっスよ!!』
ジェノスピノのあまりの一撃の威力の高さにコトナとミィは顔を青ざめる。しかしそんな暇は許さないと言わんばかりにスナイプテラの部隊を引き連れたヘルメスのスナイプテラスカイがレインボージャークウインドとランスタッグブレイクの上から翼に装備されている《フォースバレルガトリング》による攻撃を仕掛ける。レインボージャークウインドとランスタッグブレイクはかわすも上空からの射撃に苦戦する。
離れた場所ではデッドリーコングとアイアンコングマグナがノーガード戦法での殴り合いを繰り広げ、別の場所ではソードウルフクラッシャーとソウルタイガーブーストがガトリングフォックスランページの背中のガトリング砲《A-Zインフィニティガトリング》の斉射を避けながらファングタイガーブラッドと接戦を繰り広げていた。そして残っているムラサメライガー、バンブリアングランド、バイオヴォルケーノ、グレンラガン、ヨーコMタンク、2機のグラパールはジェノスピノと相対しているが、彼らは苦戦を強いられていた。
『どうした!その程度の力でこの俺を止められると本気で思っていたのか!!』
『うわぁぁっ!?』
ジェノスピノはギミーのグラパールにその巨大な尻尾を勢いよく振り回すとギミーはかわすのは無理だと考え両腕をクロスして防御するが、小石を蹴り飛ばしたかのような勢いで弾き飛ばされたグラパールは地面を数回バウンドしながら地面に叩きつけられた。今の一撃によりギミーのグラパールの両腕は粉々に砕け、両脚にもヒビが入っており戦闘続行は不可能となった。
『ギミー!?』
『このぉ!!』
ギミーが倒されたことに驚きながらもダリーとヨーコ、ロン。そしてジーン討伐軍のゾイドたちがジェノスピノに対して持てる限りの武器を用いて一斉射撃を仕掛ける。その攻撃は戦艦ですら容易く破壊するほどの威力でありいかにジェノスピノが強大な存在であろうとダメージはかなりのものであろうと誰もが思っていたが・・・
『そ、そんな・・・』
しかしジェノスピノには一切の傷がなく健全な姿を晒していたことにルージは顔を青ざめながらジェノスピノを見上げる。それを見ていたジーン討伐軍のゾイド乗りたちもジェノスピノが規格外の存在であると思い知らされ恐怖で支配されそうになる。そしてその隙を見逃すはずもなくジェノスピノは口内の《A-Z高熱火炎放射器》から放たれる炎がディルガルドとジーン討伐軍のゾイドとバイオゾイドたちを飲み込むと一瞬にして装甲がバターのように溶け、ドロドロの金属が地面に広がる。燃え盛る大地を諸共せずジェノスピノは次の狙いとしてムラサメライガーに目をつけるとA-Zロングキャノンの砲身を向ける。
『背中ががら空きだぜ!!』
ジェノスピノの上からゲッターアークとグレンラガンが同時に攻撃を仕掛けてくる。上からの攻撃はジェノスピノの武装からして迎撃できる手段はないと拓馬たちは判断しての攻撃だったが、グレンラガンのドリルとゲッターアークのダブルトマホークがジェノスピノの背中に当たるより先に2機は横から投げ飛ばされた斧が胴体に当たり、2機は地面に叩きつけられる。何者による攻撃か確認しようと斧が飛んできた方向を見るとそこには獣を彷彿とさせるような姿をした胴体にも顔がある黒きゲッターロボ《ゲッタービースト》の姿があった。
『グルルルルル・・・』
『ゲッターザウルス!?いや、違うゲッターロボか!!』
カムイは一瞬祖国である恐竜帝国が開発したゲッターロボ《ゲッターザウルス》と一瞬勘違いしたが、否定しながらゲッタービーストを睨む。
────ゲッタービースト。それは亡き獣人たちの王、螺旋王ロージェノムが偶然入手したゲッターロボを元にガンメンのデータを合わせて開発した獣人専用のゲッターロボ。テッペリンにて開発途中だった機体をルルーシュが秘密裏に回収し先日完成した機体であった。
『どうやら厄介なのはゲッターロボだけではなさそうだぞ』
グレンラガンのもう1人のパイロットであるヴィラルがゲッタービーストの後方にいる存在を睨む。そこにはかつてZEXISが敵対し打破した螺旋王四天王専用ガンメンであるビャコウ、セイルーン、シュザック、ゲンバー。さらには螺旋王ロージェノム専用ガンメン《ラゼンガン》たちのプロトタイプらしきグレーカラーで統一されたガンメンたちが並んでいた。
『くっ!これじゃあ先に進めねぇ!!』
シモンはジェノスピノだけでなくゲッタービーストやラゼンガンなどのガンメンたちが立ち塞がっていることに思わず歯噛みする。
そしてシモンたちはジェノスピノたちと激しい攻防を繰り返すのだった。
◆◆◆◆◆◆◆◆
「ベイルたちのおかげで大グレン団とジーン討伐軍の足止めが成功しているな」
「はい。おかげでエスデス様のゾイドの準備も間に合いました」
エスデスは格納庫を歩きながら整備兵の報告を聞き、獰猛な笑みを浮かべていた。エスデスの視線の先にはもう一体の破壊竜《オメガレックス》が鎮座していた。
「ふふふっ。ようやく陛下から与えられたこの力を振るえるというものだ」
エスデスはオメガレックスの力を振るえることとそれ以上にルルーシュから与えられたという事実に嬉しさに笑みを隠せず、そんなエスデスの表情を見た事がないエスデス直属の兵たちは逆に恐怖していた。
「さぁオメガレックス。その力を存分に振るえ!!」
オメガレックスのコックピットに乗り込んだエスデスは指定の位置に向かわせる。それまでの間にバイオラプターやバイオメガラプトルがオメガレックスに群がるように襲いかかるがその攻撃はオメガレックスの装甲に傷をつけることも出来ず、バイオゾイドたちは踏み潰されるか噛み砕かれて絶命していく。
そして指定された場所に辿り着いたオメガレックスはその力を今こそ振るわんとする。
『さぁその暴威を振るえ!進化 解放!エヴォブラスト!!』
エスデスはゾイドの力を高める《エヴォブラスト》を発動させるとオメガレックスのは発射時の衝撃に耐えるために両足のフットロックが固定し、エネルギーを分散させず一点に集中するため、顎にある収束シールドを前方に展開、同時に大きく開口した口内から砲身がせり出し、背部の荷電粒子供給ファンが展開して回転、空気中の荷電粒子を取り込み、収束シールドを展開しながら同時にチャージを開始した。
『まずはあの邪魔な城壁を破壊しろ!!荷電粒子砲、発射!!』
ボルボーグの城壁に照準を合わせると荷電粒子砲発射のスイッチを入れる。亜光速まで加速した荷電粒子ビームは直線上に存在するバイオラプターやバイオメガラプトルたちを巻き込みながらグラナダの城壁を破壊する。荷電粒子ビームは城壁だけでなく都市内の司令部や工場を消し飛ばしながら反対側の城壁も破壊した。
『さぁお前たち。蹂躙しろ』
エスデスは待機していたゴジュラスやデスレックス、アイアンコングたち大型ゾイドとゴズー、メズー、ギャンザたちガンメン部隊に指示を出すと崩壊した城壁を踏み越えてグラナダの制圧を始める。司令部も壊滅しているボルボーグは瞬く間に制圧が完了した。
その後ボルボーグの制圧を完了させた第一・第二機獣師団は残存勢力であるディガルド武国のバイオゾイドを殲滅を行いつつジーン討伐軍と大グレン団への攻撃を続ける。これにより周囲にいたディガルド武国のバイオゾイド全て殲滅完了し、被害が大きくなったジーン討伐軍と大グレン団も撤退していった。
これによりまたルルーシュ皇帝軍の力が世界に知らしめられるのだった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ブリタニア皇帝宮・謁見の間。
その謁見の間の床を覆い尽くす、血のような真紅の絨毯の上に、アレン、ウォーダン、ミリアルド、クロノア、ゼハート、グラハムの6人が、最低限の光量で照らされた奥の玉座に控えているルルーシュに向かって跪いている。エスデスとベイルは暗黒大陸、モニカは現在マリーベルの補佐として第三機甲師団と共にスペインへ、ティア、アリシア、セレスはルルーシュの命令を受けて第二・第三混成師団、第四機甲師団と共に日本へとそれぞれ向かっているため不在である。
「────以上が、シュナイゼル・エル・ブリタニア率いる反乱軍本隊の一連の
ゼハートがそう報告を終えると、ルルーシュは頷きながら、玉座の左手にジェレミアと共に立っているトレーズを振り返った。
「やはり、シュナイゼルが動いたか」
「簒奪者たる皇帝を討つのに、最もわかりやすい旗頭は彼だからね。地球連邦軍の約30%がこちらの指揮を離れ、彼についたよ」
「ふむ・・・予想通りだな」
「ではどうするつもりだ、ルルーシュ?」
トレーズに聞かれたルルーシュは、薄笑いを浮かべて促すように彼に言った。
「全ては
「無論だ。
「すまない、トレーズ・クシュリナーダ。あなたがいなければ、俺はこの地位に辿り着けなかっただろう。・・・しかし、奇妙な感覚だ。俺の最後の同志が、あなたたちになるとは」
ルルーシュの感慨深げな言葉に、トレーズも感慨深い表情で頷いた。
「そうだな・・・それは私も同じ気持ちだ。直接、手合わせをしていないにしても、我々は敵同士だったのだからね」
「私とあなたをつないでくれた彼に、感謝しなくてはならないな」
ルルーシュのその言葉を聞いたトレーズの脳裏に、ひとりの宿敵である青年が思い浮かんだ。
「
「ああ、頼む。ミリアルド、ゼハート。お前たちは第一混成師団、第一機甲師団と共に引き続きトレーズ司令の補佐を」
「「イエス・ユア・マジェスティ」」
ルルーシュの言葉に深々と一礼してから、ミリアルドとゼハートはその場を悠々と去っていくトレーズの後を追って、玉座の間から消えた。
「・・・感謝するぞ、トレーズ・クシュリナーダ・・・」
トレーズ、ミリアルド、ゼハートの姿が見えなくなったところで、ルルーシュは再び感慨深げな声を発した。
その後、玉座の右手にライとセシルと共に控えていたロイドが、戯けたような声で言った。
「いやはや、さすがはとライくんとマリーベル殿下と並んで皇帝陛下の側近を務められる人物だ。エレガントだねぇ〜」
「・・・あの方は、ルルーシュ皇帝と肩を並べるに相応しい御方だよ」
ジェレミアが、トレーズたちの去っていった方向を見て静かに唸った。
その時、ロイドはセシルがどこか浮かない表情をしているのに気がついた。
「セシルくん・・・やっぱり、まだ引っかかってる?皇帝陛下についたことを」
「いえ・・・皇帝陛下とライくんの目指す先を知った今、私も心を決めました」
ロイドにそう聞かれ、さっきまでの浮かない表情をいつもの穏やかな表情で打ち消した。
そこでルルーシュが、ロイドに聞いた。
「俺とライの機体の状況についてはどうなっている?」
「現在、キャメロットも含めた技術陣が総出で、皇帝陛下が指示された通りの改修を日夜進めていますが、やはり
「そうか・・・まあ、進んでいるだけでも良しとしよう。感謝するぞ、ロイド、セシル。君たちキャメロットの協力にもな」
「またまた・・・拒否したら、ギアスを使うんでしょうに。でも、マリーベル殿下やライ卿のと同じその力には、僭越ながら興味がございます。一度、分析させてくれませんかねぇ?」
「────死にたいのか、ロイドよ」
戯けながら尋ねたロイドに向かって、ジェレミアが目を鋭く光らせた。
「科学者として知的探求に熱心なのは結構なことだが、そのような発言と行動は場を選ぶことだな。今は陛下もその
「残念でした〜、ジェレミア卿。まだまだ僕も世界に絶望してないんでね。まあせいぜい、目障りな真似はしないよう心がけておきますよ」
ジェレミアに睨みをきかされても、ロイドは戯けた調子を崩さなかった。
そのふたりの一幕を見て、ルルーシュは溜め息をついた。
「・・・しかし、我ながら人望がないな。ようやく各地の反乱分子の制圧が終わったかと思えば、予想通りとはいえ、連邦軍がこうも簡単に割れるとは・・・」
「我々の力を身に沁みらされてもなお、目先の欲に血眼になれるのも、人類の敵の相手をZEXISとドライクロイツが引き受けてくれたおかげというものですか」
そう口を開いたアレンに続いて、クロノアも言った。
「ミスルギ、ディガルド、ギャラルホルン。そして《
「だからこそ、俺たちがわからせてやる必要がある。シャルル・ジ・ブリタニアによって綿々と続かされてきた悪しき伝統に縋る愚かしさと浅ましさというものをね」
「・・・これでルルーシュ皇帝は歴史に名を残すということか。地球連邦を・・・全てを破壊した王として・・・」
アレン、グラハムがそれぞれ言った後、ルルーシュは自分の顔に向けてゆっくりと手をかざした。
「序の口だよ、まだ・・・これから俺は、多くの血を流す。かの
「ルルーシュ・・・」
ルルーシュの言葉にライは驚きか、嘆きか分からないが微かに声を震わせた。
「ユフィだけじゃない。ナナリーも、俺たちは失った・・・いや、失い過ぎた。それでも明日を迎えるためには、まず────世界征服だ」
宙にかざした手を握りしめた後、ルルーシュは自嘲気味に笑った。
「まさかシャルル・ジ・ブリタニアと同じ言葉を口にしようとはな。自分で自分に愕然とさせられるよ」
「だが、やるつもりなのだろう?お前たちは・・・」
ルルーシュの玉座のすぐ隣に設けられた、玉座ほどの大きさではないが豪奢な椅子に腰掛け、チーズくんのぬいぐるみを抱いたC.C.が、ルルーシュとライを見回して言った。
「全ては、《ゼロ・レクイエム》のために・・・!」
「「「イエス・ユア・マジェスティ!!」」」
ライ、アレン、ウォーダン、ミリアルド、グラハム、クロノア、ゼハートの7人が、ルルーシュの言葉に力強い了解の言葉を出した。
「・・・それで、どうするんです、陛下?
「そのために地球連邦を手に入れたわけだが・・・」
ロイドに聞かれたルルーシュは、セシルを振り返った。
「セシル。レイラからの連絡は?」
「陛下のご指示の通り、W-Zero部隊と第零騎士団、深淵騎士団を率いてトウキョウへと先行しています。そして本日、陛下が近いうちに計画されている会談に向けて、潜伏している《日本解放戦線》の残党の殲滅準備を整えています」
セシルの言葉の後、今度はC.C.がこう訊ねた。
「本当なのか?
「例の情報と、カンボジアのトロモ機関がブリタニアから離反したという事実・・・これらを重ねた時、見えてくる真実はひとつしかない。シュナイゼルが行動を起こす前に、計画を次の段階に進めねば・・・」
ルルーシュの言葉に、ライ、ミリアルド、ゼハート、グラハム、アレン、ウォーダン、クロノアそしてジェレミアが揃って険しい表情になり、頷いた。
ゲッタービースト
螺旋王ロージェノムが偶然旧ゲッターロボの残骸から入手したゲッター炉心を元に獣人たち専用のゲッターロボを開発。パイロットはゲッター線を浴びさせながら製造した獣人たちから優秀なものたちを選抜した。ゲッターチームの戦闘データを学習させていることから並の機体やパイロットでは相手にもならない。獣人の強靭な肉体でようやく操縦できるためゲッターチームなどの極一部の特殊なパイロット以外が操縦すれば気絶、下手すれば肉塊になってしまう。ゲットマシンはファルコン号、パンサー号、ライノス号の3機によって構成されている。
ゲッタービースト
武装:ゲッターアックス×2、ゲッタークロー×2、ゲッターテイル、ゲッターアサルトライフル、ゲッタービーム
ゲッター1、ゲッタードラゴンに当る形態。四天王ガンメン《ビャコウ》のデータも組み合わさったゲッターロボとガンメンの混成機体。
ロージェノム自らの指揮の元開発された獣人専用のゲッターロボ。
短い柄に大きめな片刃の斧をメインに使用し、2つの斧を組み合わせることで長い柄の大斧に変形が可能。両腕の手甲部分にゲッター合金製の鉤爪《ゲッタークロー》を装備し敵を切り裂くことが可能。
《イメージは『ゲッターロボアーク』に登場するゲッターザウルスを恐竜から虎をベースにしたものでさらに『天元突破グレンラガン』の四天王ガンメン《ビャコウ》の両肩と腹部にビャコウの顔がついている。カラーリングは黒》
ゲッターガルーダ
武装:ゲッタードリル、ゲッターカッターウイング、ゲッターチョッパー、
ゲッター2、ゲッターライガーに当る形態。四天王ガンメン《シュザック》のデータも組み合わさったゲッターロボとガンメンの混成機体。
右腕はゲッター2のドリルに刃が追加されたものが装備され、左腕は鳥の鉤爪のような形をしており回転ノコギリである《ゲッターチョッパー》へと変形可能。背中の両翼である《ゲッターカッターウイング》はそのままでも鋭利な刃として敵を切り裂くだけでなく、ゲッター線が混じった真空の刃を斬撃波として放つ。胴体には《破滅の大羽(デモリッシュ・ブルーム)》使用時の顔が浮かんでいる。
《イメージはゲッターライガーをベースに《ガンダム鉄血のオルフェンズ》のモビルアーマー《ハシュマル》の機械的な鳥の足に背中にシュザックの両翼がついたもの。モチーフは大鷲でカラーリングは翡翠色》
ゲッタータウラス
武装:ゲッターモーニングスター、ゲッターホーン、ゲッターバズソーアーム、ゲッターミサイルポッド
ゲッター3、ゲッターポセイドンに当る形態。四天王ガンメン《ゲンバー》のデータも組み合わさったゲッターロボとガンメンの混成機体。
両肩にゲッター合金製のフレイル型のモーニングスター《ゲッターモーニングスター》を2本装備し、手に持って扱うだけでなく、鉄球を砲弾のように飛ばして攻撃を放つことが可能。頭部の牛のような流線的な2本の角《ゲッターホーン》からは雷を放つことが可能。ゲッター3の代名詞とも呼ばれる技《大雪山おろし》を放つことは出来ないがその代わりに腕の関節ごとについている鋭利な刃を関節ごと回転させることで腕をぶつけるだけでズタズタに敵を切り裂くことが可能。下半身はキャタピラを折りたたむことで二本足で立つことが可能。背中にはゲッターミサイルを放つミサイルポッドを装備している。腹部にはゲンバーの顔が浮かんでいる。
(イメージはEX合金ゲッター3をベースに頭部にゲンバーの角を生やしたもの。モチーフは闘牛。カラーリングはオレンジ色。)
武装ガンメン
ゲッタービースト専用の武装型のガンメン。単体でも戦闘できるがゲッタービーストに装備することで真価を発揮する。
カノータス
ホーダイン型のカスタムガンメン。ダヤッカイザーとヨーコMタンクのデータを元に開発されたこの機体は単体でも戦えるが、上部の大型レールガンと胴体を分離させることでゲッタービーストと合体することが可能。大型レールガンは右腕部に装備されゲッター炉心と同調することでゲッター線を帯びた特殊弾頭を放つことが可能。胴体は左腕部に装備されてメリケンサックのように拳に移動させて武器として使えるだけでなく、ゲッター炉心と同調することによってゲッタービームシールドを発生させることが可能。(イメージは翡翠色のダヤッカイザー)
ビースティン
星型ガンメンのカスタムガンメン。キングキタンのデータを元に開発されたこの機体は単体でも戦えるがゲッターガルーダの左腕と連結することが可能。これにより強力な刺突攻撃を繰り出すだけでなく、敵機にビースティンを突き刺すことで頭部の突起を開くことで敵を真っ二つに裂くことが可能。(イメージは銀色のキングキタン)
ツイントレット
二つ顔のカスタムガンメン。ツインボークンのデータを元に開発されたこの機体は単体でも戦えるが、左右の胴体を分離することでゲッタータウラスの両腕部に装備することが可能。掌から螺旋状に放たれるゲッタービームは貫通に特化し、その拳は敵を粉砕することが可能。(イメージは黒色のツインボークン)
あとがき
今回はゾイドワイルドZEROで猛威を奮ったジェノスピノとオメガレックスを登場させました。サイズはアニメ版を意識しているのでエレファンダーを余裕で踏み潰せるぐらいの巨大さを持っている。先日開催されたゾイド展に行きましたが色んなゾイドたちがいて見ててとても楽しかったです(なお行ったのは2ヶ月も前)。見てて思ったのがやっぱり自分はデカくて威圧感のあるゾイドが好きなんだなって思いました。主人公たちより敵のゾイドに魅力を感じてしまう・・・。冒頭にてISのキャラが登場していますが、彼女達の活躍はもう少し先になります。ちなみに作者の一番最初に好きになったISヒロインはシャルロットです。次回の話ではオリジナルの敵として《コードギアス》の日本のレジスタンス組織である日本解放戦線の残党を登場させますが登場予定キャラに草壁の息子を出す予定です。それではなるべく早く投稿できるように頑張ろうと思います。